【実体験】留学中の生活やスケジュールを紹介!留学を楽しむポイントも紹介
- 2021/01/14
はじめまして、フィジーに2ヶ月留学していたMasakoです!
留学を検討しているとき「留学中の生活ってどんな感じなんだろう?」など、留学生がどのように過ごしているのか気になりませんか?
学校や休日の過ごし方はどのような感じなのか、具体的にイメージしておいた方が安心ですよね。
留学生活は平日に学校へ通って週末は勉強や観光をするなど、日本での学校生活とほとんど変わりません。しかし海外での生活なので、その中で「多様性」や「どこでも生きられる強さ」など、日本では体験しにくい成長を実感できることは多いです。
そこで今回は、フィジーに留学した私が実際にどのような留学生活を送っていたのか、以下の観点からご紹介します。
- ・私が留学した理由
- ・留学生活のスケジュール例
- ・留学して気づいたこと
- ・留学生活を楽しむポイント
- ・自分自身の変化
留学を考えている人や留学生活がどのような感じなのか知りたい人は、ぜひ読んでみてくださいね。
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私が留学を決めた背景と実際の生活
私が留学を決めた理由は、主に以下の3つがあります。
- (1)英語をもっと話せるようになりたい
- (2)日本と海外の文化の違いを知りたい
- (3)現地の人々と関わってみたい
残念ながら、当時の私の英語力は現地で「chicken(チキン)」の発音も分からない、「practice(プラクティス)」を「プラスチック」と言い間違えてしまうほどのひどさ。英語力はまったくありませんでした。
そのため留学生活ではホームステイを選びました。毎日現地の人と多くの時間関われるうえに、ホストファミリーとの会話など英語環境に身を置けるからです。
また学校は14時までで終わることが多かったので、文化などをもっと知るために、道端で出会った人に話しかけたり学校帰りに近所の子どもたちと一緒に遊んだりと、フィジーの人たちと積極的に交流しました。
このように、留学生活では留学した理由をもとに行動することが多かったです。
留学中の生活を平日と休日に分けて紹介
多くの学校では月〜金は授業、土日は休みとなります。
そこで平日と休日に分けて、私の留学生活を紹介しますね。
平日の過ごし方
平日は7時頃に起きて、朝ごはんを食べて学校へ向かいます。学校での授業スケジュールは以下の通りです。
- ・8:00〜12:00:クラスで授業を受ける
- ・12:00〜13:00:昼食
- ・13:00〜14:30:再び授業を受ける
私が通っていた学校の授業は文法や発音、ディスカッションなどがあり、もちろんすべて英語です。昼食は学校の食堂でサンドイッチやパン、現地の料理を購入して食べていました。
放課後は部活動やボランティアクラブに参加できたので、孤児院でのボランティア活動をしていました。あとは市内へ友達と出かけたり、学校のグランドでスポーツをしたりとまったりと過ごすことが多かったです。
フィジーの人々は陽気で「Bula(こんにちは)!家に寄っていきなよ〜」とすぐに仲良くなることが多いので、近所の子どもたちともよく遊んでいました。
夜ご飯はホームステイ先で提供されるので、ココナッツスープで煮込んだ魚やタロイモなどフィジー料理を食べることができます。ご飯も美味しく、ホストファミリーと話す時間もたくさんありました。
休日の過ごし方
休日は、観光する絶好のチャンスです!特にフィジーは美しい海がたくさんあるので、友達やホストファミリーと海へ遊びに行くことが可能です。私はとりあえずたくさん遊びました。
「留学しにきているんだから、勉強をもっと頑張らないと!」と意気込むのはいいことですが、「休日はたくさん遊ぶ!」とメリハリをつけて生活することも大切です。
留学生活は、休日を使って観光もできるので旅行気分もしっかりと味わえる絶好の機会。週末はリフレッシュもかねて、しっかりと遊んでおくのがおすすめです。
留学や現地生活で気づいた3つのこと
留学する前は現地での生活に不安や疑問などたくさんありますよね。そして実際に留学してみないと分からないことがほとんどです。
そこでここでは、実際に私が留学してから気づいたことを3つ紹介します。
1.英語力がなくてもコミュニケーションは取れる
留学前に英語が話せないことを不安に思う人が多いかと思いますが、英語力がなくてもコミュニケーションを取ることは可能です。
私は当時英語が本当に話せなくて、ホストファミリーのママに夜ご飯が何か聞くのもひと苦労でした。聞くにしても、「Dinner?」など単語だけです(笑)。
無事にホストファミリーに通じて「Chicken(チキン)」と言われたのですが、発音が良すぎて何か分からず首をかしげていました。するとママが「コココココココッ」と手をバタバタしながら鶏のマネをして、初めて「あぁ!チキンね」と理解できたこともあります。
不思議にもボディランゲージを使うことで、英語力が高くなくても会話が成り立ったんです。
英語が話せなくても、一生懸命コミュニケーションを取れば伝わります。まずは積極的に話しかけることから始めてみましょう。
2.積極的な人ほど英語力は伸びる
留学して英語力が伸びる人や語学力アップに成功する人の特徴は、「何でも積極的に行動し、失敗を恐れず発言する人」です。
間違っていると思っても授業で発言したり、学校のイベントなどに積極的に参加したりすると、どんどん英語を話す機会が増えていきます。
私は実際、間違えた文法で話していましたが、もともと関西人でおしゃべり好きだったこともあり、まずは発言することを意識していました。結果的に、その積極性が成長するきっかけになったと感じています。
3.英語は英語で学ぶ必要性がある
英語は日本語で学ぶのではなく、英語で学ぶ必要性があります。
留学して疑問に思ったのは、「日本で中学校から高校生まで英語を学んできたのになぜここまで話せないんだろう」ということでした。
留学先の授業はすべて英語なので、英語を英語で学びます。慣れるまではハードルが高く感じますが、英語だけで考える脳が作られやすくなります。
頭の中には常に英語が浮かぶので、自然と英語力が伸びていった感覚がありました。
留学を控えている人は日本語で英語を学ぶのではなく、英語を英語で説明している参考書や、英語のラジオや動画をそのまま聞くことを意識してみてください。
留学生活を楽しむポイント4つ
留学生活では人間関係などで悩むこともあるかと思いますが、どうせなら思いっきり楽しみたいですよね。留学生活が楽しめるかどうかは「あなた次第」でもあります。
そこでここでは、留学生活を楽しむポイントを4つ紹介します。
1.留学の目的を忘れない
まず、留学している目的を忘れないでください。
留学生活に慣れてくると、適当に過ごすようになる人は多いです。その結果勉強に集中できず、留学で思うような成果が出せない人もいます。
モチベーションを下げないためにも、以下のことを考えておきましょう。
- ・何のために留学しているのか
- ・留学後はどうしたいのか
高い英語力はあくまでツールであり、目的や最終的なゴールではありません。英語力を使って何がしたいのか、その先の方が大切です。
例えば海外の大学で勉強するため、海外でプログラマーになるためなど、英語を学んだ後の具体的な目的があるともっと頑張れますよ。
今はハッキリとした目的がなくても、英語が話せることは何かしらのチャンスやきっかけになることがあります。その先を考えながら勉強することを意識してみてください。
2.今ある時間を大切にして楽しむ
留学生活は長い人生のたった数ヶ月ですが、限られた時間でもあります。今ある時間を思いっきり楽しむことが、後で後悔しないことにつながります。
もちろん学校では勉強をがんばりますが、だからといって家にこもってずっと勉強しているのはもったいないです。
留学は色々な人と出会って友達になる機会もあるので、積極的に声を掛けて行動していきましょう。そうすることで、留学中に観光やアクティビティを楽しめる、長い付き合いになる友達が増えることも多いです。
3.ホームステイや寮生活では思いやりを持つ
ホームステイや寮での人間関係が上手くいく方法は、思いやりを持つことです。
ホームステイや寮では、些細なことでも人間関係のトラブルになることがあります。初めて会った人と生活するのでどこか合わないと感じることはありますが、ずっと避けることはできません。
私はホストファミリーと仲良くなりたかったので、自分から積極的に日本料理を振る舞ったり、コミュニケーションを取ったりしていました。先ほど紹介したジェスチャーで通じ合えた経験のように、お互いに思いやりを持って接していたから円滑にコミュニケーションができたのだと思います。
問題が起きたときにエージェントや学校に相談するのも大切ですが、まずは自分から相手に歩み寄ることがトラブル防止になると感じました。
留学中の寮生活などでは、相手に思いやりを持ちながらコミュニケーションを取るように心がけてみてください。
4.現地の人とも積極的に関わる
現地の人と関わるとその国の文化や習慣を深く知ることができ、留学生活がさらに楽しくなります。
もちろん怪しい人には注意する必要がありますが、店員さんに挨拶をしたり積極的に声を掛けたりしてみましょう。
英語が話せなくても問題ありません。「Hi,How are you?(こんにちは、元気?)」だけでも話が広がることは多いです。
私は子どもたちが遊んでいるところに、日本で用意してきたマジックの本を持って実際に披露しました。するととても喜んでくれて、その一瞬で友達になることができました。
日本から折り紙など、何かきっかけになるアイテムを持って行くとコミュニケーションを取りやすいかもしれませんね。
留学中の生活や帰国後に感じた自分の変化5つ
留学の前と後では、自分の中で驚くほどに変化を感じることができました。
そこでここでは留学後に感じた私の変化を5つ、具体的に紹介します。
1.語学力が伸びた
まず感じたのは、留学の目的である「語学力の向上」です。
たった2ヶ月の留学でしたが、英語でずっと会話していると耳が慣れてきます。ペラペラではありませんが、留学生活を通して以前よりもかなり聞き取れるようになっていました。
語学学校での授業による効果ももちろんですが、現地で英語にふれ合う機会がたくさんあったからこその成果だと思います。
そういう意味では留学は環境がガラッと変わるので、日本で英語を勉強するよりも高い効果が期待できます。
2.お互いを認める多様性が身についた
留学先では文化も常識も違う人とコミュニケーションを取ることが多いので、お互いを認め合う多様性が身につきました。
留学する前は協調性が大切と考えており、みんなに合わせるのが普通なんだと思っていました。
しかし留学でさまざまな国籍の人と関わる中で、自分の当たり前や常識が相手にとっては当たり前でないことを知り、色々な考え方があると気づいた経験があります。
その気づきで私の考えは大きく変わり、他の人の常識や考えを認められるようになったんです。これは海外に留学して生活したからこその成長だと思います。
3.どこでも生きていける力強さが身についた
留学生活を送る中で、どこでも生きていける力強さが身につきました。
フィジーはまだまだ発展途上なので道路や公衆トイレなどは汚く、道端にゴミも捨てられています。インターネット環境や衛生面も良くないことが多く、日本とは生活環境が大きく違います。
最初は不便に感じる生活でしたが、慣れてくると当たり前になりました。その結果「多少汚くても気にしない」といった、どこでも生きていける強さが身についたのです。
また発展しすぎていないからこそ見れる、日本にはない自然豊かな環境、きれいな星空や夕焼けに気づき、何気ない一瞬に感動するようにもなりました。
4.日本にも興味を持つようになった
海外で生活するようになってから、日本のことに興味を持つようになりました。
私はどちらかというと、これまで海外の方が好きで日本にはあまり興味がありませんでした。しかし留学すると母国のことを話す授業や、日本のことについて聞かれる機会がたくさんあります。
そのときに初めて「自分は日本のことをまったく知らないんだ」と気づかされ、恥ずかしくなりました。もしかすると、他国の友人の方が日本について知っていることもあります。
例えばフィジーは日本で廃車になった車や中古の車がタクシーやバス、一般の車としてよく使われています。フィジーの人々は「TOYOTA is NO.1(トヨタが一番)!」と、日本のテクノロジーの素晴らしさを語ってくれることもあります。
そのときにあらためて、日本は小さい国なのに車など特定の分野でテクノロジーが発達していると感じ、日本を誇りに思うようになりました。
5.自分の働き方や人生についての選択肢が広がった
留学してから、働き方や人生における選択肢が広がったことを実感しています。
私は留学にする前、絶対に会社に所属して働かなければいけない、正社員で働くことが安定だと考えていました。
しかし留学生活で、ワーキングホリデーをする人や留学で得た語学力を生かして英語の先生になる人、英語を使って今までとは違う仕事に挑戦しようとしている人など、色々な考え方や働き方を知りました。留学した後は「正社員以外の道もあるんだ」と、仕事や進路の選択肢が広がった感覚があります。
また留学をきっかけに英語を話すことに自信が持てるようになり、「日本以外の国で働く」という選択肢も自分の中で増えました。
留学生活はもちろん、留学で得たスキルによって仕事や人生はいくらでも広がります。その方が、自分が納得できる働き方ができる可能性も高くなると思います。
まとめ
今回は私のフィジーでの留学生活や、留学を通して気づいたことや変わったことを紹介しました。
大げさに聞こえるかも知れませんが、私はこの留学生活をきっかけに、自分の考え方が大きく変わりました。その結果、今の人生を築くことができたと思っています。
留学生活はどのような感じかなのか、友達はできるか、英語は上達するのかなど、いろいろと不安に思うかもしれませんが、自分次第でいくらでも楽しく過ごせますよ。
みなさんも素敵な留学生活を送るために、留学前に目標を決めて、現地では積極的に行動してみてくださいね。
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を
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