留学に持って行くデビットカードは何がいい?選び方からおすすめのカードまでを紹介します
- 2023/11/09
留学準備は大きな一歩を踏み出す瞬間です。その際に持っていくデビットカードを選ぶことは、日常生活や買い物をスムーズにするために極めて重要です。
ですが「現金やクレジットカードだけで良いのでは?」と考えている方も少なくありません。
この記事では、留学先での支払いや現地通貨の取引に役立つデビットカードを選ぶ方法やおすすめのカードについて詳しく紹介します。留学生活を安心かつ快適に過ごすためにご覧ください。
[目次]
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デビットカードを選ぶポイント
デビットカードを選ぶ際のポイントはさまざまありますが、今回はその中でも、確認しておきたいポイントをピックアップし表でまとめています。
項目 | 内容 |
---|---|
入会費 | 銀行やカードの種類によって異なります。初期費用を抑えたいなら入会費用が低い、または無料のデビットカードを選びましょう。 |
年会費 | ほとんどのデビットカードは年会費がかかりませんが、一部の特別なプログラムやサービスを行うカードには年会費があります。 |
利用可能な最低年齢 | クレジットカードと比べプリペイドカードの利用可能な最低年齢は低く、年齢制限のないカードもあります。 |
ポイント還元 | 一部のデビットカードは、カード利用時にポイントをためるプログラムを実施しています。ポイントをためると、特典や割引を受けられます。 |
海外ATM引き出し手数料 | 海外のATMで現金を引き出す際に発生する手数料です。無料のカードも一部ありますが、多くのカードでは200円ほどの手数料が発生します。 |
国際ブランド | デビットカードには国際ブランド(VisaやMastercardなど)が付いているものがあります。国際ブランドを持つデビットカードは、国際的に広く受け入れられ、留学先で利用しやすくなります。 |
海外事務取扱手数料 | 海外でデビットカードを使用する際にかかる事務取扱手数料がかかることがあります。しかし、一部のカード会社によっては手数料を軽減する特典を用意しています。 |
海外旅行保険の付与 | 海外旅行中の緊急医療保険、旅行中の事故保険、旅行遅延保険、紛失・盗難保険、キャンセル保険などが含まれます。多くのデビットカードが海外旅行保険を無料または低価格で実施しています。 |
為替手数料 | デビットカードを使用して海外で取引を行う場合、カード発行者は為替レートを適用し、外貨からの換算を行います。外貨取引手数料と外貨引き出し手数料がかかります。 |
1日あたりの利用可能金額 | 一日当たりの利用可能額は、カード発行者や個別のデビットカードの契約条件によって異なります。 |
上記の表にもある通り、特に重要な点は国際ブランドのカードを持参することです。渡航先で必ず使えるように、世界各国にサービスを展開しているブランドを選びましょう。
留学におすすめのデビットカード5選
デビットカードは留学にとても便利ですが、カード会社によって多くのカードが存在するためどれを選べばいいか悩みますよね。
そこで、先ほど紹介した手数料や年会費など項目で高評価のおすすめデビットカードを5つ紹介します。
ぜひ、留学の際に参考にしてください。
1. 楽天銀行 楽天銀行デビットカード
楽天銀行デビットカードはお使いいただくと、どのブランドでも、1回の利用ごとに100円につき1ポイント分の楽天ポイントが貯まります。
楽天グループのサービスを通じて獲得した楽天ポイントを、楽天銀行デビットカードで支払うこともでき、国内および国外のショッピングで利用できます。以下の項目内容はViSA、Mastercard両カードの内容です。
項目 | 内容 |
---|---|
入会費 | 無料 |
年会費 | 無料 |
利用可能な最低年齢 | 16歳から |
ポイント還元 | ・楽天グループのサービスを利用して貯まった楽天ポイントを、楽天銀行デビットカードの決済(国内、海外ショッピング)に利用できる。 ・利用金額100円につき楽天ポイント1ポイント付与。1ポイント1円として、1回の利用につき、最低50ポイントから利用できる。 |
海外ATM引き出し手数料 | 無料 |
国際ブランド | mastercard、VISA |
為替手数料 | 3.08% |
1日あたりの利用可能金額 | 1,000円単位で自身で設定できる |
より詳細な利用条件などは、下記ページをご参照ください。
楽天銀行「楽天銀行デビットカード」
こんな人におすすめ
どの支払いでも1回の利用ごとに100円で1ポイント分の楽天ポイントが貯まります。支払いに合わせて貯まるので、留学中にお得なポイントが獲得できます。
また、楽天ポイントは、楽天グループのさまざまなサービスを通じて追加されます。留学中にも、国外ショッピングや支払いにポイントを活用できるため、普段から楽天ユーザーの方にとってはポイントを利用できるチャンスです。
2. 住信SBIネット銀行 Mastercardデビットカード
Mastercardデビットカードは、タッチ決済機能を備えており、手軽な支払いができます。Apple PayやGoogle Payにカードを登録することで、カードを持ち歩かなくても利用できます。
さらに、米ドルでのショッピング時に米ドル支払いを指定すれば、年間最大30回まで取引の海外手数料2.5%分をポイントバックできる特典があります。
項目 | 内容 |
---|---|
入会費 | 1,100円 |
年会費 | 無料 |
利用可能な最低年齢 | 15歳以上 |
ポイント還元 | 0.80% |
海外ATM引き出し手数料 | 2.50% |
国際ブランド | MasterCard |
為替手数料 | 2.50% |
1日あたりの利用可能金額 | ・ショッピング:200万円 ・ATMでの現地通貨引出し:100万円 |
より詳細な利用条件などは、下記ページをご参照ください。
住信SBIネット銀行「Mastercardデビットカード」
こんな人におすすめ
このカードはMastercard®タッチ決済機能を備えているため、カードをかざすだけで支払いができます。スムーズに買い物を済ませたい方にはおすすめです。
さらに、Apple PayやGoogle Payにカードに登録すれば、カード自体を持ち歩かなくても利用できるのも大きな特徴です。
米ドルショッピングの際は、米ドル支払いを指定すると、年間最大30回まで取引の海外手数料2.5%分をポイントバックできます。留学期間が長い人にとっては、支出の節約にもつながるでしょう。
留学生活の経済的な負担を軽減したり、余裕を持たせたい方にぴったりです。
3. ソニー銀行 Sony Bank WALLET
Sony Bank WALLETのVisaデビット付きキャッシュカードは、ソニーストア 3%OFFや他行への振込手数料無料が1回プラスになるなどの特典を利用できます。
また、ハワイ、グアム、アジア、ヨーロッパなど、海外でも特典を受けられます。Visa加盟店が存在する世界200以上の国や地域で買い物や引き出しができます。
支払い金額は、円口座または外貨口座から即時引き落とされ、海外のATMでも外貨口座から現地通貨を引き出せます。
項目 | 内容 |
---|---|
入会費 | 無料 |
年会費 | 無料 |
利用可能な最低年齢 | 16歳以上 |
ポイント還元 | 記載なし |
海外ATM引き出し手数料 | 220円 |
国際ブランド | Visa |
為替手数料 | 1.79% |
1日あたりの利用可能金額 | Visaデビット利用限度額設定・照会にて設定 |
より詳細な利用条件などは、下記ページをご参照ください。
ソニー銀行「Sony Bank WALLET銀行」
こんな人におすすめ
Sony Bank WALLET銀行を持っていると、ソニーストアで買い物した際に割引を受けられます。普段からソニーストアを使用する方にとってはお得に買い物できるチャンスです。
さらに、海外ではVisaが提供する海外特典を受けられます。ハワイ、グアム、アジア、ヨーロッパなど複数の国や地域が特典の対象となっていることが多く、海外留学中にもお得な特典を利用できるのは大きな魅力です。
Visa加盟店が存在する世界200以上の国や地域で利用可能なため、多くの留学先での支払いや現金引き出しに利用できます。
4. GMOあおぞらネット銀行 Visaデビット付キャッシュカード
Visaデビット付キャッシュカードは、ATM出金手数料と他行への振込手数料が月に最大20回まで無料です。
また、ご利用の0.6%~1.2%を現金で還元してくれます。ポイントではなく現金で戻ってくるため、ポイント使用条件などの制限がないのがメリットです。
万が一カードが紛失、盗難、または不正利用に遭った場合は、最大100万円まで補償されます。
項目 | 内容 |
---|---|
入会費 | 無料 |
年会費 | 無料 |
利用可能な最低年齢 | 15歳以上 |
ポイント還元 | 0.6%~1.2%を現金還元 |
海外ATM引き出し手数料 | 3.08% |
国際ブランド | Visa |
為替手数料 | 2.62% |
1日あたりの利用可能金額 | 500万円 |
より詳細な利用条件などは、下記ページをご参照ください。
GMOあおぞらネット銀行「Visaデビット付キャッシュカード」
こんな人におすすめ
留学生活では、現地でのお金の引き出しや送金が頻繁に発生することがあります。その際、GMOあおぞらネット銀行のデビットカードなら、ATM出金手数料と他行への振込手数料が月に最大20回まで無料なため、手数料の心配を減らせるメリットがあります。
また、支払いの際には0.6%~1.2%が現金で還元されます。留学生活で多くの支出が発生するため、キャッシュバック特典は予算管理の面で大きな助けとなります。ポイントではなく現金が戻ってくるので、どんな場所でも自由に使えます。
さらに、カードが紛失、盗難、または不正利用に遭った場合、最大100万円まで補償されているため、留学中の慣れない生活で、万が一の事態に備えてこの保険は非常に役立ちます。
5. 三井住友銀行 SMBCデビット
三井住友銀行のSMBCデビットは、前月の1日から月末までのショッピング利用金額の0.25%が、お支払い口座に自動的にキャッシュバックされます。
また、SMBCデビットを使用して購入した商品が破損または盗難に遭った場合、購入から90日以内であれば最高で100万円まで補償されます。
項目 | 内容 |
---|---|
入会費 | 無料 |
年会費 | 無料 |
利用可能な最低年齢 | 15歳以上 |
ポイント還元 | 0.50% |
海外ATM引き出し手数料 | 110円 |
国際ブランド | Visa |
為替手数料 | 3.05% |
1日あたりの利用可能金額 | 1回50万円 |
より詳細な利用条件などは、下記ページをご参照ください。
三井住友銀行「SMBCデビット」
こんな人におすすめ
留学生活では多くの支出がかかりますが、前月のショッピングご利用金額の0.25%が自動的に口座にキャッシュバックされます。留学生活の支出を少しでも軽減したい人におすすめですよ。
留学中に購入した商品が破損または盗難に遭った場合、購入から90日以内であれば最大で100万円まで補償されます。海外生活ではハプニングが発生することもあるため、このような保障は非常に心強いです。
【準備に時間がない人、すでに渡航した人におすすめ】即日発行できるデビットカード3選
いざデビットカードを準備しようと考えていても、留学までに間に合わなかったりすでに渡航してからやっぱり欲しいと考える方も少なくないと思います。
その場合、即日発行できるデビットカードを作成することをおすすめします。
準備に時間がかからなず、誰でも作成できるカードを3枚紹介します。
1. りそなデビットカード(Visa)
りそなデビットカードは、りそな銀行および埼玉りそな銀行の窓口にて申し込みできます。手続きの際には、身分証明書を持参するだけで手軽に作成できます。
また、通常のショッピングで獲得できるポイントに加えて、ボーナスポイントがあるのも特徴です。
もし、年間の利用金額が30万円以上の場合、300ポイントがプレゼント、100万円以上の場合、さらに1,000ポイントのボーナスが得られます。
積み立てたポイントは、ANAやJALマイル、WAON POINT、そしてヨドバシカメラのポイント、楽天ポイントなどのさまざまなサービスと交換できます。
項目 | 内容 |
---|---|
入会費 | 無料 |
年会費 | 無料 |
利用可能な最低年齢 | 15歳以上 |
ポイント還元 | 0.50% |
海外ATM引き出し手数料 | 記載なし |
国際ブランド | Visa |
為替手数料 | 2.50% |
1日あたりの利用可能金額 | 50万円 |
より詳細な利用条件などは、下記ページをご参照ください。
りそな銀行「りそなデビットカード(Visa)」
こんな人におすすめ
留学生活ではさまざまな支出が考えられますよね。りそなデビットカードなら年間利用金額が30万円以上の場合には300ポイント、100万円以上の場合には1,000ポイントものボーナスが得られるため、留学中の経済的サポートが得られます。
利用金額がりそな銀行の口座から引き落とされる際には、月間で10ポイント、年間で最大120ポイント溜まるようになっているため、積み立てたポイントを有効活用できます。
このことから、普段りそな銀行を使用している人はもちろん、マイルを貯めたい人、日本に戻ってきたときにショッピングで使えるポイントを貯めたい人などにおすすめと言えます。
2. スルガ銀行 ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード
静岡県を拠点に活動する地方銀行のスルガ銀行が発行しているデビットカードです。スルガ銀行のほかに、スルガ銀行が全日本空輸(ANA)と提携し設立した、東京都中央区にある「ANA支店 Financial Center」でもカードを発行できます。
このカードは毎年1月1日から12月31日までの利用金額に応じてマイルをプレゼントしています。例えば、利用金額が100万円以上200万円未満の場合は3,000マイルを、200万円以上の場合は8,000マイルをプレゼントしてくれます。
項目 | 内容 |
---|---|
入会費 | 無料 |
年会費 | 無料 |
利用可能な最低年齢 | 15歳以上 |
ポイント還元 | 金額に応じたマイル換算 ・100万円未満:なし ・100~200万円:3,000マイル ・200万円以上:8,000マイル |
海外ATM引き出し手数料 | 220円 |
国際ブランド | Visa |
為替手数料 | 3.0% |
1日あたりの利用可能金額 | 100万円 |
より詳細な利用条件などは、下記ページをご参照ください。
スルガ銀行「ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード」
こんな人におすすめ
Financial Pass Visaデビットカードを使用すると、年間利用金額に応じて、マイルをプレゼントしてくれる特典があります。マイル獲得で将来の旅行や特典航空券に役立てられるため、国内外の旅行が趣味な人にピッタリなカードです。
なお獲得できるマイルは利用金額に応じて変わります。100万円未満の利用であればプレゼントはありませんが、100万円以上200万円未満の利用ならば3,000マイル、200万円以上の利用でなんと8,000マイルものボーナスが受けられます。
3. じぶん銀行 スマホデビット
じぶん銀行のスマホデビットは、アプリから直ちに発行できるのが特徴。カード郵送待ちの手間がかからない完全カードレスのJCBデビットカードです。
世界中のショッピングサイトで、JCBのマークが付いている場所ならどこでも利用できます。さらに、Apple PayやGoogle Pay™にカードを登録すれば、全国のQUICPay+™加盟店で支払えます。
項目 | 内容 |
---|---|
入会費 | 無料 |
年会費 | 無料 |
利用可能な最低年齢 | 16歳以上 |
ポイント還元 | 記載なし |
海外ATM引き出し手数料 | カードレス利用のため引き出しはない |
国際ブランド | JCB |
為替手数料 | 3.00% |
1日あたりの利用可能金額 | 200万円 |
より詳細な利用条件などは、下記ページをご参照ください。
じぶん銀行「スマホデビット」
こんな人におすすめ
このカードはアプリから手続きし、郵送を待たずに発行できるため、留学準備の忙しい時期でも、すばやくカードを手に入れられます。
JCBのマークがついているショッピングサイトなら、どこでもスマホデビットを利用できるため、留学先でのショッピングにも安心して利用できます。
特に、Apple PayやGoogle Pay™を普段から利用する方には、QUICPay+™加盟店での支払いがスピーディーにできるタッチ決済に対応したお店でデジタル決済ができます。
普段からカードレス決済をしている人、既にカードを何枚か持っている人におすすめです。
留学先に持って行くカードはデビットカードがいい?
留学先では、デビットカードがとても便利なことが分かったかと思います。
しかし、クレジットカードやプリペイドカードなども支払いツールとしては有名ですよね。そこで次は、クレジットカード・プリペイドカードとの特徴の違いについて詳しくまとめました。
クレジットカードとの違い
「クレジットカードしか持っていない」「デビットカードとクレジットカードの違いはなんなの?」という疑問を解決するため、違いを比較表でまとめています。
デビットカード | クレジットカード | |
---|---|---|
支払いのタイミング | 即座に銀行口座から支払い | 月末に一括または分割払いで支払い |
年齢制限 | 一般的に15歳以上 | 一般的に18歳以上 |
ポイント制度 | カードによって異なるがポイントプログラムが少ない | カードによってポイント、キャッシュバック、マイルなど多数のプログラムがある |
ETCカード | 一部のデビットカードしかできない | ETCカードとして使える場合が多い |
支払回数 | 通常は一括払いのみ | 一括払いや分割払いなど複数の支払いオプションあり |
利用限度額 | 銀行口座の残高まで利用可能 | カード会社によってクレジット限度額が設定されている |
利用できる場所 | 国内外で提携加盟店であれば一般的に受け入れられる | 国内外で提携加盟店であれば一般的に受け入れられる |
デビットカードは支払いが即座に銀行口座から引き落とされ、限度額がないため講座の残高まで利用できます。一方、クレジットカードは月末に支払うタイミングであり、利用限度額が設定されているのが大きな違いです。
プリペイドカードとの違い
次に、プリペイドカードとの違いについてもまとめています。
デビットカード | プリペイドカード | |
---|---|---|
支払いのタイミング | 即座に銀行口座から支払い | 前払い式で、カードに事前にチャージした金額を利用 |
年齢制限 | 一般的に15歳以上が必要 | 一般的に18歳以上(未成年でも使えるものもあり) |
ポイント制度 | カードによって異なるがポイントプログラムは少ない | 一部のプリペイドカードにポイントプログラムがある |
支払回数 | 通常は一括払いのみ | 事前にチャージした金額内で利用するため支払回数なし |
利用限度額 | 銀行口座の残高まで利用可能 | チャージした金額まで利用可能 |
利用できる場所 | 国内外で提携加盟店であれば一般的に受け入れられる | カードの種類に依存し、一部の場所で制限されることも |
デビットカードは支払いが即座に銀行口座から引き落とされる一方で、プリペイドカードは事前にチャージした金額内でしか利用できません。
しかし、プリペイドカードは特に未成年者や信用履歴のない人でも、年齢制限を満たしている方であればほとんど誰でも作成できます。中高生でも使いやすいのがプリペイドのメリットです。
デビットカードはこんな人におすすめ
具体的に留学時にデビットカードを使用するのがいい方はどんな人なのでしょう?3つのポイントをまとめました。
・予算管理を重視する人
デビットカードは支払いが即座に銀行口座から引き落とされるため、支出をリアルタイムで把握しやすく、予算管理がしやすいです。
・現金の持ち歩きを避けたい人
デビットカードは、現地通貨を持ち歩かなくても支払いができるため、安全で便利です。万が一現金が必要な場合でも、提携ATMであれば現地通貨を引き出すこともできます。
・利用限度額を持たない方が安心する人
デビットカードは利用限度額がないため、クレジットカードと比べて借金をしないことが保証されます。
留学先には他のカード、現金の持参も必須
デビットカードが留学で便利であることは間違いないですが、留学するならクレジットカードやプリペイドカード、また現金の持参も必須です。理由は以下の2点です。
・カードが使えないこともある
海外生活での緊急時にはデビットカードよりも現金が非常に役立つことがあります。というのも、一部のレストランや、交通機関、宿泊施設などではカードが使えない場合があります。緊急時のためにも現金を持っていきましょう。特に田舎の地域でカード文化がない場所や非常事態時には現金の重要性が高まります。
・不正利用や紛失リスクの対応
留学先では、カードが読み込めない、不正利用、紛失などのリスクがあるので、なるべく2、3枚はカードを持って行くのがよいでしょう。ちなみに、クレジットカードはデビットカードと比べて分割支払いや、旅行保険や購入保護などの付帯サービスが多いため持参する価値があります。
デビットカード発行までの流れ
次はデビットカード発行までの流れを紹介します。会社によって違いがありますが、大まかな手順は下記の通りです。
1. 銀行口座を開設
デビットカードを発行するためには、まず銀行口座を開設する必要があります。身分証明書や住所の確認が必要です。
2. デビットカードの種類を選択
銀行によって、異なるデビットカードの種類を提供しています。一般的なデビットカードのほかに、国際ブランド(VisaやMastercard)が付いたデビットカードがあるため、目的に合わせて選択しましょう。
3. カード申し込み
カードを選んだら、銀行にカードを申し込みます。申込用紙の記入やオンラインフォームでの記入を行います。
4. PINコードの設定
カードを受け取ったら、カードのPINコードを設定します。カードを使用する際に必要なセキュリティコードです。
5. デビットカードの利用
カードが有効化されたら、デビットカードを利用できるようになります。カードをスワイプまたは挿入し、支払いをするか、ATMから現金を引き出せます。
なお、カード会社によって流れや必要書類などが異なる場合があります。必ず公式ウェブサイトで正確な情報を確認してから作成しましょう。
デビットカード利用時の注意点
プリペイドカードのメリットを十分に理解できましたか?メリットが豊富にあることは事実ですが、利用時に注意しなくてはいけない点も存在します。
留学時にトラブルに巻き込まれてしまうこともあるため、よく確認しておくことが重要です。
注意点1. 分割支払いはできない
デビットカードには、クレジットカードのように分割支払いする仕組みが備わっていないことがあります。
例えば、大きな買い物や支出をする際に、デビットカードを使用すると一度に大きな金額を支払う必要があります。分割支払いはできないため、長期の留学生活で予算管理が難しくなります。お金の使いすぎには注意しましょう。
注意点2. 利用金額や引き出し金額に上限がある
留意すべき点の2つ目は、利用金額や引き出し金額に上限があるということです。
また、ATMから現金を引き出す場合、銀行やATMの規定に基づいて引き出し金額の上限が設定されているため、必要に応じて複数回の引き出しを行わなければならないことがあります。
注意点3. 口座残高が足りない場合は決済できない
デビットカードは通常、支払いが即座に銀行口座から引き落とされる支払い方法です。そのため、用時に十分な口座残高が必要です。
もし口座に十分な残高がない状態でデビットカードを使用しようとすると、支払いが通常拒否され、商品の購入やサービスの支払いができなくなります。
まとめ
留学生活をスムーズに過ごすためには、適切なプリペイドカードの選択が欠かせません。自分の留学計画や支出スタイルに合ったカードを見つけ、海外での支払いや通貨交換を効率的に行いましょう。
おすすめのカードを検討し留学の準備をより充実させれば、留学も安心して生活できますよ。
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
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