こんなにも違うの?アメリカと日本の大学を比べてみた!

みなさんこんにちは!Ayaneです。

私は現在アメリカのフロリダ州にあるUniversity of West Florida(UWF)という大学に留学していますが、留学に来てまず驚いたのが大学の授業でした。同じ大学でも、日本とアメリカでは事業の受け方から生徒の姿勢まで様々な違いがあります。

そこで今回はそんな日本とアメリカの大学の授業の違いについて、私が在籍していた日本の大学と現在留学しているUWFを例にしながら紹介していきたいと思います!

すべての大学に当てはまるわけではないですが、これからアメリカ留学に行く予定のある人はぜひ参考に読んでみてください。

なお、アメリカ留学についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
アメリカ留学

ギャップ(1)大学のシステム

アメリカの大学は日本とは違い、大学に入ってから専攻を決めます

日本の場合、学生は受験をする前に学部を決めてその学部の試験を受けるのが一般的です。一度入ったら卒業までその学部で勉強する人がほとんどですし、学部を変えたい場合はいくつも条件を満たす必要があり実際に難しいです。

しかしアメリカの場合、学生は大学に入ってから専攻を決めます。そのため在学期間中で勉強したいことが変わっても、簡単に専攻を変えることができるんです。

ブラジル人の友達が、「やりたいことを見つけたいからアメリカの大学に来た」と言っていました。大学に入って様々な分野に挑戦してから自分が一番興味を持った分野をメジャーにできるって良い制度ですよね。

単位の取り方

また単位に関しても、アメリカでは取る単位数が少なく、余裕を持ったスケジュールを組むことができます

日本の大学では、1つの学期で10個前後の授業(約20単位)を取るのが一般的です。私が日本の大学にいた時は、1番忙しい学期は26単位履修していました。そのためそれぞれの授業が忙しく、1つ1つの授業に集中することが難しかったです。

一方アメリカの大学では、1つの授業が大体週2回ほどで、4つ〜5つしか授業を取りません。そのため履修を考えるのもそんなに難しくなく、1つ1つの授業にたっぷり時間と労力をかけられます。

ギャップ(2)授業スタイル

アメリカの授業は少人数クラスがほとんどです。そのため教員と学生の距離が近く、お互いすぐに名前を覚えられます。

私は実際に行くまで、多くの生徒が集まるホールで教員がマイクを使いながら授業を進めるといったイメージを持っていました。なので留学に来て授業の小ささに驚いてしまいました。

1番大きいクラスの様子

テスト・授業課題

もう1つ授業に関して感じた違いはアメリカの授業はテストや授業課題が多いこと。

私が日本で通っていた大学では、テストは中間と期末の2回しかない授業がほとんどでした。しかしUWFで私が取っていた授業の多くは、1学期に4回大きなテストがあるものでした。さらに小テストが毎回ある授業もいくつかあり、常に勉強し続けなければいけません。

テストが終わったらまた次のテスト。テストの回数が少ない授業ではその分レポートの提出やプレゼンが多いです。

またグループワークも多く、その成果をプレゼンやレポートで発表する授業も多いです。さらに教員によってはメモを持つのが禁止だったり、パワポに書ける単語数の制限などがあったりもするので、プレゼン力をとことん鍛えられます。

実際に私が取っていた観光学の授業とホスピタリティーの授業では本当にプレゼンが多く、最初はネイティブのクラスメートの前で英語でプレゼンをするのが苦痛で仕方なかったです(笑)

しかし学期の最後には笑顔でプレゼンできるまで成長しました。プレゼンで精神が強くなったと思います。

ちなみに私の時間割は以下の通りです。

前学期

月 11:00-12:45 Spanish
火 11:00-12:15 Travel and Tourism Management
  18:00-20:45 Intro to Hospitality
水 11:00-12:45 Spanish
  18:00-20:45 Fiction and Film
木 11:00-12:15 Travel and Tourism Management

火曜日にあるのが先ほど話した観光学の授業とホスピタリティーの授業です。プレゼンで疲れるのに加え終わるのは20:45。授業時間も長く、帰りはもう真っ暗なので、初めの頃はもうヘトヘトで帰りました(笑)

夜のキャンパス

今学期

月 11:00-12:15 American Literature
 13:00-14:15 Principles Financial Accounting
 14:30-15:45 Supply Chain Logistics Management
火 16:00-17:15 Intro to Business
水 11:00-12:15 American Literature
 13:00-14:15 Principles Financial Accounting
 14:30-15:45 Supply Chain Logistics Management
木 16:00-17:15 Intro to Business

今学期は比較的早めの授業を取りました。授業の種類も増やしとにかく色々な分野に挑戦してみています。おかげでアメリカに来て楽しいと思える分野を新しく発見できました!

ギャップ(3)教員との距離

アメリカの教員は日本と比べフレンドリーな人が多いように感じます。もちろんこれは日本、アメリカという違いとは呼べないかもしれませんが、その違いが私にはとても新鮮でした。

私が通っていた日本の大学では、少し近づきがたい雰囲気の教授が多く、冗談を言うなんてもってのほかでした。そのため、質問があっても「こんなこと聞いて良いのか」と考えてしまい、結局聞けなかったりということもしばしばありました。

一方私が留学している大学の先生はとにかくフレンドリーで、どんなに些細なことでも気軽に聞くことができます。

今考えれば「そんな簡単なことまで聞く?!笑」と感じるような簡単な質問にさえ、優しく笑顔で答えているのが印象的でした。またメールでも気軽に相談でき、私もテスト前日にわからないことをメールしたこともありました。

先生がフレンドリーのため授業の雰囲気は日本の大学より明るくカジュアルに感じます。わからないことを授業が終わった後に聞きに行きやすいため、留学生の私でも授業についていきやすいです。

ギャップ(4)生徒の姿勢

アメリカの授業では、学生が積極的に質問や発言を教員にします。これは教員の授業の作り方にも関係することですが、教員は学生を巻き込んで授業を行っており、明るくカジュアルな雰囲気で授業に取り組むことができます。

そのため日本でよく見かけていた授業中寝る人を、アメリカに来てからあまり見かけません。

一方グループワークは日本の方がしっかりやるように感じます。日本の場合、最低限グループのメンバーには迷惑をかけないように課題をこなす人が多いと思いますが、アメリカではその最低限がない学生も多いです。

私の留学生の友達も、メンバーが何もやってくれないと困っている人は結構いました。一方私はメンバーに恵まれ楽しく授業を受けられ、結局人によりけりだとも感じています。

服装

アメリカの学生は大学に行く際、全然服装を気にしません。特に女の子でもレギンスやヨガパンツで授業をたくさんいます。これはメイクや服装をバッチリしている日本の女子学生とは大きな違いではないでしょうか。

アメリカの学生はいい意味で周りをあまり気にしていません。そのため一人でキャンパス内を歩いている人も多く、食事も一人で済ます人がたくさんいます。さらに授業も一人で取る人が多く、授業で友達を作るのはかなり難しかったりします。

まとめ

いかがでしたか?アメリカの大学は単位の取り方から生徒まで、日本とは大きな違いがあります。

私自身アメリカに来た当初は違いだらけで戸惑うこともありましたが、今ではすっかり慣れて毎日楽しく大きいキャンパスを必死に移動して頑張ってます!笑 

そんな風に気持ちが変えられたのも、違いを楽しもうという姿勢を持っていたからだと今では思います。なのでこれからアメリカに留学する予定がある人も、違いそれ自体を一つの楽しさとして捉えられるとより充実が送れるのではないでしょうか。

あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ


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    この記事を書いた人

    Ayane

    東京生まれ東京育ちの大学生。幼い頃から英語とハワイがとにかく大好き!現在アメリカフロリダ州に留学中。

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