アメリカ大学編入に向け私が日本で準備している6つのこと【アメリカ看護留学連載Vol.6】
- 2018/12/25
こんにちは、アメリカのHesston Collegeで看護留学をしていたゆうこばです。前回の記事で、アメリカで編入する際にトラブルにあり、現在帰国し編入準備中であることをお話しました。
そこで今回は、留学先の情報収集やTOEFL対策など、アメリカ大学編入に向けて私が日本で実践している6つのことをご紹介していきます!
現在日本で海外大学へ編入する準備をしている方はもちろん、これから留学することを検討している方もぜひ参考にしてみて下さい。
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# アメリカ看護留学連載
(1) まずは留学エージェントに相談
留学する際、留学エージェントに頼らずに自力で準備している人も少数います。しかし難しい書類や英語でのやり取りなど、これから留学という段階でそれら全てを自分で行うのはかなり大変でしょう。ですから全ての留学を考えている人に、まずは留学エージェントにお手伝いしてもらうことをおすすめします!
留学エージェントにかかることを決めた場合、自分の希望の進路や現状をエージェントにしっかり把握してもらうことが大切です。
私は帰国後編入準備のため、1度目の留学先であるHesston Collegeに行く際にお世話になったエージェントに再度相談しました。オフィスに伺い体験した編入トラブルの詳細を話し、また今後のビジョンについても詳しくお話しました。
編入のトラブルに関しては以下の記事から ↓↓
そうすることで、私が今後の留学に求めることをエージェント側にしっかりと把握してもらうことができます。
トラブルの真っ只中にいる時から電話やメールで相談していたこともあり、ある程度状況は把握してもらえていたので、訪問した際にエージェントが既に看護科のある大学をいくつかピックアップして紹介してくれました。
(2) アメリカ大学進学説明会に参加
エージェントに状況を把握してもらったところで、自分でも積極的に編入先のリサーチをしなければなりません。その手段の1つとして、私はエージェント主催のアメリカ大学進学説明会に参加しました。
私が参加した説明会は、ある1校の説明を詳細にする形式ではなく、複数の大学を一度に説明してくれるというもの。説明してくれた方はアメリカ人の方で、わざわざアメリカからいらしていました。説明会の後に少し時間をいただいて直接相談し、おすすめの大学やそこに行くために必要なものを詳しく教えてもらうことができました。
他にも、ある州立大学のアドミッションオフィス(学生受け入れ窓口)の方がエージェントのオフィスにいらしていたので、オフィスを訪問し直接相談する機会をいただきました。
その時はTOEFLやTEAS(多くの看護科が要求するテスト)など、必要項目についてや現地での学生生活のことなど、大学の方と直接お話ができました。
日本にいながらにして志望校のアドミッションオフィスの方とお話できる機会はそうないので、機会がある場合は絶対に逃さないようにしましょう!
(3) SNSなどネットを活用し、情報収集する
エージェントが勧めてくれる大学の詳細や、ほかの大学を調べる時は、ある程度自力で情報収集を行わなければなりません。最も手っ取り早い方法はインターネット検索です。
まずはもちろん、大学の公式サイト。ここには基本的に大学が志願者に対して知っておいて欲しい情報が掲載されています。
リアルな留学の様子はSNSやブログで調べる
大学のInstagramやTwitterも有効な手段です。学校のイベントの様子や環境を見ることができます。次におすすめなのが、生徒のInstagramやTwitterなどをチェックすることです。
例えば、私の身の回りのアメリカ留学経験者は「私が留学していたところは田舎だよ」とよく言いますが、実際どの程度田舎なのかさっぱりわからないのです。
そんな時に生徒のSNSをチェックすれば、校内の様子みならず休日の生活がわかります。休日に買い物をできる場所があるか、現地の人は基本車で出かけているのか、校内が充実しているから校外に出ない人が多くいるのか、はたまた近所に何もないのか……
SNSを利用して情報収集をすることで、現地での生活のイメージがつきやすくなりますよ!
また留学生という観点から言えば、その学校に留学経験のある人のブログを見ることもおすすめです。ブログにはかなり詳しく留学生活が綴られていることがあるので、SNSだけでなくブログも要チェックです!
SNSの他には地図アプリで大学を検索することも大切。徒歩での移動時間や交通機関での移動時間などが表示されるので、現地の環境を知るにはもってこいです。
気になる大学と直接連絡を取るのも一つの手
インターネット検索はかなり手っ取り早いですが、確実な情報が入手できるのはやはり直接大学のオフィスの方や教授と連絡を取ることです。教授に連絡する場合は、志望する学科のページを開き、そこに記載されている担当者のメールアドレスに連絡をします。
教授に聞くかオフィスの方に聞くか迷うかもしれませんが、大学選びの時、その大学をよく知るということをする際には教授に質問をし、大学に実際に志願することを決めた上での細かい相談はオフィスの方にする、というイメージで私はメールをしています。
(4) TOEFL対策も抜かりなく
合否が決まる上で留学生にとって最も重要な項目とも言えるTOEFL。情報収集も大事ですが、このスコアが到達していないことには、行きたい学校が見つかっても基本的に合格はできません。
TOEFLは60程度で入れる大学もありますが、トップレベルになると100程度要求されます。60程度のスコアでは選べる大学の幅は狭いですが、80程度のスコアを持っていればかなり選べる幅が広がります。
兎にも角にもTOEFLの勉強は留学対策には重要なのですが、ここで私が現在取り組んでいる対策法を簡単にご紹介します。
まずはTOEFLを受験する
私は日本に帰国したら、まず勉強を本格的にし始める前にTOEFLを受験しました。それによって現時点での実力が把握でき、今後の目標点への対策方法を効率的に編み出せるからです。
私は、単語を数百単語ほど暗記しただけでTOEFLを受験したので、案の定ReadingやListening、Writingは留学前の結果と大差なく。しかし、Speakingの点数がかなり伸びていたのです!
1年ほどアメリカで生活した甲斐あって、日本人が一番伸び悩むと言われるSpeakingの点数が自然に上がったのは内心ガッツポーズ。
単語は暗記し続ける
Reading、Listening、Writingの対策は、Speaking対策よりも簡単です。この3技能に共通して重要なのが、単語力。出題されるトピックが専門的なので、それに伴って使われる単語も専門的になります。単語を知らなければせっかく聞き取れていても理解できないので、単語の暗記は常にし続ける必要があります。
リスニングなど分野別の対策も
Listeningでは、まず言っていることを聞き取れる必要があります。そのためには普段から英語を意識して聞くことが大切。
私は音楽アプリで英語のラジオを聴いたり、NETFLIXで「英語音声×英語字幕」で日頃から見たり、アメリカ人Youtuberの動画や好きな芸能人の英語インタビューを見たりしています。
また一度解いたReadingの問題の文章を、CDの音声と同時に読んでみたりCDの音声っぽく喋ってみたりもします。一度解いて理解済みのReadingの文章を使ってやることで、たった今聴いている部分を理解しながら進めることができます。「ラジオや映画ではさっぱり……」という方は、まずそちらから入ることをおすすめします!
Writingは「どの程度の分量を一定時間内に書かなければならないのか」を体に染み込ませるために、問題に取り組むとき必ず時間を図るようにしています。
また学校の先生や英語がネイティブの友人などに頼んで、書いたものは全て添削してもらうようにしましょう。納得のいく文章ができるまで何度も書き直し、添削してもらう作業を繰り返すのがベストです!
(5) 編入後の授業対策
私は暗記が大の苦手です。しかし自分が志望している看護科に進むため、解剖学など暗記項目が膨大にあります。ですので今のうちから、日本語でですが人体の勉強を少しずつする様にしています。
個人的に専門用語は日本語よりも英語の方が容易に覚えられるので、日本語で一度覚えてしまえばアメリカで授業をとった際にかなり楽になるのではないかと思っています。
さらに、日本語で勉強することによって、難しい専門用語もしっかり2ヶ国語で把握できます。医療分野は特に、英語で勉強したからといって日本語でできるわけではないので、日本語で既に暗記済みともなれば有利です。
ちなみにアメリカで正看護師の資格を取得すれば、日本でも看護師国家試験の受験資格を得られます。もし、アメリカと日本両方での資格取得を考えている場合は、日本語で一度勉強しておいても良いのではないかと思います。
(6) アルバイトで留学資金を貯める
勉強と並行して私が重視して取り組んでいるのはアルバイトです。アメリカ留学には、多額の学費や生活費、渡航費がかかります。そのため、あまり無駄遣いはできません。
とはいえ、現地でも多少は好きなものも買いたいので、自分のお小遣い用にアルバイトで貯金をしています。私はどうせなら勉強になるアルバイトがしたいと考え、今はあるウェブメディアで半分インターンの様な形でアルバイトをしています。
以前からウェブライターをやっていた経緯もあり、将来は看護師として医療や健康に関する情報を提供する様なこともできたらいいな、と思っているので、ウェブメディアで書くことを学びながら働けるのはとてもありがたいのです。
ちなみに、アメリカでは留学生はキャンパスジョブ以外でアルバイトは基本的にできませんが、ウェブライターであればアメリカにいながらも行うことができます。
話が逸れてしまいましたが、この様に私は好きなことをアルバイトにしているため、ストレスがかなり低く、勉強に悪影響を与えることはありません。
「アルバイトはアメリカに戻った後のためのお小遣い稼ぎだ!」と思ってあまりに熱心に取り組み過ぎてしまい、勉強に悪影響を与えてしまえば元も子もありません。
とはいえ、特にアメリカで大学を卒業する予定の場合、日本でガッツリとアルバイトをする機会もなかなか貴重です。勉強とのバランスを崩さない様にしながら、自分のためになる様なアルバイト選びをすることがポイントですよ!
日本にいても編入準備はできる!
日本にいても、電車に乗っていても、旅行中でも、いつでもアメリカに編入する準備につながることができます。音楽や映画でさえ、英語で聞けば勉強になります。海外経験のある友達とのおしゃべりだって、情報収集です。
目の前にあるものをどう利用したら、最も自分のためになる形で吸収できるのかを常に考えながら生活して、常に勉強する心を忘れずに持っていることが大切です!
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# アメリカ看護留学連載
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を
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