フォニックスとは?英語の発音ルール学んで知らない単語もスラスラ読めるようになろう!
- 2016/11/22
ハロー!沖縄出身ライターのAkaiです!
突然ですが、みなさんは「フォニックス」という英語の発音ルールを知っていますか。
例えば、ABCを「エービースィー」と読むのは誰もが知っていますが、これをフォニックスのルールで読むと、「ア、ブ、クッ」となります。
正直それが英語学習の何に役立つのか、よくわからない方が大半だと思います。しかし、こういった発音のルールを知っておくだけで、発音を理解することにも繋がりますし、スピーキングはもちろん、リスニングの時にも大いに役立ちます。初めて読む単語も読めるようになったりします。
英語学習をしている全ての人に、ぜひ「フォニックス」は知っておいて欲しいところ。そこで今回は、このフォニックスとは何なのか、について簡単にご紹介いたします。
それでは、Here we go!
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英語発音のルール「フォニックス」とは
フォニックスは英語を習得する際に学ぶ、発音のルールのこと。残念ながら日本の公立の学校では、このフォニックスはほどんど教えられていなかったり、簡単にしか紹介されません。
英語圏で育つ子どもたちは、日本語圏で育つ子が小さい頃に自然にひらがなを学ぶように、まずこのフォニックスを徹底的に学びます。
例えば、Aと書かれたカードにAから始まる単語の絵が描かれています。リンゴの絵が書かれているとすると、それを「エイ(文字の名前)、ア(文字の発音)、アッポー(単語の読み)」と、文字の名前と発音、関連する単語を一緒に口に出して読み、アルファベットも読み方も同時に学ぶのです。
子ども向けに歌でフォニックスを紹介している動画を下に掲載しているので、歌詞などを通してフォニックス学習をお子さんにさせたい方は参考にしてみてください。
アルファベットは全部で26文字あるので、このフォニックスも一番土台となる発音は26パターンあります。
a | b | c | d | e | f | g | h |
ア | ブ | ク | ドゥ | エ | フッ | グ | ハ |
i | j | k | l | m | n | o | p |
イ | ジュ | ク | ル | ム | ン | オ | プ |
q | r | s | t | u | v | w | x |
ク | ゥル | ス | トゥ | ア | ヴ | ゥワ | クス |
y | z | ||||||
ィヤ | ズ |
一般的な英語の発音ルールについては下記を参考↓↓
2文字ルール、特殊な発音ルールを覚えていく
26パターンの基本的な音をマスターしたあとは、フォニックスの「2文字の組み合わせた場合の発音ルール」を覚えていきます。具体的には「TH、SH、CH」などの場合はどう発音するのかなどです。
ある程度2文字組み合わせの発音を学んだ後は、「特殊な発音ルール」を学びます。たとえば、Cは基本的に「クッ」と読むのですが、Cの直後に来る母音が「E、I、Y(Yは時々母音の役割もする)の時は、S=「ス(口を尖らせる日本語のスではなく、口の形は横長のまま上前歯と下前歯の隙間から出す空気に近い音)」という音で読む、などです。
例)Center, Cycling, Cityなど。
このような英語の発音上の特別ルールが、フォニックスには山ほどあります。これをネイティブスピーカーは、私たち日本人が青という漢字を見て「あお」と読むのか「せい」と読むのか瞬時に判断できるようになるように、なんとなく、少しづつ覚えていくのです。
ただ、私たちは英語を外国語として勉強するため、これをルールとして覚えなくてはなりません。
アルファベット読みとフォニックス読み
発音上の特別なルールを覚えていく中で、単語によっては「A」をせっかく覚えた「A(ア)」という音ではなく、「A(エイ)」とアルファベットの音でそのまま発音する単語に出会います。そこにまた、新たなフォニックスのルールがあるのです。
たとえば、Eで終わる単語(make, date, cake)などは、最後のEの音は発音しない、「サイレントE」というルールがあります。
この場合は、単語の最初に出てきた母音をフォニックス読み(ア)ではなく、アルファベットの読み方(エイ)で読まなくてはいけません。なので、
make = m(ンム)+a(エイ)+k(ク)=ムエイク=メイク
となるのです。最後のEの音は発音しないので、消えています。
細かいルールに関しては、ぜひ以下のリンクも覗いてみてください。
フォニックス (Phonics) 入門
フォニックスを基礎から体系立てて学ぶなら教材を使うのもありです。おすすめの書籍は下で紹介しているのであわせてチェックしてみてくださいね。
Amazon.com「CD BOOK フォニックス<発音>トレーニングBOOK (アスカカルチャー)」
日本式とヘボン式?ローマ字に惑わされるな!
英後の発音の学習のときに私たちを惑わせてくるもの、それがローマ字です。ローマ字のルールと、英語発音のルールは異なります。makeはローマ字で読むと、「マケ」ですね。頭の中に先に定着しているローマ字が、フォニックスを使おうとする頭を邪魔してくるのです!
そもそも日本におけるローマ字教育は、ダメダメです。なぜかというと、日本には現在、「日本式(訓令式)」と呼ばれる日本人のみにしか通じないローマ字と、「ヘボン式」という世界共通のローマ字の2種類が混在しているからです。
小学生時に日本式のローマ字を習った方も多いのではないでしょうか。例えば、「ti=ち」、「si=し」と表記するものです。そのあと中学生で習うものが、ヘボン式です。日本式で「あつしくん=Atusi」だったものが、ヘボン式では急に「Atsushi」になり、「ちかちゃん=tika」は「Chika」になります。どちらも正解です.
ただ世界共通のローマ字は、ヘボン式なので日本式のローマ字を使うことはほどんどありません。それならなぜ日本式を教えるんですか!と声高に抗議したいところですが。
ということでフォニックスを学ぶ時は、混乱しないためにもローマ字のことは一旦忘れましょう!
どうでしょう?フォニックスに興味が湧いてきましたか?フォニックスのルールを勉強すれば、「なるほど!だからこうやって発音するのか!」と目からウロコなものばかり。
初めて見る単語でも、読めるようになってくるし、自分の発音もきれいになります。少しでも皆さんの英語学習の役に立ちますように!
それでは、BYE!
自分の発音にどうしても自信がもてない方は、以下の記事が面白いですよ ↓
もし本気で英語の発音矯正をしたいのであれば、語学留学も効率良い学習方法です。語学学校によっては集中的に発音を学べるコースもあります。
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
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