人生における至福の時間

【総評コメント】
会社を辞めて、有休消化期間含め10週間ほど滞在。この先の人生どうしようかなぁなんてモヤモヤした気持ちもありつつ出発したものの、帰国するときの飛行機では胸がいっぱいで号泣してしまうほど、充実した時間が過ごせました。
学校を決めるときの優先順位としては、値段、食事、環境(校内でランニングできるか、自然を感じられるか)でしたが、どれも満足でした。予想以上に良かったのは、講師。フィリピンの母国語は英語ではないので、どんなふうに勉強したのかなどアドバイスも聞けるし、大学や大学院まで英語科に通っていた先生は発音も良い！みんな穏やかな性格で明るく前向きで、滞在期間が長くなればなるほど楽しくなっていきました。マンツーマンなので、気の合う先生とはどんどん仲良くなれて、一緒に海やプールやセブシティに出かけたり、先生の家に招待してもらうことも良くありました。
帰国後も、連絡を取り合える関係値が築けたので、英語学習の意欲もキープできそうです。

【その他、この学校について特筆すべき点は？】
学校の隣の市民体育館的な場所の騒音問題。かなりうるさいですが、時期にもよるので、気になる人は事前に学校に問い合わせてみたほうが無難です。わたしは耳栓をすれば寝れるレベルでした。
週末に女の子をひっかけに行ったり、部屋にお酒を持ち込んで宴会している日本人生徒はいるので、そういうのが許せないタイプの人には不快だと思います。
緑あふれる環境のため、虫は出ます。この学校に限ったことではないかも知れませんが。
追加授業の値段が突然変更になった点は残念でした。（１コマ250ペソから500ペソに！）

【実りある留学生活を過ごすためのポイントは？】
日本人の生徒とは適度な距離感を保つことと、どんな勉強がしたいか目標設定をしておくこと。
ほぼ100％日本人の生徒なので、つるんでしまうと四六時中一緒に過ごす状態になります。どんな目的で行くかにもよりますが、勉強に熱心に取り組みたいのであれば、日本人だけとは出かけないなど自分なりのルールを持つといいと思います。
もちろん、勉強を教えてもらったり、講師や授業、セブ市内の情報交換などは日本人どうしのほうがラクなので、私は適度な距離感で過ごしました。そういった意味では少し高かったですがひとり部屋にして正解でした。一ヶ月もたつ頃には先生と仲良くなれるし、放課後や週末に一緒に出かけたりしてくれるので、一気に語学力がUPしたように思いますし、貴重な体験もたくさんできました。（ただし、講師はかなり安い月給で働いているので、生徒と出かけるときは基本的に奢ってもらうというスタンスの人もいます。）
そして、この学校の一番の魅力は一日８時間のマンツーマンレッスン。（私は6週間は6時間、4週間を8時間にしましたが）テキストだけ使っているよりも、どんな勉強がしたいか、自分で事前に考えておき必要であれば日本から必要なテキストを持っていくなどしておくと、本当に充実すると思います。8時間コースだと宿題に追われたりもしますので、ある程度のんびりしたい人や放課後は外出したい人は6時間のほうがいいかもしれません。