とにかく英語の勉強に集中したい人にお勧めです！

【総評コメント】
英語力（特にスピーキング）の向上を目的に３ヶ月滞在しました。総じて満足しています。学生時代は英語は得意科目で、文法などはある程度自信があったのですが、仕事で海外にいった際、話すことに課題を感じて、留学を決めました。とにかくマンツーマンで話す場数を増やしたかったため、ESL-8コースを選択しましたが、さすがに多すぎたかなと思います。授業で習ったことの復習や、宿題が出されることも多く、6コマ程度がちょうど良いのでないかと思います。

この学校のを選ぶメリットは、「先生の質」と「学生の意識の高さ」です。先生については、もちろん個人差はあるものの、総じて熱心に指導してくれる方が多いです。ただし、きちっとしたカリキュラムがあるわけではなく、指導方法や教材については、かなり属人的になっているようにも感じました。何を勉強したいのか、どのスキルを伸ばしたいのかをしっかり考え、受け身にならずに先生にリクエストすることが大切だと感じます。

勉強に対する意識が高い学生が多いのもこの学校の特徴です。スパルタ環境覚悟でこの学校を選んできた人たちだけあり、授業以外の時間も自習スペースを利用し、熱心に勉強している学生も多いです。転職やキャリアアップのため、仕事を辞めて留学にこられている社会人が多いのも印象的でした。


【その他、この学校について特筆すべき点は？】
★学習意欲の高い生徒が多く、アカデミー内ではEOP（English Only Policy）が実施されている

とにかく真面目に勉強に取り組む学生が多く、みんな切磋琢磨して英語の勉強に取り組んでいました。学校内ではEOP（English Only Policy）といって、英語以外の言葉を使うことが禁止されているのですが、日本人学生は全体数が少ないこともあり、かなり徹底されていました。一方、韓国人学生は人数も多く、母国語を使用してしまっているシーンがしばしば見受けられました。

★平日外出禁止。校則も非常に厳しい環境です
アカデミー周辺に遊べるスポットはほぼ皆無。そもそも平日は外出禁止です。土日も門限があるため、誘惑を断ち切って勉強に集中したいという人には良い環境だと思います。校則が大変厳しく、一度でも門限を破ってしまうと数週間、週末も外出禁止になってしまったり、母国語を使用したことで罰金を徴収されることもあります。また、校内での恋愛関係は禁止されており、私が滞在している間にも、1人韓国人学生が別のキャンパスへ移動させられていました。違反者は顔写真がロビーに貼り出されるなど、ときには「そこまでしなくても、、」と思ってしまうこともありました。

★毎日単語テストがあります
毎晩20時から単語テストがあります。出題される単語は事前に貼り出されるので、しっかり準備して臨めば満点がとれるものです。１ヶ月トータルした結果に基づいて、全学生内でのランキングが公表され、上位20%に入ると次の１ヶ月の先生を指名できます。また、個人の部屋についても毎月入れ替えで、ランキングの上位者から順に選択できます。窓がない部屋もあるので、しっかり準備して受験することをお勧めします。


【実りある留学生活を過ごすためのポイントは？】
★目的、目標を明確にし、先生に伝える
まず、最初の授業で先生から「何を勉強したいか」を聞かれます。４大スキル（リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング）から一つのスキルに特化して１ヶ月指導したいタイプの先生と、決めずにミックスして指導したいタイプ先生がいるように感じました。受け身で待つのではなく、何を教えて欲しいかをしっかり伝える事が大切です

★週末はしっかり息抜き！
前に書いた通り、アカデミー周辺には何もありませんが、バギオには実は、美味しいレストランやカフェも多いです。物価もまだまだ安いので、週末は積極的に街にでてリフレッシュすることも留学生活を充実させてくれると思います。