【例文付き】催促メールの英語での書き方と丁寧に伝えるためのポイント!
- 2024/03/11
予約の確認や出欠連絡、あるいは仕事の進捗を伺うなど、アクションを督促するメールをしなければならない場面も多くあります。そんなとき、丁寧で礼儀正しく、かつ用件が伝わるメールを送りたいですよね。
今回は、英語で催促メールを書くコツを解説します。どんなタイミングで送るべきか、どういう表現を使うべきかも示していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
なお、催促表現以外の英語でのメールの書き方は、下の記事でまとまっているので、気になる方はあわせて参考にしてみてください。
【例文付き】これで完璧!誰でもできる英語メールの書き方とポイント
[目次]
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催促メールを送るタイミングはいつがいい?
日本の場合、自分の送ったメールに返事がないときに、2〜3営業日を目安に催促メールを送るのが一般的ですよね。
ただし、海外では、納期の感覚やビジネス慣行などの違いから、2〜3営業日では返事が来ないことも多くあります。そのため、そもそも「いつまでに返信がほしいのか」を明記するのがおすすめです。その際、「なぜ返事を急いでいるのか」も合わせて記載すると好印象ですよ。
催促メールを送るのであれば、2〜3営業日などと営業日にしばられる必要はありません。しかし、相手にプレッシャーを与えがちな「至急」は多用しないほうがベターです。
「至急」という言葉を使うのは、入金遅れ・漏れに関する連絡を入れるとき。入金の遅れには遅延利息などがつくことがあるので、気が付いたら直ちに連絡するのがむしろ親切です。
【例文】催促メールを英語で作ると?
では、実際の英文督促メールを見てみましょう。ビジネス場面で使うフォーマルなメールと、会社の同僚に送るカジュアルなメールの2通りを紹介します。
ビジネス・フォーマルメールで使う場合
以下は、期日までに入金が確認できなかったことに対する催促メールです。
Please confirm : Monthly Services Fees
Dear Mr. Stevenson,
Hope this message finds you well.
We appreciate your continuous support as a valued customer.
Unfortunately, we still have not confirmed your payment for the monthly services fees as of 16 January. I would like to ask for your confirmation and if you find any trouble in the transaction, we would appreciate it if you could inform us as soon as possible.
In the meantime, if this message is sent to you after your proper transaction, kindly disregard this message.
Again, we appreciate your prompt attention to this.
Kind Regards,
Martin Smith, Customer Support
スティーブンソン様
大変お世話になっております。
申し訳ありませんが、今月のサービスフィーのお支払いの確認が取れておりません。
ご確認を頂戴できますでしょうか。また、もしも何か送金に関して不都合が生じておりましたら、至急私どもにご一報下さい。
もしも行き違いに送金されておりましたら、どうぞ本メールはご放念ください。
本件について早急にご対応いただけますこと、改めて感謝申し上げます。
マーティン・スミス、カスタマーサポート
カジュアルメールで使う場合
次は、同僚の送別会への出欠確認を督促するカジュアルなメールです。返事をしていないマリアさんにジョンさんが督促しています。
Reminder: Farewell Party?
Hi Maria,
Hope you are doing well.
I think I have sent to you an invitation to the coming farewell party for Masao, leaving our office and going back to his home country. I am not sure if you are coming or not so far. Please reply to this message to let us know your intention at your earliest convenience, as the capacity of the party site.
I appreciate your kind cooperation on this. Thank you again.
Regards,
John
マリア
お元気のことと思います。マサオが帰国するということで送別会のメールを送らせてもらいました。出欠の返事をいただいていないようです。会場のキャパシティの都合があるので、できるだけ早く返事をいただけますようお願いします。
どうぞよろしくお願いします。
ジョン
【件名】催促メールの英語表現
督促メールの英語の件名には、期限に迫られていることが一目でわかるよう Reminder(リマインダー) などの表現を使い、「Reminder: 用件の簡潔な内容」と書きましょう。
期限がまだ来ていない、あるいは期限を過ぎていても緊急性・重要性が低い場合は“Gentle Reminder” “Friendly Reminder”、あるいは“Following Up”といった表現を使います。これらは表現としては柔らかい表現ですので、「念のため」「忘備までに」くらいのニュアンスがぴったり来ます。
例:This is just a friendly reminder but it would be great if you reply to us at your earliest convenience.
念のためのリマインドですが、お早目にご返信を頂戴できますようお願いいたします
これに対して、催促するのが2~3回目となる場合や緊急性が高い場合は、“Reminder!”のように感嘆詞を付けたり、あるいは“Please Confirm (要確認)”とダイレクトな言い方にします。“ASAP(速やかにご返信ください)”、 “Urgent(至急)”としてもOKです。
【書き出し】催促メールの英語表現
英文メールはダイレクトに用件を伝えることが肝心です。しかし、書き出しは丁寧に礼儀正しく行いましょう。相手の気分を害さないように、挨拶文を書いた後に用件を示します。
書き出しの表現は次のようなものを使います。
・I hope this message finds you well.
・I hope you are doing well.
お元気でお過ごしのことと思います。
・Thank you very much for your support as always.
いつもお世話になっております。
本文部分を短めにして簡潔にメールをまとめたい場合は、挨拶文を書いた後にすぐ用件を記載しても問題はありません。
・I hope this message finds you well. This is a gentle reminder for the coming party.
お元気でお過ごしのことと思います。パーティのリマインドを念のためお送りします。
・Hope this message finds you well. Kindly allow us to ask for your prompt attention.
お元気でお過ごしのことと存じます。
恐縮ですが、すぐにご確認をいただきたくご連絡いたしました。
このように、まず一言相手をねぎらう言葉を書いてから用件を伝えましょう。
【用件】催促メールの英語表現
用件を伝えるときは、どんなアクションを求めているのか、期限はいつかを書くことがポイントです。シーン別に例文をいくつか紹介します。
以下は、出席確認・書類の準備の完了確認・承認がまだ完了していない場面での督促です。どの場面もビジネス上よくある場面です。
・出席確認
Unfortunately, it is unclear for us if you will attend the coming meeting or not. Would you mind replying to us by Friday, end of the business hour, please?
恐れ入りますが、ご出席かどうかが現在確認できておりません。金曜日の営業時間の終了時までにお返事をいただけませんでしょうか。
・必要書類の準備の確認
We feel sorry to say it, however, we have not confirmed any update on the document. We would like to ask you to complete filling out the form by Monday AM.
申し訳ありませんが、書面のご用意の完了を確認できておりません。月曜の午前までに完了をいただけますようお願いいたします。
・承認が下りたかどうかの確認
We have not confirmed your Division’s approval as of 5 December. Could you kindly follow it up as soon as possible? And if any difficulty, please feel free to discuss with us.
貴部署による承認が確認できておりません。フォローアップをお願いできませんでしょうか。もしも何か問題があるようでしたら、お声がけいただけますでしょうか。
【結び】催促メールの英語表現
督促メールは感謝の気持ちを伝える結び文を書きましょう。
また、緊急性・重要性の高いことなら、最後に返事や確認を貰えるように念を押して伝えます。期日をもう一度伝えるのもよいでしょう。
・Thank you for your confirmation in advance.
ご確認をありがとうございます。
・I appreciate your attention to this, and look forward to your reply at your earliest convenience.
ご確認に感謝するとともに、ご返信を心待ちにしております。
・I would appreciate it if you could submit the document by 5 March. Thank you very much for your cooperation again.
3月5日までに書類のご提出をお願いします。改めてご協力に感謝します。
より丁寧な表現にするためのポイント
督促のメールを書くときは、相手の立場を思いやり、丁寧な表現を使うことが大切。より丁寧な表現にするためのポイントをご紹介します。
Pleaseは使わず、Could、Wouldに言い換える
英語話者の感覚からすると、Please という表現は必ずしも丁寧な表現とは言えません。過度に使うと上から目線と取られてしまうことがあるのです。
より適切に丁寧にお願いをしていることを示すために、Please を使う代わりに助動詞のCould / Would を使いましょう。
・Please reply by 30 November. 11月30日までに返信をお願いします。
という文章ならば、以下のように書き換えられます。
・Could you please reply to this message by 30 November?
可能でしたら、11月30日までにご返信をいただけますでしょうか。
・I would appreciate it if you could reply to this message by 30 November.
11月30日までにご返信をいただけましたら、幸甚です。
・Would you mind replying to this message by 30 November?
恐れ入りますが、11月30日までにご返信をいただけますでしょうか。
行き違いに考慮した表現を加える
催促メールを送るときは、行き違いや不手際があった可能性を考慮した表現を加えたほうが丁寧です。例えば次のような表現を使いましょう。
・My apology if the instruction had been insufficient for you, however, would you mind sending me document A as soon as possible?
ご案内に不足があったら申し訳ないのですが、書類Aを速やかにお送りいただけないでしょうか。
・If you have already answered the questionnaire, we would appreciate it if you could disregard this reminder and excuse us.
もしも質問票にお答えいただいておりましたら、ご容赦いただきこのリマインダーはご放念ください。
いつ、どのような連絡を送ったかをわかりやすく伝える
返信が来ないことの原因としては、自分の送ったメールが埋もれてしまっていたり、以前のメールを探し出せない状況にあったりすることも考えられます。
そこで督促メールを送る際には、以前に送ったメールを再送する、いつ送ったメールなのかを記載するなどの工夫をしましょう。
招待状や、メールを送った日を明示して伝える表現は以下の通りです。
・I have sent you an invitation on 15 October. Would you mind checking it again?
10月15日に招待状をお送りしました。もう一度チェックいただけませんか?
・I am sending you a message as the attachment, which was supposed to be sent to you on 16 January.
1月16日にすでにお送りしているかと思いますが、メッセージを添付してお送りいたします。
また、以前に連絡を取った人と担当者が違うケースは、誰から連絡をしたのかも書き添えておくとよいでしょう。上記の招待状のケースであれば、”Yumiko Okawa has sent you an invitation on…… (大川由美子が送付しましたが……)”などとしておけば十分です。
まとめ
ビジネスではよく使うメールの一つである、督促メールの英語表現についてまとめました。上手にメールをまとめるポイントは相手の立場に立った丁寧な表現と、的確に用件を伝えることのバランスをとることです。
催促をするときは気を使うものですが、表現を覚えておけば大丈夫。お礼や挨拶の言葉も添えて送ることで、好印象を与えることもできます。ぜひ今回の記事を参考にメール文をつくってみてくださいね。
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