高校生が無料で留学するチャンス!夏休みや冬休みに0円で留学する方法3選
- 2019/10/18
こんにちは!カナダに高校留学を1年間していたKanakoです。
「留学ってちょっと気になるけど、かなりの費用がかかるしな……」と興味はあるものの躊躇してしまっている方も多いのではないでしょうか。確かに高校留学は普通に日本で高校生活を送るよりも高額になることが多いです。
しかし、うまく行けば無料で留学に行けちゃうなんてこともあります。
ということで今回は、無料で留学する方法やそれに伴う注意点などをご紹介して行きます。これを機に高校生で留学することを考えてみるのも良いかもしれませんね。
[目次]
高校生が無料で留学できるチャンスがあるのを知っていますか?
それではまず、高校生が無料でいける留学についての費用をざっくりとご紹介します。
高校生の短期留学にかかる費用
高校生の短期留学にかかる費用はアメリカやカナダ、オーストラリアなどの主な英語圏の場合それほどの差はありません。
利用するエージェントやプログラムなどによっても費用は異なってきますが、1週間の場合は約10万〜30万円、1ヶ月の場合は約30万〜50万円が相場となっています。
また、専門性の高い留学の場合は、費用が高くなる傾向にあります。
そして、上記で記載した金額には海外留学保険費やビザ申請費などが含まれていないことが多いので、普通に1週間の短期留学をしようとすると最低でも約20万円と考える必要がありますね。
無料といっても、完全無料は少ない
いくら留学が無料といっても留学が無料になる形はさまざまです。完全無料のものから授業料や渡航費など、主な留学費用を負担してくれる場合などがあります。
しかし、完全無料ということはほとんどありません。もちろん、完全無料の実質0円で留学に行けることが全くないというわけではありませんが、数は少なく、かなり倍率も高いため狭き門と言えるでしょう。
多くの場合の無料は、現地での授業料やホームステイ代、寮代、渡航費などを負担してくれて、留学のプログラム代が無料というものです。ですので、海外留学保険費、現地でのお小遣いなどは自己負担になります。
高校生の留学費用を無料にできる方法は主に3つ
ここからは、高校生の留学費用を無料にできる主な方法を3つご紹介します。
方法1. 奨学金制度の利用
まずご紹介する留学費用を無料にする方法は、奨学金制度です。奨学金には主に2種類あり、返済が必要な「貸与型」と返済不要な「給付型」があります。
留学のための奨学金は国や自治体、企業が行なっているものがほとんどです。
奨学金制度は種類が多く、応募できる規定や選考方法などもそれぞれ異なるため自分にあったものをいかに探すかがポイントとなってくるでしょう。
この後の記事内で代表的な奨学金制度もご紹介しますよ。
私のおすすめの奨学金制度は、地方や県が運営する奨学金制度です。
自治体が運営する奨学金制度では、その土地の出身者や在住者のみが応募できることが多いので、応募倍率があまり高くならないと考えられます。特に自治体が運営する奨学金制度では、高校生を対象に設けられていることも多いので、ぜひ一度自分の住んでいる自治体の奨学金制度を確認してみてください。
方法2. 交換留学への参加
交換留学も無料で交換留学に行く方法の1つです。
交換留学は一般に現地での授業料が無料となり、場合によってはホームステイ代も無料となるプログラムも少なくありません。
交換留学のプログラムの無料の範囲は、通っている高校によって大きく異なります。まずは自分の通っている高校でどのようなプログラムがあるのか、どの費用までが無料となるかを確認しましょう。
方法3. 企業が支援するプログラム
企業が支援するプログラムに参加をして留学に無料で行く方法もあります。無料ということで、参加基準が高かったりとすべての高校生におすすめできる選択肢ではありませんが、選択肢の一つとして持っておきましょう。
無料の範囲は企業のプログラムによって大きく異なり、場合によっては自分でビザの申請や航空券の手配などする必要があります。応募する際は、参加条件などをしっかりと確認しましょう。
高校生におすすめな奨学金・プログラム4選
それでは、おすすめの奨学金制度やプログラムを厳選して4つご紹介します。
奨学金1. 海外留学支援制度(協定派遣)
JASSO(日本学生支援機構)は文部科学省所管の独立行政法人です。
様々な種類の奨学金を提供しており、留学派遣プログラムを対象にした海外留学支援制度を取り扱っています。求められる資格や要件が多いですが、手厚い支援を受けることが可能です。採用枠が多く、日本において最も利用されている奨学金です。
海外留学支援制度(協定派遣)では、日本の大学などの教育機関に在籍する学生が、海外の高等教育機関へ留学する際の支援を行っています。
給付金額 | 10万円、8万円、7万円、6万円 ※支給金額は渡航先によって異なる。その他渡航支援金32万円給付あり(家計基準を満たした場合) |
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給付期間 | 1ヶ月〜1年 |
募集要件 | 学生交流に関する協定等に基づき、派遣先大学等が受入を許可されている方 ※他要件あり |
募集人数 | 未定(2021年度想定人数:20,000人) |
Webサイト | 独立行政法人日本学生支援機構「海外留学支援制度(協定派遣)」 |
奨学金2. トビタテ!留学JAPAN
この奨学金制度は、文部科学省が設けているものです。留学推進のキャンペーンとして将来世界で活躍する人材を育成することを目的とした奨学金制度です。
毎年かなりの人数への奨学金を採用していますが、その分応募者数も多いです。
出願するために留学計画など、しっかりと留学への目的などを明確しないとなかなか書けない書類の提出もあるので、時間に余裕を持って準備を開始するのがいいでしょう。
奨学金の支給額は、留学期間や留学先に応じて変化し、事前研修や授業料、渡航費などに十分なだけ支給という形をとっています。
【日本代表プログラム高校生コース7期募集内容】
給付金額 | 14.4万円1〜95.5万円 ※支給金額はコース、渡航先、家計基準によって異なる。 |
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給付期間 | 留学期間によって異なる |
募集要件 | 在籍高等学校等の校長が、教育上有益と認める計画など ※他要件あり |
募集人数 | 800人 |
Webサイト | トビタテ!留学JAPAN |
プログラム1. AIG高校生外交官プログラム
高校生外交官プログラムは、「高校生外交官」として、日米の高校生がさまざまな交流を通して、異文化を学び、将来の国際的なリーダーを目指すプログラムです。
プログラムは毎年夏休みの期間を利用して、3週間を高校生外交官としてアメリカに派遣されます。選考方法は書類選考をした上で、面接選考という形になっています。
AIG高校生外交官プログラム最大の魅力が、参加費(滞在費、食費、授業料等)が全額AIG損害保険株式会社およびフリーマン財団からの協賛金・寄付金によって賄われているということで、パスポート申請代など以外に自己負担がほとんどないということです。
完全無料とも言えるこの高校生外交官プログラムは、募集人数が40人とそれほど多くない上に、選考が多いということからハードルは高いかもしれませんが、挑戦してみるといいかもしれませんね。
AIG高校生外交官プログラム公式サイト
プログラム2. TOMODACHI
TOMODACHIとは、米日カウンシルと在日米国大使館が主導する官民パートナーシップで、日米の次世代リーダーを育成することを目的としているプログラムです。
東日本大震災からの日本の復興支援から生まれ、教育、文化交流、リーダーシップなどのプログラムで構成されたものです。
このTOMODACHIには、さまざまなプログラムがあり、多くが参加費無料(オリエンテーション会場への交通費などの国内移動を除く)となっています。
対象は、主に東北地方の学生が対象としています。各プログラムの採用人数はそれほど多くありませんが、プログラムの数は多いです。
また対象の人が誰でもというわけではないので、しっかりとした目的意識を持っていれば参加できるかもしれませんね。選考対策はしっかりとして行きましょう。
自治体が運営する奨学金制度
先ほども紹介した通り、奨学金制度は自治体が運営している場合もあります。
下に主要自治体の奨学金制度を紹介するページをまとめたので、ぜひ自分の住んでいる自治体がどのような制度を設けてみるか確認してみてください。
自治体名 | 奨学金情報掲載ページ |
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東京都 | 東京都教育庁「学費及び奨学金」 |
神奈川県 | 神奈川県庁「神奈川県高等学校奨学金」 |
大阪府 | 大阪府教育庁「奨学金制度のご案内」 |
埼玉県 | 埼玉県「『埼玉発世界行き』奨学金制度」 |
北海道 | 北海道教育委員会「様々な留学支援制度・海外派遣プログラム」 |
福岡県 | 福岡県庁私学振興・青少年育成局「福岡県アンビシャス外国留学支援事業」 |
静岡県 | 静岡県庁「グローバル人材育成事業」 |
茨城県 | 茨城県教育委員会「奨学金情報」 |
広島県 | 広島県教育委員会「広島県高等学校等奨学金(留学奨学金)について」 |
高校生が無料で留学する前に知っておきたいポイント
次に高校生が無料で留学するなら知っておきたいポイントについてご紹介していきます。無料で留学をするということにこだわりが強いのであればしっかり抑えておきたいですね。
費用は何から何まで無料になるわけではない
先ほどもご紹介したように、いくら無料の留学と言っても完全にすべてが無料ということはほとんどありません。
ですので、どこまでが無料になって、どこから自己負担をしなくてはいけないのかということをよく確認する必要があります。
応募するのに一定の英語力は必須
次のポイントとして、無料の留学プログラムや給付型の奨学金には必ずと言っていいほど、一定の英語力が応募の条件となってきます。
ですので、現段階で無料の留学に行きたいと考えている方は、応募をするために必要な最低限の英語力をつけておきましょう。
応募する時になって、英語の条件を満たせずに応募できないなんてことがないよう日々努力が必要ですね。
事前に準備する書類が多い
無料で留学に行く場合、その人が本当にふさわしい人なのかということを審査する必要があります。
そのため、留学中の計画や目的、自己PRなど自分がその留学にふさわしいことをアピールすることが大切です。ですので、応募する際の書類は多く、準備に時間がかかるでしょう。
高校生が無料で留学へ行く方法まとめ
本記事では、高校生が無料で留学に行く方法をご紹介しました。具体的な方法としては、奨学金制度を利用するというものが一般的です。
しかし、返済ありの賃貸型の奨学金ではなく、返済不要の給付型の奨学金である場合、かなりハードルが高くなることが予想されます。ですので、早めからしっかりとした準備をすることがおすすめです。
高校生のうちに留学に行ってみたいと考えている方はこの記事を参考に費用の面も考え始めてみてはいかがでしょうか。
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- ステップ5:出発!
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いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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