マルタへ留学する方法とは?語学留学や正規留学など留学パターン別に解説
こんにちは、ヨーロッパでワーキングホリデー中の白根です。
マルタ留学を検討している人の中には、どんな方法・手段で留学すればいいのか分からないという人もいます。留学には正規留学や交換留学などもあり迷ってしまいますよね。
そこで今回はマルタへ留学する方法や手段、留学の種類について解説をします。マルタ留学を検討している方は参考にしてみてくださいね。
なお、マルタ留学についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
マルタ留学
マルタ留学する方法って?
マルタ留学をする方法は大きく分けて以下の3つです。
- 方法(1)語学留学
- 方法(2)交換留学
- 方法(3)正規留学
それぞれについて詳しく解説しますので、留学方法で悩んでいる方はチェックしてくださいね。
方法(1)語学留学
語学留学とは、現地の語学学校に通い英語を学ぶ方法です。科目は英語だけになります。
私も語学学校に3ヶ月ほど通い、英語の勉強をしました。
また、正規留学や交換留学を控えた人が英語力を伸ばすために通うこともあります。
私が留学していた時も、海外の大学に正規留学をするという学生が多かったです。英語力をしっかりと伸ばしたい人にはおすすめの留学方法です。
語学留学の特徴
語学学校のほとんどは、毎週月曜日が入学日になります。毎週新しい生徒が入学し、卒業する時期もさまざま。自分で留学期間を選べるのも、語学学校に通うメリットのひとつです。
私も語学学校に通っていましたが、短期留学の人や長期留学の人などさまざまでした。
短期留学は忙しい会社員の人でも気軽に参加できます。長期休暇を利用して、毎年勉強をしに来る人も多く、私が語学学校に通っていた時も、休暇を利用したり転職活動の合間に来たりしている人がいました。
長期留学はこれから英語を活かして働きたい人におすすめです。一番多いのが3ヶ月、長い人で半年という人もいます。これからワーキングホリデーに行く人や海外就職を目指す人、大学受験を控えた高校生までさまざまです。
また学生から定年を迎えた人まで幅広い年齢層がいるので、いろんな人の人生経験が聞けるのも大きなメリットです。
マルタの語学学校は、一般英語コース(Generalコース)からTOEICやTOEFLの勉強ができるコースなどさまざま。期間も1週間からとスケジュールに合わせて選ぶことができます。
また、ヨーロッパの近隣諸国の人たちも留学に訪れるため、国籍も幅広く、日本人が少ないのも特長です。
マルタの人が話す英語はイギリス英語が主なため、アメリカ英語に親しんできた日本人にとっては最初は戸惑うかもしれませんが、ゆっくりとしたマルタ訛りの英語は慣れれば聞き取りやすくなるでしょう。
どんな人におすすめ?
語学留学はどんな人におすすめなのか、大きく2つに分けて紹介します。
(1)英語初心者の人
もちろん英語力が高い人にもおすすめですが、英語力の低い人こそ留学をするべきです。
正規留学や交換留学になると最初から高い英語力が求められます。一方、語学学校では英語レベルによってクラス分けされるので、英語初心者の人でも安心して留学できます。
(2)自分に合った留学期間を選びたい人
語学留学のメリットは、留学期間を自分のスケジュールに合わせて設定できることです。
忙しい社会人の方などは大型連休に合わせて1週間から行くこともできますし、しっかり時間をかけて語学を学びたい方は半年〜1年程度の長期留学も可能です。
ご自身の目的やスケジュールに合わせてフレキシブルに留学期間を選べるため、学生から社会人まで幅広い方が利用しやすい留学と言えます。
留学方法と流れ
語学留学は留学エージェントに依頼する方法と、直接学校に問い合わせをする方法があります。
私は学校が決まっていたので、直接問い合わせをしましたが、学校が決まっていない人は、留学エージェントに依頼をおすすめします。
自分の希望に合わせた語学学校を提案してくれるので、慎重に学校選びを進めていきましょう。語学学校が決まれば、渡航日に合わせて荷造りや計画を立てます。
航空券やビザは自分でも手配できますが、エージェントでも対応してもらえます。面倒な人や時間がない人は活用してみてください。
留学の主な流れは以下です。
- (1)都市や学校を決める
- (2)入学手続きをする
- (3)パスポートや航空券などの準備、保険の加入など
- (4)出発
マルタは90日以内であればビザ無しで滞在が可能ですが、90日を超える場合は現地で延長の申請が必要になります。長期留学の方は延長申請に必要なものを事前に準備しておきましょう。
必要なビザ
マルタに90日以上滞在する場合は、シェンゲン協定により滞在許可の申請が必要です。よって長期留学の人はビザの申請をしなければなりません。
またビザ申請は現地受付になります。ほとんどの学校ではビザ申請を代行してくれるかと思いますが、場所によっては自力でしなければなりません。不安な人はビザ申請を代行してくれる語学学校を選ぶようにしましょう。
費用(授業料)
1ヶ月の授業料の目安:7〜15万円
マルタの語学学校は、日本人留学生に人気のヨーロッパ諸国に比べて授業料が安いので費用を抑えられます。
方法(2)交換留学
交換留学とは現在の高校や大学に籍を残したまま、海外の学校に留学をするシステムです。よって留学中の単位も認められ、帰国後に復学して卒業をする形になります。
主に大学の交換留学が多いですが、高校の交換留学もあります。現地の高校に通い、一般家庭にホームステイしながら生活をします。ある程度の英語力は求められますが、短期プログラムもあるので、今後留学を考えている人は参加してみるのもありです。
交換留学の特徴
交換留学のメリットは、休学などをせずに現地の学校で学べることです。ただし交換留学には一定の語学力が必要になります。人気があるため倍率も高く、交換留学生に選ばれるためには、厳しい審査をクリアしなければなりません。
どんな人におすすめ?
交換留学は費用をかけずに留学したい人におすすめです。交換留学は学校同士が提携を結んでいるため、現在支払っている授業料のみで現地の学校に通えます。もちろん生活費や渡航費は別ですが、正規留学よりは費用を抑えた留学が可能です。
留学方法と流れ
留学の主な流れは以下です。
- (1)学校で参加できる交換留学のプログラムを探す
- (2)交換留学の説明会に参加する
- (3)申し込む
- (4)選考を受ける
- (5)パスポートや航空券、保険の準備など
- (6)出発
まずは自分の学校に交換留学の制度があるかチェックしましょう。もし交換留学がある場合は、問い合わせをして試験の日程や渡航スケジュールを確認してください。
基本的な手続きは学校側がしてくれますが、航空券などは自力で手配することになります。交換留学が決まったら、航空券の手配や荷造りは早めに行ってください。
必要なビザ
交換留学は長期になりますので、学生ビザの取得が必要です。基本的に学校側がサポートしてくれるので、まずは学校に問い合わせてみてください。
費用(授業料)
1ヶ月の授業料の目安:基本的には現在日本で通っている学校の授業料と同じ
交換留学は日本で支払っている授業料で現地の学校や大学に通えます。費用を抑えた留学をしたい人にはおすすめです。
※プログラムや提携先の学校や大学によっては異なる可能性もあるので、必ず事前に学校や大学側に確認しましょう。
方法(3)正規留学
正規留学とは、海外の大学や高校などで現地の学生と一緒に学ぶスタイルです。授業も英語で行われるため、高い語学力が必要になります。英語を学ぶというよりは、英語を活かした留学と言ってもいいでしょう。
また高校の正規留学は、英語力に自信がない人向けのプランもあります。英語の基礎を学べるコースを組み込んだ学校もありますので、入学前に英語力を伸ばすこともできます。
正規留学の特徴
正規留学は現地の学校で授業を受ける形式です。日本で学んでいた数学や理科、社会なども英語で学ぶことになります。最初は大変かもしれませんが、大きな成長に繋がることは間違いありません。
また正規留学は現地の大学や高校に通うため、授業料や生活費、渡航費などはすべて実費になります。十分な資金が用意できない人は、留学奨学金などを利用するのもいいでしょう。
大学の正規留学では、マルタには約1万人が学ぶ国立の「マルタ大学」があり、国内最高の教育水準を誇ります。
マルタ大学は14の学部と17の研究所から成り立っており、学士号(3~4年間)、修士号(1~2年間)、博士号(3年間)の学位を取得することが可能です。
マルタで正規留学をするには、在籍している学校での成績証明や英語力を示す証明が必要になります。
どんな人におすすめ?
正規留学は「海外の高校や大学で学んでみたい人」や「マルタで学びたい分野がある人」におすすめです。
特にマルタ大学では、ヨーロッパの中でもトップクラスの「パフォーミングアート」を学べる学科があり、音楽や演劇などを学びたい人にはとても良い環境です。
留学方法
正規留学は現地の学校や大学の試験を受けてから入学をすることになります。高い英語力が必要となりますが、学校によっては提携の語学学校で学んでから学校や大学に進学できるカリキュラムもあります。
私の友人も医学部のある海外の大学に進学するため、提携の語学学校に通っています。その語学学校内で試験があり、合格した人だけが大学に進学できるそうです。
まずは入りたい学校や大学の入学要項をチェックして、早めの準備を心がけてください。
留学の主な流れは以下です。
- (1)受験する学校を決める
- (2)受験に必要な書類などを揃え出願、受験
- (3)合格したら滞在先や航空券などの準備をする
- (4)出発
正規留学は主に長期留学のパターンが多いため、学生ビザが必要になります。ただし、渡航後の申請になるため、申請に必要な書類などは事前に準備しておきましょう。
必要なビザ
正規留学は1年以上になることが多いので、学生ビザの取得が必要です。正規留学は交換留学や語学留学とは違い、ビザの取得サポートがない場合もあります。あらかじめビザ取得について調べておくか、ビザ取得代行に頼むなどしてください。
費用(授業料)
大学に正規留学する場合の費用の目安です。
1年間の授業料の目安 | 110〜120万円 |
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4年間の授業料の目安 | 440〜480万円 |
マルタは物価が安いため、正規留学の授業料もそこまで高額ではありません。日本の私立大学に通うくらいの価格で大学に入学できます。生活費も安いので、日本の大学で一人暮らしをするよりも費用を抑えられます。
まとめ
本記事ではマルタ留学の方法について解説をしました。留学にはさまざまな種類があり、費用や授業内容も異なります。
マルタ留学に行く前にチェックすべきポイントは以下の3つです。
- ・何を学びたいか明確にする
- ・学生なら交換留学を狙う
- ・短期のプログラムでお試しするのもあり
現在マルタへの留学を検討している方は、今回ご紹介したポイントを踏まえ、具体的な留学プランを立ててみてはいかがでしょうか。
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