バンクーバーにある語学学校「CCEL」に留学!リアルな留学体験をレポート
カナダのバンクーバーに来て2カ月が経ちました。ここで私が通っていた語学学校「Canadian College of English Language(CCEL)」についてご紹介したいと思います。
カナダの中でも、特にバンクーバーには数多くの語学学校があります。ダウンタウンを歩けば随所に語学学校を目にする程です。カナダ留学を考えている方は、語学学校がたくさんありすぎて学校選びに苦労しているかと思います。
インターネットである程度の情報は集められますが、やはり実際に通ってみると「想像していたのと違う」ということも……。
そういったギャップを少しでもなくせるよう、CCELに実際に通っていた私が生の感想をお伝えしたいと思います。CCELに興味がある方や「カナダの語学学校ってどんな感じなんだろう」と疑問に思っている方の参考になるようレポートしていきます。
当記事は、2019年9月時点での情報を元に作成しております。
公開から期間が経ち、クラス人数、費用など掲載情報が古くなっている恐れがございますので、CCELへご留学を検討される場合には、事前に最新情報をCCEL学校ページよりご確認ください。
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CCELってどんな学校? 学校の概要について
CCELはバンクーバーのダウンタウンの中心地、バラード駅から歩いて5分程の位置にあります。
ビルの1階がエントランス、2階が「eh!レストラン」という学校が運営するカフェ&レストラン、3・4階が教室とオフィス、屋上がパティオになっていて食事をしたり休憩したりできます。
23件
6.7万円〜
24.8万円〜
学校の雰囲気とおすすめな人
CCELは大学生~20歳代前半の若い生徒が比較的多い印象でした。とくに日本と韓国の生徒たちは若い方が多くいました。一方で南米の生徒は大学生から40歳代くらいまでと年齢層は様々でした。
私が通っていたのは夏前でしたが、学校の雰囲気は時期によってだいぶ変わると思います。
学校主催のアクティビティも盛んなので、エネルギッシュに学校生活を楽しみたい方におすすめな学校です。
またピーク時には生徒数300人以上と学校規模が大きく、生徒の入れ替わりも激しいので、「生徒数が少なくアットホームな雰囲気がよい」という方や、「落ち着いた雰囲気で勉強がしたい」という方は要検討かなと思います。
クラス人数と国籍比率
クラス人数は最大でも15人までに設定されているので、授業中に発言がしやすい雰囲気でした。
時期にもよるかと思いますが、穴場な選択クラスでは2~3人しか生徒がいないこともありました。少人数でたくさん話したい方はそういったクラスを狙うのがよいでしょう。
私がいた頃の国籍比率は大まかに、アジアの生徒(韓国、日本、台湾、中国、インド、その他)が30~40%、南米の生徒(メキシコ、ブラジル、その他)50~60%、ヨーロッパの生徒が5%未満といった具合でした。
特に中上級から上級以上のクラスになると、南米の生徒が多くいました。
校内の様子や設備は?
学校内はオフィスのようなデザインで、清潔感があります。授業はすべてデジタルデバイスで進められるので、Wi-Fi環境が整っていることはもちろん、各クラスに1台ずつモニターが設置されているなど、最先端な勉強環境であるところが高評価。
また学校の廊下にはテーブルが多く設置されているので、そこで休憩や勉強、友達と雑談などにも使えます。
CCELのおすすめポイントと特徴
実際に私がCCELに通ってみて感じた、CCELのおすすめポイントをご紹介します。
(1) 学生寮がある!
CCELはカナダでも数少ない学生寮付きの語学学校です!バンクーバーにはたくさんの語学学校がありますが、そのなかでも学生寮を持っている学校は少ないです。ホームステイは何かと気を使うからいやだけど、いきなりシェアハウスを探すのも不安という方にはもってこいの滞在先です。
この寮には多国籍な生徒たちが暮らしています。部屋はシングルルームとシェアルームに分かれていて、計3人の生徒がキッチンとバス・トイレを共用して生活します。シェアルームは同じ国籍の生徒が入居しないよう配慮されているので、英語環境で過ごせます。
しかも寮はダウンタウンに位置するため、学校からも歩いて15分程と立地がよいのもポイントです。
ただし築100年以上ともいわれる寮なので、順次リフォームもされていますがそれでも綺麗とは言い難い状態でした。ところどころ壊れている部分があることも(笑)。
ただ寮にいるとすぐに友達を作れますし、何かと助け合いながら生活できるので、一度寮生活を体験してみたいという方にはおススメです。
(2) デジタルデバイスで進められる授業
CCELは「スマート」というウェブカリキュラムを採用しており、全ての教材にインターネット上でアクセスできるようになっています。
そのためラップトップやスマートフォン、タブレットなどのデジタルデバイスがあれば学校のWi-Fiを利用して授業が受けられる、最新の授業スタイルであるところが魅力です。
入学前から教材へのアクセスが可能になるので、留学前に予習ができるのもメリットの一つです。
また重たい教科書を何冊も持ち歩く必要もなく、通学に便利です。その上クラスがレベルアップした場合や授業変更した場合でも教科書を買い足す手間がなく、教材が自動更新されるのでシームレスに授業を受けられます。
授業スケジュールとレベル分け
Photo by:CCEL HP
私はCCELの一般英語コースに2カ月間通いました。今回はワーキングホリデーでカナダに来たので、接客英語に興味がありました。ですので必修授業に加えて、選択授業で接客英語クラスも受講しました。
クラスは必修のコアクラスと選択クラスに分かれています。コアクラスは10:20~11:50、12:50~14:20の2コマです。選択クラスは午前のクラス(8:30~10:00)と午後のクラス(14:40~16:10)があります。
レッスン数は週18、28、38から選べ、週18レッスンの場合はコアクラスのみ、週28レッスンの場合はコアクラス+選択クラス1コマ(午前クラスか午後クラスのどちらか選択可能)、週38レッスンの場合はコアクラス+選択クラス2コマとなります(2019年9月現在)。
私は放課後ゆっくりしたかったので、週28レッスンでコアクラス+午前の選択授業を受講していました。選択クラスは午前と午後で選べるクラスの種類が変わるので、興味のあるクラスによって時間割を考えてもよいですし、早起きが苦手な生徒はこぞって午後の選択授業をとっていました(笑)。
選択クラス(選択授業)について
選択クラスには接客英語クラスがあり、ワーキングホリデーの生徒に人気でした。
私も受講していましたが、レストランやカフェでの定番的な英語表現を学びます。実際に生徒同士でロールプレイをしたり、学校内のカフェでコーヒーを作ってみたりと充実した内容でした。
ただしこのクラスは1カ月完結型のクラスなので、クラス開講日に注意が必要です。興味のある方は、事前に問い合わせて入学日を決めることをおすすめします。
コアクラスのレベル分け
コアクラスは7段階にレベル分けされていて、レベル110から145まであります(私がいた頃は、レベル145のクラスは開講されていなかったと思います)。
クラス | レベル目安 | 特徴 |
---|---|---|
110 | 初級 | 一般英語 |
115 | 初中級 | |
120 | 中級 | |
125 | 中上級 | |
130 | 上級 | |
140 | 上級 | アカデミック |
145 | 最上級 |
クラスレベルと英語力の目安に関しては、上の表のようになっています。110〜130までが一般英語、140〜145はアカデミック英語を学びます。
このコアクラスのレベルに合わせて選べる選択クラスも変わってきます。コアクラスのレベルが上がれば、選択クラスのレベルも上がるといったような具合です。
2ヶ月間の留学でかかった費用は?
それでは最後に、私が2カ月間の留学費用として実際に支払った料金もまとめておきます。
学費や寮の滞在費、その他空港の送迎費用など、トータルでおよそ45万7千円でした。
CCELの授業料はバンクーバーの語学学校の中ではだいたい中間程の価格帯になると思いますので、ぜひご参照ください。
最後に、ワーキングホリデーで語学学校に通うメリットは?
以上、バンクーバーの語学学校CCELのレポートでした。CCELやカナダの語学学校についてイメージは少しわいてきましたか?
ワーキングホリデーだと語学学校に通わずにそのまま仕事を探すこともできますが、短期でも語学学校に通うほうがよいと思います。というも最初は見知らぬ土地でなれないことばかりですし、生活基盤を整えるまでに苦労します。
そんなとき語学学校に通って現地生活に慣れている友人を作ったり、情報をもらったりできたのはとてもよい経験でした。
英語を勉強する以外にも、たくさんのメリットがある語学学校。現地で体験入学ができる学校もあるので、色々な情報を比べてみてぜひご自分にあった語学学校をみつけてください。
CCELのコース内容や料金の詳細は以下から ↓↓
23件
6.7万円〜
24.8万円〜
過去の連載記事は以下から ↓↓
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
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いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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