英検3級の合格に必要な単語数は?単語を効率よく覚える勉強法を分かりやすく解説
- 2024/08/20
英検3級の合格に必要な単語数は約2100語です。いま中学生なら、まだ習っていない単語を覚えなくてはなりません。すでに卒業している場合、忘れている単語を復習する必要があります。
どちらの場合も、中学校の教科書に載っている単語を一から積み上げるのは大変ですよね。どうやって手を付ければよいか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、英検3級で出題される単語レベルの解説と頻出単語を紹介します。そして、単語や熟語を効率よく覚える方法も解説していきます。さらに学習に役立つおすすめの教材や今すぐ使えるアプリも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
なお、全般的な英検3級対策は下の記事でまとまっているので、気になる方はあわせて参考にしてみてください。
英検3級のレベルとは?試験内容から合格に必要な語彙数・勉強法まとめ
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英検3級の単語レベルとは?
英検3級は中学卒業レベルとされています。中学英語は英語の基礎が詰まっていて、英検3級で出題される単語も日常的に使われる基礎的なものが多く含まれます。
英検3級で求められる単語レベル
英検3級の合格に必要な単語数は約2100語です。4級に比べると約900語増えます。「身近な英語を理解し、また使用することができる」ことが合格の目安となり、出題される単語も身近な話題で使用するものが中心になります(※1)。具体的には、日常での会話文、Eメールや掲示・案内文、説明文などで使用される単語です。
また、3級からは4級まではなかった二次試験が追加され、面接形式でのスピーキングテストがあります。面接官と身近なことについてのやりとりができるレベルが求められます。
英検3級合格に必要な単語
英検3級の頻出単語を一部紹介します。どの程度覚えているか、熟語と合わせてチェックしてみましょう。
- ・actually(実際は)
- ・certainly(確かに)
- ・enough(十分な)
- ・favorite(好きな)
- ・forget(~を忘れる)
- ・practise(練習する)
- ・problem(問題)
- ・reason(理由)
- ・recently(最近)
- ・think(考える)
英検3級合格に必要な熟語
英検3級の頻出熟語を一部紹介します。
- ・a pair of(一組の)
- ・as soon as possible(できるだけ早く)
- ・be able to(~できる)
- ・be interested in(~に興味がある)
- ・for the first time(初めて)
- ・have a chance to(~する機会がある)
- ・look forward to ~ing(~を楽しみにする)
- ・look like(~のように見える)
- ・take care of(~の世話をする)
- ・take part in(~に参加する)
いかがでしたか?単語と熟語を合わせて9割以上知っているという人は、英検3級に合格できる単語力がしっかりと備わっています。もう一息です!
知らない単語ばかりでも心配はいりません。次に単語の覚え方を一緒に確認していきましょう。
英検3級の単語を効率よく覚える方法
英検3級の合格を左右すると言っても過言ではない単語力。ここでは、英単語を効率よく覚える学習法を紹介します。
音で単語を覚える
英単語を覚えるときは、まずはどのように発音するのかを確認しましょう。発音が分からないときは、Googleで英単語を検索してスピーカーのアイコンをクリックすれば正しい発音を聞くことができます。
日本語でも、見たことのない難しい漢字を読み方が分からないまま練習するなんていうことはしないですよね。英語も同じで、読み方を知らずにスペルだけで覚えようとしてもなかなか頭に入りません。
そして、覚えるときは声に出しながら書くようにしましょう。声を出せない場所で勉強するときは、口の形だけでも動かすとよいでしょう。LとRの違いなど、間違えやすいところを意識的に発音するとスペルミスも防げます。
解けなかった問題の単語だけ覚える
英検3級の合格に必要な単語数は約2100語です。すべての単語を覚えなければいけないと思うと気が遠くなりそうですよね。しかし、2100語のなかにはすでに知っている単語や出題されても解ける熟語も多くあるはずです。
そのため、頻出とされる単語をしらみつぶしに単語帳に書き出す必要はありません。ついやってしまいがちですが、すでに覚えている単語を何度も練習するのは非効率です。
効率よく単語を覚えるには、過去問や問題集を解いて分からなかった単語や熟語に絞って練習することがポイントです。単語帳を作って、次に同じ単語の問題を解いたときに正解できたら、単語帳から抜いてしまいましょう。そうすれば、自分が覚えるべき単語があとどれくらいあるのか一目瞭然です。
単語帳には必ず例文も書き足す
単語帳を作るときに、表面に日本語を書いて裏面に英単語を書く、またはその逆というやり方がスタンダードですが、これにプラスアルファが大切。ポイントは、過去問に出てきた文章ごと裏面に書き足すことです。
たとえば、以下の文章でカッコに入る単語が分からなかったとします。
Paul ( ) nine friends to his birthday party, but only six came.
カッコに入る単語はinvited(招待する)で「ポールは彼の誕生日パーティーに9人の友人を招待したが、6人だけが来た」となります。もし単語帳を作るとしたら、表面に「招待する」と書き、裏面に「invite」と書くでしょう。このとき、裏面に例文として問題文もそのまま書き足すのです。
そして単語帳を使うときには、例文も声に出して読みます。そうすると、どういう場面で使われる単語かがイメージでき、記憶しやすくなります。また、文章ごと覚えることでinviteの過去形がinvitedであること、inviteの後には招待する「人」が来ること、「何に招待するか」を表すときにはtoがつくことなども自然と身についていきます。
英検3級の単語学習におすすめの教材・アプリ3選
ここでは、英検3級で出題される単語を効率的に学習するためにおすすめの教材やアプリを紹介します。
(1)英検3級 でる順パス単(旺文社)
過去5年分の過去問から頻出単語が「でる順」に掲載されているため効率的に覚えられます。すべての見出し語に例文が付いているため、先述の例文ごと覚える学習方法にもぴったりです。
テストもついていて、単語を覚えたかどうかをチェックできます。また、無料のアプリで音声を聞くことができるところもおすすめポイント。持ち運びやすいサイズなので、すきま時間を使った学習にも便利です。
英検3級 でる順パス単 5訂版
(2)英検®トレーニング(アプリ)
英検3級、準2級、2級の対策に特化した無料アプリです。一次試験、二次試験のすべての出題形式に対応しているだけでなく、頻出の単語・熟語も収録されています。
設問が5問ずつで区切られているためクイズ感覚でクイックに問題を解いていけるのがこのアプリの特徴。通学途中やすきま時間に手軽に取り組めるところも魅力です。音声での読み上げ機能もついているため、単語の発音もしっかり確認できます。
英検3級の単語学習でよくある質問
最後に英検3級の単語学習で出やすい疑問を紹介します。
英検の受験日から逆算していつ勉強を始めるべきですか?
中学を卒業して英検3級レベルの学習を終えている場合は、過去問を数年分を解いて苦手分野を復習するのに15時間程度が目安となるでしょう。学習時間を一日1時間とすると、受験日の2週間前から準備が必要です。
まだ中学を卒業していない場合、過去問に取り掛かる前に未習の文法を学ぶ必要があります。未習項目の量によりますが、倍となる30時間程度を見込むとよいでしょう。一日1時間、受験日の1カ月前から勉強を始めましょう。
英検3級の合格ラインは?
英検ではCSEスコアという基準によって合格判定が行われます。英検3級の合格基準スコアは、一次試験のトータルで1103点、二次試験で353点です。受験する回によってスコアが異なるため、「何問正解したら合格」ということにはなりません(※2)。
ただし、一般的には一次試験に合格するには約65%は正答する必要があるといわれています。過去問を解くときは、問題の70~80%は正解できるよう目標を立てて取り組みましょう。
単語を覚えるのが苦手です。どうしたら簡単に覚えられますか?
人は五感から外部の情報を読み取り、整理したり、記憶したり、理解したりします。しかし、誰もが同じ方法で情報を取り入れるわけではありません。
認知特性といって、情報を「見て」記憶するのが得意な視覚優位、「読んで」記憶するのが得意な言語優位、「聞いて」記憶するのが得意な聴覚優位など、人によって認知の仕方に得意不得意があります。
単語を覚えることが苦手だと感じたら、認知特性に合っていない方法で学習しているのかもしれません。文字を書いて覚えるのが苦手な人は、音で覚えたり、イラストを活用したりしてみましょう。「単語 音で覚える」など検索すればさまざまな勉強法が見つかります。英語が苦手と諦めるのではなく、自分に適した学習法を探してみましょう。
まとめ
2100語もの単語を覚えるとなると大変なことのように感じますよね。しかし、頻出単語や自分の苦手な単語を知り、その効率的な覚え方や自分に合った学習方法が分かっていれば、漠然とした不安はなくなるはずです。
何をやればよいかが分かると、勉強に取り掛かりやすくなりますよね。また、手軽に使えるアプリやサービスも紹介したので、今すぐにでも勉強を始められます。本記事で紹介した学習法やツールを使って単語力を向上させましょう。
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【参考文献一覧】
※1...英検「各級の審査基準」(参照日:2024-2-15)
※2...英検「英検CSEスコアでの合否判定方法について」(参照日:2024-2-15)