最終更新日:2024/07/25
セントジュリアンを訪れる方の多くが気にするのが現地の治安。渡航する国や地域によっては治安の悪いエリアもあり、生活する上でさまざまな点に注意が必要です。
特に海外に比べ治安の良い日本で暮らしている人にとっては、思わぬことがトラブルのきっかけになることも十分にあります。
そこで今回はセントジュリアンの治安に関して、現地で注意すべきトラブル事例、危険な目に遭わないためのポイントなどを紹介します。現地でトラブルに巻き込まれないためにも、ここで紹介するポイントをしっかり抑えておきましょう。
[目次]
【留学行くか迷っているなら、まずはLINEで相談!】
いつかは留学へ行ってみたい。そう思ったら今すぐ留学相談!
スクールウィズのLINE相談なら、ちょっとした疑問から具体的な留学先の検討、見積もり・申込手続きまで留学カウンセラーが一人ひとりのご相談に対応しているので、検討が一気に前に進みます。
【LINE相談で知れること】
1. 目的を叶えるための留学プランづくり
2. 学びたいことや学習・生活環境など希望に合った留学先のご紹介
3. 想定する期間や留学先で実際にかかる費用
4. ビザや航空券などの準備の流れ
LINEだからいつでも思い立った時に、自分のペースで聞ける。憧れの留学に「あなたにピッタリなプラン」を見つけてみませんか?
マルタの治安は良く、比較的安全と言える国です。犯罪率の低さは、ヨーロッパ36カ国中、デンマーク、エストニアに続く第3位です。
暴力犯罪に関しては、全世界でも第10位という治安の良さになっています。
治安が良い国ではありますが、場所や時間によっては注意が必要です。クラブが多いセンジュリアンにあるパーチャビルは夜になると賑わいますが、トラブルも増えやすくなります。夜の繁華街の1人歩きはしないようにしましょう。
ここではセントジュリアンで実際に発生している犯罪、トラブルについて紹介します。対策を練るにもまずはどんなトラブルが実際に起こっているかを知る必要があります。
セントジュリアンは日本人の旅行者や留学生も多く、彼らを狙ったスリ被害が多数報告されています。
発生しやすい場所は、混雑しているバスの中や、クラブやバーが密集している繁華街の中です。特にスマートフォンなどの高価な電子機器は狙われやすくなっています。
スリはバスの中など比較的安全と見られている場所でも起こりますが、強盗や窃盗は夜の繁華街を中心に発生するのが特徴です。
暴力を使って所持品を盗むような事例は少ないですが、かばんや服のポケットを切り裂いて財布や携帯を盗んだり、置き引きの被害も少なからず報告されています。
マルタの首都バレッタ近郊では10台の車が一斉に車上荒らしにあった、という事件が報道されるほど車上荒らしの発生率が高いとされています。
バレッタと比べると、セントジュリアンでの発生率は低いですが、レンタカーで移動する観光客もいますので車上荒らしには十分注意が必要です。発生しやすい場所は駐車場で、長時間車を停めているすきに、ガラスを割られ車中の貴重品などを奪われるといった手口です。
以前は少なかったものの、最近はマルタ全土で空き巣が増えていると言われています。
外出をして家に戻ると、鍵をしたはずのドアが開いていて、家の中が荒らされ金目の物が盗まれていたといった事例です。セントジュリアン市内どこでも起こり得ますが、長期滞在の留学生の住居などで発生しやすいです。
マルタ全体は治安が良く暴力事件に巻き込まれる可能性は低いと報告されていますが、セントジュリアンの中でもパーチャビル(Paceville)と呼ばれる繁華街は、売春やドラッグなどの犯罪が集まる場所とも言われています。
夜のクラブやバーで観光客や留学生が暴行を受けた事例もあります。
上で紹介したトラブルに巻き込まれないためにも、セントジュリアンに滞在している間は以下のポイントを意識するようにしましょう。
バックを肩からかけて、両手にショッピングバックを持ってバスに乗れば、ほぼ100%狙われます。
荷物は最小限に抑え、肩掛けカバンよりは前で抱えられるリュックなどで移動した方が良いでしょう。また、衣服の外側のポケットには何も入れないのが得策です。ポケットに膨らみがあると、それが貴重品であると勘ぐられてしまいます。
現金をこまめに持つことで、万が一窃盗の被害にあってしまった時に被害を最小限に抑えることができます。
パスポートは基本的に、滞在先の鍵のかかるスーツケースや金庫の中に保管しておき、外に出る時はコピーを持ち歩くようにしましょう。
またクラブやバーなどでは、非日常的な空間でつい無防備になってしまいがちです。「ここは海外」という自覚を持って、スマホを置きっぱなしにしないなどして、被害を未然に防ぎましょう。
車を離れる際は、短時間であっても金目のものや貴重品を車内に残さないで下さい。
パソコンなどの重いもので、やむを得ず置いていく場合でも、せめて鍵のかかるトランクに入れ外から見えないように工夫して下さい。セキュリティー機能のある駐車場があればそちらを利用しましょう。
空き巣被害を防ぐためには、部屋にオートロック機能があり、セキュリティースタッフが常駐している住居を選びましょう。この条件に合わない滞在先の場合でも、泥棒が侵入しやすそうな場所に防犯ブザーを設置することも対策になります。
また、アパートなどの集合住宅では1階の部屋が狙われやすいと言われています。できるだけ2階以上の部屋を探しましょう。
多くの飲食店が並ぶ繁華街では、酔っ払いが始めた喧嘩に巻き込まれることもあります。
自分自身が飲み過ぎないよう自制をきかせることも大事です。また、レイプなど暴力が絡んだ性犯罪には、女性一人で出かけない、濃い化粧で出歩かない、見知らぬ男性を信用しないなどの対策ができます。
自身がいくら注意していても、外的な要因でトラブルに遭遇することがあります。事件や事故に巻き込まれたり、急病になった場合に連絡すべき場所はどこなのか、事前にしっかり把握しておきましょう。
ここでは、警察、救急、大使館の情報を紹介します。基本的に電話番号は機関ごとに分かれていますが、緊急時に警察、救急車、消防車を呼びたい時に使える救急ダイヤル「112」という番号もあるので覚えておくと良いでしょう。
TEL 191(マルタ全土共通)
電話口で状況を説明すると、その地域の最寄りの警察署から署員を派遣してもらえたり、場合によっては警察署に出向いて書類の提出を求められます。
海外でのトラブルは気が動転してしまうと思いますが、なるべく落ち着いて正確に情報を伝えられるようにしましょう。
滞在中に万一パスポートを紛失・盗難・焼失・損傷などした時、通常は現地大使館もしくは領事館でパスポートの再発行等をしてもらいますが、マルタには日本国大使館がありません。
マルタ共和国は在イタリア日本国大使館が兼轄していて、パスポートやビザ絡みの書類は、基本はイタリアとの郵送手続きになります。なので、困った時まずは在イタリア日本国大使館に連絡してみてください。
在イタリア日本国大使館情報
電話受付時間 | 月~金曜 9:30-12:45、14:15-16:30 |
---|---|
電話番号 | (+39)06-487-991 |
住所 | Via Quintino Sella 60, 00187 Roma |
大使館URL | https://www.it.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html |
セントジュリアンの中には、特に犯罪に巻き込まれないよう注意が必要なエリアがあります。ここでは3カ所紹介します。
photo by:Artur Bogacki/ Shutterstock.com
夜の繁華街として知られ、マルタ国内でも「アルバートタウン(Albert Town)」というエリアと並び、圧倒的に犯罪率の高い場所です。
大手の語学学校もこの近隣にあるため、外国人留学生が学校の集まりで飲みに行く機会も多いです。
観光客や現地の若者も集まり、夕方から翌朝まで夜通し賑やかなので、スリなどの軽犯罪だけでなく麻薬が絡んだ犯罪や強盗事件も発生しています。新聞の紙面に掲載されるような事件も頻繁に起きます。
これだけ危ないとは言っても、このエリアはナイトスポットとして有名なエリアなので、セントジュリアンで訪れない人は少ないでしょう。
パーチャビルに出向く場合は、集団で行動したり、知らない人に親切にされても付いて行かないなど、犯罪から自分の身を守るための行動を心がけて下さい。
photo by: Valery Bareta/ Shutterstock.com
スピノーラ湾は街の中心部からそれほど離れていない、地元民と観光客の両方で賑わうスポットです。犬の散歩やランニングをする人も見られるなど、一見のどかでトラブルとは無縁のようですが、注意が必要です。
開放的な気分になっていると、気が緩みがちになります。その隙を狙ったスリなどの被害に遭う観光客や留学生もいますので、手荷物の管理にはしっかり気を配って下さい。
また、湾沿いには著名人も訪れるレストランが複数あり、お金持ちが集まる場所という認識も浸透しています。身なりが不自然な人を見つけた場合は、盗難等に警戒した方が良いでしょう。
photo by:Craig Hastings/ Shutterstock.com
セントジョージズベイだけでなく、セントジュリアンには到るところに小さなビーチがあります。ビーチ沿いには観光客や有名なホテルが集まるため、窃盗が多く起こります。
具体的には、海に入っている時や日焼け中手荷物から目を離したすきに、所持品を盗まれます。できるだけ高価なものを身に着けず、荷物はコンパクトにまとめてください。
一人でビーチに行く場合は特に、お金(貴重品)は持って行かないのが鉄則です。やむを得ず持参する場合でも、捨ててもいいような袋に少額を入れるのが良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。
セントジュリアンでは、スリや窃盗などのトラブルが実際に発生しています。こういったトラブルに巻き込まれないためには両手は絶えず空いた状態にするや大金は持ち歩かずにこまめに両替、換金をするなどの対策とる必要があります。
また、セントジュリアンの中でも特に治安面で注意が必要なエリアはパーチャビル(Paceville)とスピノーラ湾(Spinola Bay)です。
これからセントジュリアンを訪れる予定のある方は以上の点に注意して、安全に現地での滞在を楽しんでください。
なお、留学先としてセントジュリアンを検討している場合には、留学カウンセラーが無料で留学相談に乗っています。
おすすめの語学学校、費用イメージや各種手続きなど、一人ではなかなか検討が進まない留学準備を気軽に進めるなら、ぜひご利用ください。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
初中級者のための英語学習プログラム「プレ留学」×「カスタム留学プラン」であなたの留学を、経験豊富なカウンセラーが万全の体制でバックアップ致します。
せっかくの留学を失敗してほしくない想いから、英語力を伸ばす独自のサポート、納得いくプランづくりに力を入れています。
いま英語力に不安があっても、しっかり準備するから大丈夫。留学で、憧れだった「英語を話せる理想の自分」を私たちと一緒に実現させましょう!
留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
セントジュリアン留学ガイド | |
---|---|
英語力を伸ばす「あなたにピッタリな留学プラン」を一緒に見つけましょう
\直接話を聞いて相談したいなら/
\まずは気軽に相談したいなら/