イギリスで1カ月にかかる生活費ってどれくらい?カテゴリごとの内訳と生活費を抑えるポイントについても解説!
「イギリスで生活するためにはいくらぐらい必要なのかな……」
と思っている方。
イギリスでの生活における1カ月の滞在費用は、平均10~15万円です。物価は日本と比べてやや高めで、特に首都ロンドンの地価の高さは世界的にも知られています。
とはいえ、具体的にイギリスでの生活費がどれくらいかかるのかは、なかなかわかりにくいですよね。
そこでこの記事では、イギリスの生活費について
- ・家賃
- ・交通費
- ・光熱費
- ・食費
- ・通信費
- ・雑費
の順にお伝えします。
最後に生活費を抑えるポイントについても紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。まずはこの記事で、イギリスでの生活費についてざっくりと知りましょう!
なお、イギリス留学の費用についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
期間別イギリス語学留学の費用まとめ
※この記事は1GBP=150円で計算しています。
[目次]
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【イギリスの生活費1】家賃
家賃は1カ月で約5万〜20万円です。
金額にかなり差があるのは滞在先にもよるためで、イギリスでの滞在方法としては、
- ・ホームステイ
- ・学生寮
- ・フラットシェア
- ・アパート
などがあります。
滞在方法ごとにかかる費用を紹介しますね。
ホームステイ
ホームステイは、1カ月で約670〜1,000GBP(約10万〜15万円)です。
この中には、水道光熱費と食費の一部が含まれています。現地のホストファミリーと生活を共にするため、やや息苦しく感じることもあるかもしれませんが、初めての海外生活であればこれほど心強い滞在先はありません。
迎えてくれるホストファミリーによって生活必需品を揃えてくれたり、貸し出してくれるところもあったりするので、生活費の負担をいくらか減らすことも可能です。
学生寮
学生寮は、1カ月で約670~1,350GBP(約10万〜20万円)です。
学生寮は「レジデンス」とも呼ばれ、食事や生活のサポートをしてくれるところが多いです。宿泊はドミトリー(共同部屋)に複数人で寝泊まりし、その他は共有スペースを利用します。個室が利用できる寮もありますが、その数はかなり少なく値段も高めです。
フラットシェア
日本で言うところのシェアハウスを、イギリスではフラットシェアと呼びます。
複数の部屋があるアパートや1軒家を借りて、複数人でシェアする滞在方法です。部屋の値段は、立地や部屋の広さによって大きく変わります。
ロンドンの平均的な家賃は1,000GBP(約15万円)ですので、3人でシェアすれば3分の1の約5万円で滞在することが可能です。郊外に行けばもっと安く借りることができるので、こだわりがなければそちらをおすすめします。
アパート
ロンドン都市部のアパートを借りる場合、1人暮らし向けのものでも家賃は約1,000~1,500GBP(約15~22万5,000円)ほどかかります。やはり費用を抑えるのであれば郊外がおすすめです。
【イギリスの生活費2】光熱費
シェアハウスやアパートの光熱費は、1カ月で約60GBP(約9,000円)ほどになります。電気はメーターがある場合が多く、使用料は1kwhあたり0.15~0.20GBP(約22.5~30.0円)で計算されることが多いです。
【イギリスの生活費3】食費
食費は、1カ月あたり約200~400GBP(約3万〜6万円)です。
ここでは「自炊」と「外食」に分けて内訳を紹介します。
自炊
自炊は、生活費を抑えるうえで必須と言っても過言ではありません。それほど、外食にかかる費用に関しては日本よりも高めです。自炊を中心に生活を組み立てることができれば、食費は1カ月で約3~4万円に節約できます。
食材費の目安は、以下の通りです。
・牛肉100g:1.5GBP(約225円)〜
・豚肉100g:1GBP(約150円)〜
・じゃがいも1kg:1GBP(約150円)〜
・卵6個:1GBP(約150円)〜
・牛乳2リットル:1.5GBP(約225円)~
・パン1斤:1GBP(約150円)〜
イギリスの食品の特徴は、1袋あたりの分量が多いことです。まとめ買いをすればイギリスの方が安く済ませることができます。
ちなみにイギリスでは魚の品ぞろえはかなり悪く、肉と野菜・果物を中心に食事を組み立てていくことになるかと思います。肉は日本と比べてやや高めか同じ程度、野菜・果物はイギリスの方が安く入手することが可能です。
外食
イギリスはサービスに対する対価が高いため、必然的に外食は高くつきます。外食を続けていると、1カ月で約500〜600GBP(約7万5,000~9万円)を超えることも少なくありません。
さらに外食には付加価値税(日本で言う消費税)もかかってきます。イギリスの消費税は、買うものによって税率が変わり、食料品は0%ですが、外食やお菓子、アルコールなどは最高税率の20%が適用されます。
主な外食にかかる費用の目安は以下の通りです。
・レストラン:約15~30GBP(約2,250~4,500円)
・ファーストフードのセットメニュー:約4.5GBP(約675円)
【イギリスの生活費4】交通費
交通費は、1カ月で130~270GBP(約2〜4万円)です。
それぞれの内訳を紹介します。
タクシー
メーター制で初乗りが2.6GBP(約390円)、以降1.6kmにつき6~9GBP(約900~1,350円)が基本料金です。
地下鉄
ロンドンで地下鉄を利用する場合は、「オイスターカード」呼ばれるICカードの利用が必須です。これは日本のスイカやパスモと同じで、このカードにお金をチャージして使います。
オイスターカードを使えば、現金で乗車券を購入するよりも割安に地下鉄を利用可能です。
・ゾーン1内の移動(オイスターカード無し):4.9GBP(約735円)
・ゾーン1内の移動(オイスターカード有り):2.4GBP(約360円)
・ゾーン1からゾーン2への移動(オイスターカード無し):4.9GBP(約735円)
・ゾーン1からゾーン2への移動(オイスターカード有り):2.4GBP(約360円)
バス
ロンドンのバスは、オイスターカードを使用することで、1回につき1.5GBP(約225円)でどこまででも行けます。
【イギリスの生活費5】通信費
通信費は1カ月で10~20GBP(約1,500〜3,000円)です。
スマートフォンなど、携帯電話の通信費は日本と比べても同程度の料金です。もちろん、音声通話量・テキスト量・モバイルデータ量、契約期間に応じて異なりますが、日本と比べても大きな差はありません。
タイプ1:SIMカード
イギリスのSIMカードキャリア大手は、
- ・EE
- ・O2
- ・vodafone
の3社です。
格安系のものを使えば、おおむね以下の価格帯でSIMカードを利用できます。
- ・1GB:7.5GBP(約1,125円)
- ・3GB:10GBP(約1,500円)
- ・6GB:15GBP(約2,250円)
タイプ2:モバイル(ポケット)Wi-Fi
モバイルWi-Fiは、日本で契約できます。
・契約先:グローバルWi-Fi、イモトのWi-Fi、Wi-Ho!など
・金額:30日プランで2万円〜
タイプ3:固定Wi-Fi
イギリスには、固定電話経由のインターネットプロバイダー「BT」「Talk Talk」「Sky」「Plusnet」などがあります。
インターネットプロバイダーは1年契約が基本で、「毎月一定料金で使い放題」というサービスがほとんどです。最初の3カ月無料などさまざまなキャンペーンはありますが、相場は毎月(固定電話のレンタル料込みで)25~30GBP(約3,750~4,500円)です。
【イギリスの生活費6】雑費
雑費は1カ月で200~350GBP(約3〜5万円)です。
交際費と日用品や消耗品に分けてご紹介します。
交際費
交際費は1カ月につき約70〜130GBP(約1〜2万円)です。
例として内訳をあげると、
- ・食事:20〜30GBP(約3,000〜4,500円)
- ・観光:50〜70GBP(約7,500〜10,500円)
- ・映画:16〜19GBP(約2,400〜2,850円)
などです。
日用消耗品
1カ月で約30〜50GBP(約4,500〜7,500円)です。
- ・トイレットペーパー(12個):5GBP(約750円)
- ・シャンプー、コンディショナー(400ml):3GBP(約450円)
- ・ハンドソープ(500ml):2GBP(約300円)
イギリス留学で生活費を安く抑える3つの方法
イギリス留学で生活費を安く抑える方法として
- 1. 食事は基本的に自炊する
- 2. 付き合いの飲み会はパブをうまく活用する
- 3. 無料の博物館、美術館を利用する
の3つをお伝えします。
ポイント1. 食事は基本的に自炊する
1つ目の方法が、食事は基本的に自炊することです。
イギリスの物価は全体的に日本と比べてやや高めです。しかしながら食材に関しては、日本とそれほど変わりません。イギリスの食材は分量が多いので、うまく計算してまとめ買いすれば、かなりコストを抑えられます。
一方で外食は付加価値税20%が適用され、かなり割高となるため控えましょう。
ポイント2. 付き合いの飲み会はパブをうまく活用する
2つ目の方法が、付き合いの飲み会はパブをうまく活用することです。
ロンドンでの社交場と言えばパブ。ビールは1杯当たり5GBP(約750円)とそれほど安くありませんが、飲み物を頼むときにはカウンターで都度注文するので、自分の飲みたい分だけ頼めます。
日本のように、「飲み会=一律3,000~4,000円」なんてことがないのです。節約したいときには、ビール1杯の注文だけで飲み会に参加することもできますよ。
ポイント3. 無料の博物館、美術館を利用する
3つ目の方法が、無料の博物館、美術館を利用することです。
ロンドンでは、世界有数の博物館や美術館を無料で利用できます。代表的なのは「大英博物館」や「ナショナルギャラリー」など。
他にも政府運営の博物館・美術館で入場無料のスポットがいろいろあるため、有料の観光名所を巡るのではなく、このような無料スポットをうまく活用することで費用を抑えることが可能です。
まとめ
ここまで、イギリスでの滞在に必要な生活費をお伝えしました。
物価は日本と比べて高めで、特に首都ロンドンの地価の高さは世界的にも知られています。今回お伝えした節約のポイントである、
- 1. 食事は基本的に自炊する
- 2. 付き合いの飲み会はパブをうまく活用する
- 3. 無料の博物館、美術館を利用する
の3つを押さえて、生活費を抑える工夫をしてみてください。
費用を抑えつつ、イギリスでの生活が楽しく過ごせることを祈っています!
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