留学と部活動、どっちを選ぶ?辞めずに両立する方法や決断のポイントを解説
- 2020/04/08
こんにちは。交換留学制度を活用して1年間のドイツ留学をしていた愛優です。
高校生は多くの人が部活動をしているのではないでしょうか。また大学生でも、部活に所属している人は多いですよね。
そんな中で「留学したい、でも部活動もやめたくない……」と悩んでいる人もいるかと思います。
留学と部活はなかなか両立できないように思えますが、実はどちらも実現することが可能です。「留学期間を短くする」「部活を引退してから留学する」などの方法はもちろん、部活動の習慣がある国を選べば留学中も部活動に参加できるのです。
そこで今回は、留学と部活それぞれを選択したときのメリットとデメリット、どちらを選ぶか悩んだときの確認ポイント、どちらも両立する方法、部活動ができる留学先を紹介します。
今回の記事を参考に、留学と部活どちらも両立できる方法はないのか、一緒に考えていきましょう!
[目次]
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部活動を辞めて留学するメリットとデメリット
まずは留学を選択するメリットとデメリットをご紹介します。
留学するメリット
部活ではなく留学を選択するメリットは「語学力や国際感覚が身に付くこと」です。
留学すると語学力はもちろん、日本人以外の人と関わる機会が圧倒的に増えます。
日本と外国では文化や習慣が異なるので、そういった環境で揉まれ続けることでさまざまな国籍の人とコミュニケーションできる力が自然と身に付いていきます。
留学で身に付いた語学・英語力や国際感覚は、将来の就活において大きなアピールポイントとなることがあります。特に英語を話せる人はまだまだ少ないので、将来の選択肢を増やすきっかけにもなります
留学するデメリット
部活ではなく留学を選択するデメリットは、「これまで頑張ってきた活動を中断しないといけなくなること」です。
この記事を読んでいるのは、スポーツや音楽など技術を身に付けるために、部活に入ってコツコツと努力を積み重ねてきた人が大半だと思います。しかし留学で部活を数週間から数ヶ月離れると、これまで積み上げたものを一度中断しなければなりません。
部活の種類によっては基礎体力が落ちる、感覚がにぶる可能性があり、帰国後にこれまでの倍以上の練習をしなければいけなくなることもあります。
技術を得るために継続的な努力が必要な部活であれば、帰国後にさらに大きな努力が必要となるでしょう。
留学をせずに部活動を続けるメリットとデメリット
続いては留学ではなく、部活を選択するメリットとデメリットをご紹介します。
部活を続けるメリット
部活を続けるメリットは、「これまで頑張ってきたことを継続できること」です。
高校の3年間、もしくは大学の4年間ずっと部活を続けるのは簡単なことではありません。途中で部活を辞めてしまう人もいる中、最後まで部活を続ける継続力は就職活動において評価されることも多いです。
またチームメイトとの関わりや部長など役職を務める中で、コミュニケーション能力や協調性が身に付くこともありますよね。
部活は人間的に成長する部分も大きく、大学のAO入試や就活におけるアピールポイントになります。
部活を続けるデメリット
部活を続けるデメリットは「留学すればよかった」という後悔がずっと残るかもしれないことです。
もちろん社会人になってからも留学はできます。1〜2週間程度の短期であれば仕事を続けながら留学も可能ですが、数ヶ月や半年以上の中長期で留学するとなると一度会社を辞めなければなりません。
会社を退職するのは、部活を辞めることよりも決断力を必要とします。そのぶん留学するハードルは、学生時代の方が圧倒的に低いといえます。
留学せずに部活を続けることで「あのとき留学していれば……」と自分の中で後悔する可能性があり、その思いは年齢を重ねるとより強くなるかもしれません。
留学と部活動、どっちを取るか悩んだときに確認したいポイント3つ
留学と部活のどちらかを選ばなければいけないとき、悔いのない選択ができる、そして留学が部活動からの逃げにならないようにしておきたいですよね。
そこで次は、これだけは自分の中で確認しておきたいポイントを3つ紹介します。
ポイント(1)留学して得たいものは何か
まずは留学して自分が何を得たいと思っているのかを確認しましょう。
例えば「英語力を伸ばしたい」という目標があったとします。英語力だけでいうと、留学しなくても日本でしっかりと努力すれば身に付けることは可能です。部活で日々努力している人であれば、なおさら自身の目標に向かって頑張れることも多いです。
あなたが留学を通して得たいことは、果たして留学という手段でしか得られないのでしょうか。場合によっては、自習など留学以外の方法でも実現できる可能性があります。
部活を続けながらでも行動に移すことはできれば、部活を辞める必要はありません。
部活を辞めて「留学」を選ぶのは簡単に思えますが、改めて留学したいと思ったきっかけや目的を確認しておきましょう。
ポイント(2)留学が部活動の逃げになっていないか
厳しい言い方をしますが、留学が部活動からの逃げになっていないでしょうか。その場合は部活を辞めるにしても留学するにしても、どちらも中途半端になってしまいます。
留学する人の多くが、目的や目標を持って海外に行くことが多いです。そのような人が多い中で目的意識がないと、現地でなにも得られず、せっかくの留学がムダになりかねません。
「留学のために部活を辞める」と聞くとポジティブに聞こえますが、実際は部活からの逃げだと部活仲間から応援してもらえず、孤立してしまうことも。結果的に、より辛い状況になってしまうことも考えられます。
ポジティブな気持ちで留学できるように部活の何が辛いのか、留学でそれは緩和されるのか、考えてみましょう。
ポイント(3)学校を卒業した後にどのような道に進みたいか
卒業後にどのような進路に進みたいのかによって、留学が必要なのかは変わってきます。もちろん留学に行って意思が変わることはありますが、前もって将来のことも考えておくことで、留学生活はより充実します。
例えば、以下のような場合は留学が進路に良い影響を与える可能性があります。
- ・海外のゴシック建築を学びたいのでヨーロッパに留学する
- ・海外就職を目指しているのでアメリカでインターンシップをする
- ・外資系企業への就職や日系企業の駐在員になりたいので、英語の基礎力をつけるために語学留学する
将来の進路に留学で得られるものが関わってくる、もしくは専門知識が必要であれば、留学するメリットは大きくなります。
将来的に進みたい道に留学が必要ないのであれば、留学を考え直す必要があるでしょう。
将来の夢に留学は関係ないから留学する必要がないわけではありません。留学生活で得たコミュニケーション能力や積極性、異文化理解などが役立つこともあります。
しかしその中でも留学前から将来の進路について考えておくことで、留学生活はより実りあるものとなるはずです。
留学と部活動、どちらも両立する3つの方法
ここまでは留学と部活、どちらを選択するかについて解説しましたが、両立したいと考えている方もいるのではないでしょうか。実は留学と部活は両立することも可能です。
そこでここからは、留学と部活を両立する方法を3つご紹介します。
方法(1)留学期間を短くする
1つ目は「留学期間を短くすること」です。
1年間の長期留学ではなく、数週間や1ヶ月の短期、半年程度の中期留学であれば、部活動を辞める必要はありません。「休部」という形で留学できる可能性もあります。
少しのブランクであれば部活に復帰しやすいうえに、部活動を抜ける期間も短いので部活仲間に迷惑がかかりません。
短期留学でも得られるものは多く、貴重な体験となります。長く部活を休めない場合は、短期での留学も検討してみてください。
方法(2)留学先の部活動に参加する
2つ目は「留学先の部活動に参加すること」です。
海外でも部活が盛んな国は多く、そのような国では学生も積極的に部活動に参加しています。もちろん留学生も参加可能。私が留学していたドイツでも、留学生の友達が部活動に参加していました。
留学先の部活動に参加すると留学と部活の両立だけでなく、英語力や国際感覚を伸ばすことも可能です。また留学先の高校や大学で友達を作るきっかけにもなり、交友関係が広がります。
方法(3)部活を引退してから留学する
3つ目の方法は「部活を引退した後に留学すること」です。
引退の時期によっては難しい方もいるかもしれません。しかし卒業より半年ほど早めに引退する部活であれば、大学生なら4年生の後期に短期留学ができます。もしくは休学する必要はありますが、4年生の後期から5回生の前期にかけて1年間の留学が可能です。
私が留学した時期も4年生の後期から5年生の前期で、留学先にも同時期に留学している日本人はたくさんいました。
日本では同年代の友達が先に卒業するので、休学や留年に後ろめたい気持ちがあるかもしれません。しかし海外は年齢をそこまで気にしない国が多いので、そのような気持ちはなくなっていくことが多いです。
部活動の習慣がある留学先
留学先の部活動に参加したい場合、留学先を部活動の習慣がある国や部活動が盛んな国にする必要があります。
そこでここからは、部活動の習慣がある国を3つご紹介します。
(1)アメリカ
アメリカでは部活動が盛んな学校が多いです。海外ドラマなどで、放課後部活動に参加する学生の描写がよくありますよね?
アメリカにはバスケットボールやアメリカンフットボールなど、世界でもトップクラスのプレイヤーを輩出したスポーツがいくつもあります。そのような環境で練習できる貴重な機会があふれています。
(2)カナダ
カナダもアメリカ同様、部活動が盛んな国です。カナダは自然が多くて空気がきれいなことから、スポーツ選手がトレーニング地として選ぶほど環境が整っています。
実際に大気汚染指数も日本よりかなり低く、東京の半分ほど。きれいな空気の中で体を動かせるので、運動部に入っている人におすすめの国です。
(3)イギリス
イギリスでは部活動があるものの、基本的には日本のように毎日厳しく練習することはあまりありません。もちろん部活動や学校にもよりますが。
留学先でムリなく勉強と両立することを考えると、活動回数が少ないのはメリットといえます。「留学先で部活はしたいけれど、勉強に集中するためにも毎日の活動は厳しい……」という方は候補として考えてみてください。
部活動と留学、どっちにするか悩んだときはエージェントに相談もおすすめ
ここまで留学と部活どちらを選択するのか、もしくは両立する方法があるのかなど解説しました。近くに相談できる人がいない場合は、留学エージェントに相談してみるのもおすすめです。
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まとめ
今回は留学と部活それぞれを選ぶメリットやデメリット、両立する方法などをご紹介しました。
留学と部活動、それぞれにメリットもデメリットもありますが、すぐにどちらを選ぶか決める必要はありません。
留学したいと思った原点に立ち返ってみたり、将来の夢に留学は必要なのか考えてみたり、十分に検討することが大切です。
また以下の方法では、部活と留学を両立することも可能です。
- ・留学期間を短くする
- ・留学先の部活動に参加する
- ・部活を引退してから留学する
現在留学と部活動の選択に悩んでいる方は、この記事を参考にしてみてくださいね。
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