バギオ留学で英語を本気で学ぶ。語学学校を選ぶポイントや費用や体験談を一挙解説
フィリピン屈指の避暑地で、落ち着いた雰囲気の都市バギオ。フィリピン留学といえば「セブ島がメジャー」と思われるかもしれませんが、バギオは「英語を本気で学びたい人」におすすめの留学地です。
とはいえ、バギオ留学を検討中の方のなかには、留学の具体的なイメージがつかめず困っている方もいるでしょう。
そこで今回は、バギオの特徴や魅力、体験談、費用などを詳しくお伝えします。この記事を読めば、バギオ留学とほかの留学先との違いや魅力がよく分かります。バギオ留学に興味のある方はぜひ最後まで読んでみてください。
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※記事内ではフィリピンペソをPHPと表記します。為替レートは2024年3月8日時点での情報を参照し、1PHP=3円で計算しています。
[目次]
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バギオはどんなところ?基本情報
バギオ(Baguio)は、フィリピンのルソン島北部、コルディリェーラ行政区の中心都市です。首都マニラから約250km離れており、車で約6~7時間かかります。バギオは、標高1,500mに位置する山岳地方にあるため、日本の軽井沢のようにフィリピンの人たちにとっての避暑地として人気です。
フィリピンは熱帯モンスーン型気候で、季節は6~10月の雨季、11~2月の涼しい乾季、そして3~5月の暑い乾季の3つに分かれます。ベストシーズンは3~5月で、気温は高くても平均24℃程度です。ただし、朝晩は冷え込むので、長袖・長ズボンなど防寒着の用意が必須です。
治安も良く、都市部と違って遊ぶ場所が少ないため、英語学習に集中したい人におすすめのエリアです。
バギオ留学の魅力
続いては、なぜバギオが留学先としておすすめなのか、その魅力を解説します。
英語学習に専念し英語力をアップできる環境
留学関係者たちは「バギオといえばスパルタ」という印象を持っています。とにかく英語学習に集中できるよう、環境やルールを整えている学校が多いのがバギオの特徴です。
ちなみに、スパルタ校とは下記のようなルールを運用している学校のことをいいます。
・1日約10時間以上の授業
・平日は外出禁止
・English Only Policy
・毎日または毎週テストが課される など
English Only Policyとは、母国語禁止ルールのこと。英語力をアップするには、とにかく英語に触れる時間を増やすことが何より大切なので、母国語禁止をはじめとしたスパルタルールは英語のレベルアップには役立つでしょう。
学園都市ならではのレベルの高い講師陣
フィリピン留学を検討している方のなかには、講師の質を心配している方もいるかもしれません。
しかし、バギオはフィリピン人講師の質が高いことも特徴として知られています。バギオはいわゆる学園都市で、市内には8つの大学があります。英語教師の育成に力を入れている大学などを卒業した人が、語学学校で講師となるパターンも多く見られます。
また学校によっては、講師として働くまでに、厳しい基準やトレーニングを設けています。例えばIELTSスコアの基準点を設け、IELTSコース講師陣の平均スコアが7.0など、講師たちの英語力の高さがうかがえます。
さらに、講師たちも第二外国語として英語を身に付けた方たちなので、日本人が英語を習得するときに分かりやすく教えてくれると好評です。
涼しく過ごしやすい環境で集中して学べる
フィリピンは熱帯性気候の国で暑いイメージがあるのではないでしょうか。しかし、バギオは先にお伝えしたように標高1500mで、年間平均の最高気温が23℃前後と1年を通して過ごしやすい環境にあります。
暑いのが苦手な方にとっては、ありがたいですね。反対に、寒さが苦手な方は、朝晩の冷え込み対策を準備して渡航しましょう。日較差も少な目ではありますが、1~2月ころには10℃を下回る日もあるので、その時期に留学予定の方は気を付けてください。
治安が良い
バギオを留学先として選ぶ理由として「治安が良いから」と言う方が一定数います。マニラやセブでは軽犯罪が多発していますが、バギオは窃盗や傷害の発生件数がセブ島と比べて10分の1程しかないといわれています。人口も違いますが、それにしても圧倒的に治安が良いのがバギオの良いところの一つです。
なぜ、そんなにバギオの治安が良いのかというと、それはバギオがフィリピンの避暑地であり、政治家や富裕層が多数滞在する街であること、学生が多いことなどが理由の一端として挙げられます。
バギオ留学では何ができる?語学学校コースの種類
続いては、具体的にバギオ留学で学べる主な内容やできることを紹介します。一口に英語学習といっても、目的に応じてさまざまなコースが用意されています。語学学校によって名称は異なりますが、主な種類を紹介するので参考にしてください。
ESL
ESLはもっとも一般的なコースとして、人気があります。English as Second Languageの略で、英語の4技能といわれるListening、Reading、Writing、Speakingをバランス良く学ぶコースです。そのなかで自分の得意、不得意に合わせて科目を増やしたり減らしたりとアレンジしやすいのも特徴です。
英語初心者の方や、一般的なコミュニケーション力アップのために英語力をアップさせたいと考えている方は、ESLのコースがおすすめです。
ワーキングホリデー
英語圏でワーキングホリデーに行きたいと思っている方向けのコースです。就職時を想定して、面接の練習や履歴書の書き方指導も受けられるため、近年ではワーキングホリデー制度を利用して英語圏の国へ行く前の事前準備として注目を集めています。
学校によっては英語学習をしながら現地のカフェなどで就業体験ができるオプションが用意されています。ワーキングホリデーを疑似的に経験しながら必要な英語を学べるコースとして人気があります。
ワーキングホリデーでは、準備不足でなかなか職が見つけられないと、ただ外国でダラダラと時間を過ごして終わってしまうこともあります。そのような事態を防ぐためにも、バギオで就業準備をいち早く始めることは価値があります。
ビジネス
ビジネスコースでは、ビジネスシーンに特化し、仕事で英語が必要な方を対象にしています。仕事上で必要なE-mailの書き方、電話応対、プレゼンテーションなどを英語でシミュレーションしながら習得します。
もちろん学生でも、インターン先で英語を使う方や、学生起業家の方におすすめです。
IELTS、TOEFL
英語圏の大学への入学を目指している、就職に必要などの理由で、IELTSやTOEFLなどの語学検定のスコアアップを目指している方におすすめのコースです。
IELTS特化コースでは、講師が全員IELTS7.5ポイント以上保有しているスクールや、スコアアップ保証のコースを提供しているスクールもあります。
また「スコアアップ保証」も特徴的。例えば、Baguio JICメインキャンパスでは、スコアアップ保証のコースで12週間以内に目標を達成できなかった場合、授業料免除で4週間のレッスン追加ができるサービスを提供しています。
バギオ留学の体験談
次に、バギオ留学がどんなものかがよく分かる、3名の先輩たちの体験談をご紹介します。
学生が3カ月の語学留学!セミスパルタの環境でTOEIC175点アップ
Monolというバギオのセミスパルタ校で3カ月学んだあみさんは、帰国後のTOEICスコアが留学前より175点プラスの775点まで伸び、リスニングパートでは400点を超えたそうです。1日に10時間以上英語に触れ続けた効果が、特にリスニング力に現れました。
バギオの語学学校は街の中心地から離れた場所にあるため、勉強に集中しやすい環境にあると話すあみさん。週末は登山や洞窟探検を楽しんだそうです。
あみさんは、3カ月の留学経験を通して大切だと感じたことは、英語の間違いを恐れず、積極的に海外の人に話しかけることだと語っています。
あみさんの体験談をもっと詳しく知りたい方は、こちらのリンクからどうぞ。
バギオ留学って実際どうなの?英語力の変化や留学中の過ごし方まで振り返りレポート!
大学を卒業してバギオで2カ月の語学留学
日暮さんは、バギオのスパルタ系語学学校PINESへ2カ月間の留学をしました。学ぶにつれて、大切なのはスコアよりも実践量であり、学びの継続だと感じた日暮さんは、2カ月間のプログラム終了後も、フィリピンに残りたいと考えます。
結局、留学先であったPINESから声をかけられて、語学学校のスタッフとして働くことになりました。日暮さんがもっともやりがいを感じるのは、不安な気持ちを抱えて来た留学生が、卒業時には楽しそうにふるまい、堂々と英語でスピーチをする姿を見るときだそうです。
日暮さんの体験談をもっと詳しく知りたい方は、こちらのリンクからどうぞ。
留学は人生の選択肢を増やす手段。フィリピン留学中に見つけた新たな進路とは
語学学校のマネージャーから見るバギオの良さ
ジョセフさんは、大学卒業後に就職、アルバイト経験を経て、27歳でバギオへの英語留学を決めました。
バギオはコンパクトな街で利便性が高く、おしゃれな街並みが魅力です。街の人に話しかけやすく、気になるお店にすっと入って行けるようなバギオは、自分が「英語を話したい」という気分を作ってくれる街だったそうです。
「英語を学んでも、話したいことがなかった」と気づいたジョセフさんでしたが、バギオの街に刺激されて、英会話への欲求が高まり、次第に英語力に自信が持てるようになりました。
ジョセフさんの体験談をもっと詳しく知りたい方は、こちらのリンクからどうぞ。
その土地の生活を感じることが、言葉を学ぶ原動力に。元語学学校マネージャーが語る留学の価値
バギオ留学でかかる留学費用
続いて、1カ月間のバギオ留学でどのぐらいの費用がかかるのか、項目別にお伝えします。
総額は25〜30万円
ここでお伝えするのは、バギオの「PINESメインキャンパス」に4週間、Power ESL 5コースで留学した場合の費用です。ハイシーズンのプラス料金や、現地で必要な雑費を考えて5万円の幅を持たせています。
1カ月も留学期間があると、人によっては娯楽費やショッピングにお金を使ってしまうこともあるでしょう。そのあたりを節約すれば、25万円を切る料金で1カ月間バギオ留学をすることも可能です。
学費
マンツーマンレッスンが4コマと、グループレッスンが4コマ受けられる人気のPower Speakingコースで、178,000円です。5,000円の追加料金を支払うと、スパルタコースへ変更できたり、1コマ300PHP(約900円)/2週間でオプションクラスも受講できたりします。
例年、6月末から8週間程度の間は、ピークシーズンの追加料金として1週間あたり5,000円プラスとなるので、その時期に留学予定の方は確認をしてくださいね。
滞在費
フィリピン留学の場合、滞在費は学費にコミコミとなっています。先にお伝えした金額は、6人部屋に滞在する場合の費用です。1人部屋でもっともグレードが高いもので251,000円、2人部屋ならば200,000~210,000円です。
渡航費
航空券を最安値で押さえた場合、東京からバギオまでの往復で約30,000円程度の渡航費となります。
東京発と仮定すると、成田空港からマニラまでセブパシフィック航空などLCCの直行便を利用するのが、便利かつ安いです。うまくいけば、25,000円程度で往復航空券を買えます。
さらに、マニラからはバギオまで直通の民間バスに乗ります。料金は730PHP(約2,190円)の往復分で、1,460PHP(約4,380円)です。
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フィリピン留学での最安値航空券の探し方と知っておくべきポイントを解説
食費
フィリピン留学では、基本的に学費に1日3食の食事代が含まれていますが、土日は2食分のみの学校も多いです。1カ月の留学期間中の土日を計算すると2日×4週間=8日あり、そのうち1回ずつは自分で食事を用意しなければなりません。
フィリピンでの食事は、1食約250PHP(約750円)と考えておけば良いでしょう。つまり、約750円×8日=約6,000円の食費が必要です。
保険料
海外旅行保険は、期間や保障内容によって金額が変わるため一概にはいえませんが、1カ月の留学でおおよそ2万円を見込んでおけば良いでしょう。
クレジットカード付帯の海外旅行保険もありますが、必ず渡航前に保障内容をチェックしておくことをおすすめします。
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大小合わせて20校以上ものバギオの語学学校のなかから、自分の希望する条件を満たす学校を選び出すのは難しいものです。
ホームページ上の情報は古くて最新情報が反映されていない場合もありますし、ホームページに書かれていることがすべてとは限らないからです。そういった懸念点を払拭するために、ぜひ留学エージェントに相談してみましょう。
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バギオ留学でよくある質問
最後に、バギオ留学についてよくある質問にお答えしていきますので、ぜひチェックしてみてください。
バギオで語学学校を選ぶ際のポイントはありますか?
英語学習の目的や、どの程度英語漬けになる覚悟があるか、学校の規模感などを考慮して決めると良いでしょう。
一般的な英語学習がしたいのか、ワーホリやIELTSなどの語学検定対策かなど、目的に応じて選ぶ学校は変わってきます例えば、ワーホリを目的とするならばワーホリコースがあるBaguio JICやA&Jが人気です。
また、スパルタ校かどうかや、母国語禁止をどこまで厳格に運用しているかもチェックすると良いかもしれません。母国語禁止を掲げてはいても、実際は日本人留学生同士が日本語を話していても注意されない学校もあるようです。
学校の規模感も、学校選びの決め手になるでしょう。バギオの語学学校は、数十〜数百人まで規模はまちまちと、小規模な環境がいいか、大人数でも問題ないかが決め手になります。
どんな人にバギオ留学は合っていますか?
バギオは、本気で英語を学びたい方、落ち着いた環境で勉強したい方、暑いのが苦手な方にぴったりな留学地です。
スパルタ校が多いこと、そして地方ゆえに遊びの誘惑が少ないことなど、勉強に集中できる環境が揃っています。リゾート気分で訪れるような留学生は少ないため、自然とみんなが英語学習に集中します。
また、涼しい高原都市なので、暑さとは縁がない地域です。ただし、5~10月の雨季にはフィリピンでも屈指の降水量となるので、その時期の渡航を検討している方は事前準備をして行きましょう。
バギオ留学のデメリットはありますか?
雨季の雨が激しいことや、遊べる場所が少ないことは、人によってはデメリットと感じるかもしれませんね。
また、日本からバギオへの直行便はなく、マニラから車で6~7時間かかるので、アクセスが良いとはいえません。
まとめ
バギオは、近年フィリピンでの英語留学先として人気の都市です。落ち着いた環境や、涼しい気候、質の高い講師のいる語学学校など、本気で英語学習をしたい方におすすめです。治安の良さや比較的物価が安いことも、留学生にとって安心感がありますよね。
コース設定も幅広く、ワーキングホリデー対策も充実しているので、2カ国留学の1カ国目としても高い効果を発揮できるでしょう。
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- ステップ3:申し込む
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いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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