カナダのワーキングホリデービザとは?基本情報から申請手順をまとめてみた
- 2016/12/26
カナダは1986年以来、日本とワーキングホリデー協定を結んできた国で、多くの移民や留学生など様々な国籍の人を受け入れています。ワーキングホリデービザ(略してワーホリビザ)を取得すれば、学校で英語を学びつつ働くこともできます。
でもいざワーホリビザを取るとなると、英語で申請しないといけなかったり、大使館で面接を受ける必要があったり、「なんか面倒臭い」なんて思っている方も多いのではないでしょうか。
しかしカナダのワーホリビザを取る場合は、面接もなくすべてオンラインで申請できるんです!年々ビザの申請方法は変わっていますが、2016年現在でのワーキングホリデーの特徴からビザ申請、取得、出国まで流れをまとめてみました。
「カナダのワーホリビザを取るにはどうしたらいいんだろう」と疑問に思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、カナダのワーキングホリデーについての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
カナダでワーキングホリデーをしたい人必読!費用からおすすめの仕事まで徹底解説
※ワーキングホリデービザの取得条件や取得方法は、突然変更されることがあります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
カナダ大使館
カナダのワーホリ制度
ワーホリビザは、休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・就労することができるビザです。カナダのワーホリビザを取得すれば、最長1年間、滞在することができます。6ヶ月間まで語学学校での勉強が認められているので、英語力に自信がない方はまずは語学学校に通い、英語力をつけてから仕事を探すことができますよ!
また以前までは、先着順でワーホリビザを取得することができましたが、2015年度の早い時期に定員に達してしまったことから、2016年度からは抽選に制度が変更されました。申請から実際にビザが取得できるまで数週間以上かかる場合もあるので、余裕を持ってスケジュールを立てると良いです!
具体的に、ワーホリビザを取得するまでにどのような手順を踏むのか見ていきましょう!
カナダのワーホリビザ取得条件
カナダのワーホリビザを取得するためには、以下の条件を満たす必要があります。申請に進む前に、条件を満たしているか確認してみてくださいね。
年齢制限 | 18歳以上30歳(申請時) |
申請時期 | 通年 |
滞在可能期間 | 入国後1年間 |
就労期間 | 特になし(渡航前の就労先決定は禁止) |
就学期間 | 6ヶ月以内 |
資金 | 2,500カナダドル相当の資金の用意が望ましい(約25万円ほど) |
復路の航空券 | 必要。もしくは、相当の金額を所持すること |
扶養家族 | 不可 |
入国後の出入国制限 | なし |
査証変更 | 可能 |
医療保険加入 | 必須※(入国審査時に加入証明提示を求められる場合あり) |
※過去1年間に特定の国や地域に6ヶ月以上海外に滞在していた人、また健康診断が必要と判断された場合は大使館指定の医師による健康診断を受けなければなりません。
※医療関係や教育関係の仕事に就く人は各地の移民局(CIC)の指示に従って健康診断を受診しなければなりません。
カナダのワーホリビザの申請手順
カナダのワーキングホリービザは、全ての申請がオンライン上で完結し、わざわざ面接や書類提出に出向く手間がないことが特徴です。
申請する手順は大きく2つに分かれています。
1) 参加資格の確認
2) 就労許可証申請
それぞれの手順を解説していきます!
1) 参加資格の確認
まず、Citizenship and Immigration Canada(カナダ移民局)のサイトから、MyCICのアカウントを作成します。全ての申請手続きがMyCICから行われるので、ユーザーIDとパスワードを忘れないよう書き留めておきましょう!
次にMyCICにログインしたら、「International Experience Canada(IEC)」をクリックし、以下の必要書類をもとに記入していきます。
【必要書類】
・パスポートのコピー
・英文履歴書
IECを提出後に、ランダムで抽選ののちに、MyCICと登録済みのメールアドレスにITAという招待状が届きます。招待状が届いたら、10日以内に招待状の承認(確認)をしましょう。これは、この後もワーホリビザを申請する意思があるか確認ですね。
公式サイトはこちらです。
カナダ移民局公式サイト
2) 就労許可申請
ワーホリビザの招待状が届き、次に行うのが就労許可申請です。
Citizenship and Immigration Canada(カナダ移民局)のサイトにあるMyCICアカウントにログインし、以下の必要書類をオンラインで提出します。申請を進める際に、以下の書類が必要となっています。
【必要書類】
・就労許可書申請書(サイトからダウンロード)
・抽選後に届くIECの許可書(招待状)
・家族構成フォーム
・パスポートのコピー
・証明写真
※250カナダドル(2万1,884円、2016年12月現在)相当の申請費をクレジットカードで支払います。
※残高証明に関して、この時点では不要ですが、入国審査の際に提示を求められる場合があります。
就労が許可されると許可通知書が届きます。カナダに入国する際に必要となるので大切に保管しましょう。というのも、この時点では、まだワーキングホリデービザの取得というわけではありません。
ワーホリビザ申請からカナダ入国まで
就労許可通知書を受け取ってから1年以内(許可通知書記載有効期限内)に渡航してください。入国の際に就労許可通知書を入国審査官に見せ、それと引き換えにワーキングホリデー就労許可証(ワーホリビザ)が発行されるので受け取りましょう。せっかく就労許可通知書があっても、ワーキングホリデーの許可証がなければ不法滞在扱いになってしまうので、入国の際には注意!
カナダのワーホリビザ取得に関する注意点
ビザの申請や申し込みをオンラインでできるのは便利ですが、不備があった場合には、カナダの入国審査で門前払いされる恐れがあります。特に最近義務づけられた医療保険加入については、現地で加入証明提示できず入国できなかった例があります。日本を出国する前にきちんと情報を集め、不備がないように注意しましょう!
※ワーキングホリデービザの取得条件や取得方法は、突然変更されることがあります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
いかがでしたか?カナダはさまざまな人種が集まり、いろいろな文化に出会える魅力あふれる国です。
また、アメリカと国境を接しているので入国ビザを取得すればアメリカの都市にも足を延ばすことができます。多くの人がバカンスに出かけ人手が足りなくなる夏季と、ウィンタースポーツを楽しむ観光客が増える冬季に仕事が見つけやすくなります。
それまでの間に住まいや語学の見通しを立てた上で仕事探しにのぞめるよう、計画をしっかり練って充実したワーキングホリデー体験をしていただきたいと思います!
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