英検3級の単語勉強法を解説!合格に必要な単語数からおすすめ単語帳までを一挙紹介
- 2020/01/31
「英語力アップのために英検3級を受けようと思っているけれど、何から手を付けようか……」とお困りではないでしょうか。
英検3級の合格を目指すには、まず単語力を強化することが欠かせません。中学卒業程度レベルの英検3級では、中学1~3年で習う単語をしっかり覚えておく必要があります。
そこで今回は、これから英検3級の受験を予定している人に向けて、
- ・英検3級の試験概要
- ・英検3級の単語勉強法
- ・英検3級の受験におすすめの単語帳
など、単語力アップに欠かせない対策法をご紹介します。
どんな勉強をすればいいのか迷っている人、単語力に自信がない人は今回の記事を参考にしながら、勉強に役立ててみてくださいね。
なお、全般的な英検3級対策は下の記事でまとまっているので、気になる方はあわせて参考にしてみてください。
英検3級のレベルとは?試験内容から合格に必要な語彙数・勉強法まとめ
[目次]
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英検3級で求められる単語力はどのくらい?
ここでは英検3級のレベルを確認しながら、具体的に必要な英単語数をご紹介します。
英検3級とは中学卒業レベルの英語力を求められる試験
英検3級は、5級や4級で身に付けた基礎的な英語力の総まとめとして、英語を使うことを目的としています。テーマは家庭や学校、地域など身近な話題を中心に、海外の文化なども一部出題されます。
一次試験で受けるのはリスニング、リーディング、ライティング試験の3つ。また3級から二次試験としてスピーキングテストが課されており、「英語を使って気持ちを伝える力」も試されます。
試験は一次試験の筆記(リーディング・ライティング)が50分、リスニングは25分で構成されています。問題数はリーディングが30問、ライティングが1問、リスニングが30問です。
英検3級のレベル
英検3級のレベルは、中学卒業程度です。現在完了形や受身など、幅広いながらも英語の基礎力が試される内容です。
日本英語検定協会にある、英検3級の過去問を確認してみると、引っ掛け問題は少なく、単語の意味さえわかれば選択できる問題が多い印象を受けました。
英検3級では基礎的な文法力がもちろん必要ですが、単語が分かれば答えを選択できるリーディング問題も多いです。ゆえに、語彙力の強化は合格に直結すると言えますね。
英検3級で必要な単語数
英検3級を突破するために必要な単語数は、「1,200〜2,000語」と言われています。
現在の英検3級は中学卒業レベルですが、2020年に学習指導要領が大幅に変更されることを受けて、中学生卒業までに覚えておきたい単語数は増加すると予想されます。今後の試験ではさらに多くの単語数を覚えることが求められる可能性があるので、あらかじめ覚えておきましょう。
英検3級の勉強前に単語力チェックができるサイト2つ
単語の勉強を始める前に、今自分がどのくらいの単語力を身に付けているかチェックしておくことをおすすめします。現状を確認した上で学習計画を立てることで、より合格に近付きます。
そこで今回は、単語力のチェックにおすすめのサイトを2つご紹介しますね。
サイト(1)Weblio語彙力診断テスト
ウェブの英語辞書としてよく使われているWeblioの診断テストです。
こちらは英検各級の単語力を無料でチェックできますが、会員登録などは必要ありません。短時間でサクッと現在の単語力をチェックできます。
テストの問題数は25問で、所要時間は2分半ほど。出題された単語を見て、5つの選択肢から最も適した答えを選ぶと、答えをもとに自分の単語力を算出してくれます。
ただし単語力のチェックには回数制限があるのでご注意ください。
サイト(2)英検級別英単語テスト
英検級別英単語テストも無料の英単語テストで、出題される10問の単語の意味を4つの選択肢から選びます。
Weblioのように回数制限はないので、何度もチェックできます。
中学1〜3年レベルの単語をチェックしたい場合、3〜5級の試験を受けてみてください。
英検3級に向けた単語力アップにおすすめ勉強法3選
次は英検に向けて、具体的な単語の勉強法を3つご紹介します。
現在の単語力が思ったより低かった人でも、しっかりと対策をすれば合格に必要な単語力を身に付けられます。下記で紹介する勉強法を参考にしながら、諦めずにコツコツと勉強を続けましょう!
勉強法(1)単語帳は英検3級に特化した1冊を選ぶ
まずは単語帳選びです。本屋さんやAmazonにはたくさんの単語帳が売っているので、どれを選んでいいか迷ってしまう人もいると思います。
英検3級を受けるときは、まず英検3級に特化した単語帳を選びましょう。
もちろん学校の授業に対応した単語帳でも、単語力は身につきます。しかしその中でも英検専用の単語帳は過去問を分析した上で試験によく出る単語をまとめているので、効率よく合格を目指すことが可能です。
私のおすすめは「英検3級でる順パス単」「英検3級英単語1350英検ランク順」です。詳しい内容はこの後紹介するので、気になる方は参考にしてみてくださいね。
勉強法(2)「反復勉強法」に取り組む
「エビングハウスの忘却曲線理論」を聞いたことはありますか?これは人は覚えたことをどのくらいのペースで忘れるかを分析し、人間の脳が覚えたことを忘れないためには復習が必要だと科学的に証明したもの。
この理論をもとに勉強すると、効率よく単語を暗記できます。
せっかく覚えたのに気が付いたら忘れてしまった経験がある場合、その原因は「復習をしていなかったから」です。単語の勉強をするときは忘却曲線を意識し、繰り返し単語を覚えていきましょう。
例えば、1日に20単語覚える場合、「1日目に確認した単語はもうチェックしない」というのは危険です。初日に20単語覚えたら、翌日も同じ20単語を再びチェックしてみましょう。1週間続けると全部の単語が覚えられているはずです。
イメージしやすいように、私が実践している勉強法をご紹介しますね。
- ・1日目:100単語
- ・2日目:別の100単語+前日に間違えた単語
- ・3日目:別の100単語+前日までに間違えた単語
- ・4日目:別の100単語+前日までに間違えた単語
- ・5日目:別の100単語+前日までに間違えた単語
上記のように1日100単語を必ずチェックし、間違えた、覚えていなかった単語は何かしらの印をつけておきます。翌日は前日とは別の100単語に加え、これまでに間違えた単語も確認します。
この方法だと覚えていない単語に何度も触れるようになり、1週間後にはきちんと覚えられていることが多いです。
単語を覚える時は「忘れるのは当然」と考えて、時間をかけて繰り返し覚えることを意識しましょう。
勉強法(3)単語を覚える時は必ず声に出す
単語を覚える時にもう1つ意識したいのが、「声に出しながら覚えること」です。私は中学生の頃から、単語は声に出しながら覚えるようにしています。
そのおかげかスペルを忘れてしまった時、音を覚えているだけでスペルを思い出せることがよくあります。また、音声で覚えることでリスニング能力も向上させることができるでしょう。
日本の英語の授業ではこれまで、英語を話す力は重視されませんでした。ですがこれからの時代は読み書きだけではなく、「スピーキング力」も求められる可能性が高いです。それにはカタカナの発音ではなく、正しい発音を身につけておくことが大切です。
声に出して覚えるには、音声ダウンロードや発音がチェックできるアプリ付き教材を購入しましょう。単語を読むときはローマ字読みをせず、音声ファイルから聞こえる音だけを真似します。
単語を声に出して覚えることで正しい発音はもちろん、発音の規則性やスペルのルールも覚えることができます。英語を勉強するときは単語に限らず、長文などでも声に出す癖を今から身に付けておきましょう。
英検3級の単語学習におすすめ単語帳2つ
次に、英検3級の単語力アップにおすすめの単語帳を2つご紹介します。
単語帳(1)英検3級でる順パス単(旺文社英検書)
「英検3級でる順パス単」は、英検3級の単語が実際のテストでよく出る順番に収録されている単語帳です。英検の過去問を徹底的に分析しているからこそ、試験で役立つできる情報が詰まっています。
またすべての見出しに例文が付いているので、文章の中で意味を覚えられることも。勉強するときは音声アプリを活用して、正しい音や例文と一緒に単語を覚えましょう。
どんな単語帳を使っていいのか分からない人におすすめの1冊です。
単語帳(2)英検3級英単語1350英検ランク順(学研英検シリーズ)
「英検3級英単語1350英検ランク順」は、英検に頻出の単語や熟語をランキング形式で紹介する単語帳です。
ランキングとともに紹介される例文は、試験に出やすい表現にこだわって収録していることがポイント。また無料のアプリはクイズ形式で復習できるので、楽しく手軽に単語力を伸ばすことも可能です。
試験まで時間がない人、スキマ時間にスマートフォンでコツコツ勉強したい人におすすめの1冊です。
英検3級の単語学習におすすめアプリ2つ
最近は無料でも優秀なアプリが増えていることをご存知でしょうか。基本は単語帳を使って勉強するのがおすすめですが、アプリの確認テストなどは単語力アップに効果的です。
そこで次は、英単語の学習におすすめのアプリを2つご紹介しますね。
アプリ(1)英検®英単語
「英検®英単語」は、英検の英単語対策ができる完全無料アプリです。英検2級〜5級に対応しており、頻出の英単語を確認できます。
英検®英単語の特徴は、ゲーム感覚で英単語が習得できるところ。出題形式はカウボーイになって正解を20秒以内に撃ち抜いていくものなので、子どもから大人まで楽しく取り組めます。
品詞別に単語を確認できるだけでなく、反復しながら勉強できるのもおすすめポイントです。
おすすめな人
ゲーム感覚で楽しく語彙力アップを目指したい人
アプリのインストール先
アプリ(2)究極英単語!英検突破編
「究極英単語!英検突破編」は4,800語を収録し、英検2〜5級までに対応している人気の英検単語対策アプリです。このアプリを使えば効率のいい勉強法で英検合格を目指すことが可能です。
例えば、復習機能。これは忘却曲線理論に基づき、問題を解いてから一定時間が経つと自動で再度出題してくれるので、記憶の定着にぴったりといえます。他にも単語の出題形式が英語から日本語に訳すものだけでなく、リスニングや記述など実用的な英語力を意識した内容です。
アプリ内では音声も確認できるので、正しい発音を意識しながら勉強してみてください。
おすすめな人
隙間時間に効率よく勉強を進めたい人、英語の学び直しを考えている社会人
アプリのインストール先
まとめ
今回は、英検3級の合格に向けた単語の勉強法やおすすめの単語帳、アプリなどをご紹介しました。最後に覚えておきたいことをもう一度確認しておきましょう。
- ・英検3級合格に必要な単語数は1,200〜2,000語
- ・英検3級のレベルは中学卒業程度
- ・単語学習には英検3級専用の教材がおすすめ!
- ・単語を覚えるときは反復と声に出すことを意識する
英検3級の合格には、単語力が欠かせません。単語は1日で習得することが難しいので、毎日コツコツと勉強することを心がけましょう。
みなさんが英検3級に合格されることを、陰ながら祈っています!
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