安いけど実際どうなの?海外ユースホステルの予約から宿泊体験までレポートする

こんにちは、現在カナダのバンクーバーで留学中の黒兎と申します。

私はカナダに到着してから実際に留学生活を開始するまで10日間ほど間があったので、その間現地のユースホステルで生活していました。ユースホステルは比較的リーズナブルな価格で宿泊できるので、価格を抑えて宿泊したい方にはオススメです。

これから留学やワーキングホリデーで海外に行かれる方は、現地でユースホステルに泊まる機会もあるでしょう。

今回はユースホステルって実際どんなところなのか、私の実体験を踏まえてその様子をお伝えしたいと思います。

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ベッド以外は共同「ユースホステル」ってどんなとこ?

私がユースホステルのことを知るきっかけとなったのは、当時やりとりしていた海外留学エージェントから頂いた情報でした。留学エージェント曰く、ユースホステルは「宿泊費が安い」というメリットがある一方で、「汚い」「うるさい」など、デメリットも多い印象でした。

さぁそうは言っても、10泊を通常のホテルで過ごしてしまうと、留学前から痛い出費になってしまいます。なので早速自分で調べてみると、カナダ国内には57箇所、バンクーバーには3箇所ユースホステルがありました。

世界約80の国と地域に4000か所以上の宿泊施設があり、日本国内にも222箇所のユースホステルがあるようです。日本にも日本ユースホステル協会という組織があり、国際ユースホステル協会に加盟しています。

ユースホステルでは基本ベッド以外共有ですが、宿泊費は平均して一泊2500円前後と、現地で通常のホテルに宿泊するよりも安く泊まることができます。

またユースホステルは世界各国から集まる旅人たちの交流や情報交換の場にもなっているようで、そのような旅行者同士の交流を求めている方にもおすすめなんです。

会員になるとお得?初めてのユースホステル会員登録

何とかどのユースホステルに泊まるかを決めたあとは、いよいよ予約です。

初めての海外宿泊施設の予約とあってビビりまっくっていた私。早速予約をしようとクリックすると、「ユースホステル会員ですか?」との文字。

一体ユースホステルの会員になると何のお得があるのかしらと読んでいくと、なんと宿泊費が10%〜15%OFFになるらしい!!年会費が別途かかりますが、私の場合会員になった方がお得だったので早速会員になりました。

また英語のサイトで手続きかと思いきや、ユースホステルの会員登録に関しては日本ユースホステル協会のサイトで手続きが出来たので、難なくクリアできました。インターネットでの手続きをして、年会費の支払いが終わると会員証が送られてきます

会員証といってもペラッペラの紙です。水がかかればダメになってしまいそうなので、付属のビニールのカバーに入れて保管しています。

英語で悪戦苦闘 いよいよ宿泊予約!

口コミ評価などで宿泊先を決めようと思いましたが、当時私が利用したユースホステル予約サイトは、口コミや宿の情報は基本的に英語で記載されていました。

一応言語選択で日本語が翻訳されるのですが、意味がギリギリ読み取れる日本語が表示されるばかり。。英語と日本語を読み比べて、なんとかホステルの様子がわかるようになりました。

ユースホステルは一泊$25と、バンクーバーではかなりリーズナブル!

どのホステルに泊まるか決めてしまえば、あとは「男女混合ドミトリー」「女性のみドミトリー」「男性のみドミトリー」などドミトリーのカテゴリーと、宿泊日程の選択で、インターネット上の予約が完了です。

私はビーチ沿いにあるダウンタウン(バンクーバー市の繁華街)から少し離れたホステルを選びました。一泊$25ほど(約2400円弱)でしたので、なんともリーズナブル!!︎英語のサイトでしたが、なんとか予約を取ることはできました。

予約後まさかのトラブルが。。

予約を取ってから一週間が過ぎ、予約したホステルからメールが来ていました。「ホステルの開店時期が遅れるので、私の予約を別のホステルに移してください」との連絡でした。

正直、「そんなことあるんだ・・」と思いました。

ビーチ沿いのホステルなので、冬は閉店していたのです。今度はホステルのスタッフと英語でのやり取りになります。辞書を片手に、

「料金に変更はあるのか?」
「変更手続きのチャージはあるのか?」

などなど聞き出していきます。ホステルの変更で宿泊代が高くなるはずでしたが、それは前の料金でいいとのことでした。追加チャージもなしということで、ひとまず安心。さぁ、あとは当日を待つだけになりました。

バンクーバー到着、早速ユースホステルにチェックイン!

ホステルのチェックイン開始時刻は3:00p.m.からでした。バンクーバーに到着してそのままホステルへ移動、チェックインという流れでした。あまり遅い時間にチェックインすると、予約が取り消されてしまうことがあるという例を聞いていたので、足早にホステルへ向かいました。大通りを少し入った住宅街の中にそれはありました。中へはいると、

「あれ?思ったより汚くない!!︎」

そんなファーストインプレッションを感じながら、受付で

「I would like to check in.(海外旅行用の英会話ブックに書いてあった)」

と伝えると

「予約のお名前は?」

と聞かれるので答えると、その後は全く英語が聞き取れませんでした(笑)。受付の方も英語通じていないのがわかったらしく、ゆっくり話してくれるし、お金のやり取りは紙に書いてくれました。スタッフの方々は英語ができない人の対応に慣れてらっしゃいますね。受付で宿泊数、チェックアウト時間の確認しました。

「食事はダイニングルームで済ませてね、朝食は8:00〜9:15までで無料だよ。」

と説明され、シーツとバスタオルを一枚ずつ渡してくれます。タオルはフロントで毎日新しいものがもらえます。

それから部屋番号は「422-4」と教えてもらい、カードキーも受け取りました。「部屋のルールだけど、◯◯番のベットとロッカーを使ってね、他の場所使うと処分しちゃうよ。」ということも説明していたと思います。ふむふむ、英語なので細かくはわからないですが、早速部屋へ!

ドミトリーだけど住めば都?オンリーマイベッド生活!

私が予約した部屋は「女性のみドミトリー」のお部屋。部屋に入ると、2段ベッドが2つ、4つにセパレートされているロッカー(海外ドラマに出てくるスクール用のロッカーのような物)が1つ、小さい洗面台が1つ、あとなぜか勉強机が1つ部屋に配置されていました。

私の持ち物は大きいスーツケースの他に、大きいバックパックが1つありましたが、通路の幅が狭くスーツケースを広げられる場所がない!!︎スーツケースを広げると通路を人が通れなくなるので、必要な物だけ抜いて元に戻さなければならいのです。バックパックはベッドの足元へ置きました。私の場合、身長が小さいことが幸いし、ベッドの上で足を伸ばせたのでそれなりに快適でした。

次はトイレとシャワーの場所を確認です。トイレとシャワーは同じ部屋に設置されていました。そこに洗面台もあるので、顔を洗ったり歯を磨いたりもできます。

シャワールームは市民プールに設置されているような感じでした。ただシャワーの下にシャンプーなどのボトルが置けるようになっていて、思っていたより快適そう!!そんな期待の中、10泊のユースホステル生活が始まりました。

因みに自室はオートロックだったので、トイレに行く時など、部屋から出るときは常にカードキーを持ち歩くように注意していました。

国際色豊かなユースホステル、使い方一つで快適な旅になること間違い無し‼︎

今回はカナダ、バンクーバーのユースホステルに関してお話をしましたが、各国によっても違いますし各ホステルによっても雰囲気が違います。

シーツの貸し出しをしていないところや、朝食だけでなく3食の食事が付いているホステルもあります。予約を取る際によく確認したほうがいいです

特に海外のユースホステルでは、日本の常識とは違う点が沢山あります。事前にその国の人々やホテルでの習慣など確認してから行くことも大事かと思います。また海外のホステルですと英語での口コミ情報が沢山あるので、できる限り読んでから決めるのがいいと思います。

今回初めてカナダでユースホステルを利用してみて、海外の方々の生活習慣に触れることができとても面白かったです。「汚い」「うるさい」というネガティブな声もありますが、ある程度受け入れることができればとてもステキな場所になると思います。

子供からシニアの方、世界各国の旅人たち、いろいろなジェネレーション、カルチャーが入り混ざった空間を共有できるユースホステルで過ごすことは、とても良い経験となりました

みなさんも是非、海外で宿泊先としてユースホステルを考えてみてはいかがでしょう?

あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ


語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。


  1. ステップ1:目星をつける
  2. ステップ2:相談する
  3. ステップ3:申し込む
  4. ステップ4:渡航準備
  5. ステップ5:出発!

留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。

考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を

留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。

  • 「そもそもどんな留学体験ができるんだろう?」
  • 「気になる留学先はあるけど、自分に合っているかわからない」
  • 「結局のところ何から準備を始めたらいいんだろう?」
  • 自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?

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    この記事を書いた人

    黒兎

    30歳を手前にして、仕事を辞め1人海外へ旅立ちました‼︎英語は10年以上前に教わったきり、、そんな語学力で飛び込みました!Not too lateを信じて頑張ります★

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