留学先で安全に過ごすには?トラブル事例や安全管理方法まとめ
- 2019/05/26
こんにちは、フィリピンのセブ島に留学をしていた白根です。
留学を考えている人の中には、「治安」や「安全」に不安を持っている人も多いと思います。当然ながら海外と日本では治安状況が異なるので、海外留学中は自分自身で安全管理をする必要があります。
そこで今回は、留学先での心構えや治安事情の確認方法、安全管理の方法、また治安が良いおすすめな国なども合わせて紹介していきます。これから留学を検討している方は参考にしてみてくださいね。
[目次]
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日本では問題ないけど、海外ではNGな行為とは?
日本は世界でも有数の安全な国です。実際に日本に住んでいると、当たり前過ぎてあまり実感が湧きませんよね。だからこそ、海外経験が豊富な方を除けば、日本で暮らしている人は「安全」に対する意識がほとんどありません。
日本では問題ない行動だけど、海外でNGな場合も多いです。そこでイメージしやすいように、いくつか例を挙げてみます。
カフェで荷物を置いたまま席を立つ
日本ではトイレやオーダーをするために、荷物を置いたまま席を立つことがありますよね。しかし、海外だと高確率で盗難に遭ってしまいます。荷物が取られない国は世界でも稀です。
公園や電車内で昼寝をする
日本では公園で昼寝をしたり、電車内で疲れで寝てしまったりすることもあるかと思います。しかし、海外だと「寝ている=盗難に遭う」のが当たり前です。
寝ていなくてもスリや置き引きなど盗難のリスクがある海外。公園や電車で寝てしまうと、窃盗やスリの恰好のターゲットになってしまいます。
女性が人気のない夜道を1人で歩く
日本では、夜中にふらっと1人でコンビニに行くこともありますよね。海外では、女性が夜道を1人で歩くのは基本的にはNGです。できる限り複数人で、明るく人気のある道を移動した方が良いでしょう。
もちろん国や都市(同じ都市の中でも、一定のエリアはOKな場合はある)などにもよりますが、日本のように自由に夜道を歩ける国は比較的珍しいのです。
安全な国ってどこ? 各国の治安事情の調べ方
次に留学先の治安事情の調べ方をいくつか紹介していきます。留学先がまだ決まっていない方や、これから行く国の情勢が知りたいという人は参考にしてみてください。
外務省の「海外安全ホームページ」を確認する
外務省では、国や地域別に治安情報を公開しています。国ごとに下記の危険レベルが表示されています。
レベル1 | 十分に注意してください |
---|---|
レベル2 | 不要不急の渡航は止めてください |
レベル3 | 渡航は止めてください(渡航中止勧告) |
レベル4 | 退避してください / 渡航は止めてください(退避勧告) |
上記の国以外は、安全な国とされていますので参考にして留学先を選んでみてください。治安の情報だけでなく、どんな事件が起こったのかも確認することができます。
ちなみに、私が渡航したフィリピンのセブ島はレベル1になっています。しかし、フィリピンの国内でもレベル2に指定されているエリアもあります。留学先を決める際の指標になりますので、事前に治安チェックをしてから渡航するようにしてください。
留学・在住者のブログを確認する
現地の治安情報を確認するには、リアルタイムで現地で留学や在住をしている人のブログ記事を読むのもありです。
例えばフィリピンのセブ島で留学をしている人のブログを見れば、治安の情報を知ることも可能です。「地域名+治安」で検索をかけて、現地に住んでいる人の情報を集めてみてください。ただし信頼性が欠ける記事もあるので、あくまで参考程度に見ておく方がよいでしょう。
留学エージェントに確認する
希望の留学先が決まっているのであれば、現在の治安事情などを留学エージェントに相談してみましょう。治安の良い国や都市、地域など、具体的な情報を持っていることも多いです。また滞在先や通学先の学校周辺の治安事情も事前に聞いておけば、より安心できるのではないかと思います。
日本人が巻き込まれやすい留学先でのトラブル
留学先でトラブルに巻き込まれたという日本人は少なくないです。実際に僕の周りでも色々とトラブルが起こりました。そこで、日本人が巻き込まれやすいトラブル事例を紹介していきたいと思います。
事前に知っていれば対策も取れるので、チェックしておきましょう。
ポケットに財布を入れていて盗まれる
僕がフィリピン留学でセブ島に滞在していた時の話です。ポケットにスマホを入れていた友人が、外に出て10分後にスマホを盗まれていました。海外でポケットにものを入れておく行為は「盗んでください」と言っていることと同じ行為です。貴重品はリュックの奥にしまっておいて、ポケットには何も入れないようにしてください。
机に貴重品を置きっ放しにして盗難される
留学中に唯一落ち着けるのは自室ですよね。しかし留学する人の多くはルームシェアやホームステイ、語学学校の大部屋かと思います。安心できる場所かもしれませんが、中には盗みを働く人がいるのも事実です。実際に僕もベットの上に置きっ放しにしておいたイヤホンがなくなりました。これが現金でも盗まれていたはずです。貴重品は肌身離さず持つか、鍵のかかる場所に保管をしておきましょう。
日本語が上手い人に付いて行って騙される
海外では日本人を騙すために日本語を勉強している人もいます。日本人はお金持ちというイメージがあるので、積極的に日本語を学んでいる人も。
僕もインドに行った時に、日本語が上手いインド人に出会いました。とても優しくしてくれて「なんていい人なんだ」と思っていたら怪しいお店に連れて行かれ、商品を買わされてしまったのです。
海外では日本語ができる人は警戒をしてください。中には優しい人もいますが、大半が騙そうとしている人です。
留学先での危機管理方法や心構えについて
次に留学先で心がけたい安全対策や危機管理の方法を、具体的に共有していきますね。
1. 金銭の管理方法
海外のトラブルで多いのが金銭関係のトラブルです。盗難や窃盗、ぼったくりなど犯罪に遭ってしまうことも多いです。そこでまずは、留学中の金銭の管理方法について解説をしていきます。
現金は必要最低限しか持たない
海外ではスリや窃盗のリスクが伴います。もし盗難に遭ってしまい現金を取られてしまうと、返ってくる可能性はほぼないです。現金は使う分だけ持ち歩くようにして、支払いはクレジットカードで済ますようにしてください。
クレジットカードで決済をする
クレジットカードは、現金を持たずに支払いができるので非常に便利です。もしクレジットカードを盗難されたとしても、停止措置を施せばお金を使われることはありません。海外旅行保険が付帯したクレジットカードもあるので、2枚程度持って置いたほうが安心です。
お金は分散をして保管しておく
留学中に現金やクレジットカードを盗難されたという人も多いです。僕がフィリピンで留学をしていた時も、現金やスマートフォンを取られた友人がいました。幸いにも現金を分散して持っていたので大事には至りませんでした。もし現金やクレジットカードを1つにまとめて持っていたら、全てを失うことになっていたのです。
おすすめの管理方法は財布を3つほど持っていき、それぞれを分散をして保管しておくこと。仮に盗難に遭っても被害は3分の1で済むので、必ずお金は分散をして保管してください。
2. 外出する際に心がけるポイント
できる限り事前に把握しておくべきではありますが、海外では時として治安の良い地域、悪い地域の判断ができないこともあります。そこで、外出する際に心がけたいポイントを紹介します。
1人で出歩かない
海外で外出する際は、なるべく2人以上で行動をするようにしましょう。特に日本人は「お金持ち」「平和ボケしている」というイメージがあります。犯罪者からターゲットにされやすいので、常に注意をしましょう。もし1人で外出をする際は、誰かに声をかけてから外出することをおすすめします。
明るいうちに外出する
外出するなら、明るいうちに外に出て楽しむことが大切です。治安が悪い場所の中には、日中は安全、夜は危険といった場所もあります。なるべく明るいうちに観光や買い物を済ませておくようにしましょう。
危険なエリア・治安情報がない場所には行かない
地域によっては、危険なエリアや治安情報が出ていない場所がある場合もあります。好奇心から色々な場所に行きたいという人もいますが、あまりおすすめはできません。外出する際は、現地の人に聞いたりネットで調べたりと、できる限り治安情報を集めるようにし、危険とされるエリアには近づかないようにしましょう。
リュックは前で背負う
海外では巧みな技でリュックの中身を盗むスリや窃盗犯がいます。リュックを後ろに背負っていると、気付かないうちに財布だけ抜き取られていたという人も。特に人が多い場所ではリュックを前に背負って、盗難防止に努めてください。
ちなみにズボンの後ろポケットに財布を入れる人が日本では多いですが、海外ではスリの恰好の対象です。カバンや前掛けのポーチにしまっておくか、チェーンなどに繋げてポケットに入れるなど工夫をすると良いでしょう。
3. 友人や知人関係の注意点
留学先では、様々な国の人と交流があります。しかし仲良くなったからといって、100%気を許すのはおすすめできません。そこで、どんな点に注意すればいいのか解説をします。
貴重品は肌身離さない
日本だと友達の近くに貴重品を置いていても盗まれることはないでしょう。しかし、海外では仲良くなった人でも貴重品を盗んだり、隙を見て窃盗に及ぶことがないとは言い切れません。「貴重品を管理していない方が悪い」という国もありますので、お金などは肌身離さず持つか、鍵がかかる場所にしっかり保管しておいてください。
お酒の場では注意
友達とお酒を飲んでいる時にお金を盗まれてしまったという人も多いです。お酒を飲むと、眠ってしまったり判断力が鈍ってしまい、その隙をみて財布が盗まれることも。仲が良いから気を許すのではなく、日本ではないと自覚をして行動をしましょう。
友人を信用することは大切なことです。しかし留学生活では友達間のトラブルも少なくありません。貴重品を取った取らないでトラブルになることも多いので、信用はしても完全に信じ切ることには慎重になってください。
留学先として比較的安全な国(都市)
ここでは、留学先として安全な国を紹介していきます。もちろん上述したような最低限の注意は必要ですが、安心できる留学先としておすすめです。
ニュージーランド
ニュージーランドは留学やワーキングホリデー、観光などでも人気の国です。治安に関しては「日本より良い」と言われています。毎年「世界で最も安全な国ランキング」が発表されていますが、ニュージーランドは常に5位以内にランクインしています。安全な環境なので、英語を学ぶ留学先としては最適な環境と言えるでしょう。
カナダ(トロント)
カナダは英語を学びに多くの留学生が訪れます。治安も安定しており女性でも安心して渡航することが可能です。世界の安全な都市ランキングでは、トロントが4位にランクインしたこともあります。住みやすい街としても有名なトロントは、海外留学におすすめの都市と言えます。
アイスランド
世界で最も安全な国ランキングで毎年1位を取っているアイスランド。日本よりも治安が良い国として注目を集めています。またアイスランドの面白い特徴としては、独自の軍隊などを持っていない点です。紛争などの経験もなく、非常に穏やかな空間が広がっているため、女性1人で留学をする際も安心して渡航することができます。
まとめ
本記事では、留学時の安全管理の方法や心構えについてお話しました。留学する際に注意すべき点は以下の通りです。
・日本ではなことを自覚し、行動する際は注意は怠らない
・外務省のサイトなどで事前の情報収集をしっかりする
また留学生活を楽しむなら、心配しすぎないことも大切です。海外では様々なトラブルに備える必要はありますが、心配をし過ぎてもせっかくの留学を楽しめませんよね。注意事項をしっかり守れば、必要十分であることも多いです。
これから留学を検討している方は、今回紹介したポイントや注意点を参考に留学のプランを立ててみてください。
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