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英語レベル
LEVEL7実力と自信を持って英語を使える
TOEIC - | TOEFL - | IELTS 7.0
LEVEL8日常やビジネスでも十分な語学力
TOEIC - | TOEFL - | IELTS -
UNSWへの大学への進学を考えている方、ハイレベルの授業を受けたい方、少人数の授業を受けたい方におすすめします。
UNSWのキャンパスから歩いて5分ほど、道路を挟んですぐ向かいに語学学校のキャンパスがあります。大学の雰囲気は自然が豊かでとてもリラックスができます。UNSWの大学や大学院への留学を考えておられる方は、雰囲気に慣れるという点でも附属学校へ通われると良いのではと思います。大学の入学が既に決まっている方でも、Tertiary Orientation Programというコースがあります。アカデミックライティングが中心ということですので、こちらの授業を受けていれば大学入学への不安は解消されるものと思います。
ジェネラル英語やキャリア英語のコースは確かにレベル分けがされており、私は一番上のクラスにいたので下のクラスのことは詳しくはわかりませんが、私が受けたコースは、既に英語のレベルがAdvancedとされる方でも満足のいくカリキュラムになっていると感じました。クラスメイトも日本・中国・ペルー・ベトナム・ドイツと国籍バランスはよかったです。特にビジネス英語を学びたい方にとっては、ビジネス向けの語彙が学べるだけでなく、英語での婉曲表現(丁寧な言い方)や社内でのコミュニケーションの方法も学べますし、報道局ABCへの見学ツアー、プレゼンテーション、ニュース番組づくりといった興味深い内容の演習も含まれており、満足いくものと思います。
どこの語学学校でもそうだと思いますが、少人数のクラスで学びたいのであれば、日本から英語をしっかり勉強して上のクラスに入ることをおすすめします。クラスメイトの日本人は、半年間同じコースを受講しており、徐々にクラスのレベルを上げていったようですが、下のクラスにいた時は日本人ばかりのクラスになり、日本の大学にいるのと変わらなかったと言っていました。下のクラスと合同でエクスカーション(遠足)に行く機会がありましたが、下のクラスは人数が私が通っていたクラスの倍以上でした。留学中に英語を向上させるには、やはり先生とのコミュニケーション(わからないところはその場で聞く、先生の質問にはすぐ答える、名前と顔を覚えてもらう等)を濃密にする必要があります。そのためには、少人数クラスに配属されるのにこしたことはありません。
また、大学生の交換留学生は、テキストの内容がビジネスに特化されているため、そもそも日本語であっても理解できないもののようで、リーディングやロールプレイに苦労していました。大学生であれば、ビジネス本や経済新聞を読んで、ある程度の社会常識を身につけていくと、内容の濃い留学生活を送ることができると思います。
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項目別評価 / コメント
私はこちらの語学学校を併設しているUNSWの大学院のコースに入学することが決まっていた段階で、大学院での英語の授業やキャンパスの雰囲気に早めに慣れておきたいと思い、大学院の授業が開講される前の約1ヶ月でCareer English コースを受講しました。キャリア英語というのはいわゆるビジネス英語のことです。
クラスのレベルは4つに分かれており、授業の初日はクラス振り分けのためのテストです。教員やスタッフはオーストララリアらしく皆さん大変フレンドリーでしたので、スピーキングはそれほど難しいものではありませんでしたが、リスニング は書き取りが多く難しかった印象があります。私は一番上のクラスに配属されました。一番上のクラスは8人ほどの少人数で先生やクラスメイトとの距離が近く発言も容易でした。一方、その下のクラスは生徒が20人ほどおり、先生との距離は自ずと遠くなるものと思います。
授業のテキストはOxfordのビジネス英語のやや難度の高いものを使っていました。カリキュラムは大学附属の語学学校ということもありしっかりしており、専用のノートブックが配布され、そこに書き込んでいくというものでした。毎週末に小テストがあり、その週の授業をきちんと復習し、テスト対策をしっかりしていればボキャブラリーをしっかり強化することができると思います。
ビジネス英語についても、外資系の企業で働く社会人を想定しているような印象を受けました。TOEICのような日常に特化した内容というより、会議やプレゼンテーション、上司や同僚との議論や相談、会社分析等が多く、まだ社会に出たことがない大学生には少々難しい内容と思われます。社会人経験がある方であればより楽しめるのではないかと思います。
テキストを離れた実践的な演習もたくさんあり、20分程度のニュース番組を作るというグループプロジェクトは、実際の報道局ABCへの訪問も含まれており、有意義でした。
カリキュラムはどのクラスに属しても同一であるため、学べる内容は保証されています。UNSWはオーストラリアでも屈指の大学であり、その附属学校であることからしても、先生の質は確保されていると感じます。
ただし、私と異なるクラスメイトの意見もありました。しかしながら、私は次のような事情があるのではと分析しています。日本からは交換留学生が多く留学に来ており、長期間、同じコースをレベルアップしながら受講するケースが多いです。そのような学生は複数の先生の授業を体験しているため、自ずとあの先生とこの先生ならこっちの方がよかった、という感想が持ったのだと思います。
実際に、評判の大変良い先生の授業を受けましたが、その先生の教え方はまさにプロフェッショナルであり、英語の知識の教授だけではなく、生徒のモチベーションを上げて授業に巻き込んでいくその姿勢はまさにエンターテイナーのようでした。