【場面別】英会話で役立つ実用英語フレーズ100選とおすすめ勉強法まとめ
- 2018/07/02
こんにちは!休学フリーランサーのとっシーです。
せっかく何年も学校で英語を勉強してきたのに、アメリカの映画やドラマを見ても「何を言ってるか全然わからない……」という経験はありませんか?
僕たち日本人は英文法を頑張って勉強してきましたが、実際に日常英会話で使われているのは、独特のフレーズであったり、簡単な文法を使用した文だったりします。これまで学んだ英文法の知識を生かすためには、まず日常会話で使われているフレーズの「型」を身につけることをおすすめします。
そこで今回は、
・留学する前に現地で役に立つ言い回しを知りたい
・海外旅行に行く前に最低限の英語を話せるようになりたい
という人のために、
・日常英会話で役立つ英語フレーズ
・観光で役立つ英語フレーズ
・レストランで役立つ英語フレーズ
・電話で役立つ英語フレーズ
・ビジネスで役立つ英語フレーズ
を合計100個厳選し、おすすめの勉強法までご紹介したいと思います。
[目次]
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日常英会話で役立つ英語フレーズ
日常英会話には、実はとても便利な言い回しがいくつもあります。ここでは、日常会話でそのまま使えるフレーズをフレーズ1〜10を「文頭表現」、11〜20を「疑問系」、21〜30を「リアクション系」に分けてご紹介します。
フレーズ(1) You know what, 〜.
訳:ねぇ、聞いて。
相手に話しかけるときに使います。同様の表現に「Guess what」などがありますが、僕の経験では「You know what」をよく聞きました。
フレーズ(2) For some reason, 〜.
訳:なんとなく
理由はいろいろあるけれど、うまく言い表せないときに使います。
フレーズ(3) What if 〜.
訳:だったらどう?
これは「What are you going to do, if 〜」や「What should I do if, 〜」の略です。if節に仮定法過去形が使われると、より遠回しな表現になります。
フレーズ(4) As far as I know, 〜.
訳:私の知る限り
「as far as + 知識や意見、見える範囲」で「〜する限り」という表現になります。同じような表現に、「as long as + 条件や時間、期間」があります。
フレーズ(5) Just in case, 〜.
訳:念のため
「念のために」や「まさかの時のために」などと訳します。理由を聞かれたときに、「Just in case.」というようにそのままでも使えます。
フレーズ(6) For now, 〜.
訳:とりあえず
「とりあえず」や「差し当り」などと訳します。同じような表現である「so far」と比べると、少しネガティブな表現になります。
フレーズ(7) Actually, 〜.
訳:いや、やっぱり
カフェなどで一度注文したけれど、やっぱり気が変わったときに使います。
フレーズ(8) How do I say this, 〜.
訳:なんて言えばいいかなぁ
なかなか言葉が出てこないときや、言いにくいことがあるときに、場をもたせるために使う表現です。
フレーズ(9) Let’s say 〜.
訳:仮に
「仮に〜だとしよう」と何かを説明するときに使用します。プレゼンテーションなどでも多用される表現です。
フレーズ(10) If I had to say, 〜.
訳:どちらかというと
「どちらかというと」や「強いていうならば」などと訳されます。どちらも好みではないけれど、選ばなくてはいけない場合に使う表現です。
フレーズ(11) How have you been?
訳:調子どう?
現在完了形を使うことによって、久しぶりに会った相手に「調子どう?」と聞く表現です。
フレーズ(12) How did you know that?
訳:なんでわかったの?
「どうしてわかったの?」と聞く場合、「Why」を使いたくなるところですが、こちらの方が自然な表現です。
フレーズ(13) Makes sense?
訳:わかった?
「It makes sense?」が省略された表現です。「Do you understand?」よりも優しい言い回しです。
フレーズ(14) Have you heard of it?
訳:聞いたことある?
「(〜の存在を)聞いたことある?」という意味です。似た表現に「heard about」がありますが「(〜の情報を)聞いたことがある?」という意味です。
フレーズ(15) Can I have a bite / sip?
訳:一口ちょうだい?
「一口ちょうだい」と訳されますが、「bite」は食べ物で、「sip」は飲み物の場合に使います。
フレーズ(16) What was that?
訳:なんて?
相手の言ったことが聞き取れなかったときに使用するカジュアルな表現です。
フレーズ(17) Like what?
訳:例えば?
「例えばなに?」と具体例をカジュアルに聞く表現です。同じように具体的な場所を知りたいときは「Like where?」となります。
フレーズ(18) Shall we go?
訳:もう出る?
ベンチなどで休憩しているときや、レストランなどでキリがいいときに使う表現です。
フレーズ(19) How do you spell that?
訳:スペルはどう書くの?
ネイティブの話す英語は、単語と単語を繋げて発音していることが多いので、事前にその単語を知っていても聞き取れない場合が多々あります。そんなときに、便利な表現です。
フレーズ(20) How come?
訳:なんで?
「なんで?」とか「どうして?」と訳されます。「Why?」と同じ表現ですが、「Why」とは異なり、後ろに文を続ける場合は肯定文を使います。
フレーズ(21) Seriously?
訳:マジで?
「Really?」と同じ表現ですが、ネイティブの若者は「Seriously?」を使う場合が圧倒的に多いです。
フレーズ(22) It’s up to you.
訳:あなた次第だよ
これは本当によく使われる表現で、僕も留学中に多用していました。定型表現なのでそのまま覚えてしまいましょう。
フレーズ(23) It depends.
訳:時と場合によるかな
「時と場合による」と訳されます。答えが特に決まっていないというときに使われる表現です。
フレーズ(24) Definitely.
訳:絶対
何かに誘われたときに「もちろん」と返す場合や、誰かの意見に対して「そうだとも」と反応する時にも使われます。似た表現に「Absolutely」がありますが、こちらはアメリカ人が多用するイメージです。
フレーズ(25) Why not?
訳:もちろん
「なんで〜しないの?」と直訳されることから、「もちろん」と意訳されます。
フレーズ(26) No wonder why.
訳:なるほどね
「wonder」が「不思議に思う」という意味なので「no wonder why」で「なぜ
〜なのか不思議ではない」という意味になります。
フレーズ(27) Kind of.
訳:ちょっとね
「ちょっとね」とか「少しね」と訳されます。100%そうではないが、概ねそうであるときに使う表現です。
フレーズ(28) Not really.
訳:そんなに
「No」では直接的すぎる場合や、曖昧な返事に使われる表現です。
フレーズ(29) Not at all.
訳:いやまったく
「まったくそうではない」という意味です。否定文の最後に「at all」をつけることで「まったく〜ない」となります。
フレーズ(30) Same here.
訳:私も
「私も」という同意を表しますが、肯定文にも否定文にも使うことができるため、とても便利な表現です。
観光で役立つ英語フレーズ
旅行で観光地を訪れる際も、必要最低限の表現を抑えておくことによって、スムーズに観光を楽しむことができます。ここでは、観光地に行くところからお土産を買うまでの流れで、役に立つフレーズ31〜50をご紹介します。
フレーズ(31) I got lost.
訳:道に迷ったみたいだ。
道に迷ったときの定型表現なので、海外で道に迷ったら、現地の人に説明するときに使ってください。
フレーズ(32) Could you tell me where I am right now?
訳:私が今どこにいるか教えてもらえませんか?
自分の現在地を知りたいときに、地図を見せながら尋ねる表現です。ネットの接続がなく、スマホのGPSが働かないときのためにも覚えておいて損はない表現です。
フレーズ(33) Where do you recommend I go sightseeing?
訳:どこがおすすめの観光地ですか?
現地の人におすすめの観光スポットを聞きたいときに使う表現です。
フレーズ(34) How far is it from here?
訳:ここからどのくらい離れていますか?
行きたい観光地が現在地からどれぐらい離れているのかを知りたいときに使います。
フレーズ(35) How long does it take to get to 場所?
訳:〜へはどのぐらいかかりますか?
目的地に行くにはどのぐらい時間がかかるのかを聞きたいときに使います。
フレーズ(36) How do I get to 場所?
訳:〜へはどうやって行けばいいですか?
目的地に行くための交通手段を聞くときに使う表現です。
フレーズ(37) When will this bus leave?
訳:このバスはいつ出発しますか?
目的地に向かうバスが何時に出発するかを知りたいときに使います。
フレーズ(38) What time is it expected to arrive?
訳:何時頃に着きそうですか?
目的地へ着く時間が気になるときに使う表現です。
フレーズ(39) Where can I exchange money?
訳:どこで両替できますか?
両替をしてくれる場所を聞くときに使う表現です。
フレーズ(40) Can you change this into 通貨単位?
訳:これを〜に両替してもらえませんか?
日本円などを現地で使える通貨に両替して欲しいときに使います。
フレーズ(41) Do you have a brochure for 観光地?
訳:〜のパンフレットはありますか?
観光地などでパンフレットを貰いたいときに使いましょう。
フレーズ(42) How much is the admission fee?
訳:入場料はいくらですか?
美術館や博物館などの入場料について訪ねたいときに使います。
フレーズ(43) What a (形容詞+)名詞!
訳:なんて〜だ!
「What a beautiful monument!」で「なんて美しいモニュメントだ!」と訳せます。
フレーズ(44) Would you mind taking a picture of us?
訳:私たちの写真を撮っていただけませんか?
観光地などで恋人や友達などと一緒に写真を撮ってもらいたいときに使いましょう。
フレーズ(45) With the Building please.
訳:その建物と一緒にお願いします。
背景に建物などを入れて写真を撮ってもらいたいときに使いましょう。
フレーズ(46) Just press this button.
訳:ここのボタンを押すだけです。
写真を撮ってもらう際に、相手がカメラの使い方を知らない場合に使います。
フレーズ(47) What’s over here?
訳:ここには何があるの?
観光地などで、気になった場所がある場合にガイドに聞くことができます。
フレーズ(48) Can I get through here?
訳:ここを通っていいですか?
立ち入り禁止かどうかわからない場合に、ガイドに聞くとができます。
フレーズ(49) Where can I buy souvenirs?
訳:どこでお土産を買えますか?
観光地などでお土産屋がどこにあるのかを聞くときに使えます。
フレーズ(50) Is there anything for about 金額?
訳:〜ぐらいで何かありませんか?
お土産の予算が決まっている場合に、店員に予算内のものがどこにあるのかを聞くことができます。
より詳しく旅行で使える英語を知りたい方はこちらで見ることができます。
英語初心者向け!海外旅行で役立つ実用英会話フレーズ92選まとめ
レストランで役立つ英語フレーズ
レストランでスムーズに注文したり、会計できるようになるために、ここではレストランに入るところから出るまでの流れで、実際に使える便利な言い回しを51〜65までご紹介します。
フレーズ(51) How long is the wait?
訳:どのくらい待ちますか?
レストランでの待ち時間を聞くときに使います。
フレーズ(52) Is this seat taken?
訳:この席は使われてますか?
案内された席よりいい席があったときに店員に聞くことができます。
フレーズ(53) What do you recommend?
訳:何がおすすめですか?
店員におすすめを聞くときに使います。
フレーズ(54) What’s inside of 〜?
訳:中身はなんですか?
注文したい料理の材料が気になるときに使えます。
フレーズ(55) Can I get 〜? / I’ll have 〜.
訳:〜をお願いします。
料理を注文するときの定番のフレーズです。
フレーズ(56) I’ll have the same one.
訳:同じものをお願いします。
同席者と同じものを頼みたいときに使います。
フレーズ(57) Please hold 〜.
訳:〜は抜いてください。
注文したい料理に得意でないものがあるときに使えます。
フレーズ(58) Easy on the dressing.
訳:ドレッシングは程々でお願いします。
ドレッシングをかけすぎないで欲しい場合に使います。
フレーズ(59) Our food hasn’t arrived yet.
訳:料理がまだ来ていませんが。
注文した料理が忘れられていないかを確認したいときに使います。
フレーズ(60) Can we have some extra plates to share?
訳:取り分けるためのお皿はありますか?
料理を取り分けるお皿が足りないときに使えます。
フレーズ(61) Let’s dig in!
訳:いただきます!
日本語で「いただきます」に近い表現です。
フレーズ(62) Can I get this to go?
訳:持ち帰ってもいいですか?
食べきれずに残してしまったものを持ち帰りたいときに使います。
フレーズ(63) Can I get the bill?
訳:お会計お願いします。
会計を頼みたいときに使います。
フレーズ(64) We’ll pay separately.
訳:別々で払います。
お会計を別々で払いたいときに使います。
フレーズ(65) That was delicious.
訳:ごちそうさまでした。
「おいしかったです」という意味ですが、これでもごちそうさまといえます。
より詳しくレストランで使える英語を知りたい方はこちらで見ることができます。
海外のレストランでスムーズに注文しよう!7つの場面ごとに役立つ英語フレーズ
電話で役立つ英語フレーズ
電話での会話は顔が見えないので、日本語でも苦手という人は多いと思います。ここでは電話で使いそうなフレーズ66〜80をご紹介します。
フレーズ(66) I’m calling (about 名詞/to 動詞)
訳:〜の件でお電話しました。
まずは要件を伝えましょう。
フレーズ(67) I’d like to speak to 人.
訳:〜さんとお話ししたいのですが。
電話に出た人が別の人であるときに使いましょう。
フレーズ(68) Can I leave a message?
訳:伝言を残してもよろしいですか?
あとでかけ直すのが難しい場合に使えます。
フレーズ(69) Can you hear me clearly?
訳:しっかり聞こえますか?
電波が悪くないか確認する際に使います。
フレーズ(70) I’m sorry for calling you so late.
訳:遅くにすいません。
夜遅くに電話する場合に伝えましょう。
フレーズ(71) Is now a good time for you?
訳:今大丈夫ですか?
相手の都合がいいかどうかを確認する際に使えます。
フレーズ(72) I’m in the middle of something.
訳:今立て込んでいます。
忙しくて相手にできないときに使います。
フレーズ(73) G as in great.
訳:great の「G」です。
スペルを聞き取ってもらえないときに使います。
フレーズ(74) Could you say that again?
訳:もう一度よろしいですか?
相手の言葉が聞き取れなかった場合に使います。
フレーズ(75) I’m on my way.
訳:今向かっています。
電話で目的地に向かっている旨を伝えるときに使います。
フレーズ(76) What do you see around you?
訳:周りに何が見える?
電話越しに相手を探すときにヒントをもらえます。
フレーズ(77) Just a second.
訳:ちょっと待ってください。
少し電話を離れたり、考えているときに使います。
フレーズ(78) My phone’s almost dead.
訳:充電が切れそうです。
携帯の充電が切れそうという意味です。そろそろ電話を切りたいときにも使えますね。
フレーズ(79) I’ll call you back.
訳:こっちからかけ直します。
急用ができて電話を切らなければいけないときに、またかけ直すという旨を伝えられます。
フレーズ(80) You’ve got the wrong number.
訳:間違い電話ですよ。
相手が間違い電話をしてきたときに使えます。
より詳しくレストランで使える英語を知りたい方はこちらで見ることができます。
英語で電話対応ってどうしたらいいの?ビジネス電話で役立つ英語フレーズまとめ
ビジネスで役立つ英語フレーズ
ビジネスでは、定型表現が多く使われる傾向があります。そこで、ここではビジネスでよく使われる表現をフレーズ81〜83で「挨拶」、84〜90で「接客」、91〜100で「ミーティング」に関するフレーズをご紹介します。
フレーズ(81) It’s pleasure to meet you.
訳:お会いできて嬉しいです。
初対面の挨拶で使います。
フレーズ(82) How is your business going?
訳:調子はどうですか?
「仕事の調子はどうですか」という意味ですが、本題に入る前の雑談程度の意味です。
フレーズ(83) It was pleased to meet you.
訳:お会いできてよかったです。
かしこまったお別れの言葉です。
フレーズ(84) Welcome to 場所.
訳:〜へようこそ。
受付で使う表現です。
フレーズ(85) What can I help you with?
訳:いらっしゃいませ。
定型表現です。「How can I help you?」でも大丈夫です
フレーズ(86) May I have your name?
訳:お名前をよろしいですか?
丁寧な名前の聞き方です。
フレーズ(87) Please fill out this form.
訳:こちらに記入をお願いします。
記入事項があれば書くようにお願いするときに使います。
フレーズ(88) Please, have a seat.
訳:どうぞ、おかけください。
座って待ってもらうときに使います。
フレーズ(89) Thank you for waiting.
訳:お待ちいただきありがとうございます。
お客さんを待たせていたときに使います。待たせてしまって申し訳ないというニュアンスの場合は「I am sorry to have kept you waiting.」を使います。
フレーズ(90) I’ll let 人 know that you’re here.
訳:あなたがいることを〜にお伝えします。
お客さんの担当者を呼んでくるという意味です。
フレーズ(91) Let’s get started.
訳:それでは始めましょう。
ミーディングを始める合図です。
フレーズ(92) Allow me to introduce myself.
訳:自己紹介させてください。
ミーティングで初対面の人がいる場合に、自己紹介します。
フレーズ(93) I’m in the 〜 department.
訳:私は〜部署の者です。
部署は「department」という単語を使います。
フレーズ(94) I’d like to keep the meeting to an hour.
訳:ミーティングは1時間以内に終わらせたいです。
いつまでに終わるかを知らせることで、集中力が高まります。
フレーズ(95) Please take a look at the material in front of you
訳:お手元の資料に目を通してください。
資料に目を通してもらうために使います。
フレーズ(96) The first item on the agenda is 〜.
訳:最初の議題は〜です。
最初の議題について発表する前置きです。
フレーズ(97) I’d like to share ideas about 〜.
訳:〜という考えを共有したいです。
発表するときに使う定番表現です。
フレーズ(98) I agree with 人 on that point.
訳:その点に関しては〜に賛成です。
人が発表した一部の点について賛成するときに使います。
フレーズ(99) I’m against the proposal.
訳:その提案には反対です。
ある提案に対して反対意見を述べる場合に使います。
フレーズ(100) Thank you for your time.
訳:お時間ありがとうございました。
ミーティングの最後にいう言葉です。
より詳しくレストランで使える英語を知りたい方はこちらで見ることができます。
場面ごとに解説!覚えるべきビジネス英語表現63選とおすすめ勉強法まとめ
英会話フレーズの覚え方・暗記のコツは?
英会話フレーズの覚え方・暗記のコツを5つご紹介します。
コツ(1) 短期集中型で覚える
英会話フレーズのもっとも効率のいい暗記法は、短期で大量に数をこなすことです。
『エビングハウスの忘却曲線』によると、人間は20分で42%、1日経つと約70%もの記憶が失われます。
よって、短期でそのサイクルを回せば、より多くのフレーズをより記憶に定着させることができます。
コツ(2) 1回で覚えようとしない
よく1回で英単語などを完璧に覚えようとしてしまう人がいますが、ほとんどの人には不可能です。
上で触れた「忘却曲線」が理由です。対策としては、1フレーズあたりにかける時間を決めて、強制的に次のフレーズに進むことが有効です。
あくまでも、できるだけ早くフレーズを一通り覚えることを目標にしましょう。
コツ(3) 覚えたフレーズは飛ばす
もう完璧に覚えてしまったフレーズをなんども練習するのは時間がもったいないです。
日本語から英語にするのに1秒以内にすらすらフレーズが思い浮かんだ時点で、そのフレーズはひとまず飛ばして、まだ覚えきれていないフレーズを優先させましょう。
こうすることで、覚えにくいフレーズを覚えられる時間が増えていきます。
コツ(4) 場面を想像しながら自分で文を作る
機械的にフレーズを暗記しても、実際に会話するときにその部分だけしか頭に浮かばなくなってしまいます。
対策として、自分が実際にそのフレーズを使うシチュエーションを想像して実際に自分で文を作って音読してみることが大切です。
そうすることによって、よりリアリティを感じられ、実戦で役に立ちます。
覚えにくいフレーズこそ、場面を意識してみると意外と覚えやすいことがあります。
コツ(5) 誰かに教えるように学習する
僕が実際にやっていた勉強法に、イマジナリーガールフレンド(空想の彼女)に教えるように暗記するという方法があります。
この方法は少し気持ち悪いかもしれませんが、実はかなり有効な学習だったのです。
学習ごとの記憶の定着しやすさを表す「ラーニングピラミッド」では、ただ読むだけでは記憶に10%しか定着しないのに対して、教えるという行為は90%も記憶に定着するという結果を示しています。
学校の先生がその科目のプロフェッショナルなのにはきちんと理由があったのです。
丸暗記する方がいい?
最後に、何も考えずにフレーズ自体を丸暗記する方がいいのかという疑問に答えます。
先に答えを出すと、一部の定型表現を除いて、丸暗記はしない方がいいです。
理由は以下の2つです。
・本質的な理解がないと記憶に定着しにくい
・他に応用が利かなくなる
文法や英単語について理解がないままだと、いくらやっても覚えられません。
そして丸暗記の一番の弊害は、他に応用が利かなくなることです。例えば、ずっと主語を1人称で暗記してしまっていると、主語が3人称になったとき、動詞に「s」をつけるのを忘れるなど初歩的なミスをしてしまいます。
そういう理由で、僕たちが一生懸命やってきた英文法は役にも立っています。
英会話フレーズのおすすめ参考書・単語帳
最後に、英会話フレーズのおすすめ参考書・単語帳を3つ紹介します。
参考書・単語帳(1) DUO3.0
「DUO3.0」は、日本のいろは歌を参考にして作られた例文560本の中に、現代英語の重要単語1600語と重要熟語1000語が重複なく織り交ぜられた1冊です。
おすすめポイントは、メリハリとユーモアのセンスあふれる例文です。さっきまでアカデミックな固い表現が並んでいたかと思えば、痴話喧嘩や他人の噂話をしている例文が突然やってくるなど、楽しく学習できます。
Amazon.com「DUO 3.0」
参考書・単語帳(2) どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(CD BOOK)
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(CD BOOK)」は、中学レベルの文法の文をとにかくたくさん数をこなして、正確にスピーディーに文章を作れることを目的とした1冊です。
おすすめポイントは、例文が中学レベルで簡単だから挫折しにくいというところです。「中学レベルとか余裕でしょ」と思っている人もいるかもしれませんが、文章を作るとなると話は別です。最悪の場合、単語さえ分かっていれば中学レベルの文法でもなんとかなるを体現できる本です。
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参考書・単語帳(3) 一億人の英文法ーー全ての日本人に贈る「話すため」の英文法
「一億人の英文法ーー全ての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)」は、日本人がよりネイティブの感覚で文法を理解できるように書かれた1冊です。
おすすめポイントは、文法をしっかり丁寧に解説してくれているところです。学校の授業で文法をなんとなく形だけで覚えてしまっている人は、この本を読むことでより理解が深まります。
Amazon.com「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(CD BOOK)」
ちなみに参考書ではなくアプリで勉強したいという方は下の記事を参考にしてみてください。
【英会話アプリ10選】おすすめ無料アプリで手軽に英語力アップ!
まとめ
場面ごとに英会話フレーズを覚えるのは、留学や海外旅行に非常に役に立ちます。
今回は、以下の5つの場面ごとに合計100個のフレーズを紹介しました。
・日常英会話で役立つ英語フレーズ
・観光で役立つ英語フレーズ
・レストランで役立つ英語フレーズ
・電話で役立つ英語フレーズ
・ビジネスで役立つ英語フレーズ
また、英会話フレーズの覚え方・暗記のコツとして、以下の5つを踏まえておきましょう。
・短期集中型で覚える
・1回で覚えようとしない
・覚えたフレーズは飛ばす
・場面を想像しながら自分で文を作る
・誰かに教えるように学習する
英会話は場面ごとの最低限のフレーズさえ覚えてしまえば、簡単な会話なら成立します。また、今回知ったフレーズはほんの一部でしかないので、気になる人はどんどん吸収していきましょう。
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