渡航前に知っておきたいニュージーランドのチップ事情まとめ

ニュージーランドに渡航を控えている人は、さまざまな疑問や悩みを感じているかと思います。その中でも特に、日本に馴染みのない「チップ制度」が気になる人も多いのではないでしょうか?

結論からお伝えすると、ニュージーランドにチップ制度はありません。ホテルやレストランなど、サービスが良いと感じたときに1〜2NZD(約76〜152円)ほどのチップを渡す習慣があります。

とはいえ、チップを渡す場面や金額などは、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、ニュージーランドのチップ制度について詳しく解説します。またシチュエーション別にチップ金額の相場や支払い方法も紹介しますので、参考にしてみてください。

なお、ニュージーランドの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
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※本記事は1NZD=約76円で計算しています。

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なぜチップを払うのか?理由や支払いが必要な国を紹介

チップとは、簡単に説明すると「感謝の気持ちを金額にしたもの」です。主に海外で根付いている文化であり、日本で支払うことはほとんどありません。

チップを支払う理由は、少額でもスタッフの給料として受け取られているからです。

というのも、欧米圏にある飲食店やホテルなどサービス業は、給料が他の業種ほど高くはありません。チップ文化があるために、もともとの賃金を低く見積もっています。

よってサービス業で働く人の中には、チップが少ないと生活が苦しくなる人も少なくありません。

そのためチップを支払う文化がある国では、少額でも支払う必要があります。

例えば、

・アメリカ
・カナダ
・アラブ首長国連邦(UAE)

などです。

相場は料金の10〜20%ほど。日本人にとっては割高に感じるかもしれませんが、親切なサービスに料金がついていると考えましょう。

続いては、ニュージーランドのチップ事情についてお伝えします。

ニュージーランドでチップは必要?支払い方法や渡すタイミングは?

ニュージーランドにはチップ文化がありません。チップなしでもサービスの質は落ちず、通常通り接客してもらうことができます。

しかし高級ホテルやレストランなどで「親切だな」と感じたり、タクシーの運転手が荷物を持ってくれたりした場合に払う人も少なくありません。またレジ横にチップボックスが設置されているなど、支払いの機会は設けられています。

良いサービスを受けたときのお礼として、少額のチップを渡す習慣があります。

チップの支払い方法

基本的には現金で支払います。ただし高級レストランなどで支払いにクレジットカードを使用する場合には、請求金額にチップ代が含まれていることも少なくありません。払う場合には、クレジットカードでチップ込みの料金を支払います。

チップを渡すならサービスを受ける前がおすすめ

ニュージーランドでも、チップをもらった人は喜んでくれることが多いです。また観光客の中には、チップ文化がない国であえてチップを払って、良いサービスを受けるという人も。

そのためニュージーランドでチップを渡すタイミングは、サービスや店舗を利用する前がおすすめです。なぜならチップを手に入れたことで、親切にしてくれるケースが少なくないからです。

チップを渡すことには、さまざまなメリットがあります。次で解説しますね。

ニュージーランドでチップを渡す3つのメリット

ニュージーランドでチップを渡すメリットとして、

・サービスの質が向上する
・店員とコミュニケーションを取ることができる
・犯罪防止につながる

の3つを紹介します。

メリット1. サービスの質が向上する

レストランなどでは最初に少額のチップを支払うことで、サービスの質が高まる可能性があります。

なぜならチップは自身の接客を「良い」と認められた証であり、多くの人がチップを「嬉しい」と感じるからです。「より良いサービスを提供しよう」と、仕事へのモチベーションアップにつながります。

結果としてスタッフが食事中も気にかけてくれる、おすすめのメニューを教えてくれるなど、より親密な接客をしてくれることもあります。

またチップは、何度も通っているお店で特に効果的です。良い席に案内してくれたり、おまけとしてデザートを出してくれたりすることも。

チップは少額でも、サービスの向上に効果的です。

メリット2. 店員とコミュニケーションを取るきっかけになる

ニュージーランドにはチップ文化がないとお伝えしました。そのためチップをもらえるのは珍しいこと。店員の印象に残り、関係が深まる可能性もあります。

というのもニュージーランド人は、会話を大切にする国民性です。そのためチップがきっかけで、店員から会話をしてくれることが増えるかもしれません。

お気に入りのお店が増えるきっかけにつながります。

メリット3. 犯罪防止になる

お店やタクシー運転手の中には、違法にお金を請求していることが少なくありません。

しかし違法なお店や運転手に対して最初にチップを払うことで、相手側も悪いことをするのをためらうことがあります。チップをもらって嬉しくない人はいないため、犯罪やトラブル予防になる可能性があります。

ここまでニュージーランドでチップを渡すメリットについて、解説しました。

とはいえ、チップとして渡す金額の相場は、なかなかわかりにくいかと思います。そこで最後に、シチュエーション別にチップ相場を紹介します。

シチュエーション別!ニュージーランドにおけるチップ金額の相場

ここからはチップ金額の相場を、

・レストラン
・ホテル
・タクシー

にわけて紹介します。

レストラン

ニュージーランドのレストランではサービスに満足した場合、チップを渡すことが可能です。

海外ではテーブルごとに担当者がついており、食事が終わるまで担当者のみでサービスを提供することが少なくありません。そのため担当者のサービスが良いと感じたら、チップを本人に渡しましょう。

チップの金額は、1〜2NZD(約76〜152円)ほど。また会計時に返ってきた、少額のお釣りを渡すこともおすすめです。

高級レストランでのチップ相場は、以下の通りです。

・ランチ:5NZD(約380円)
・ディナー:料理代の10%程度(例えば3,000円のディナーには300円のチップ)。もしくは5NZD(約380円)や10NZD(約760円)など小銭を渡す。

レジ横にチップボックスを設置しているお店も多いため、直接渡すのが難しい場合にはボックスを活用してみてください。。

ホテル

ニュージーランドのホテルにも、チップ制度は導入されていません。

しかしスタッフに大量の荷物を持ってもらったなど、特別なサービスを受けた場合にいくらかのチップを支払うことはあります。

金額の目安は1〜2NZD(約152円)、多くても5〜10NZD(約380〜760円)です。

親切にしてくれたスタッフ本人に渡してください。

タクシー

ニュージーランドのタクシーにも、チップ制度はありません。渡すとしても「Please keep change(お釣りは取っておいてください。)」と伝えて、少額のお釣りを渡す程度です。

しかしタクシードライバーの中には1日中観光スポットを案内してくれたり、荷物を持ってくれたりする人も少なくありません。

「親切なサービスを受けたから気持ちだけでも渡したい」という人は、少額の1〜2NZD(約76〜152円)を渡すのがおすすめです。

まとめ

今回はニュージーランドのチップ事情について解説しました。

おさらいすると、ニュージーランドにチップを渡す文化はありません。しかし円滑なコミュニケーションやお礼の気持ちとして、少額のチップを渡すことはあります。

チップの相場は、以下の通りです。

・レストラン:1〜2NZD(約76〜152円)
・ホテル:1〜2NZD(約76〜152円)。高くても5〜10NZD(約380〜760円)
・タクシー:1〜2NZD(約76〜152円)、もしくはお釣りの全額

相場を知っていると、チップの支払うに慌てることもありません。今回の記事を参考に、ニュージーランド滞在を楽しんでください。

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    この記事を書いた人

    しっしー

    コンビニ商品開発職を退職後、ライター兼ブロガーとして独立。現在はオーストラリア在住ライターとして活躍。主に留学やオーストラリアについて発信していきます。

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