最終更新日:2024/08/29
ケンブリッジと聞けば「ケンブリッジ大学」が思い浮かぶ人も多いですよね。31ものカレッジが点在する大学都市として古くからその時代を代表するような優秀な人が集まり発展してきました。
そんなケンブリッジの街を、ケンブリッジ大学のカレッジの集まるエリアをストリート(通り)別に紹介していきます。今回は、ケンブリッジのエリアを詳しく説明していきます。
なお、ケンブリッジ留学で人気の語学学校は下のページでまとめているので、希望するエリアにある学校を見ながら検討したい方はチェックしてみてください。
ケンブリッジの語学学校ランキング
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ケンブリッジはダウンタウンを中心に、商業地区・観光地区・住宅地区といった様々なエリアに分かれます。今回はメインの10のエリアに分けてご紹介します。
マーケット
ピーターフィールド
ロムジー
アビー
コールリッジ
トランピントン
クイーンエディス
ニューナム
それではひとつずつ見ていきましょう。
photo by:travellight/ Shutterstock.com
ケンブリッジ大学には31のカレッジが点在します。カレッジは学寮のことで、ケンブリッジ大学の学生が学生生活を送る宿舎です。カレッジ毎異なる特徴をもっており、音楽ホールがあったり、教会があったりします。
中でも最も有名なカレッジの1つであるキングス・カレッジが、キングス・パレードにあります。キングス・カレッジのキングス・カレッジ・チャペルは、イギリスのゴシック様式でつくられた建造物でアーチ型の天井や美しいステンドグラスが有名です。
キングス・パレードの東側にはケンブリッジの観光案内所がある他、飲食店が集まるエリアです。マーケット・ヒルには小さな商店が立ち並んでいたり、Lion YardやGrand Arcadeといったショッピングモールもあり、ショッピングが楽しむことができます。
キングス・カレッジ・チャペルの北側に進むのがトリニティ・ストリート。衣料品や宝飾品、書店が並んでいます。この通り沿いに立つトリニティ・カレッジは、多くのノーベル賞受賞者を輩出している名門です。
あのアイザック・ニュートンもこのカレッジ出身で、ニュートンが万有引力を発見したと言われている有名なりんごの木を見ることができます。カレッジ内には、レン図書館、グレートコートなどもあり広大な敷地を有しています。
キングス・パレードを南に行くとトランピン・ストリートにはいります。ここには、セントキャサリンズ・カレッジやコープス・クリスティ・カレッジと言った、いくつかのカレッジがあります。
そして、カレッジのなかでも現存する最古のカレッジと言われているピーターハウスはこの通り沿いに立地しています。ピーターハウスは13世紀ころに設立されました。ピータハウスを通過してそのまま南に行くと見えてくるのが、フィッツウィリアムミュージアム。
アンティークや工芸品などが数多く展示されています。絵画作品の中には、モネやピカソといった有名な画家の作品もあります。多くの作品はケンブリッジ大学からの貸出という形で展示されています。こちらは入館料無料で楽しむことができます。
Lion YardやGrand Arcadeなどのショッピングモールの東側に位置するのがセント・アンドリュー・ストリート。H&MやZARAといった日本でも馴染みのあるお店やデパート、いくつかの銀行があり、ショッピングが楽しめるエリアです。
この通りにはバス停が多くあるので交通の便も良いと言えます。通りを散策しながらショッピングを楽しんだり、キングス・パレードの方で飲食を楽しむこともできます。この通りにもカレッジが存在し、エマニュエル・カレッジと言います。イギリスの著名な建築家クリストファー・レンが設計。また、ハーバード大学の設立者であるジョン・ハーバードがこのカレッジの卒業生でもあります。
セント・アンドリューズ・ストリートをさらに南に行くと、パーカーズピースという大きな広場がでてきます。その広場が面しているのが、リージェント・ストリートです。
パーカーズピースでは、スポーツやちょっとしたお出かけの際に一休みできる場所として、人が集まる人気の緑豊かな広場です。サッカーの最初のルールができた場所であったり、ヴィクトリア女王の即位のお祝いが行われた場所であったり、スポーツやイベントの場として活用されています。この通り沿いにもたくさんの飲食店、ショップが出店しています。
イギリスで最も歴史のある銀行の1つであるロイズ銀行があるストリート。セント・アンドリューズ・ストリートの北に位置しています。この通りは婦人服店やデパート、文房具店などカジュアルなお店が立ち並ぶエリアです。
ピーターフィールドはマーケット東部に位置するエリアです。エリア内にはメイン通りに多くのカフェやレストラン、お土産店などが集まり、こぢんまりとした街並みの中に賑わいを感じられます。
一方で通りから外れると住宅地が広がっており、落ち着いた住みやすい街となっています。
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ロムジー、アビー、コールリッジはケンブリッジ東部に広がる住宅エリアです。
photo by:gowithstock/ Shutterstock.com
トランピントンとクィーンエディスはケンブリッジの郊外エリアにあたり、エリア内は市内に比べ緑が多く広がっており、静かな環境で生活を送れます。
ニューナムはマーケット西部に位置し、ニューナムカレッジをはじめとするケンブリッジ大学のカレッジが多く集まっています。エリア内には公園も多く、ケンブリッジ大生が休憩がてら散歩などをしています。
ここまでケンブリッジの各エリアをご紹介してきました。各エリアについて少しは印象を持てたでしょうか。
ここではケンブリッジで留学を検討している方に向けて、どんなところにある語学学校、滞在先があるかをご紹介します。下のマップに赤いピンで語学学校、青いピンで滞在先を載せてみたので、気になる地域にどんな学校・滞在先があるか見てみましょう。
なお、ホームステイについては申し込みがあってから滞在先を探すようになるため事前に場所が確定できませんのでご了承ください。また一部の滞在先はこちらでは公開できないため、気になる学校の滞在先がどこにあるか知りたい方は個別でご連絡いただければと思います。
滞在先について相談する
移動については、ケンブリッジの場合市内を広くバスが通っているため、アクセスに不便さを感じることはあまりないでしょう。ケンブリッジには他にも電車なども通っており時と場合によって幾つかの交通手段を使い分けるとより快適な生活が送れます。
現地に行ってからでも遅くはありませんが、事前にどのような交通事情かを知りたい方は下で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
ケンブリッジの交通事情まとめ!利用料金からおすすめの移動手段まで徹底解説
ケンブリッジ大学と31のカレッジが立ち並ぶこのエリア。大学都市として世界でも優秀な学生の集まる街として時代をリードしています。大学から少し離れれば広大な自然が広がっているのも、大学に学びにきた学生にとっては学びの環境として最適なのかもしれません。世界のトップレベルのケンブリッジ大学が中心につくられてきた歴史があるこの大学都市に是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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