英語はのびません。

【総評コメント】
ひとことでまとめると、かなりゆるいです。日本人は文法ができるため、最初のプレイスメントテストでそこそこ上のクラスに振り分けられることが多いですが、同じクラスのサウジアラビア人（スクールメイトはほぼサウジアラビア人です）はそこそこ文法が崩壊していてもぺらぺら話すので、普段の授業ではあまり英語を話す機会がありません。しかし、セッション終わりにあるファイナルイグザムでは文法に強い日本人が点を稼ぐので簡単に次のレベルに上がれてしまいます。この傾向は110～112レベルのマスタークラスで顕著になります。生徒の国籍は、サウジアラビア、台湾、日本、その他の順で多いですが、消極的なのは日本人のみです。自分から大学や地域のコミュニティーを探して参加しなければ、ネイティブと話す機会はほぼありません。発音も良くなりません。クラスだけ上がります。授業内容は難しくなります。


【その他、この学校について特筆すべき点は？】

コンコーディア大学に併設されているため、ELSが授業で使える建物が二つに分かれているのですが、その距離が微妙に遠いです。

【実りある留学生活を過ごすためのポイントは？】

積極的に授業に参加することが第一だと思います。101～109レベルまでは高校英語を英語で習っているという感じなのですが、マスターになると途端に扱うトピックが難しくなるので、ニュースを見るなどして社会問題やアメリカの歴史について知っておくと心に余裕ができると思います。