フランス留学するなら知っておくべき!現地到着後に必要な行政手続きまとめ【フランス交換留学体験記 Vol.1】
- 2017/10/24
みなさんこんにちは、斉藤万季です。フランスはパリから30分ほどの距離にある、ベルサイユ大学に1年間の交換留学に来ています。
ベルサイユと聞いて、かの有名な漫画「ベルサイユのバラ」や「ベルサイユ宮殿」を思い浮かべた人もいるでしょう。そう!まさにその都市です。
9月5日にフランスに到着してから、あっという間に1ヶ月が経ちました。大学の講義が始まる傍、必要な行政手続きやら何やらと秒で時間が過ぎていったように感じます。フランス留学する際には、現地で色々と面倒な手続きをする必要があるんです。
そこで今回はフランスに留学して1ヶ月、どういった行政手続きが必要だったかをまとめましたので、これからフランスへ留学される方はぜひ確認しておきましょう!
本記事は2017年10月時点での情報をもとに作成しております。公開から期間が経ち、情報が古くなっている恐れがありますので、フランスへ渡航の際には事前に行政手続きの最新情報をお調べください。
フランス留学で必要な行政手続きとは
フランスに留学する際、現地に到着したら申請しなければならない行政手続きは大きく分けて4つあります。
銀行口座が開設すれば、他にも学生定期の申請など諸々と進めなければならないことがあるのですが、今回は絶対に必要な上記の4つについて詳しく説明します。
(1) 移民局(OFII)への移民申請
一般的に3ヶ月以上学生として滞在する場合、フランスでは学生ビザが必要になります。私は10ヶ月ほどフランスにいる予定なので、もちろんビザを日本で取得しました。
しかし実は、このビザは移民として正式認定されないと効力を持たないんです!つまり現状ただの紙。
フランスに着いたら郵送で移民局に必要な書類を郵送します。その際に郵送するのは、移民申請書そしてパスポートのコピーです。書類郵送後、今度は移民局から呼び出し状が届くので、
- ・呼び出し状
- ・パスポート
- ・住居証明書
- ・証明写真
- ・印紙
などを持参し事務局へ行くという流れです。
フランスに留学する前から、「移民局の手続きが遅い!」と過去の留学生からよく耳にしていたのですが、私も未だに呼び出し状が届いていません。あまりにも手続きが遅い場合は、直接移民局へ行って尋ねるという手段もあるそうです・・。
(2) 銀行口座開設
銀行口座の開設は、家賃の支払いや携帯電話の支払い、その他住宅補助の手当てを受ける際に必要になります。フランスのキャッシュカード(Carte blue)は、クレジットもしくはデビットカードもついているので、買い物をする際にも非常に便利!
自分が口座を開設したい銀行を決めたら、まずはネットで口座開設の時間を予約する必要があります。口座開設は銀行員との直接のやり取りになりますし、語学初心者にとって比較的難易度が高め。なので日本人が働いている銀行で口座を開設するのも1つの手かもしれません。パリにも1店舗あるそうです。
LCL ビラミッド店
「LCL ビラミッド店」をGoogle マップで見る
口座をその場で開けた後は続々と郵送にて書類が届くので、それに従ってオンラインで手順を進めます。最終的に自分でカードを受け取りに行って完了です。日本ではあまり使われていませんが、フランスでは小切手が割と主流。そちらも銀行で受け取れます。
(3) 保険への加入
フランスで暮らすにあたり、満28歳以下の学生は社会保険への加入が必須となります。住居タイプにもよりますが、私の場合寮に入る際に住宅保険への加入も必要でした。
社会保険加入後、ヴィタルカードというカードを受け取ります。こちらのカードで万が一病気や怪我をした際に、病院に行きカードを提示するだけで診察してもらえる他、5日以内に払い戻しができるんです。
フランスに来る前に、日本の大学でも保険に加入しました。もちろんそちらも適応しますが、フランスの保険は別途加入が必須です。
(4) 在留届の提出
在留届は日本の外務省 ORR netで住居や個人情報を登録することです。フランスだけでなく海外に3ヶ月以上滞在する人は、こちらの登録が必要になります。
在留届を提出することにより、フランスで何か事件やテロが起きた場合、メールなどで情報がいち早く入ります。自分の身の安全も考え、いち早く情報を知ることは必要不可欠です。現地での滞在先などが決まり次第、直ぐに登録するようにしましょう!
1ヶ月間フランスで暮らしてみて
私は2年前にもフランスに留学していたことがあります。今回が初めてではない分、正直見るものすべてが新鮮とまではいかないですし、かえって懐かしいなと思うことがしばしばです。
大学の講義は国際関係学の授業を中心に履修しているのですが、本当に難しく日々友達の助けを借りながら授業に臨んでいます。
内容が難しいというよりは、講義の聞き取りに苦戦していると言っても過言ではありません。というのも教授がひたすら話し続け、生徒がPCやノートにメモするというのが主流のフランスの授業は、フランス語が完全に流暢ではない私にとっては子守唄のようにしか聞こえてこないからです(笑)。フランス語の勉強も合わせて頑張らねばなりません。
休日は美術館に訪れたり、ランニングしたり、友達と出かけたりと常に外に出るようにしています。自宅からパリまで15分ほどで行けるので、パリに出かけに行くことがほどんど。本当に魅力的な街で散歩しているだけでも楽しいです。
フランスで必要な行政手続きまとめ、そして1ヶ月間の留学の様子をまとめてみました。行政手続きは面倒くさそうに見えますが、想像以上に難しくないというのが個人的感想です。
次回はベルサイユ大学での授業の様子をご紹介させていただきます。お楽しみに!
【過去の連載】
予習復習が大変!フランスの大学の授業スタイルや日本との違いとは【フランス交換留学体験記 Vol.2】
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いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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