バンクーバーの電車の乗り方からお得な料金の仕組みなど交通事情を徹底解説!
ライターの黒兎です。
私は現在カナダ・バンクーバーにワーキングホリデービザで滞在中です。平日はダウンタウンにある語学学校へ電車で通っています。
初めのころ、私はどうやって電車の切符を買えばいいのか知らなかった上に、英語もほとんどできなかったので不安でした。ですが事前に仕組みがわかれば、電車の乗り降りはそこまで難しくありません。
むしろバンクーバーの公共交通機関は、バスや電車(スカイトレイン)がとても充実しているのでものすごく便利です。
今回はバンクーバーの交通機関について、料金の仕組みや利用方法を中心にお伝えしたいと思います。この記事を通して、スカイトレインの乗り方をマスターしてくださいね。
当記事では、2016年6月時点での情報を元に作成しています。
公開から期間が経ち、情報が古くなっている恐れがございますので、記事内で紹介している料金、利用方法については、最新の情報を「TransLink公式サイト」よりご確認ください。
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日本と全然違う?バンクーバーの交通機関の料金
バンクーバー近郊の電車、バス、シーバス(フェリー)は、基本的にTranslinkという会社が運営しています。そのため異なる交通機関同士でも、共通の切符で乗り換えや、乗り降りができます。
切符は電車やシーバスの駅にある券売機、もしくはバスに乗る時に現金で購入できます。
このような券売機が駅構内・外にあります。切符、定期の購入、乗り越しの精算などができます。
日本の自動改札機と似たようなものがあり、切符をタッチするとゲートが開く仕組みになっています。降りるときも同じで、改札で切符をタッチするとゲートが開きます。日本より横幅が少し大きいですですかね。
以前、バンクーバーにある駅の改札に駅員はおらず、かつ自動改札機もなかったので、お金を払わずに電車に乗る不正乗車をする人が多かったようです。また警察が抜き打ちでチェックし、乗車券を持っていない場合は、高額の罰金を払うという仕組みでした。
乗車料金はZone(ゾーン)によって決まる。
料金はZone(ゾーン)と言われる、3つのエリア間をどれだけ移動するかで変わってきます。
Zone 1:バンクーバー市内のダウンタウン、UBC(ブリティッシュコロンビア大学)、クイーンエリザベス公園周辺。
Zone 2:バンクーバー国際空港があるRichmond、バンクーバーと陸続きのBurnaby、バンクーバーからシーバスで行けるNorth Vancouverの3地区。
Zone 3:Burnabyよりさらに東のPort Moody、Coquitlam、Port Coquitlam、Surrey。
同じZoan内にある駅へは、同じ料金(1 Zone料金:$2.75)で行き来ができます。
Zoneをまたぐ場合はそれぞれ
- ・Zone1からZone2への移動 2 Zone料金($4)
- ・Zone1からZone3への移動 3 Zone料金($5.50)
- ・Zone2からZone3への移動 2 Zone料金($2.75)
となります。日本のように1駅1駅料金が違うわけではないので、このどんぶり勘定がお得感満載ですね。
知っておくべきお得なバンクーバーの交通情報!
毎日電車やバスを利用する際に便利な定期券。もちろんバンクーバーにもあります!
バンクーバー近郊で使用できるのが「Compass card」。Compass cardは交通機関で利用できる電子カードで、駅の券売機やコンビニ、ドラッグストアにて6CA$で購入できます。この6CA$はデポジットなのでカードを返却するとお金は返ってきますよ。
Compass Cardに入金しておくことで、電車やバスなど全ての交通機関に通常より割引された運賃で乗車できます。さらにこのカード1枚に、回数券や定期券などを登録することもできます。
このカードにBus Pass(1ヶ月定期券)を購入しておけば、毎度切符を買わなくてもいいのでとても便利ですね。
私は現在、1 Zone分のBus PassをCompass cardに入れて利用しています。バスでも利用できるのでかなり便利です。もちろんBus PassやDay Pass(1日券)を購入しなくても、お金をチャージしての利用もできるので、短い滞在の際でも購入すると便利だと思います。
私が初めて電車を利用した際は、Compass cardを持っていなかったのでSingle ticket(使い捨ての切符)を購入しました。
白いカードがSingle ticketで、青い方が私が実際に使っているCompass cardです。Single ticketはペラペラの紙のような感じで、Compass cardはプラスティック製でしっかりしています。この他にも子供向けに、半額料金で乗れるオレンジ色のCompass cardもあります。
Bus Pass(1ヶ月定期券)の注意点
日本とバンクーバーで違うのが、”購入月に有効な定期”というシステムです。5月のBus Passを買ったら、5月中しか使えません。つまり日本のように、5/14〜6/13の定期券みたいに、月途中から有効な定期の購入はできません。
まだ私は買い忘れた経験はありませんが、毎月16日頃になるとBus Passは購入できなくなるそうです。ですので、次の月のBus Passは前月の末には購入できるようになりますよ。
バンクーバーの電車や駅の雰囲気はどんな感じ?︎
バンクーバーの電車や駅は日本とは違う点がいくつかあります。私が感じた違いをいくつかお伝えしたいと思います!
車両とホームの隙間がない!
まず駅に停車した際に車両とホームの間の隙間がほとんどありません。これにより車椅子、ベビーカーの乗り降りはかなりスムーズにできていると思います。自転車を押しての乗車もできるので、普通に自転車が車内に入ってきます。扉付近はスペースがあり、みんな譲り合って利用していますよ。
優先席が扉の近くにある
バンクーバーの電車内では、Priority seatが入り口の一番近くにあります。日本だと車両奥の4席ほどが優先席になっていますが、こちらの車内はで扉のすぐ近くの席はPriority seatになっていることが多いです。ご老人の方などとても乗り降りしやすそうに見え、個人的にこれはとても理に適っていると思いました。
進行方向を眺められる人気席が!
日本の車両にもありますが、バンクーバーの車両の端っこは運転席のように座れるようになっています。少しわかり難いですが、一番奥の方は進行方向を見ながら乗車できます。
というのも、バンクーバーの電車は無人で走っているんです。なかなかの人気シートですので、まだ私は1度も座ったことがありません(笑)。︎
マナーモードって何??
最後に私が一番驚いたのは携帯電話をマナーモードにしている人はバンクーバー、というよりカナダにはほとんどいません。電車内だからということもなく、通話はもちろん、ゲームの音もジャンジャカ鳴ってます(笑)。
周りの人も何も気にしないので、日本とはかなり違いますよね!
バンクーバー国際空港からダウンタウンまでの電車移動について
私がバンクーバーに初めて降り立った時は、バンクーバー国際空港からダウンタウン(Yaletown-Roundhouse駅)まで電車で移動する行程にしていました。空港の到着口から外に出てすぐ近くにYVR-Airport Stationがあり、ダウンタウンまで約25分
とかなり便利ですね!
空港の到着ロビーから看板が出ているので、駅へは問題なく移動ができます。迷う人はあまりいないのではないでしょうか。
電車の乗車料金に空港使用料がかかる!?
YVR-Airport駅からYaletown-Roundhouse駅間の料金は$9。実はこれには空港利用料が含まれているので、通常より少し高くなっています。
YVR-Airport駅はZone2にあり、目的地のYaletown-Roundhouse駅はZone1なので、2 Zone分の料金4CA$と空港利用料の5CA$が加算されて
います。なので合わせて9CA$になります。
この空港利用料は空港の券売機を使用するとかかる料金なので、Bus Pass(定期券)には加算されません。カナダに来て最初に利用する施設が空港だと思うので、空港の券売機を利用すると利用料金が加算されます。できるだけ安く移動したいという方はご注意ください!
いかかでしたでしょうか。
今回はバンクーバーの交通事情、特に電車(スカイトレイン)について書かせていただきました。
私は平日の朝、学校へ行くために中心部のダウンタウンへ向かう電車を利用しています。バンクーバーでは日本の満員電車のような雰囲気はなく、混雑していてたら次の電車を待つ人が多いです。そして駅員さんが常にホームにいるわけではないので、出発音がしてからドア付近にいると本当に挟まります!
休日は料金が安くなったり、とても利用しやすくなっています。なのでバンクーバー近郊にある山や海、そして少し離れた地では大自然の絶景が広がります。便利にお得に公共交通を利用してバンクーバー近郊を楽しんでみてくださいね☆
またバンクーバーでの移動には電車の他にバスもオススメです。移動手段の選択肢をいくつか持つためにも、あわせて参考にしてみてはいかがでしょうか。
バンクーバーに滞在するなら知っておきたい「市内バス」の利用方法まとめ
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