【留学生活】ルームメイトとうまく過ごす方法は?トラブル対処法とポイントを解説
- 2019/05/25
こんにちは、長期留学の経験がある白根です。
留学中にルームメイトと気が合うか不安、トラブルを起こしたなくないなどと感じている人は多くいると思います。実際に留学先では様々な国籍の人と出会うため、生活や文化の違いからトラブルになってしまうことが少なくありません。
そこで今回は、留学先でルームメイトと合わない場合の対応や、トラブル時におすすめの対処法を紹介していきます。私の経験談を交えてお話しますので、これから留学する人やルームシェアをしている人は参考にしてみてください。
[目次]
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留学先でルームメイトと仲良くなると、寮生活が楽しくなる!
ルームメイトとは留学生活の大半を一緒に過ごします。仲が悪くなってしまうと、留学生活が台無しになることも少なくありません。
そこでまずは、ルームメイトと仲良く過ごした方が良い理由やメリットを解説します。
寮生活は留学の醍醐味の一つ
語学学校に入学をすると、学校が運営する寮で他の生徒と生活することになります。日本で寮生活やルームシェアをする機会は少ないため、日本では味わえない非日常感を感じたり、かけがえのない友人ができたりすることも。留学の醍醐味ともいっても過言ではありません。
私も留学中は6人部屋で過ごしましたが、それぞれ不安や期待を胸に留学しているので、話が弾んで仲良くなりやすかったです。結果として、本当に人生の宝と言える友人が多くできました。
最初のルームメイトと気が合わなくても、卒業して部屋を去る人もいれば新しく入ってくる人もいます。日々ルームメイトは増えるため、気の合う友達ができる可能性は十分あります。
ルームメイトと仲良くなるコツを知っておこう
寮生活を楽しむためには、ルームメイトと仲良くなることが欠かせません。なぜなら同じ部屋で多くの時間を過ごすため、仲良くならないと毎日気を遣いながら生活することになるからです。
ルームメイトと仲良くなるコツは、相手を尊重し挨拶を欠かさないこと。挨拶から会話が成り立ち、仲良くなることも多いです。
逆に挨拶がないと「あいつは無愛想だ」などと言われ、トラブルの原因になりかねません。
私はルームメイトだけでなく、他の部屋の人と会ったら挨拶をして軽い会話をするように心がけていました。おかげで留学中は、目立ったトラブルや問題を抱えることなく過ごすことができました。挨拶は基本的なマナーともいえるので、欠かさないようにしましょう。
留学先でルームメイトと会う前に知っておきたいポイント3つ
ルームメイトとは学校以外での時間、ほとんどを一緒に過ごします。仲良くなりやすい反面、他人との生活は些細なことでトラブルになることも少なくありません。
そこで、ルームメイトと会う前に知っておきたいポイントや心構えとして、
- ・文化や生活習慣の違いを理解する
- ・何かするときは一声かける
- ・うるさくしない
を紹介します。
ポイント1:文化や生活習慣の違いを理解する
国によって文化が違うと、生活習慣も異なります。そのため些細な言動でトラブルになることが少なくありません。
例えば、
- ・豚肉を食べることのできないイスラム教徒に豚肉を勧めてしまう
- ・ベジタリアンの友人をステーキ屋に誘ってしまう
- ・海外では器を持って食べる文化がないのに、「行儀が悪い」と注意してしまう
などです。
日本で生活をしていると、文化の違いに触れる機会はあまり多くありません。一方で留学生活は様々な国の人と関わるため、友人との文化の違いに戸惑うことが増えます。
文化や生活習慣の違いを知らないために日本人目線で指摘をし、友人の反感を買ってしまうことが少なくありません。
疑問に思うことがある場合には「あなたの国ではこんな文化があるの?」と質問してみましょう。すると「日本では違うの?」と会話に発展することも。
他国の文化を知ることも英語学習や国際交流につながるので、分からないことや疑問に思ったことは積極的に聞いてみてください。
ポイント2:何かするときは一声かける
同じ部屋で暮らしていると、相手の些細な行動がトラブルの原因になることがあります。また自分では当たり前だと思っても、相手からすれば失礼な行為であることも少なくありません。
些細なことでもルームメイトに一声かけることで、トラブルは予防可能です。
例えば、
- ・電気を消すときは同室の人に確認をする
- ・夜中に電気をつけるときは一声かける
- ・音楽をかけるときは確認をとる
などです。
一言かけることで相手がどう思っているのかを確認できます。
「ちょっと今は電気を消さないでくれ」「音量を小さくするなら音楽をかけていいよ」など、相手の意見を聞いてから行動するようにしましょう。
ポイント3:騒がない
大人数の部屋では、基本的に騒がないようにしましょう。
留学中は友達同士で集まって話をしたり、お菓子パーティーを開いて騒がしくしたりする人も多いです。しかし参加していないルームメイトにとっては、騒音以外の何者でもありません。
自分以外のルームメイトが騒いでいたら、イライラしてしまいますよね。このように自分が迷惑だと思う行為は相手にとっても迷惑である可能性が高いので、控えるようにしましょう。
ここまでルームメイトと仲良くするために知っておきたいことを紹介しました。
このようなポイントを知っていても、ルームメイトとの寮生活でトラブルが起こることも少なくありません。次でトラブルの事例と対処法を紹介します。
留学先で起こりやすいルームメイトとのトラブル&対処法
次にルームメイト間で起こりやすいトラブルの原因として、
- ・会話がない
- ・うるさい
- ・私物を勝手に使われる
- ・異性を連れ込む人がいる
- ・根本的に合わない
の5つを紹介します。
また対処法も一緒に紹介しますので、参考にしてみてください。
ケース1:話さない
ルームメイトと会話がないと勘違いやトラブル、衝突が起こりやすいです。
例えば、
・声をかけずに電気を消してイラっとさせてしまう
・挨拶がないので悪い人だと勘違いされる
などです。
こういった行為は相手に不信感を与えかねません。
エピソード
私は留学中、大人数の部屋で過ごしていました。時間が経つと、話す人と話さない人で分かれてしまい、会話がないために相手の意図が読めないことがありました。
例えば「シャワーはいつ入るんだろう?」「自分が入ろうと思っていたのに入られてしまった」と、不信感が湧いてくることも。一声かけるだけで解決できることも、会話がないと相手を嫌な気持ちにさせてしまうのです。
対処法
会話がないときの対処法は「挨拶」や「自分から話しかけてみること」です。
例えば、夜に「今日の学校はどうだった?」と聞くだけで「今日はこんなことがあって〜」と会話につながります。その流れで「今からシャワー浴びるんだけど先に入っていい?」と聞くことで、トラブルはほとんど発生しません。
トラブルの原因は、会話が少ないことによる勘違いであることが多いです。挨拶をするだけで大半は防げるので、まずは「おはよう」などから実践してみてください。
ケース2:うるさい
留学中は自室で勉強することも多いです。しかしルームメイトが騒がしいと、なかなか勉強に集中できません。特に大人数部屋は、うるさくなってしまうことが少なくありません。
エピソード
私も留学中、ルームメイトの騒音に悩まされていました。というのも「学校の寮で一番うるさい部屋」という名前がつけられるほど騒がしい部屋に滞在しており、夜中まで寝れなかった日も多かったです。
私以外のルームメイトも騒音に嫌気がさして、部屋移動を申し込んだり、一人部屋に移ったりしていました。
対処法
対処法は、まず騒がしいことをルームメイトに伝えましょう。強い口調ではなく「ちょっと勉強に集中したいんだ」などと優しく言うと、トラブルになりにくいです。
それでも改善されない場合は、語学学校のスタッフに相談をして部屋を移動しましょう。限られた留学生活が、ルームメイトの騒音で台無しになってしまうのはもったいないです。
ケース3:ものを勝手に使われる
物事の価値観は人によって異なります。そのため「人の物を使うのは普通のことだ」と思っている人も少なくありません。
特に日本人の感覚ではありえないことかもしれませんが、海外では「管理しない方が悪い」という価値観もあります。
エピソード
私も留学中に、勝手に物を使われた経験があります。友達の机に自分のペンがあったり、友達が私の傘を持って外出をしていたりすることがありました。
また物を盗まれることもあり、自己管理の大切さを痛感した記憶があります。
対処法
物を使われたと分かったら、まずは本人に「一声かけてくればいつでも貸すよ」「大切な物だから使わないでほしい」などと、自分の意見を伝えましょう。すると相手も理解をしてくれて、同じようなトラブルは減る可能性があります。
また他人に使われたくないものは、ロッカーなどに保管をしておくのがおすすめです。それでも使われてしまった場合は、語学学校のスタッフに相談して対処してもらいましょう。
ケース4:異性を連れ込む
語学学校にもよりますが、基本的に多くの学生寮では異性を部屋に連れ込むことを禁止してます。
私の通っていた語学学校も異性の連れ込みを禁止しており、「発覚した場合には即退学処分」というルールがありました。
エピソード
上記で話した通り、基本的に異性の連れ込みを許可している学校は少ないです。
私が通っていた学校も禁止だったので、異性の友達や恋人に話がある学生は共有スペースを使用していました。中には連れ込んだ人もいるようですが、すぐに退学になったと聞いています。
対処法
部屋に異性を連れ込んでいると、ルームメイトも処罰の対象になる可能性があります。
そのためまずは「自分たちも退学や処分の対象になるから辞めてくれ」と伝えましょう。相手も「ルームメイトに迷惑をかけることはできない」と思うので、ほとんどの場合は辞めてくれます。
しかし中には「関係ない」と言って、連れ込みを辞めない人も。そんなときは語学学校のスタッフに相談して、処分を下してもらいましょう。
相手から反感を買うかもしれませんが、迷惑な行為で自分の留学生活を台無しにしないようにすることが大切です。
ケース5:根本的に合わない
そもそも「ルームメイトと性格が合わない」ということもあります。
相手と話しているときに、以下のことを感じた場合には性格の不一致である可能性があります。
- ・話が噛み合わない
- ・相手があまり話してくれない
- ・テンションが違いすぎて疲れる
様々な国籍の人が集まる留学生活では、根本的に合わない人と出会うことは珍しいことではありません。
エピソード
私も数ヶ月を6人部屋で過ごしましたが、性格や価値観が合わない人に何度か出会いました。合わないから仲が悪いという訳でなく、合わないから会話も最低限しかしないという感じです。
対処法
根本的に合わない人とは会話が少なくなり、お互いに嫌悪感を抱いてしまうことが多いです。トラブルを予防するためには、最低限の会話を欠かさないようにしてみてください。
例えば、
- ・朝の「おはよう」という挨拶
- ・部屋の電気を消すときの一言
- ・疑問があるときは質問をする
などです。
日常生活で欠かせない会話は、合わない人でも忘れないようにしましょう。
ひとつめの事例でもお伝えしたように、会話がないと些細なことでトラブルになってしまいます。「価値観や考え方がまったく同じ人はいない」ということを前提に、会話をしてみてください。
ここまでルームメイトとのトラブル事例と対処法を解説しました。
事例を知っていても、ルームメイトと合わないことがストレスにつながることも少なくありません。そこで次は、ストレスを感じたときの解決策を紹介します。
ルームメイトの存在がストレスになっていたらすべきこと3つ
ここからはストレスへの対処法として、
- ・改善策を話し合う
- ・寮の部屋を変える
- ・寮を出る
の3つを紹介します。
対処法1:改善策を話し合う
ルームメイトに対して違和感を感じたら、まずは話し合いをしてみてください。
というのも多国籍な学生寮の場合、国によって文化や生活習慣が異なります。そのため指摘して直してもらうのではなく、まずはお互いの生活習慣を伝え合って、お互いが納得する解決策を考えてみることが必要です。
対処法2:寮の部屋を変えてもらう
どうしてもルームメイトの行動が気になる場合は、自分の部屋を変えてもらいましょう。
私が留学をしていた時も、スタッフに相談をして部屋移動をしていた人は多かったです。
ただ耐えているだけではストレスが溜まってしまい、勉強に集中できません。話し合いで解決できないときは、思い切って部屋を変えてもらってください。
対処法3:寮を出る
部屋を変えてもらないときは寮を出て、シェアハウスやホームステイに切り替えるのもおすすめです。
シェアハウスやホームステイは、一人部屋を選ぶこともできます。英語学習に集中できる環境を整えることができ、結果として留学の効果が高まることも少なくありません。
引っ越しに時間はかかるかもしれませんが、長期の留学な、耐えるよりも寮を出た方がより充実した留学生活につながります。
まとめ
本記事では、留学中にルームメイトとうまく過ごす方法についてお話ししました。
複数人で部屋をシェアする場合、前提として意識すべきポイントは以下の3つです。
- ・文化や生活習慣の違いを理解する
- ・何かするときは一声かける
- ・うるさくしない
どうしてもルームメイトとの生活にストレスを感じた場合には、以下のことを試してみてください。
- ・改善策を話し合う
- ・寮の部屋を変える
- ・寮を出る
これから留学する人や現在ルームメイトとの関係で悩んでいる方は、今回の記事を参考に留学生活を過ごしてみてください。
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