おすすめはできません。

私は２０２３年１２月現在この学校に在籍しています。
私は中年の男で、語学留学というよりも単純に自分の英語力を磨くために来ています。
学生の方たちの参考になりたくレビューを書きました。
もし、あなたが学生で将来の仕事や大学の単位、あるいはprep(試験の準備）のためにこの学校を選ぼうとしているのなら、私はおすすめできません。小規模校のメリットを掲げていますが全くそれが裏目に出ているのが現状です。確かに１クラスせいぜい多くて８人、少ないクラスで２,３人ですが、結局授業自体は大してパーソナライズされていません。自分は個人レッスンを追加して受けています。国別ではブラジル,アフリカ,トルコ,メキシコ,モンゴル,韓国,トルクメニスタンやキルギスからの方もいらっしゃいました。日本人は私を含めて３,４人かと思います。多様性を求めるなら良いですが英語の勉強の助けにはほとんどなりません。彼らと英語で会話する際に、正統的な英語力とは違うものを求められます。ブロークンイングリッシュとの戦いの毎日と言う事になります。彼らのほとんどは英語学習レベルの伸びが驚く程鈍く、英語のスキルを本気で上げたいと思う人には足枷にしかならないからです。この学校は基本的に校内での母国語はNGです。良くも悪くも英語のみが推奨されます。困るのはスタッフや教師にこちらの不満などを伝えなければならない時です。今現在の自分の英語レベルとは関係なく、全てを英語でやる必要があります。自分の場合は何とか妥協点まで漕ぎ着けましたが、スクールオフィシャルの女性の方もかなり聞き取りずらい話し方をするもので苦労しました。１人のスタッフと数人の講師を除いて総体的にはっきりと発音されない方が多いとの印象です。
イントネーションに乏しい話し方を常にされるからです。聞く方としても話す方にとっても問題なマナーだと言えます。英語なのでイントネーションが乏しければそれだけ聞き取りずらくなるのは当然かと思いますが、彼らは特に意に介していないように見えます。スタッフ,講師の方々はほとんどがアメリカないし英語圏の国の出身かと思われますが自分としては首をひねりたくなるようなこともしばしばです。特筆すべき事も留学目的の上では無いです。現在のシアトル市の状況は治安面が悪く生徒の皆さんはいつも治安のことについて不安げな会話を交わしています。彼らのほとんどがシアトルの近郊から車や交通機関を使って通学されているようです。自分は学校への徒歩圏に部屋を借りていますが近所の様子はまさしく彼らの不安がる通りの風景で低所得者層のアパートが並んでいますが住民の方々は概して良い人たちです。彼らとの会話も英語の勉強にはうってつけですが社会勉強の意味でこういう状況の街で英語を勉強したいというなら悪くないと思います。基本的に本来の留学目的ならNGでしょう。気候も冬は特に厳しく、寒く雨が多い上に気温の差が日によって凄まじかったりします。穴場的にシアトルを留学先に決める方もいるようですが、ただでさえ厳しい環境下で勉学に集中しようとするよりも最初から温暖な地域から候補地を探す方が効率が良いかと思います。公共の交通機関に乗っている間も安全とは言えませんし、実際今年だけでかなり多くの発砲事件が発生しているようです。郊外も例外ではありません。ワシントン州ですのでマリファナも合法ですが勉学とは関係ありませんし勉強の助けになる事もありません。学校からも先日インフレを理由に来年１月からの授業料を改定するとの連絡を受けました。サービスの低下も避けられないでしょう。精神鍛錬の場でしかありませんし、一筋縄で行かない事も多い市民性の街だとも思います。もしシアトルという街に少しでも良いイメージを持っているなら間違いなく裏切られます。現在の状況があまりにも悪いからです。自分もそうでした。
おすすめはできませんしあえてここで,という程度の覚悟では苦労するだけです。勉学には環境が第一だと常に思っていますがここはその類の場所ではなく、学校自体のクオリティーも低下の一途という印象ですね。ほかの２件の口コミの方々の体験談と比較されるのも良いかと思います。１０年ちょっとでも変わるものは変わってしまいます。