最終更新日:2024/07/25
「イングランドのトーキーに留学したい」
「でも留学先に選んで大丈夫かな……」
とお悩みではありませんか?
トーキーはイングランドの南西部に位置する都市で、ロンドンから電車で3〜4時間の場所にあります。日本人からの知名度は高くありませんが、イギリス国内ではビーチのあるリゾートとして人気が高く、夏は特に観光客で賑わいます。
ビーチやマリンアクティビティを楽しみながら英語を勉強できるため、リゾート留学におすすめです。
とはいえ、実際に自分の留学先にトーキーが合っているのか、まだまだ不安は残りますよね。
そこで本記事ではトーキーの特徴やトーキーへ留学するメリットとデメリット、トーキー留学をおすすめする人の特徴を紹介します。
今回の記事を参考に、自分の留学先としてトーキーが合っているのか他の都市のほうが良いのか、じっくりと考えていきましょう。
なお、トーキー留学について、おすすめポイントや語学学校などは下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
トーキー留学ガイド
※記事は2023年6月時点の情報を参考にしています。
※この記事は1GBP=約173円で計算しています。
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トーキーはイングランド南西部のデヴォン州トーベイに面する都市です。日本からはロンドンまで飛行機で移動し、そこから電車で3時間半〜4時間ほどで到着します。
人口は2021年時点でトーベイ市全体で約13万9,300人、トーキーのみで約6万人とコンパクトですが(※1)、海岸沿いにある由緒正しいリゾート地としてイギリス人から人気があります。
その温暖な気候とヤシの木が並ぶ遊歩道の雰囲気が地中海岸一帯に似ていることから「イギリスのリビエラ」とも呼ばれるほどです。
都市内にはヨットの停泊するハーバーエリア、大きな観覧車と時計台があり、そこからメインストリートやお店が広がっています。ホテルやレストラン、バーなども多く、のんびりできるおしゃれなリゾートという印象です。
観光客だけでなく留学生の受け入れにも積極的で、語学学校もいくつか建てられています。リゾート気分を味わいながら英語学習をしたい、都会の喧騒から離れて語学留学に集中したい人におすすめの留学先です。
イギリス人から旅行先として人気を集めるトーキーですが、留学先としても魅力的です。
代表的なメリットとして、
を紹介します。
イギリス自体は日本人の留学先としてよく名が上がりますが、都市によって日本人留学生や在留邦人の数はバラバラです。
中でもトーキーはヨーロッパ圏からの留学生が中心であること、日本人からの知名度はそこまで高くないことから、語学学校のクラスメイトは日本人以外が中心。
実際に外務省のデータを見ると、ロンドンの在留邦人は3万2,947人で第5位にランクインするほど日本人が多いですが、トーキーは在留邦人の数が多い都市ランキングにはランクインしていません(※2)。
日本人が少ないため、日本語ばかり使って英語を話す機会が少なくなる事態は避けられます。英語を話すことに集中しやすく、英語力アップも期待できます。
日本人の少ない環境で語学留学をしたい、日本語を話すことは避けたい人におすすめの留学先です。
留学する都市の景色は、留学から帰国してからも色濃く記憶に残るものです。
トーキーは海辺の街のため、海やビーチ、漁港や桟橋、遊歩道のヤシの木といった情緒溢れる景色が広がっており、まるで地中海のリゾート地のような環境で留学生活を送ることができます。
滞在先から少し歩くだけで青くて美しい海の景色が広がるため、散歩するだけでも癒やされます。英語学習の息抜きにもなるでしょう。
またマリンアクティビティも盛んです。サーフィンやジェットスキーなどを通して、旅行気分も味わうことが可能です。
英語学習はもちろん、リゾート気分も味わいたい、勉強と観光の両方を楽しみたい人はどちらの希望も叶えられます。
トーキーはイギリス国内の有名観光地だと紹介しました。
ロンドンなど大都市に比べると都会的な娯楽は少ないですが、観光スポットは豊富なため、トーキー内だけでも十分楽しめます。
例えば代表的な観光スポットに、イギリス最古の洞窟「ケンツ洞窟(Kent’s Cavern)」があります。ここでは先史時代や氷河期時代の動物の化石など400万年前の遺跡などが鑑賞でき、歴史の勉強にもなるはずです。
またトーキーから数十分の場所に「コッキントン村(Cockington Village)」という茅葺屋根の民家が並ぶ小さな村があります。植物が咲く庭園やこぢんまりとした家はおとぎ話や絵本の世界に迷い込んだような雰囲気で、歩いたり写真を撮ったりすると楽しいです。
他にも、さまざまな時代のイギリスの建築物をユニークなミニチュアで再現した「ババクーム・モデル・ビレッジ(Babbacombe Model Village)」やペンギンを間近で見られる水族館の「リビング・コーツ(Living Coasts)」など見どころはたくさん。
ビーチ系のアクティビティはもちろん文化的な観光施設が好みの人も楽しめます。
ロンドンなどイギリスの各都市は物価が高いイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?
確かにイギリスは物価が高い傾向ですが、トーキーの物価はロンドンなど大都市と比べると少し安いです。
例えば、次の3つの項目を比べてみましょう(※3、4)。
【レストランでの食事】
【水(1.5L)】
【家賃】
家賃の差は特に大きく、滞在都市によって留学費用に大きな差が生まれます。イギリスに留学したいけれど費用は抑えたい、物価の安い都市で語学留学をしたい人におすすめです。
トーキーはリゾート地として人気ですが、近年は移住者も多く集まっています。また観光客ものんびりと過ごしたい人が中心に集まるため、大都市のにぎやかな雰囲気に比べると落ち着いています。
穏やかな雰囲気があることから、60代や70代のシニアも過ごしやすいです。
滞在先の雰囲気や空気感が合わないと、それだけでストレスが溜まります。
留学は文化も習慣も異なる国で言葉もままならない中過ごします。少しでも落ち着いて生活できるほうがストレスを感じにくく、勉強にも集中できるはずです。
落ち着いた雰囲気で語学留学やシニア留学におすすめのトーキーですが、デメリットも見られます。
主なデメリットとして、
を紹介します。
冒頭で少し触れたように、日本からトーキーに移動するには別の都市や国で乗り継ぎが必要です。日本からの直行便はないため、移動にやや時間がかかります。
またトーキーからイギリス国内への移動も、近いとは言えません。ロンドンやケンブリッジなど、イギリスの主要都市へは電車で3〜4時間ほどかかります。
日帰り旅行も可能ですが、現地であまりゆっくりはできません。観光にも数日の時間が必要なため、短期留学では他の都市を訪れるのは難しいこともあります。
トーキー以外を訪れるときはスケジュールに余裕を持たせる、もしくは観光の時間も考慮した上で留学期間を決めましょう。
トーキーは都市自体があまり大きくありません。語学学校の数もロンドンといった大都市、ケンブリッジなど学生が多数集まる都市に比べると少なく感じます。
語学学校の選択肢が多いほうが自分の希望するコースや相性の良い学校が見つかる可能性は高いです。
また選択肢が少ないと、留学してから万が一合わなかったときに転校先が少なく、都市自体を移動しないといけないかもしれません。専門的なコースを探している、合わなかったときのことが不安な場合は他の都市のほうがおすすめです。
一方で語学学校の選択肢は少ないですが英語だけを学びたい、トーキーの環境が好きな人には合います。留学する都市は自分が何を大事にしたいのかで決めましょう。
トーキーは海辺の街で、都市の規模も小さいため、大都会のように利便性が高くてにぎやかな雰囲気は期待できません。
またロンドンなど若い人が多く集まる都市とは違い、トーキーは住民の年齢層がやや高く、シニアから人気の都市です。
テーマパークやパブなど都会的な娯楽は少なく、都会で思いっきり遊びたい人は物足りない可能性があります。
特に冬は観光客が少なく、にぎやかな雰囲気は期待できません。都会的な雰囲気が好き、でもトーキーに留学したいという場合は夏に留学しましょう。
各地から観光客が集まって賑わう上に、イベントなども多い傾向です。
ここまでトーキー留学について紹介しました。
まとめると、トーキー留学は次のような人におすすめです。
イギリス留学の中でもリゾート地で費用を抑えながら英語を勉強したい人に合う都市です。
トーキーでの留学をより具体的に検討するなら、語学学校の検討に移りましょう。スクールウィズのLINE相談では、留学生ごとの希望がかなうおすすめの語学学校を無料で紹介しているので、ぜひ検討を進める際にはご利用ください。
対して「大都会で留学生活を送りたい!」「英語力に不安があるから、日本人が多い場所が良い」という人にトーキー留学は合いません。
その場合は次のような都市が向いています。自分にはどの留学先が合うのか、じっくりと考えながら選びましょう。
イギリスの大都会で刺激的な留学生活を送りたい
ロンドン留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説!
歴史ある都市で専門分野の知識を深める大学留学をしたい
ケンブリッジ留学の特徴とは?メリットやデメリットを徹底解説!
この記事ではトーキー留学について紹介しました。
おさらいすると、トーキー留学は次のメリットがあります。
今回の記事を読んでトーキー留学を魅力に感じた人は、留学の準備を進めていきましょう。
語学学校や滞在先などの留学準備は自分でも手配できますが「時間がない」「英語力に不安があって手続きできるか心配」といった場合は留学エージェントに相談するのがおすすめです。
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留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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※1...Office for National Statistics「How the population changed in Torbay: Census 2021」(参照日:2023-06-17)
※2...外務省「海外在留邦人数調査統計」(参照日:2023-06-17)
※3...NUMBEO「Cost of Living in Torquay」(参照日:2023-06-17)
※4...NUMBEO「Cost of Living in London」(参照日:2023-06-17)
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