アメリカの生活費ってどれくらいかかるの?項目別に徹底解説!

留学でアメリカに滞在することになった時、やはり気になるのは日々の生活費なのではないでしょうか。

日本とは異なる物価、新しい暮らし、不安なことばかりですよね。事前に準備ができるようにアメリカ1ヶ月の生活費の総額と内訳、出費を抑えるコツについてお教えします!

なお、アメリカ留学の費用についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
期間別アメリカ語学留学の費用まとめ

※この記事の情報はすべて2018年11月時点のものです。レートはすべて1ドル=110円で計算しています。

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アメリカ1ヶ月の生活費総額と内訳

アメリカ1ヶ月の生活費の総額は約20万円〜40万円ほど。東京で一人暮らしをするときは13〜15万円ほどで生活することができるため、アメリカの生活費は高いと言えます。

内訳はこのようになっています。
家賃:7万円〜20万円
食費:5万円〜8万円
交通費:2万円〜6万円
通信費:1万円
雑費:5万円
何にどれだけお金がかかるのか、何の支出を抑えることができるのかご説明します。

家賃

アメリカに滞在する場合、一般的なホームステイや寮に加え、他の人と一緒に部屋を利用するルームシェア、一つの家に数人で住むシェアハウスなどがあります。

ルームシェア

ルームシェアは3万円〜5万円が相場です。

プライベートの時間を取ることは難しいですが、その分英語が上達するのではないでしょうか。

シェアハウス

シェアハウスは9万円〜12万円が相場です。ニューヨークやロサンゼルスの中心地では18万円ほどになります。

都会の方になればなるほど家賃が高くなるので、シェアハウスやルームシェアをする学生が多くなりますが、引っ越しの準備などすべて自分でこなさないといけないため、英語が話せる必要があります。

一人暮らし(スタジオタイプ)

スタジオタイプとは日本でいう一人暮らし用の部屋のことです。家賃はだいたい14万円〜。一人の時間が持てるメリットはありますが、アメリカではあまり一般的ではないため探すことが難しく、家賃も割高になります。

ホームステイ

ホームステイは1ヶ月15万円〜20万円が相場です。

家賃に加えホストファミリーがお世話してくれることの値段が含まれると考えられるため、他の滞在方法に比べて高くなります。しかし、土地勘のない留学生にとってはその土地に詳しい人がいるというのは安心なのではないでしょうか。

学校の寮は、15万円〜20万円が相場です。

学校のそばにあることが多く通学に便利であることや、やはり学校が用意しているため安心感があることなどからホームステイと同様に高くなっています。

1人部屋であることは少なく、2〜4人部屋であることがほとんど。アメリカ人だけではなく、学校に来ている様々な国籍の人と仲良くなることができます。

食費

自炊

基本的に自炊で、月に数回外食をする程度だと3万円〜5万円が相場です。

アメリカの普通のスーパーは日本と同じくらいの物価。ホールフーズ・マーケットのようなオーガニック食品などのこだわりを求めなければそこまで高くならずに済みます。

外食

アメリカ、特にニューヨークやロサンゼルスなどの大都市で外食をすると通常1食1,500円ほどがかかります。外食が多い人だと1ヶ月で10万円以上かかってしまうことも。

また、アメリカでは合計料金の15%〜20%をチップとして払うことが主流のため、更に安く抑えることが難しくなります。

デリバリー

最近盛り上がりを見せているデリバリーサービス。主にファーストフード店から注文を取るため、ファーストフード+デリバリー代がかかります。レストランでの外食よりは安く抑えることができますが、頻繁に利用すると1ヶ月7万円〜8万円ほどかかってしまいます。

人気のサービスのため場所によっては40分ほど時間がかかることもありますが、待つ必要がないため事前に注文することができます。また日本にはない様々なデリバリーサービスがあり、新鮮な冷凍の食事をデリバリーしてくれるサービスなどもあります。

交通費

タクシー

日本よりも車社会が発達しているためどの地域でも多く走っており、安価に乗ることができます。

ニューヨークの場合、初乗り1/5マイル(約320メートル)で2.5ドル(約280円)以降1/5マイルごとに40セント(約50円)です。

タクシー配車サービスのUberではさらに安価で乗ることができ、自家用車を持たない人たちにとっては一般的な移動手段です。

電車(地下鉄)

安く時間通りに移動できるため日本ではよく利用されている電車ですが、車社会が発達してしまったアメリカではあまり鉄道文化が醸成されず大都市以外の場所では使われていないことがほとんどです。

ニューヨークには一律2.75ドル(約300円)の地下鉄があります。ロサンゼルスの地下鉄も一律1.5ドル(約165円)と、定額制であることが多いです。

地下鉄の治安はここ10年ほどでかなり改善されましたが、深夜や早朝は注意が必要です。

バス

都市によって異なりますが、だいたい1ドル〜2ドル(約110円〜220円)で利用することができます。

学校までの行き帰りなど、頻繁に利用する区間にバスがある場合はタクシーなどより安く移動することができます。しかし電車と同じく暗くなってからの利用には注意が必要です。

光熱費

ホームステイや寮の場合かからないことが多い光熱費。一人暮らしやシェアハウスの場合でも家賃に含まれている場合が多いです。

別途にかかる場合も日本と同じか少し高いくらいで1万円ほど。地域によっても変わってきますが、冷暖房の使用量に依る部分が大きいです。

通信費

現地のsimを使う

アメリカの有名な通信会社T-Mobileのsimカードは12日間使い放題のもので4,000円ほど。一番安く利用することができますが、今持っている携帯のsimロックを解除しなければならないため日本で事前の準備をする必要があります。

日本でポケットwifiを借りる

ポケットwifiのレンタルは保障込で一日1,000円ほど。

旅行などの短期間の渡航であれば、手軽に借りることができるためおすすめです。またアメリカはフリーwifiスポットがチェーン店・公共施設やホテルにあることが多く充実しているため、工夫して利用すれば使用容量を抑えることができるはずです。

携帯電話をレンタルする

simカードを入れ替える方法があまり普及していないアメリカでは、空港でアメリカ回線の携帯をレンタルすることができます。日割りのレンタルが主流で、一日300円〜600円ほどで利用ができます。

雑費

交際費

海外で友達をたくさん作りたいと思った時に必ずかかる交際費。人によってばらつきはありますが、1ヶ月で1万円〜3万円が平均的になります。

日用消耗品

シャンプーや洗剤などの消耗品は1ヶ月2,000円〜3,000円ほどあれば足ります。日本とほとんど変わらない値段で購入することができます。

保険料

アメリカで個人保険に加入する場合、プランにもよりますが1ヶ月の保険料は4万円ほど。

アメリカでは日本のように全員が加入している保険というものがないため、個々人で保険に加入する必要があります。保険料も高額ですが、無保険の場合の医療費は包帯を巻いただけで90万円とも言われています。

生活費を安く抑えるためには

生活費を安く抑えるためには家賃・食費の2点を抑えることが重要です。

都市部になればなるほどかかってしまう生活費。慣れるまではホームステイや寮で生活をし、慣れてきたらルームシェアをしたり、外食をするのは月◯回まで!と決めて自炊をすることで高くなりがちなアメリカでの生活費を抑えることができます。

アメリカ1ヶ月の生活費まとめ

いかがでしたでしょうか?

地域や滞在方法などで大きく異なりますが、アメリカ1ヶ月の生活費の総額は20万円〜40万円ほどになります。なお、内訳は以下になります。

家賃:7万円〜20万円
食費:5万円〜8万円
交通費:2万円〜6万円
通信費:1万円
雑費:5万円

やはりアメリカでは医療費・保険料が高くなってしまうことが日本の生活との大きな違いであると言えます。

その他の点では贅沢をしなければ出費を抑えることはできるはず。アメリカ生活をより良いものにするために、ぜひ参考にしてみてください。

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    この記事を書いた人

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