カナダ親子留学の費用はどのくらい?安い留学方法や節約術を解説
「子どもが小さいうちから国際経験を積ませたい」と、親子留学を考えていませんか。親子留学ができる国はいろいろありますが、中でもカナダは英語圏であることと治安の良さから特に人気の留学先のひとつです。
しかし、いざ留学をするとなったときに気になるのは費用ですよね。特に親子留学となると航空券や滞在費だけでも通常の倍の費用が発生するため、トータルでどれだけ必要になるのかと気になる人もいるでしょう。
そこで今回の記事では、カナダ親子留学の費用について詳しく解説していきます。また、親子留学についてより詳細に知りたい方は下記の記事もおすすめです。
【2024年版】カナダの親子留学ガイド!目的に合わせたおすすめの学校をご紹介
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カナダ親子留学の費用は1週間約78万円が目安!
はじめに、カナダ親子留学にどれくらいの費用がかかるのかを確認しておきましょう。ここでは、1週間の留学と1カ月の留学にかかる総額、その内訳をそれぞれ表にまとめています。
ただし、住む場所や通う学校、選ぶコースによって費用は変わりますので、あくまで目安としてご参照ください。
1週間 | 1カ月 | |
---|---|---|
総額 | 78.2万円 | 151万円 |
学費 | 25.4万円 | 53.8万円 |
滞在費 | 7.2万円 | 29.2万円 |
生活費 | 8.8万円 | 29万円 |
渡航費 | 36.8万円 | 39万円 |
各項目を見ていくと、渡航費を除き留学の期間が長くなると費用もそれだけ大きくなります。次の見出しで詳細を見ていきましょう。
カナダ親子留学でかかる費用の内訳
ここでは、上記で示した費用の概算を項目ごとにより細かく見ていきます。
なお、ここで示す金額は10歳の子ども1人と保護者1人で行く場合を想定したものです。滞在方法はホームステイ、滞在期間は1週間と1カ月の2パターンを見ていきます。
学費
学費の目安は1週間で25.4万円、1カ月で53.8万円です。
これには授業料だけでなく、教材や施設利用料などの諸費用が含まれます。滞在費や食費などと合わせて詳しく見ていきましょう。
授業料
授業料の目安は1週間で9.2万円、1カ月で37.2万円です。
授業料は学校によって変わるほか、親も一緒に授業を受けるかによっても大きく左右されます。親も子も授業を受ける場合、費用は単純に1人受けるときの倍になるので、費用を節約したい場合には子どものみ受講にする必要があるでしょう。
また、学校によっては週末にアクティビティが開催されることも。アクティビティの参加費は授業料に含まれているケースと都度支払うケースがあるので、事前に確認しておきましょう。
学校支払い諸費用
学校支払い諸費用の目安は1週間で13.4万円です。
費用の中には入学金や教科書代だけでなく、空港までの送迎費用も含まれます。ただし、空港送迎費についてはオプションであることも多いので、詳細はエージェントや語学学校に確認しましょう。
渡航費
渡航費の目安は1週間で58万円、1カ月で60万円です。
渡航費には航空券代、海外旅行保険加入費、ビザ関連費が含まれます。それぞれちょっとした工夫で支出が抑えられる項目なので、詳細を確認していきましょう。
航空券購入費
航空券購入費の目安は2人分で50万円前後です。なお、国際線の場合、2~11歳は小児料金であり運賃は大人の75%です。
ただし、LCCの場合は小児運賃を設定しておらず、大人と同じ料金を払うのが一般的なので注意が必要です。LCCで安い航空券を2枚取るのか、それとも大手航空会社で大人料金と小児料金を組み合わせて購入するのか、それぞれの総額を出し見比べてみることをおすすめします。
また、航空券は渡航する時期や購入するタイミングによっても金額が変わるので、フライト情報はこまめにチェックして安いタイミングで購入できるようにしましょう。
海外旅行保険加入費
海外旅行保険加入費の目安は1週間で0.6万円、1カ月で2.8万円です。
海外旅行保険には子ども料金はありませんが、ファミリータイプの商品を選ぶことで保険料の節約ができることがあります。各保険会社のプランをよく確認してみましょう。
また、クレジットカードによっては海外旅行保険が付帯しているものもあります。ご自身の保有しているクレジットカードの詳細もよく確認してみてください。
ビザ関連費
1週間あるいは1カ月の留学の場合、ビザ関連費の目安は0.2万円です。
カナダの場合、1週間あるいは1カ月の留学であればビザは不要であり、eTAと呼ばれる電子渡航認証があれば入国できます。ビザが必要になるのは3カ月を超える場合です。
滞在費
滞在費の目安は1週間で7.2万円、1カ月で30.2万円です。
ホームステイならばエージェントに支払う費用の中に滞在費や食費も含まれます。一方、自分でアパートなどを探す場合は、直接アパートのオーナーや不動産業者に家賃を支払う必要があります。
家賃は地域によって大きく異なり、ベッドルーム1部屋の物件の家賃は都市部の場合は1カ月約20万円、郊外では約18万円です(※1)。
生活費
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生活費の目安は1週間で6.3万円、1カ月で29万円です。
生活費は食費だけでなく、交際費や交通費などさまざまな費用が発生します。娯楽費など支出を抑えやすい一方、交通費や通信費など自分ではコントロールしにくいでしょう。
また日本と同じようにカナダも地域によって生活にかかる費用が変わります。一般的にバンクーバーやトロントといった大都市では生活費は大きくなりがちで、郊外になるほどリーズナブルになる傾向にあります。
食費
食費は、1週間で約2.0万円、1カ月で約8.0万円が目安です。
ホームステイの場合、1日2食つきのことが多いです。朝晩は滞在先のホストファミリーが準備してくれるので、現地で支払うのは自分と子どものランチ代だけです。
通信費
通信費の目安は1週間~1カ月で0.8万円です。
日本では通信会社と月ごとの契約をすることが多いですが、海外ではプリペイド式のSIMカードが一般的です。カナダでもプリペイド式が広く普及しており、1週間~1カ月の短期利用も可能です。
また、日本で海外旅行用のWi-Fiをレンタルしていくという方法もあります。ただし、SIMカードに比べて割高です。
交通費
photo by: Harold Stiver / Shutterstock.com
交通費の目安は1週間で0.6万円、1カ月で2.2万円です。
カナダの中心部ではバスや電車といった交通網が発達しています。ホームステイ先が学校から離れている場合にはこれらの交通手段を使って移動することになるので、交通費が日々発生します。運賃は都市によって異なるので一概にはいえませんが、1週間で約3,000円、1カ月で約1万円強が目安です。
娯楽費
娯楽費の目安は1週間で4万円、1カ月で12万円です。
週末に少し遠出をしたり、たまには外食を楽しんだり、せっかくの海外生活を満喫したいと思う人もいるでしょう。子どもにいろいろな経験をさせたいと思うならなおさら学校外でのアクティビティにも力を入れたいのではないでしょうか。何をするかによって費用は変わりますが、1週間で2万円くらいを目安にしておくといいでしょう。
雑費
雑費の目安は1週間で1万円、1カ月で4万円です。
シャンプーや歯磨き粉といった生活必需品をはじめ、文房具などが必要になることもあります。衣料品を買い足す必要が出ることもあるので、雑費としてある程度の金額を用意しておいた方がいいでしょう。1週間なら5,000円、1カ月なら2万円くらいは見積もっておきましょう。
カナダ親子留学の費用に関する疑問はスクールウィズで解決
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カナダ親子留学でかかる費用を節約するコツ
ここからは、カナダで親子留学をする際に費用を節約するポイントをご紹介していきます。費用面で折り合いがつかず留学ができない、という事態にならないためにも、ここでご紹介するコツを意識してコストカットを目指しましょう。
滞在費を抑える
滞在費は費用の中でも大きな割合を占めるので、少しの工夫が結果的に大きなコストカットにつながりやすい項目です。
例えばホームステイ先のAとBを比較して、1週間で5,000円の違いしかなかったとしても、1カ月滞在すれば2万円分の違いになります。このように少しの違いが大きな節約につながるので、滞在先を選ぶときにはいろいろと見比べてみましょう。
ただし、毎日を過ごす場所なので滞在先選びはあまり妥協しすぎるのもよくありません。お子様がストレスなく留学期間を過ごすことも重要ですので、コストと快適さのバランスをよく考える必要はあります。
できるだけ自炊をする
ホームステイの場合は1日2食つきのことが多いですが、週末の食事の提供があるかどうかはホストファミリーによって異なるので事前に確認しましょう。
また、いずれの場合でも昼食は自分で準備することになりますが、なるべく自炊をして外食を避けることをおすすめします。カナダは日本より外食費が高く、外で食事をすると、それだけで数千円の費用になりかねません。
滞在期間中繰り返していてはやがて大きな金額になってしまうので、外食はなるべく避けた方がいいでしょう。
渡航時期を調整して早期予約を活用
航空券の予約はなるべく早く済ませましょう。航空会社によっては早期割引が適用になるところもあり、フライト代を節約できます。反対にギリギリになればなるほど航空券は高くなっていくので、時間的な余裕をもって留学プランを立てることをおすすめします。
また、可能であれば留学の時期を閑散期にすることも検討してみてください。上述の通り、航空券は時期によって価格が大きく変わります。
例えば航空券検索サイトスカイスキャナーで成田発バンクーバー行きの航空券を調べてみると、月によって大人1人あたり約8~15万円と大きな幅があります(※2)。安い時期を狙って留学することで、大幅な節約ができるでしょう。
まとめ
今回の記事では、カナダでの親子留学の費用について詳しく見てきました。
親子2人分の留学費用なのでどうしても通常の留学よりも高くなってしまいますが、それぞれの項目を精査していくことで節約できる部分はあります。特に学費については選ぶ学校やコースは選ぶ学校やコースによって大きく変わるので、事前の下調べが重要です。
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【参考文献一覧】
※1...NUMBEO「Cost of living in Canada」(参照日:2025-01-07)
※2...スカイスキャナー「東京発→バンクーバー行き飛行機・格安航空券・LCC」(参照日:2025-01-07)