ネイティブ講師と自由度の高さが魅力

海外旅行先で最低限の英会話ができるようになりたいと思い、転職を機会に会社を退職後にフィリピンに来ました。
私の場合、他の地域のスパルタ校（講師はフィリピン人のみ）に2ヶ月滞在したあと、
ネイティブとの会話に慣れることも必要だと考えこちらの学校へ移りました。

講師以外に関するこの学校の印象としては、①比較的年齢層が高いこと、②自由度が高いこと、③国の偏りが少ないことが挙げられます。
①生徒は学生よりも20代から50代の社会人が多いです。そのため比較的全体の英語能力は高いように感じました。
色々な職種、経験をしている人達と話ができるのは興味深かったです。
②外出に関する制限はほぼ無いため、平日も自由に外へ出かけられるのは気が楽でよかったです。授業後に先生と食事に出かけたり、外のカフェで勉強したり、気分転換がしやすい環境だと思います。また、グループ授業に関しても自分の空き時間に好きな授業に好きなだけ参加することができたのでよかったです。
ただ、自由度が高い分、楽をしようと思えばいくらでも楽ができてしまいます。しっかり集中して勉強したい人にはあまり適した環境ではないかもしれません。
③韓国資本の学校ですが、韓国人、日本人、中国人、台湾人の割合が比較的同じくらいでした。なおEOPは徹底されていないです。


【その他、この学校について特筆すべき点は？】
★ネイティブ講師とフィリピン講師について
ネイティブ講師は表現が豊かで、色々な表現を教えてくれました。辞書のなかで「俗」「口」と分類されるような表現は、参考書や単語の本ではなかなか知ることができないので、そういった表現を知ることが出来たのがとても良かったです。また、色々な国のネイティブ講師がいるため、発音の違いに慣れることも出来ました。

フィリピン講師の場合、殆どの講師が発音がクリアで聞き取りやすいです。また、第二言語として英語を身につけているため、どのような勉強の仕方がいいのかを聞くのも参考になると思います。

★講師について
良い意味でも悪い意味でも色んな先生がいます。この学校では週に1回、講師を変更する機会があるため、先生が自分に合わない、または効果的ではないのであれば積極的に変更することをおすすめします。私も学生マネージャーや他の生徒から先生の授業スタイルや評判を聞いて講師を変更しましたが、変更後の講師には大変満足しています。


【実りある留学生活を過ごすためのポイントは？】
まず誰もが言うことですが、留学前に基本文法と基本単語を身につけておくことが大切だと思います。
自分自身も上記は分かってはいたものの、あまり勉強ができずにフィリピンに来ることになってしまいました。
せっかく話す機会が沢山あるのに、語彙力がないと表現に限界があります。限りある留学の時間のなかで単語の確認に時間を取られるのは勿体無いです。最低限の語彙を使えるようになったうえで留学し、講師から新しい語彙や表現を学ぶのが理想的だと思います。
語彙に関しては、知らない単語に出会ったら意味を確認するだけではなく、その単語を使った例文を作り書き留めるようにしていました。これは最初の学校の講師からのアドバイスでしたが、記憶に残りやすくよかったです。
あとは日本人ばかりと日本語で会話しないこと、自分よりもレベルが高い人と話すこと、黙ってカリカリ勉強するのではなく声に出して勉強することでしょうか。