安い費用でオーストラリア留学するには?節約術や格安で留学する方法まとめ
世界で最も住みやすい街ランキングで常に上位を占めるオーストラリアは、留学先としても人気の高い国です。整った教育環境と豊かな自然、多国籍な文化が魅力的ですよね。
ただ日本と比べて物価が高いため、なかなか踏み出せない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、コストを抑えて安くオーストラリア留学できる方法と現地での節約術を紹介します。
なお、期間べつのオーストラリア留学費用については下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
期間別オーストラリア語学留学の費用まとめ
※費用はすべて1オーストラリアドル(AUD)=90円で計算しています(2019年10月現在)。
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オーストラリア留学は高い?安い?
留学先として注目を集めるオーストラリア。留学の費用は、高いのか安いのか気になるところですよね。留学に必要な費用の内訳や物価事情を紹介します。
オーストラリア留学に必要な費用内訳
1ヵ月間のオーストラリア留学に必要な総額は約34万~66万円といわれています。
ただこの金額は選ぶ地域や学校、滞在方法によって大きく異なりますのでご注意ください。
次にそのオーストラリア留学に主に必要な費用の内訳をご紹介します!
基本的な費用の内訳としては
・学費
・渡航費
・食費
・交通費
・ビザ申請料
・海外留学保険料
が挙げられます。
ただし、これは最低限必要な項目です。「せっかくオーストラリアに行くなら国内旅行やお買い物も楽しみたい」と考える人も多いですよね。そんな場合は旅行費やお土産代なども考慮しておくといいでしょう。
また留学中はたくさんの出会いがあるので、遊びやパーティーに呼ばれる機会も多いです。交際費も余裕を持って考えておくとより留学を楽しめますよ。
オーストラリアの物価事情について
オーストラリアの物価は非常に高いです。
その理由としてはオーストラリアは広大な土地の割に人口が少ないため、企業は人を雇うために高い給料を支払っているからです。国全体の人件費が上がってしまうので、どうしても物価が高くなってしまうんですね。
また、オーストラリアは輸入品が多いことも物価が上がる理由のひとつです。
輸入品には税金が上乗せされるので必然的に物価は高くなります。そのうえ輸入された商品はオーストラリアの広大な土地に輸送しなければいけないので、さらに運搬費がかかってしまうのです。
オーストラリア留学でかかる費用
留学費用を見積もるために、ここからは留学でかかる費用を詳しく見ていきます。
学費
留学で一番費用がかかるのは学費です。
オーストラリアへの語学留学費用は一般英語のフルタイムコースの場合1ヶ月9万円~15万円ほどになります。学校の校風や授業カリキュラムによって価格は様々です。
ただ授業料の高い学校の方が質の高い授業を受けられるかというと、そうではありません。低予算の語学学校でも良い学校はたくさんあります。
オーストラリアとなれば語学学校は数多くあるので、留学エージェントに相談するのがベストです。学びたいコースや留学したい地域からあなたに合った学校を提案してくれるでしょう。
留学期間が長ければ長期割引が適用される学校もあるので、上手に利用するのが得策です。
渡航費
オーストラリアの渡航費は利用する時期や渡航先で異なりますが、往復で約6~10万円ほどかかります。
費用を少しでも抑えたいなら、格安航空会社のLCCを利用するのがおすすめです。
また航空券は購入するのが早ければ早いほど安くなるので、早めに渡航日を決めるのがいいでしょう。
航空券は留学エージェントを通さずに自分でも簡単に購入できるので、 SkyScannerなどの格安チケットが比較できるサイトは必ずチェックしておきましょう。
食費
オーストラリアでの食費は場所にもよりますが、自炊をすれば1カ月で2~9万円くらいです。
スーパーのセールなどを活用すれば、1カ月の食費を2~3万円に抑えられるでしょう。
外食の場合、ランチで1,500円、ディナーで3,000円ほどかかります。
もし日本食を自炊で作る場合、日本の食材は価格が高くなるので注意が必要です。渡航の際に日本の調味料や食材を持っていくと安く済みますよ。
ただし、オーストラリアは食品の持ち込みの規定が非常に厳しいことでも知られています。事前に持ち込み可能な食品リストをよく確認しておき、申請・申告しましょう。
交通費
留学先の交通事情や行動範囲によって大きく変わるのですが、1カ月5,000円~1万円ほどかかります。
たとえば、シドニーではバスや電車、地下鉄、ライトレール、さらにフェリーなどさまざまな交通手段があります。またOPALカードという交通ICカードがあり、いろいろな割引特典があるので上手に使うと安くなります。
オーストラリア第2の都市のメルボルンでは路面電車のトラムがよく利用されています。トラムは指定の区間内であれば無料で乗れるので、無料区間を活用すればコストも抑えられるでしょう。
ビザ
3カ月以内の留学であれば、電子渡航許可ETAS(ETA)取得のみで入国できます。
申請自体の費用は無料ですが、オーストラリア政府移民局の公式ページからオンラインで申し込む場合システム利用料として20AUD(約1,800円)が必要です。
エージェントや代行業者から申請してもらうことも可能で、その方が安くなる場合も多いようです。有効期限は取得から1年間になります。
一方、3カ月以上の語学留学をする場合は、学生ビザが必要です。学生ビザの取得には政府認定校のフルタイムコースで就学することが条件になっており、受講期間中は国内の滞在が許されています。
学生ビザがあれば週20時間の就労が許可されているのも大きな特徴です。申請費用は630AUD(52,920円)で、コース受講期間に2カ月ほど加算された期間がビザの有効期限になります。
保険料
90日未満の滞在の場合、クレジットカード付帯の保険を使用するという人も多いです。
また保険を契約する場合も、90日間以内の留学であれば留学保険ではなく海外旅行保険を利用する事できます。
90日以内の滞在を予定されている方は、以下のサイトから最安値の保険を探してみてください。価格は約1万円~2万3,000円です。
また学生ビザでオーストラリアに渡航する場合、OSHCと呼ばれる海外留学生健康保険に加入することが義務付けられています。
この保険の大きな特徴は、オーストラリアの国民と同等の保障が適用されるということです。
学生ビザで滞在する同じ期間、この保険に加入する必要があります。費用の相場は3カ月で145AUD(約13,050円)で、受講する学校から申請をするのが一般的です。
ただ海外留学保険は保証内容やサポート体制が充実してるので、学生ビザで渡航する人の中にはOSHCと合わせて加入する人もいます。
海外ではトラブルや犯罪に巻き込まれるリスクもあるので、自分の留学スタイルに合う保険を検討しましょう。
安い費用でのオーストラリア留学実現のポイント
物価が高いオーストラリアですが、やり方次第ではコストを抑えることが可能です。ここからは少しでも安い費用でオーストラリア留学するポイントを紹介します。
ポイント(1)渡航時期を選ぶ
渡航時期をいつにするかで航空券の費用は大きく変わります。オーストラリアの場合、1年を通して航空券が一番安くなる時期は6月です。
オーストラリアは日本と同じく四季がある国なのですが、地球の南半球に位置しているので日本の季節と正反対になります。そのため、オーストラリアの6月は真冬になので航空券が安くなるオフシーズンになるのです。
オーストラリアは広いので渡航場所にもよりますが、LCCを利用すれば往復6万円ほどで行くことが可能です。
もっと安くしたいのであれば、渡航日の半年前以上に予約をするのがおすすめです。また金曜日の便や土日発着は高くなる傾向があるので、平日発着にすることでさらに安い航空券が手に入りやすいです。
6月に渡航するのが難しい場合は、航空券が高くなる1月と12月を避けましょう。年末年始は日本からの渡航者だけでなく海外からの旅行者も増えるので、航空券が高騰しがちです。
また日本発着便の航空券が高騰するゴールデンウィークなどの大型連休も避けるのが無難でしょう。
ポイント(2)物価が比較的安い都市に留学する
オーストラリアの物価は高いといわれますが、都市によって物価が少し異なります。比較的物価の安い都市を選べば、生活費のコストを抑えられます。
物価が安い都市でいえば、ブリスベンやメルボルンがおすすめです。
メルボルンは世界で最も住みやすい街ランキングに常にランクインするほど人気がありますが、意外にも物価は安めです。
またオーストラリアの第三の都市ブリスベンの物価は、日本より少し高めですがオーストラリアの中では安い地域に分類されます。ブリスベンには無料のフェリーやミュージアム、短時間のレンタサイクルなどがあり、過ごし方次第で生活費を抑えることも可能です。
メルボルンもブリスベンもオーストラリアの中では大都市になりますが、都心を避ければ家賃も抑えられるでしょう。
一方、物価が高いといわれる都市は、シドニーやパース、ケアンズが有名です。
これらの地域は観光地であったり、富裕層の世帯が多く住んでいる地域ということもあり、物価は高めに設定されています。
費用をおさえて留学したい方は、シドニーやパース、ケアンズのような観光地エリアへの留学は避けることをおすすめします。
ポイント(3)ワーキングホリデービザで留学
現地で働きながら留学したいという方にお勧めなのがワーキングホリデービザです。
ワーキングホリデーとは、海外で暮らしながら現地で働くことができる制度のことをいいます。「ワーキングホリデー」というと働くことをイメージしてしまいますが、実はこのビザで留学することも可能なんです。
期間は入国日から12カ月の滞在が可能で、最長6カ月間のフルタイム勤務・17週間の語学学校での留学が可能です。
海外でお金を稼ぎながら生活できるので、コスト面では非常に楽になりますよね。ただ仕事ができるといっても場所は海外になるので、英語力は求められます。英語力によって働ける業種や職種も変わってくるので、渡航までに英語力を伸ばすことがおすすめです。
オーストラリアでのワーキングホリデーについては下記ページで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
オーストラリアでワーキングホリデーのポイント
ポイント(4)学生ビザでアルバイトしながら留学
オーストラリアでは、学生ビザでも2週間で40時間までの勤労が許可されています。ワーキングホリデーと比べると時間に限りがありますが、お金が稼げる点でいえば学費や生活費の足しになりますよね。
バイト先は、お寿司屋さんや日本食レストランが一般的です。賄い付きのところも多いので、食費も浮かせますよね。
またオーストラリアはカフェ文化の発祥地であることから、カフェが点在しているためバリスタの応募も多いです。バリスタは技術さえあれば採用するカフェもたくさんあるので、この仕事に就きたい場合は日本で経験値を高めていきましょう。
お寿司屋さんや日本食レストランは日本語の環境になることが多いですが、バリスタの仕事の場合は同僚がネイティブになるので、英語環境に身を置くことで英語力向上にも適しています。
お店に行くとアルバイト募集の張り紙などがあるので、積極的に応募してみるのもいいでしょう。
ポイント(5)ネットを使って仕事をする
現地でアルバイトをするのではなく、ネットで稼ぎながら留学するのもひとつの方法です。
稼ぎ方としては、今人気を集めるYouTubeやブログ、webライティングなどがあります。英語が得意なのであれば、英語の翻訳もいいですね。
webライティングなら、企業と個人を繋いでくれるクラウドソージングサイトにまずは登録しましょう。単発から継続的な案件まで豊富に取り扱われているので、自分の働き方に合う仕事が見つけられます。
ライティング以外にも、クラウドソーシングサービスでは翻訳やデザイン、イラスト、プログラミングなどさまざまな案件を受注できます。
自分の得意なジャンルに挑戦してみましょう。
現地で節約するコツ3つ
準備金の節約はもちろんですが、現地で節約するだけでもある程度コストは抑えられます。
ここからは現地で節約するコツについて紹介していきます。
(1)シェアハウスを活用し滞在費を抑える
留学先での滞在方法は、学寮やホームステイ、シェアハウスなどがあります。この中で滞在費を抑えるなら断然シェアハウスです。
シェアハウスを探す方法としては、日本語情報サイトや友達の紹介などが一般的です。英語が得意なら英語情報サイトで探すのもいいでしょう。シェアハウスの選択肢が広がりますよ。
ただ安い物件を探す場合は注意が必要で、家賃が安くても部屋の状態が悪いケースも多いです。部屋を決める際は、必ず内見をしましょう。
(2)自炊する
オーストラリアは物価が高いこともあり、外食はお金がかかります。
朝は自宅で食べたとしても、ランチとディナーを毎回外食にすると食費だけで1日4,000円ほど使う計算になります。これではお金がいくらあっても足りませんよね。
毎食は無理でも、できる限り自炊することが望ましいでしょう。
オーストラリアの都市部には大型の日本食スーパーマーケットもあるので、日本の食材も手に入ります。ただ日本で購入するより格段に高いので、日本から持ち込めるものを事前によく調べ、申請した上で持参するのもいいかもしれませんね。
(3)家計簿をつける
どれだけお金を使ったか明確になるので、家計簿をつけることがおすすめです。
月々の支出も分かりやすいですし、予算を決めておけば予算内に収めようと自然と無駄使いも減ります。海外ではクレジットカードを使う機会が多くなるので、紙幣よりお金を使っている感覚が麻痺しがちです。
最近は便利な家計簿アプリも色々あるので、より簡単にお金の管理ができるようになりました。家計簿をつけて全体の支出量を把握しましょう。
まとめ
今回は、オーストラリアに安く留学する方法や現地での節約術を紹介しました。
オーストラリアは物価が高いため留学費用がどうしても高くなりがちですが、現地やネットで仕事をしてお金を稼いだり、日々の生活の中で節約することでコストを抑えることができます。
また、オーストラリア留学に興味があるものの、費用が悩みのタネになっているという方は、一度留学エージェントに相談してみましょう。希望に合った留学プランを提案してくれるはずです。
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- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
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いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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