留学中のご飯はどうやって調達する?国別の外食費や美味しい自炊レシピを紹介
- 2024/08/12
留学に行く前に知っておきたいことの1つが現地のご飯事情。留学期間が長くなるほど、日本食は食べられるのか、現地のテイストは自分の好みに合うのか、気になることがいろいろ出てきますよね。留学中の健康な心と身体ために食事は大事なポイントです。
そこで今回の記事では、留学中のご飯について詳しくまとめていきます。留学方法による違いや各国の食卓の様子など細かく解説していくので、これから留学に行く人はぜひ参考にしてみてください。
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留学中のご飯ってどうすればいい?滞在方法別に解説
留学中は、滞在方法によっては食事が提供されることもあります。朝、昼、晩の3食付きの場合もあれば朝晩の2食のみといった場合もあり、昼食のみ自分で準備しなければならないことも。詳しくは下記で見ていきましょう。
ホームステイ
ホームステイの場合には基本的には朝晩の食事が提供されます。昼食は出たり出なかったりとまちまちなので、手配してくれる留学エージェントや学校などに事前に確認しましょう。
食事の内容は家庭や国によって異なりますが、朝食はシリアルなど日本と比べると簡素なことが多いです。その分、夜にしっかりボリュームのある食事が提供されます。週末はご近所さんを集めてホームパーティーといった体験をすることも。
食事の際はホストファミリーと一緒に食卓を囲んでいろいろと会話をしながら食事を楽しみます。学校のイベントや友人との約束などで食事が不要な場合には必ずホストファミリーに連絡を入れましょう。
寮
寮の場合は、食事付きの寮とそうでない場合とに分かれます。食事付きの場合には決められた時間内に食堂へ行き、他の寮生と一緒に食事を取ります。食事が付いていない場合には自室や共同スペースにキッチンが完備されており、自炊が可能です。
ちなみに、同じ大学の寮でも場所によって食事の有無が異なることもあります。その場合には寮費も変わってくるので、自分の予算と照らし合わせながら決める必要があるでしょう。
自炊をしない場合には、外食やレストランやスーパーなどで出来合いの品を用意することになります。Uberなどの食事宅配サービスが充実している国なら、それらを使って食事を寮まで届けてもらうこともできますよ。
シェアハウス・ルーム
シェアハウスの場合は食事は3食すべて自分で用意します。自炊、外食、出来合いの品を購入など、自分の生活スタイルに合わせて選びましょう。基本的には自炊が一番安く済むので、出費を抑えたい場合にはなるべく自炊をおすすめします。
ちなみにキッチンは完備していますが、どんな調理道具や器具があるかは家によって異なります。コンロやオーブン、電子レンジ、トースター、電気ケトルなど基本的な調理道具は揃っていても、例えば菜箸がなかったり製氷皿がなかったり、細かなキッチン用品が揃っていないことはよくあることです。
どうしても「これがないと困る!」というものがある場合には日本から持っていく方が無難です。
【留学先別】外食費の目安
ここでは各国の外食にかかる費用を詳しく見ていきます。自分で食事を準備しなければならない場合には、ときには外食に頼りたくなるときもあるでしょう。大体の費用を知っておくことで、予算の目安がつきます。
アメリカ
アメリカの外食の定番メニューといえばハンバーガーにフライドポテトといったファストフードです。ドリンクもついたセットメニューならおおよそ11USD(1,738円)で食べられます。ファストフードではなくちょっとしたカジュアルレストランで食事をしようと思ったら1回の食事で20USD(3,160円)が目安です。
アメリカの場合は、街によっていろいろと食事の選択肢が変わります。例えば、ヒスパニック系の移民が多い街なら、スペイン料理やメキシコ料理のお店をたくさん見かけるかもしれません。一方、いろいろな文化の食事が混ざり合った新たな食文化を体験できることもあります。
※アメリカドルをUSDと表記し、為替レートには2024年6月16日時点での情報を参照し、1USD=158円で計算しています。
カナダ
カナダの代表的な料理といえば、フライドポテトにグレービーソースとチーズカードをかけて食べる「プーティン」と呼ばれるファストフードです。この料理はカナダのケベック州発祥で、いまではカナダ全土で広く親しまれています。価格は平均して23CAD(2,668円)程度のところが多いです。
ちなみに、中流程度のレストランでコース料理を食べようと思ったらひとりあたり50AUD(5,800円)はかかると思っていた方がいいでしょう。3品ずつ出てくる想定でこの価格です。あくまで平均値ですので、これより高くなることもあります。また、ドリンクを頼めばその分価格も上がります。
※カナダドルをCADと表記し、為替レートには2024年6月16日時点での情報を参照し、1CAD=116円で計算しています。
オーストラリア
オーストラリアはカフェ文化が盛んで、どの街にも個人経営のカフェが複数あります。朝食をカフェで済ませる人も多く、定番の朝食メニューのベーコン&エッグロール、バナナブレッドなどはどこのカフェにもたいていあります。価格はそれぞれ12AUD(1,272円)、7AUD(742円)程度です。
昼食や夕食にはフィッシュ&チップスやチキンスニッツェルなどのボリューム満点メニューが人気です。こういったカフェの食事メニューは1食あたり25AUD前後(2,650円前後)で食べられます。
ちなみに、アジア系のレストランも多数ありカフェよりも価格は安い傾向にあります。例えばチャイニーズレストランでラージサイズのチャーハンを頼んだら15AUD(1,590円)前後です。
※オーストラリアドルをAUDと表記し、為替レートには2024年6月16日時点での情報を参照し、1AUD=106円で計算しています。
ニュージーランド
ニュージーランドは地理的にオーストラリアに近く、食文化もオーストラリアに非常に似ています。カフェやレストランに行けばフィッシュ&チップスは必ずといっていいほどメニューにありますし、エッグベネディクトやフレンチトーストといった日本でもよく見る定番のカフェメニューもあります。
価格についても1食あたり25NZD(2,475円)と、オーストラリアの価格帯と同じくらいです。少し気の利いたレストランでもひとりあたり60NZD(5,940円)程度でコース料理が楽しめますよ。ただし、シーフードなどこだわりのメニューを出すお店では80NZD(7,920円)ほどになることもあります。
※ニュージーランドドルをNZDと表記し、為替レートには2024年6月16日時点での情報を参照し、1NZD=99円で計算しています。
フィリピン
フィリピンの定番外食メニューといえば、ファストフード店のジョリービーです。赤いマスコットが目印のこのお店はフィリピン全土にお店を展開しています。フィリピンは物価が安く、150PHP(450円)ほどでジョリービーのセットメニューが食べられますよ。
また、フィリピンといえば屋台グルメも有名です。ゆで卵に衣をつけて揚げた「クウェッククウェック」、魚のすり身を丸めて揚げた「フィッシュボール」など、日本人にも食べやすいメニューもたくさんあります。一方でマンゴーにエビのペーストを塗ったメニューなど、味の想像がなかなかつかないものも。価格は商品によって異なりますが、大体5~10PHP(15~30円)と格安です。
※フィリピンペソをPHPと表記し、為替レートには2024年6月16日時点での情報を参照し、1PHP=3円で計算しています。
マルタ
海に囲まれたマルタではシーフードを使ったメニューがいろいろとあります。また、お隣のイタリアと同じくパスタを使ったメニューも多く、日本人にも馴染みのある味に出会えるでしょう。ちなみに、よく食べられている魚はメカジキやマグロ、ランプーキと呼ばれるシイラ科の魚などです。
価格はカジュアルなレストランであれば1食あたり15EUR(2,550円)ほどで食べられます。ファストフードであればセットメニューは9.5EUR(1,615円)程度です。少し洒落たお店でコース料理を食べようと思ったら、ひとりあたり35EUR(5,950円)は用意しておく必要があるでしょう。ちなみに、ドリンク代は別です(※7)。
※ユーロをEURと表記し、為替レートには2024年6月16日時点での情報を参照し、1EUR=170円で計算しています。
留学中におすすめ節約自炊レシピ
先述の通り、留学費用を抑えたいなら自炊がおすすめです。ここでは留学中に大活躍する簡単レシピをご紹介します。どこの国でも手に入りやすい食材で作れますので、ぜひ参考にしてみてください。
パスタ
パスタは比較的どこでも手に入りやすい食材です。価格も一袋あたり数百円とお手頃なことが多いので、留学中の食卓に強い味方になってくれるでしょう。国によってはスーパーにも数種類のパスタがあることもあるので、お気に入りのパスタを探してみてください。
野菜、肉もしくは魚介を一緒に調理してパスタと和えればバランスのよい食事が簡単に用意できますよ。なお、パスタソースを使えばより簡単に素早く調理可能です。パスタソースもトマトベースのものやクリームベースのものなど、バラエティ豊かなラインナップの中から選べます。
炒め物
炒め物はおかずにしてもよし、パスタやごはんに載せてもよし、と非常に万能なレシピです。調味料を変えればいろいろな味が楽しめるので、飽きることもないでしょう。例えば中華風にしたいならごま油と塩コショウ、洋風ならオリーブオイルと塩コショウといったようにいろいろなアレンジが楽しめます。
具材も肉や魚、野菜、卵などなんでも入れられるので、安い食材を選んで調理すれば食費も浮きます。ちなみに日本で激安食材といえばもやしがその代表ですが、海外のスーパーではあまり見かけないことも。国によって安い食材は変わるので、ぜひスーパーでいろいろ見比べてみてください。
味噌汁
海外生活で日本の味が恋しくなったときには味噌汁もおすすめです。余った野菜をなんでも入れて手軽に調理できるので、食材を無駄にせずエコにもなります。ごろごろと具沢山の味噌汁は栄養もたっぷりです。
ちなみに、世界的な和食の普及を受けて味噌(Miso)はひとつの調味料として各国に広がりつつあります。現地で生産していることもあり、スーパーなどで簡単に手に入ることも珍しくありません。「日本産じゃないとイヤ!」という強いこだわりがなければ、現地のもので十分美味しい味噌汁が作れますよ。
白米
多くの日本人にとって白米は食卓に欠かせないものでしょう。実は炊飯器がなくても、鍋を使って簡単に炊けるのでぜひトライしてみてください。日本産のお米はアジア系のスーパーなどに行かないとなかなか手に入らないですが、現地のブランドのお米であれば地元のスーパーでも手に入りやすいです。
ちなみに、「medium grain white rice」という種類のお米は日本のお米に味や形が近いので、ぜひ探してみてください。また、リゾットやライスプディング用のお米は水加減を調整することで日本のお米に近い食感になります。
日本から持っていくのがおすすめの食材や調味料
最後に、日本から持って行くことを特におすすめする食材や調味料をご紹介します。日本食は世界的にも認知度が高く、海外でも手に入る食材は多いですが中には入手が難しいものもあります。下記を参考に、持っていくものを検討してみてくださいね。
お茶漬けの素
お茶漬けの素はなかなか入手困難な調味料のひとつです。日本の味が恋しくなったとき、ごはんとお湯さえあれば簡単に食事が準備できるので非常に便利ですよ。体調が悪いときや疲れているときなど、料理をするのが面倒なときにも役立ちます。
また、ごはんにかけるだけでなくパスタやチャーハンといったアレンジレシピにも使えるので料理の幅が広がります。個包装でスーツケースに詰め込んでもかさばらないのもうれしいポイントです。
めんつゆ
醤油は比較的どこでも見つかりますが、めんつゆとなるとなかなか見つけるのは難しいでしょう。500ml程度のコンパクトなサイズであればそれほど荷物にならないので、ひとつ持っていくことをおすすめします。
アジア系のスーパーには、うどんやそばの乾麺は置いてあることが多いので、それらと合わせて調理すれば簡単に日本の味が再現できますよ。また、めんつゆには和食の基本であるだしや醤油、砂糖などが入っているため、ひとつあるだけで煮物など本格的も和食が楽しめます。
だしの素
顆粒だしやパックだしもおすすめです。和食にはさまざまな場面でだしが利用されているため、だしがないと少し物足りない感じがしてしまうこともあるでしょう。味噌汁や煮物などには不可欠ともいえますので、現地での食のクオリティを上げたい人は持っていくべきですよ。
ただし、国によっては肉系・魚系の食品の持ち込みが禁止されていることがあります。パッキングをする前に一度持ち込み禁止食品リストを必ず確認しましょう。
下記の記事では留学に持っていくのにおすすめな食材や調味料についてさらに詳しく解説していますので、興味ある人はぜひこちらも参考にしてみてください。
留学に持って行くべき日本食は?現地調達の方法や海外で作れる日本食も紹介!
まとめ
今回の記事では、留学中の食事についていろいろと見てきました。食事が合わないとストレスが溜まってしまうこともありますから、気になる人は留学予定の国の食事事情を事前に調べておいた方がいいでしょう。
もし、食事について不安が拭えない場合にはアメリカやカナダ、オーストラリアといった移民の多い国への留学がおすすめです。移民が多く暮らす国では食の選択肢が多く、慣れ親しんだ味に出会えることが多いからです。
とはいえ、せっかく海外で生活するのですから、その土地にしかない地元グルメにもぜひトライしてみてくださいね。
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