オーストラリアのSIMカードはどこで買える？おすすめのSIM情報を徹底解説

海外滞在時に気になるスマホ事情。留学などの長期滞在の時には、現地のSIMカードを持っておくべきとよく聞きますよね。

SIMカードがあれば、モバイルWiFiがなくても、日本で使用するときと同じように自分のスマートフォンが使えます。とはいえ、どこで買えばよいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。

オーストラリアの場合、大手通信会社の他に格安SIMも多数あり、各社がさまざまなプランを提供しています。今回は、オーストラリア滞在予定がある人におすすめSIM情報をご紹介していきます。滞在期間や自分の都合に合わせた最適なプランを選ぶ方法を解説します。

なお、オーストラリア留学の準備についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な準備を進めたい方はチェックしてみてください。
オーストラリア留学前の準備の流れ
※記事内ではオーストラリアドルをAUDと表記し、為替レートには2023年3月11日時点での情報を参照し、1AUD＝92円で計算しています。

オーストラリアでSIMカードを使うなら知っておきたい3つのポイント

まずは、海外でSIMカードを使用するために大事なポイントを押さえておきましょう。オーストラリアに限らず、海外でSIMカードを使う場合には下記の3点を知っておくと便利です。

月額式とプリペイド式がある

一般的に、海外の通信会社には月額式とプリペイド式の2つの料金プランがあります。

月額式は日本の通信会社と同じく、通話やネット利用など使った分に対して後から料金を支払います。定額プランに申し込んでいる時も、決められたサービス内容を超過した場合には後から追加料金が請求されます。

一方でプリペイド式は、一定の金額を前払いするタイプ。支払った金額に対して使える通信料や通話時間が決まっており、制限を超えるまで契約が続きます。使い切った場合には、通信料をチャージしたり別の通信会社に切り替えたりすることで、また使用できるようになります。

SIMロックが解除されているスマートフォンが必要

海外でSIMカードを購入・使用するには、SIMロックが解除されているスマートフォンが必要です。

通信会社で端末を購入した場合、別の通信サービスが使えないように端末にSIMロックがかかっていることがあります。この場合、自分でSIMカードを購入・差し替えても、新しいSIMカードが使えません。

そのため海外でSIMカードを使うためには、あらかじめ通信会社に依頼もしくは、自分で手続きしてSIMロックを解除するか、SIMフリーの端末を用意しましょう。

ちなみに、通信会社ではなくApple StoreやGoogleなどメーカー店舗から機種だけを購入した端末はSIMフリーになっています。

滞在期間が短い場合には日本のSIMの方がお得なことも

留学などで海外に滞在する際、基本的には現地のSIMを購入した方がお得です。ただし、滞在期間や滞在先によっては、日本のSIMをそのまま使う方が安く済むこともあります。

例えば、楽天モバイルなら海外でも追加料金なしで2Gまで使用可能です。オーストラリアの都市部はWi-Fi環境がとても整っているので、1週間～1ヶ月程度の短期滞在であれば、現地SIMがなくてもフリーWi-Fiと楽天モバイルの提供する2Gだけで生活できるでしょう。

このように日本のSIMで乗り切れる場合もあるので、自分の滞在先と滞在期間、スマホの使用頻度などを加味し、日本のSIMを解約するかどうか決めることをおすすめします。

オーストラリアでおすすめのSIM3選

それでは早速、オーストラリアのおすすめSIMをご紹介していきます。それぞれ、契約時に気になる以下4点を記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

• ・最安プラン料金
• ・実店舗の有無
• ・プリペイドの有無
• ・各公式HP

Optus（オプタス）

• ・最安料金：7GB/7AUD（644円）
• ・実店舗：あり
• ・プリペイド：あり
• ・公式HP

Oputsは大手通信会社の1つで、通信システムは4Gと5Gの両方を提供しています。OPUTSの強みは、通信スピードの速さ。

2022年には、モバイルネットワーク分析会社であるOpensignalが表彰するモバイルダウンロード速度において、3回連続でオーストラリア最速5Gに認定されました（※1）。

メルボルンやシドニーといった大きな都市では、ほとんどの場合5Gが使用できます。通信速度にこだわる人はOputsがおすすめですよ。

最も安いプランはプリペイド式の7GBのプラン。有効期間が1週間と短めなので、お試しにぴったりですよ。もし長期プランを契約したい場合は、40AUD（3,680円）で28日間40GBが使えるプランもあります。

Catch Connect（キャッチコネクト）

• ・最安料金：4GB/10AUD（920円）
• ・実店舗：なし
• ・プリペイド：あり
• ・公式HP

Catch Connectは格安SIMの1つ。比較的新しいブランドですがOptusの回線を利用しているので、通信速度に不便を感じることはないでしょう。

プランはプリペイドのみを提供しており、30日あたり10AUD（920円）と格安で使えるのが魅力です。

データ量は4GBと少なめですが、家や学校などのWi-Fi環境が整っていれば十分でしょう。実店舗がないため、設定などを自分でやらなければならない点はデメリットといえます。

amaysim（アメイサム）

• ・最安料金：10GB/10AUD（920円）
• ・実店舗：なし
• ・プリペイド：あり
• ・公式HP

日本人留学生からも人気が高いのはamaysimです。格安SIMとして10年以上の歴史があり、公式HPに記載のある通り、2022年には最もクチコミが良かった通信会社として表彰されています。

1番安いプランは1週間10AUD（920円）です。もし続けて使いたい場合には28日、6ヶ月、1年と長期契約プランもありますので、滞在期間に合わせて選べます。

オーストラリアでSIM使い始めるまでの3STEP

次は実際にSIMカードを購入し使い始めるまでのステップを簡単にご説明します。なお、SIM挿入後の設定には、Wi-Fi環境が必要です。自宅やショッピングモールなど、Wi-Fiがあるところをあらかじめ探しておきましょう。

STEP1：SIMを入手する

まずはSIMを入手しましょう。SIMカードはコンビニやスーパーなどのレジ横で売られていることが多いので、契約したいブランドを選んでレジに持って行きます。

実店舗の場合は、契約したいプランを伝えればOK。もしくは、オンラインでの申し込みも可能です。

オンラインなら事前に申し込みができるので、渡航日に合わせて滞在先に届くようにしておけば、すぐに使い始められますよ。

STEP2：SIMを挿入、アクティベーション

続いて、SIMを挿入します。挿入方法は各スマートフォンのガイダンスに従ってください。

なお、短期留学などで日本の通信会社を解約していない場合には、取り外した日本のSIMカードを失くさないように注意しましょう。紛失してしまうと再び使うときに再発行手続きが必要になったり、再契約しなければならなくなったりします。

SIMカードを挿入したら、アクティベーション（有効化）を行います。通常、SIMカード挿入後に電源を入れると、設定を行うためのSMSが届きます。そこに記載されているURLにアクセスし、手順に沿ってアクティベーションを完了させます。

STEP3：プラン及び支払い方法の設定

無事アクティベーションが終わったら、プラン選択へと進みます。

この際、まずは最安値で契約するのがおすすめ。というのも、データが足りない、使い勝手が悪いなど何らかの理由で通信会社を変更することも考えられます。

プランを選んだ後は支払い方法の設定画面になるので、クレジットカードの情報などを入れて完了です。

疑問解決！オーストラリアでSIMに関するQ&A

最後に、SIMカードの購入についてよくある質問とそれに対する回答をまとめました。不安な点を解消し、渡豪に向けて万全の準備をするためにぜひ役立ててください。

SIMカードはどこで入手できますか？

SIMカードは各通信会社の実店舗だけでなく、いろいろなところで取り扱いがあります。空港はもちろんコンビニ、スーパー、学校の購買などで買えるので、購入場所に困ることはないでしょう。

スーパーなどの場合は、レジの横に置いてあることが多いです。また、オンラインで購入し自宅まで配達してもらうこともできます。

日本でもSIMカードを購入することはできますか？

オーストラリアで買うよりも割高になってしまうことはありますが、日本でも海外で使用するSIMカードを購入できます。Optusなどの人気メーカーなら、Amazonで探せば出てきますよ。

ちなみに1～2週間の短期滞在であれば、オンラインで旅行者向けのSIMカードを購入することもできます。

オーストラリアで買ったSIMは他の国でも使えますか？

通信会社によって異なりますが、なかにはオーストラリア国外で使用できるものもあります。例えばOptusならニュージーランド、日本、アメリカ、シンガポール、韓国など90ヶ国以上で使用可能です。

ただし、オーストラリア国外で使用する場合には追加料金がかかります。（※2）

郊外に滞在する予定ですが、おすすめのSIMはありますか？

郊外に滞在する場合は、Telstra（テルストラ）がおすすめです。Telstraはオーストラリア最大の通信会社の1つ。人口カバー率は99.5％を誇り、郊外や山間部などでも繋がりやすいと言われています（※3）。

そのほか、boost mobileやALDI mobileもおすすめです。どちらもTelstraの回線を使えるので、「ネットが繋がらない……」と困ることも少ないでしょう。

ワーホリや長期留学の場合、どのSIMを選ぶべきですか？

長期滞在する人は、行く前から「これ！」と決めずに、渡豪してからまず1つ選び、短期間使って様子見することをおすすめします。口コミを見ればいろいろなことが書いてありますが、自分が滞在する地域での通信状況は実際に使ってみないと分かりません。

まず、上でご紹介したような人気ブランドの少なめのデータプランを契約し、使い心地を確認しましょう。その上で、必要があれば変更することをおすすめします。定期的にキャリアを変更することで節約できる場合もありますよ。

英語が苦手だと格安SIMの契約は難しいと聞きましたが、本当ですか？

格安SIMは実店舗がないことがほとんどですので、アクティベーションなどの設定を自分でやる必要があります。英語のリーディングに自信がない場合は、難しいかもしれません。

もし、英語が苦手な場合は、空港に実店舗がある通信会社をおすすめします。空港の店舗にいるスタッフは、旅行者や留学生への対応に慣れています。購入からアクティベーションまで、スタッフがすべての設定を進めてくれるので安心です。

まとめ

いかがでしたか？SIMカードさえあれば、日本で使うときと同じようにスマートフォンを使えて、ポケットWi-Fiを契約するよりも安く済みます。オーストラリアへ留学予定の場合は、ぜひSIMカードの購入をご検討ください。

なお、オーストラリアでの語学留学やワーキングホリデーを検討している場合には、ぜひスクールウィズのLINE相談をご利用ください。費用イメージやおすすめの都市、語学学校の提案、お見積りや申込みといった手続きなど、検討状況に合わせて留学カウンセラーが無料で相談に乗っているので、検討が前に進みます。

また、下記の記事ではオーストラリアの通信会社をさらに細かく紹介しています。それぞれの特徴やメリット、デメリットを比較した内容になっているので、詳しく知りたい方はぜひ見てみてください。
【徹底比較】オーストラリア留学中は携帯電話はどうする？安く使う方法を伝授します！

あなたはどのステップにいる？語学留学実現までの流れ

語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう！留学準備では大まかに5つのステップがあります。

1. ステップ1：目星をつける
2. ステップ2：相談する
3. ステップ3：申し込む
4. ステップ4：渡航準備
5. ステップ5：出発！

留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。

考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を

留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。

「そもそもどんな留学体験ができるんだろう？」

「気になる留学先はあるけど、自分に合っているかわからない」

「結局のところ何から準備を始めたらいいんだろう？」

自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか？

英語力アップに強い留学エージェント「スクールウィズ」

スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。 初中級者のための英語学習プログラム「プレ留学」×「カスタム留学プラン」であなたの留学を、経験豊富なカウンセラーが万全の体制でバックアップ致します。

1. 【スクールウィズが選ばれる7つの理由】
2. 1. 専門家監修！英語学習プログラム「プレ留学」で事前学習もバッチリ
3. 2. 充実した英語学習サポート体制！
4. 3. 1万通り以上から選べる「カスタム留学プラン」
5. 4. 経験豊富なカウンセラーによるベストなプラン提案
6. 5. 代理店手数料0円&最低価格保証
7. 6. 安心安全、充実の留学サポート体制
8. 7. スマホで相談から手続きまで完結！

せっかくの留学を失敗してほしくない想いから、英語力を伸ばす独自のサポート、納得いくプランづくりに力を入れています。

いま英語力に不安があっても、しっかり準備するから大丈夫。留学で、憧れだった「英語を話せる理想の自分」を私たちと一緒に実現させましょう！

留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。

【無料】LINEで留学相談する！

---

【参考文献一覧】