日常から英語を使うことができる。

・EOP
EOPが平日は徹底していることから、日常的に英語を使うこととなり、同システムを採用していない他の学校と比べると、おそらく英語における能力の向上を図ることができる。また、同システムのおかげで、他国の学生とも、コミュニケーションを取りやすい環境であるといえる。
・講師・プログラム
講師は、親切かつ学生のレベルに合わせてくれるため、自分の目標に沿って学習することができる。また、それぞれのコースに合ったマテリアルがあり、その中で講師と相談しながら進めていくことができる。しかし、全ての講師が親切丁寧というわけではなく、授業の質に大きく差がある講師もいる。講師は、基本的にランダムに割り振られるため、良い講師に当たるか運に委ねる側面がある。そして、運悪く苦手もしくは良くない講師に当たった場合、授業料分損をする可能性がある。
この損をするということについてであるが、これはこの学校のプログラムと関係する。この学校は、一ヶ月を一つのプログラム単位として動いており、基本的に月始めの新しいプログラムの開始と同時に講師が割り当てられる。そして、一度決まった講師は、そのプログラムの期間継続するのが原則である。そのため、講師と合わないや教え方がよくない等といった個人的事情による講師の途中変更はほとんど認められていない。したがって、その授業を受け続けないといけないことから損をする可能性がある。
・環境
バギオは涼しく過ごしやすいが、雨季は、毎日雨が降るためその点が悩ましい。
ネット環境は、一部の場所でしか使えず、整備されていない。
部屋は、アリが部屋におり、苦手な人には辛い環境といえる。
就寝時間は決まっておらず週末は学生が遅くまで話していることもある。
バギオ自体には観光地が少なく、長期滞在の場合は、暇になる可能性がある。
・総評
今回ビジネスコースを選択したが、同コースは選択者が少なく（季節によるのかもしれない）、留学前に考えていた状況とは異なっていた。そして、マテリアルも他のコースのように豊富ではなかった。ただ、その分自分自身で選択できることから、明確に必要な能力がわかっている人には良い。マーティンスは、各種テストの力をつける学校という色が強いので、将来的にビジネスで必要になるかもしれない程度の場合は、テストコースを受講しながら、講師と相談し、ビジネス色を強める方が良いと思う。今振り返るとテストコースでも良かったかなと思う。