イギリス留学に必要な学生ビザの取得方法と種類をまとめてみた
イギリスに語学留学する際には、パスポートだけでなくビザが必要になります。
2ヶ月後に迫るイギリス留学を前に、現在ビザの準備を進めている私は学生ビザを取得する予定です。
留学の計画を立てるとき、事前にきちんと知っておきたいのがビザの情報。イギリス留学のビザにはいくつか種類があり、滞在の目的と期間に応じたものを取得しなければなりません。自分の留学スタイルにあったビザを選択することが、憧れの留学生活を実現する第一歩!
ここではイギリス留学するなら抑えておくべきビザの種類と取得方法について簡単にご紹介します。これからイギリスへ留学やワーホリを考えている方はぜひチェックしてみてください!
イギリスの留学ビザは以下の3種類になります。
- 1. ワーキングホリデービザ
- 2. 短期学生ビザ
- 3. イギリス学生ビザ
それでは1つ1つ見ていきましょう!
当記事では、2016年8月時点での情報を元に作成された記事となっております。
公開から年月が経ち、情報が古くなっている恐れがございますので、記事内で紹介しているイギリスのビザ情報については、最新の情報を「イギリス留学に必要なビザ情報」にて紹介しておりますので、こちらをご参照ください。
※£1 = 132円で計算。
1. ワーキングホリデービザ(Tier 5 Youth Mobility Scheme Visa)
ワーキングホリデービザは、イギリスにワーキングホリデーをしたい方にとって必須のビザになります。正確にはワーホリというより、イギリスでの就労ビザになるので並行して語学学校に留学することも可能になります。
ワーホリビザが他のビザと異なるのは、最大2年間の自由な長期滞在が許されること。そして、滞在中就労が可能なこととなど、何をして過ごすかの自由度が高いということです。
(※国によって滞在可能期間は異なります。)
ワーホリビザを利用した友人が、「ワーホリは夢のようなビザよ!」と言っていたのもうなずけます。
多くの学生ビザは就労禁止ですが、ワーホリなら働きながら学校に通うことが可能という点で、現地で生きた英語に触れながら働き留学中の生活費も補うことができます。留学費用に余裕のない人にとっても本当に有難いビザなんです。
イギリスのワーホリビザは抽選形式!
ただし、イギリスでワーホリビザを申請できるのは18〜30歳までという期限付き。さらにワーキングホリデービザは年に1度の抽選で、当選は1000人のみ。競争率は毎年とても高いので、応募したすべての人がイギリスのワーホリに行けるわけではありません。
私は今年留学に行くことを決めた当初、ワーキングホリデービザによる留学を考えていました。しかしイギリスの場合ビザが抽選であることを知り、学生ビザを取得する方向へ切り替えました。
抽選に当たるまで挑戦し続ける、1度抽選に参加して落ちたら他の国に行くなど、ワーホリによる留学プランは人それぞれです。自分のスケジュールに合わせて計画を立てましょう。
応募情報は毎年10~12月ごろに発表され、ビザの申請は、年にもよりますが1月頃開始されます。申請費用は£230(ポンド : 30,461円)、その他に現地保険料の支払いも加えて必要になります。
詳細はこちらから(英語)↓
Tier 5 (Youth Mobility Scheme) visa
<イギリスワーホリビザ申請条件>
・年齢:18~30歳
・£1,890(約25万円)の残高証明
・扶養家族を同伴しない
・滞在可能期間:2年間
・就学/就労:ともに可能
2. 短期学生ビザ(short-term study Visa)
短期学生ビザ(short term study Visa)は、イギリスの学校へ留学する場合に必須のビザになります。滞在期間によって、主に以下の2種類に分かれています。どちらの短期留学ビザでも留学期間中の就労はできませんので、注意してください!
- (A)滞在期間が6ヶ月以上11ヶ月未満の場合
- (B) 滞在期間が6ヶ月未満の場合
(A)イギリス滞在期間が6ヶ月以上11ヶ月未満の場合
イギリス留学期間が6ヶ月以上、11ヶ月の場合、ビザ申請は渡航予定日3ヶ月前からになります。まずはオンライン上で申請手続きをし、さらに申請者本人が、東京または大阪の英国ビザセンターに直接出向き手続きを行います。
申請に必要な書類が欠けていると、当然VISAは取得できません!ビザセンターから遠方に住んでいる方は特に、再度手続きに行く…なんてことにならないよう、必要書類に漏れがないか、しっかりチェックしましょう。
申請期間は、書類に不備がなく申請が受理された場合、15日前後。混雑状況にもよります。さらに面接や追加書類が必要と判断されることもありますので、早め早めの準備をおすすめします。
(B) イギリス滞在期間が6ヶ月未満の場合
イギリス滞在予定が6ヶ月未満の場合、出発前に特に国内で手続きを行う必要はありません。現地の空港でパスポートや学校の入学証明書等書類を入国審査官に提示し、英国の入国法の規定を満たしていると判断された場合、短期学生として最長6ヶ月の滞在許可を与えてくれます。
必要書類は下記を参考にしてください。
- ・パスポート
- ・語学学校等からの入学許可証
- ・資金証明(英文の残高証明書等)
- ・滞在先の詳細
- ・帰国用航空券
- ・現金、クレジットカード等
このように、Short-term study Visaは滞在期間6ヶ月を境に、申請の手間が格段にかかるようになります。慣れない手続きは思っている以上に時間がかかるものです。自分が取得するビザの種類が決まったら、手続きに必要な時間を出発日から逆算し、計画的に進めていきましょう。
3. イギリス学生ビザ(Tier4 General student visa)
イギリス学生ビザ(Tier4 )は、イギリスのビザ管理局に指定された学校に留学する人を対象とするビザで、学校に通う期間に合わせたビザ申請を行います。原則11ヶ月以上イギリスの高等教育機関へ通う場合に必要になります。
対象となる教育機関は、語学学校(※受講するコースによる)、専門学校、カレッジ、大学などがあります。基本就労は不可ですが、大学・大学院留学の場合に必要になる学生ビザの場合就労は可能です。
他のビザと異なり、生体認証付き許可書の発行やイギリスの健康保険(NHS)の保険料支払いが要求されます。
またイギリス学生ビザは、留学先の高等教育機関にによっては、最低限以下に示す英語力を証明しなければ申請できません。必要な英語レベルは、
・語学留学(※コースによる)の場合
CEFR B1 レベル以上 or IELTS 4.0以上
・大学、大学院進学の場合
CEFR B2 レベル以上 or IELTS 5.5以上
が目安になります。日本ではおなじみのTOEIC、TOEFLのスコアはここでの英語力証明にはならないことが多いのでご注意を。
Tier4ビザは事前に日本での申請が必要ですので、時間に余裕を持って準備を進めていきましょう!
自分に合ったイギリス留学でビザのプラン立てを
イギリスは留学人気国の中でもワーホリ・学生ビザ共に比較的ルールが厳しく、生活費も高くなります。留学を計画する段階で、渡航先の国を変更する人も多いのだとか。
私も情報収集をしていく過程で、いくつか他の渡航先候補を考えました。しかし憧れのイギリスに行きたい!という思いが強く、短期学生ビザでイギリスへ半年留学するというプランを立てました。
留学の計画を立てるとき、ビザ情報はとても重要です。またビザの申請方法、審査のルールは頻繁に更新されますので、ビザ申請前に公的機関等で常に最新情報をチェックするようにしましょう!
あなたにぴったりの留学プランが見つかりますように^^
最新情報は以下のサイトが参考になります。
VFS GLOBAL
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
英語力アップに強い留学エージェント「スクールウィズ」
スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
初中級者のための英語学習プログラム「プレ留学」×「カスタム留学プラン」であなたの留学を、経験豊富なカウンセラーが万全の体制でバックアップ致します。
- 【スクールウィズが選ばれる7つの理由】
- 1. 専門家監修!英語学習プログラム「プレ留学」で事前学習もバッチリ
- 2. 充実した英語学習サポート体制!
- 3. 1万通り以上から選べる「カスタム留学プラン」
- 4. 経験豊富なカウンセラーによるベストなプラン提案
- 5. 代理店手数料0円&最低価格保証
- 6. 安心安全、充実の留学サポート体制
- 7. スマホで相談から手続きまで完結!
せっかくの留学を失敗してほしくない想いから、英語力を伸ばす独自のサポート、納得いくプランづくりに力を入れています。
いま英語力に不安があっても、しっかり準備するから大丈夫。留学で、憧れだった「英語を話せる理想の自分」を私たちと一緒に実現させましょう!
留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。