英検準2級合格に文法対策は必須!おすすめの勉強法と教材とは?
- 2023/11/30
英検準2級の試験合格を目指すなら、文法対策は欠かせません。文法は英語の土台であり、空所補充問題だけでなく、読解、リスニング、ライティング、そしてスピーキングのスキルにも繋がります。
この記事では、英検準2級合格に向けた文法対策の必要性と、おすすめの勉強法と教材について紹介します。一歩一歩合格への道を進んでみましょう。
なお、全般的な英検準2級対策は下の記事でまとまっているので、気になる方はあわせて参考にしてみてください。
【英検準2級】レベルと攻略法を学習ロードマップも併せて解説!
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英検準ニ級の概要
英検準2級の試験についての概要を紹介します。
レベル
英検準2級は、高校の中級程度の英語力が必要であり、試験公式には「日常生活で必要な英語を理解し、使用できる」と述べられています。中学校の英語力がしっかり身についていないとまず合格は難しいでしょう。
試験形式
英検準2級は、一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接)から構成されています。
<一次試験>
一次試験は筆記試験とリスニングテストの2つで構成されています。筆記試験は合計で75分、リーディング(読解)とライティング(英作文)の2つのスキルを評価します。リスニングテストは約25分で筆記試験の後に実施されます。
問題形式は以下の通りです。
問題形式 | 問題内容 | 問題数 | |
---|---|---|---|
リーディング | A:短文の語句の空所補充 | 短文や会話文の空欄に、文脈に合った適切な語句を入れる | 20問 |
B:会話文の文の空所補充 | 会話文の空欄に適切な文や語句を入れる。 | 5問 | |
C:長文の語句の空所補充 | 長文の空欄に文脈に合った適切な語句を入れる。 | 5問 | |
D:長文の内容に関する一致選択 | 長文の内容に関する質問に答える。 | 7問 | |
ライティング | E:英作文 | 指定された質問に対する回答を英語で書く。 | 1問 |
リスニング | 第1部:会話の応答文 | 会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う。 | 10問 |
第2部:会話の内容 | 会話の内容に関する質問に答える。 | 10問 | |
第3部:文の内容 | 短いパッセージの内容に関する質問に答える。 | 10問 |
<二次試験>
二次試験は面接形式のスピーキングテストです。日本人あるいはネイティブスピーカーの面接委員と1対1で約6分程度話します。面接官からパッセージ(文章)とイラストが描かれたカードが渡され、出題される問題は下記のとおりです。
問題形式 | 問題内容 | |
---|---|---|
No. 1 | パッセージについての質問 | 音読したパッセージの内容についての質問に答える。 |
No. 2 | イラストについての質問 | イラスト中の人物の行動を描写する。 |
No. 3 | イラストについての質問 | イラスト中の人物の状況を説明する。 |
No. 4 | 受験者自身の意見など | カードのトピックに関連した内容についての質問に答える。 |
No. 5 | 受験者自身の意見など | 日常生活の身近な事柄についての質問に答える。(カードのトピックに直接関連しない内容も含む) |
英検準ニ級で必要な語彙力
英検準2級は4,080語の単語、高校2年生のレベルの英語力なのに対して、英検三級は2,580語の単語、高校受験のレベルと言われています。
英検準2級の語彙を短期間で習得しようとするのは難しいため、時間をかけて学習する必要があります。しっかりと英単語を覚えていれば、長文読解や文法問題の正解を見つけられるでしょう。
大問1の空所補充問題では、熟語の知識も必要とされるため、熟語対策をすることも重要です。また、大問2の会話文の語句補充でも、会話表現をある程度覚える必要があります。
英検準ニ級で求められる文法知識
大問1では、短文の空所に適切な語を補う「短文の語句空所補充問題」が20問出題されます。全体の中で大きな配分をしめる点数のため、語彙力と文法知識を備えておかなければいけません
当たり前ですが、これまでの5級、4級、3級で習得した文法知識を備えていることが前提です。英語の学習は積み重ねの過程であり、しっかりと基礎を固めなければ応用が難しいことがあります。
既習事項である進行形、助動詞、比較級、最上級、現在完了形、分詞、関係代名詞などの文法は十分理解しておきましょう。
加えて、以下のような新たな文法事項が準2級合格に必要です。
- ・過去完了形
- ・未来完了形
- ・仮定法
- ・使役動詞(原形不定詞)
- ・比較級の応用
- ・動名詞の応用
- ・不定詞の応用
リーディングやライティング、スピーキングでも文法知識が問われるため、知識として頭に入れるだけでなく、知識を駆使して英文を書いたり、聞いたりできなくてはいけません。
英検準ニ級の文法対策におすすめの勉強法
英検準2級の文法対策をするにあたっておすすめの勉強方法を紹介します。4つのステップで学習しましょう。
- <ステップ>
- 1.過去問を実際に解いてみる
- 2.間違えた文法箇所・理解があいまいな箇所を把握する
- 3.高校生向けの英文法書で解説を見る
- 4.再度問題に取り組む
1.過去問を実際に解いてみる
まずは、問題傾向や今の実力を把握するために過去問を解いてみましょう。一回分で終わるのではなく、複数回分をこなすことが重要です。
2.間違えた文法箇所・理解があいまいな箇所を把握する
不正解の問題や完璧に理解できていない箇所をチェックしましょう。知識が足りない所を把握することで、対策傾向が見えてきます。
3.高校生向けの英文法書で解説を見る
次は、苦手な文法箇所を高校生向けの英文法書で確認します。文法書は学校で使用しているもので構いません。地道で時間のかかる作業ですが、できない箇所をできるようにするためには苦手な文法項目を逐一チェックすることが必要不可欠です。
4.再度問題に取り組む
最後の仕上げとして、過去問の間違えた箇所を再度解いてみましょう。過去問だけでなく、英文法書の問題を解くことも有効です。
英検準ニ級の文法対策におすすめの教材
自宅でも一人で英検対策できるように、英検準ニ級の文法対策におすすめの教材を紹介します。自分にあった教材を選択し学習することも、英検に合格するには必要なスキルです。
2023年度版 英検準2級 過去6回全問題集
この問題集には、過去6回分の試験が含まれています。十分に英検の出題傾向を把握できますよ。
また、解答の手本となる別冊解答には、詳細な解説が掲載されています。解説を熟読し、問題の解決方法を明確に理解することが合格への近道です。
一次試験対策だけでなく、二次試験の問題と解答例、解説も含まれています。英文法書との併用で大きく対策できることでしょう。
URL:「2023年度版 英検準2級 過去6回全問題集」
英検®準2級総合対策教本
この『準2級総合対策教本』は、準2級で頻繁に出題される文法ルールを項目ごとに学習できる冊子です。
文法問題そのものは一次試験の大問1で3問ほどしか出題されませんが、正確な文法の理解は速読、リスニング、スピーキングなど、あらゆるスキルの基礎となります。
英検に出る問題を抜粋した総合対策本なので、学習時間が限られている受験者の方にもぴったりです。
URL:「英検®準2級総合対策教本」
総合英語Evergreen
『総合英語Evergreen』は、大学入試に必要な英文法と語法を詳細に説明した英文法書です。高校で学ぶ英文法や語法の知識をすみずみまで扱っているため、英語学習において理解できない部分が生じた際は、この一冊があれば問題ないでしょう。
全体で24の章に分かれており、仮定法・過去完了形・未来完了形など、難しい文法事項を学習するのにも適しています。Part1「基本の理解」、Part2「さらに理解」、Part3「深い理解」の3つの部分から構成されているため、段階的に学習できるメリットもあります。
URL:「総合英語Evergreen」
ライティング・スピーキングは基本的な文法で攻略しよう
英検試験において外せない要素の一つがライティングセクションです。試験当日になると、高度な文法を使用しなければいけないと感じるかもしれませんが、最も重要なのは正確な文法と語彙を用いてライティングを行うことです。中学校の文法をしっかりとマスターし、簡潔であっても正確な文章を書けるように練習しましょう。
同様に、スピーキングセクションでも同じことがいえます。アウトプットが求められる場面で、過度に難しいことを考えすぎず、基本的な文法事項を使いこなせるようにしましょう。
まとめ
英検準2級合格には文法対策が不可欠です。文法は英語力を向上させる鍵であり、しっかりと基礎を固めることで、英検試験の各セクションにおいて自信を持てるようになります。
適切な勉強法と教材を活用し、学習を続けましょう。
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