アクティビティ豊富な多国籍な校風

ILACバンクーバー校に1年通いましたが、英語力はかなり伸びました。
この学校は17段階にレベル分けをしていて、私は最初レベル6からのスタートだったのですが、
放課後や週末の学習を頑張り、レベル15で卒業することができました。

その背景には、ILACの明るくて協力的な講師たちのサポートがありました。
つたない英語で書いた日記を添削してくれる先生もいましたし、ネイティブと英語を話す機会が少ないと悩んでいた時に
conversation club を紹介してくれた先生もいました。

生徒だけでなく先生たちの国籍も豊かで、ネイティブ以外の独特な発音を学ぶことができたのは、
移民の街であるバンクーバーらしい一面だと感じました。

スピーキングを伸ばしたい場合は学校の外でも積極的に話す機会を自分で見つけることだと感じました。
ILACの授業では文法やリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングとまんべんなく練習しますが、
日本人はシャイになりやすく、話す機会を逃してしまいがちだと感じました。

お昼休み中にクラスメイトと一緒にランチを食べたり、学校帰りに近くのカフェや公園に行くのもいい手ですし、
バンクーバーはカフェの数がとても多いので、友だちとゆっくりしにいくのも良いと思います。
特に、バンクーバーの夏は夜10時頃まで明るいので、学校帰りにどこかにでかけないともったいないです。
自然豊かな街なので、学校が終わってから市営バスに乗ってハイキングに行ったり、
ビーチでのんびり夕日を眺めるのも勉強の合間のリフレッシュになります。

気になった点は、ILACは人気校のため日本人が多いことです。
日本人の友だちを作ることは心の支えあいになっていいことですが、自分を律しないと、英語力を伸ばすことは難しいです。
しかし、ILACは細かくレベル分けされているため、レベルが高くなるほど日本人の割合も低くなり、
さらに目的をもって英語学習をしている人が多くなるので学習環境はレベルが上がるにつれてよくなりました。

ILACでは2週間ごとにテストを実施していて、テストで一定のスコアをとると飛び級できるシステムもあります。
私も必死に勉強して、レベル8から10に飛び級できました。
ただレベルが上がる分最初はついていくのがつらいですが、悩んでいる時は先生に相談して見るとよいです。
レベルに合ったおすすめの無料英語学習サイトなどを紹介してくれます。

もし、他の先生の授業を受けてみたい、他の選択授業を受けてみたいと感じたときは、ILACではクラスチェンジが可能です。
なので自分の弱点が文法なら、グラマーを学べる選択授業に変えたり、その授業をとっている生徒にどんな雰囲気か聞いて見るなど、
行動することをおすすめします。人気の先生は空席まちになっていることもありました。