とにかく濃い６週間！

"児童英語教師の資格が取りたかった私は、留学エージェントの紹介でこの学校に通うことにしました。
いろんなコースがありますが、私が通ったのは、TECSOL（Teaching English to Children Speakers of Other Languages）とJ-shine（Japan Shogakko Instructors of English）の資格が取れる６週間のコースです。児童心理学から授業の構成・模擬レッスン、現地の幼稚園と小学校での実習など盛りだくさんの内容でした。日本人の講師とネイティブの講師がいて、授業の内容によって講師が変わります。
集中力が長続きしない子どもたちの興味・関心を少しでも引くような授業内容にするため、歌やチャンツ（一定のリズムに合わせて英単語や英文を覚える方法）を取り入れたり、クラフトなどをしたり、楽しい授業作りを学びました。クラスみんなで子どもたちの気持ちになって替え歌を作ったり、子どもたちが喜びそうなクラフトを考えたりするのはとても楽しかったです。フォニックスという、発音を正確に覚えるやり方も学びます。
そして私が何よりも楽しみにしていたのは、現地での実習でした。幼稚園と小学校に行き先生たちのお手伝いをさせてもらい、実際に子どもたちがどんなものに関心があるのかを学び、多くの子どもたちを一人でまとめることの大変さなどを知りました。
６週間という短期間でこの全てを学ぶのは正直かなりハードでした。コースの後半は毎日徹夜続きで心が折れそうな時もありましたが、熱心な講師たちと、協力的なクラスメイトのおかげで何とか頑張ることができました。大変だった反面、クラス全員の絆がとても強く、とても濃い６週間でした。無事全員が合格し、卒業する時にはみんなで号泣しました。日本ではこんな短期間では取得できない資格なので、この資格取得のために海外へ渡るのも一つの手段だと思います。
学校はシドニーの中心地にあるため、環境も文句なしです。"