カナダ留学とは?特徴とメリット・デメリットを徹底解説!

最終更新日:2024/01/22

カナダ 留学 メリット デメリット

「カナダに留学したい」
「でも良いところも悪いところもありそう。本当に留学先に決めて大丈夫かな……」

とお悩みではありませんか?

カナダは英語の訛りが少ない、多民族国家で留学生もなじみやすい環境であることから、留学先として選ぶ人が多い国です。

国土の広さから都市によって雰囲気や気候といった特徴が異なり、その幅広さから自分に合う留学先も見つかりやすいです。

とはいえ、いざ留学しようとなると本当にカナダで良いのか、迷いますよね。

そこで今回はカナダ留学のメリットやデメリット、おすすめする人の特徴をまとめました。

カナダ留学を考えている人は参考にしてみてくださいね。
※この記事は1CAD=約109円で計算しています。
※記事は2023年10月時点の情報を参考にしています。

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カナダは移民が多く住み、異文化に寛容な国

カナダ 留学 基本情報

カナダは面積が998.5平方kmあり、その広さはロシアに次いで世界2位、日本の約27倍です。面積は広いものの人口は約3,789万人と、日本の3分の1程度です。その分居住地よりも緑が多く、自然豊かな国となっています。

カナダの特徴は移民が多いことで、バンクーバーやトロントなどの大都市ではアジア系や中東系、ヒスパニック系などさまざまな国籍の人を見かけます。

実際に調査データによると、カナダ内の移民の割合は79.5%にものぼります。そのルーツはイギリスやアイルランド、スコットランド、フランスなどヨーロッパ圏を始め、中国、インド、フィリピンなどアジア圏も多数見られました(※1)

多国籍ゆえに現地の人は異文化に理解があり、留学生もなじみやすい国です

またカナダは年間の平均気温が日本より低いです。

例えばバンクーバーの夏(8月)の気温は平均18℃、最高気温も22.2℃と猛暑というほどではありません。真夏日もあるものの、基本的には快適で過ごしやすい環境です。

多国籍かつ過ごしやすい気候や自然豊かな国土で、どちらかというとのんびりとした雰囲気が漂います。初めての海外留学や都会的な雰囲気が苦手な人にとっては過ごしやすい国です。

その他現地の様子は、カナダ観光局が出しているプロモーション動画が参考になります。カナダの街並みやカナダ人の様子など、さらに知りたい方は動画もご覧ください。

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カナダでの留学生活。ここでしかできないこととは?

カナダでの生活は都市や時期、留学方法によって大きく異なる上に、初めての海外留学では現地の様子もなかなかつかみにくいかと思います。

そこで次は留学生の例をもとに、留学生活の様子をお伝えしますね。

仕事を休職して挑戦したバンクーバーでの語学留学

カナダ 留学 公用語

Photo by : 成松 美菜さん

社会人5年目に休職し、バンクーバーで2ヶ月の語学留学を経験した成松さんを紹介します。

成松さんはバンクーバーに自然と都市部が融合した過ごしやすい街という印象を抱き、その環境で過ごす内に自分自身をより客観的に捉えられるようになったそうです。

カナダは自然豊かな場所が多く、山や海が身近な地域もあります。特に忙しく働く社会人にとっては、たとえ短期留学でものんびりとした空気の中、一度立ち止まって今後のキャリアを考える時間を作ることができます

成松さんの留学体験は下記のインタビューにまとめました。気になる方は参考にしてみてください。
社会人こそ留学すべき!入社5年目の私が2ヶ月休職、カナダへ英語語学留学した話【留学経験者インタビュー】

現地の人のフレンドリーさに驚いた社会人のカナダ留学

増田さんインタビュー

Photo by : 増田 亨吾さん

次に紹介するのは自衛隊を辞めてカナダに留学した増田さんです。

カナダ人は多国籍な環境ゆえに外国人と接することに慣れており、フレンドリーに会話できることがあります。

実際に増田さんがカナダに渡ると、街中で「今日は天気がいいね!これからどこか行くの?」と話しかけられることもあったそうです。

近い距離感に驚きつつも徐々に慣れ、カナダ人の友達も増え始めたと話します。

現地のカナダ人や留学生とコミュニケーションが取りやすいカナダ留学の様子は、こちらの記事をご覧ください。
「10年間の計画を3日間で書いてこい!」元自衛隊員がカナダ留学を経て通信制大学への進学を決めた理由

トロントでの高校留学

カナダ 留学 公用語

Photo by : ゆっこさん

カナダは語学留学だけでなく正規留学や交換留学など長期で留学生を受け入れており、日本を始め世界各国から学生が集まります。高校生が留学することも可能で、現地の学生生活を体験することが可能です。

トロントの高校に通うゆっこさんは、次のようなスケジュールで留学生活を楽しんでいました。

7:30 起床
8:45 通学
9:00〜12:00 授業
12:00〜13:00 ランチ
13:00〜16:00 自由時間
16:00〜17:00 帰宅
17:00〜18:00 夕食
18:00〜22:00 自由時間
22:00 翌日の準備と就寝

このときは授業が午前中のみの期間でしたが、普段は午後も授業があります。

日本とカナダの高校の違いは、4年制であり単位制であることです

カナダの高校では、日本で言う中学3年生の年齢から高校課程と考えられます。

また高校の卒業資格に単位制を採用している州が多く、単位の取得数で授業スケジュールが決まります。単位に余裕がある場合はゆっこさんのように午後は授業を取らない日程を組むことが可能です。

その他ゆっこさんのカナダ高校留学の様子や現地で学生生活を体験したからこその心境の変化など、こちらの記事を参考にまとめています。
トロントで留学中の私が伝えたい高校留学のリアル

また高校生が留学できる方法について、こちらでも解説しています。留学したい中学生や高校生は参考にしてみてくださいね。
高校生が留学するならどんな方法があるの?おすすめなプログラムなどまとめて紹介

カナダ留学のメリット

カナダ留学のメリットとデメリット

カナダ留学の様子はわかったものの、実際に自分が留学するとどのようなメリットがあるのか、他の国とどう違うのか、まだまだ気になりますよね。

そこで次は、カナダ留学だからこそのメリットを紹介します。

メリット1.留学の選択肢が充実している

カナダ 留学 ビザ ワーキングホリデービザ

photo by: VisualArtStudio / Shutterstock.com

カナダは都市によって雰囲気が異なること、そもそも留学方法の選択肢が多いことから、個人の希望に合わせた留学プランを組みやすいです。

まず留学方法は次の9つから選べます。

  • ・語学留学
  • ・高校留学
  • ・大学・大学院留学
  • ・ワーキングホリデー
  • ・おけいこ留学
  • ・専門留学
  • ・Co-op留学
  • ・インターンシップ
  • ・ボランティア

Co-op留学はカナダならではの方法で、専門学校で学びながら有給インターンシップができる制度です。

英語や専門分野の知識を学んだ上で就労体験ができるため、自分のスキル不足のまま現地就職することがありません。いきなり海外で働くのが不安な人も事前に海外生活と就労を期間限定で体験でき、挑戦しやすいです。

また後述しますが、カナダはアメリカなど他の欧米圏に比べて治安が良いです。最低限の注意は必要ですが、安全で過ごしやすいことから10代の高校生でも安心して留学できます

留学方法や滞在都市の選択肢が多いと、その分プランの幅も広がり、自分の希望の留学生活も叶いやすいです。

メリット2.多様性を認め合う文化がある

カナダ 留学 メリット

photo by:Alexander Sviridov / Shutterstock.com

カナダは世界中からの移民が多く、2016年時点でのカナダの出身地域別の民族構成は次の通りです(※2)

  • ・北米:33.7%
  • ・ヨーロッパ:57.1%
  • ・カリブ:2.2%
  • ・中南米:2%
  • ・オセアニア:0.2%
  • ・先住民族:6.2%
  • ・アジア:17.7%
  • ・アフリカ:3.1%

トロントやバンクーバーなど都市部には移民や留学生も多いことから、街中のさまざまな場所で英語またはその他の言語を聞く機会があります。

普段から自分と異なる文化や習慣を持つ人と接する機会があることから、カナダ人はバックグラウンドが違う人とのコミュニケーションに慣れています

英語が第一言語ではない人の割合も高いことから、相手によってはゆっくり話してくれるなど、英語力に不安がある場合でも過ごしやすい環境です。

メリット3.訛りの少ないキレイな発音が身に付く

カナダ 留学 メリット

photo by:canadianPhotographer56 / Shutterstock.com

カナダで話される英語には、次の3つの特徴がありまます。

  • ・立地と歴史からアメリカ英語とイギリス英語が混ざっている
  • ・特徴的なアクセントや訛りが少ない
  • ・カナダ人の穏やかな気質ゆえにゆっくり話す人が多い

英語圏だから訛りが少ないのは当たり前だと考えるかもしれません。しかし日本の地方で方言が話されるように、例えばアメリカでは一部地域で訛りの強い英語が話されています

カナダは地域による発音の違いが少なく、方言もほとんどありません。

訛りが少ないことからカナダ英語はクリアで聞き取りやすいと言われるようになりました。

カナダ留学は英語初心者でも英語が聞き取りやすい上に、キレイな発音が身に付くことが期待できます。

カナダ英語のさらに詳しい特徴や訛りのなさについて、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
カナダ英語の特徴とアメリカ英語との違い

メリット4.治安が良い

カナダ留学のメリットとデメリット

photo by:Paul McKinnon / Shutterstock.com

カナダは治安が良い国として知られています。

国際的シンクタンク「Institute for Economics & Peace」が発表する、世界各国の犯罪や治安、軍事情勢などをもとに平和度を表した「世界平和度指数」を見ると、カナダは2022年度のランキングで12位でした(※3)。 

日本は同ランキングで10位です。人気の留学先であるオーストラリアは27位、イギリスは34位、アメリカは129位であることから、他国と比べるとカナダは安全と考えられます。

またThe Economistが発表する「世界でもっとも安全な都市ランキング(The Safe Cities Index)」2021年版では、カナダのトロントが第2位にランクインしました(※4)

同ランキングで東京は第5位、大阪は第17位です。ランキングだけで現地の治安は判断できませんが、現地の治安レベルの参考にはなります。

ただしどの国も犯罪件数は日本より多い傾向があり、実際にカナダは犯罪発生率が日本の8倍というデータも見られます(※5)

治安が良いと聞いたからと油断はせず、リュックは前に抱えて歩く、高価な服やアクセサリーは身に付けない、夜遅くに1人で出歩かないなど、自分の身を守る対策は忘れないようにしましょう

カナダの治安の良さ、トラブルの防ぎ方を知っておきたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
【2022年版】カナダの治安事情まとめ!トラブル事例から防犯のポイントまで紹介

メリット5.観光スポットが充実している

カナダ 留学 メリット 観光地 充実

カナダは数多くの有名観光スポットがあります。

例えば次のような場所です。

  • ・ナイアガラの滝
  • ・メープル街道
  • ・イエローナイフ
  • ・カナディアンロッキー

他の国に比べて、自然を感じられるスポットが多いことがカナダの魅力

例えば、メープル街道では紅葉を鑑賞できたりイエローナイフではタイミングが合えばオーロラを観測できたり、大自然を満喫できます。

留学は勉強が目的ですが、週末や休暇中の息抜きも必要です。カナダは観光スポットがたくさんある分、留学中の息抜きには困りません

「留学中に観光も楽しみたい」「でもどこに行けば良いんだろう」と悩む人向けに、おすすめの観光スポットをまとめました。観光の計画を立てている人はこちらも参考にしてみてください。
カナダのおすすめ観光スポット10選

メリット6.一部都市ではフランス語も学べる

カナダ留学のメリットとデメリット

カナダは公用語として英語だけでなく、フランス語も使用しています。実際に話しているのはモントリオールなど一部都市に限られますが、街中の標識がフランス語で書かれている場合もあるほどです。

フランス語を日常的に話す環境であるため、ケベック州などの語学学校ではフランス語を学ぶコースも用意されています

英語をある程度習得できた人は、第三言語としてフランス語を学ぶことも可能です。

フランス語コースなどがあるのはモントリオールに限られます。フランス語を学べるモントリオールの語学学校はこちらにまとめました。
モントリオールの語学学校一覧

メリット7.大学やカレッジ留学は卒業後に現地で働く体験ができる

カナダ留学のメリットやデメリット

カナダではワーキングホリデーに限らず、大学留学やカレッジ留学でも現地で働く経験ができます。

そもそもカナダは外国人の雇用に厳しく、ジョブオファーを得る、書類審査に通るなど条件をクリアせねばならず、現地就職そのものがかなり難しいです。

しかし大学やカレッジ留学を経た人はワークビザ(Post Graduate Work Permit)を取得する権利が得られます。

ワークビザは大学またはカレッジで8ヶ月〜2年未満(最低900時間)のプログラムを修了していれば、卒業後にプログラムと同期間のビザが付与されるもの。2年以上のプログラムを修了している場合、期間は最長で3年とより長くなります(※6)

もちろんプログラムを修了しただけで必ずビザが発行される訳ではありません。

ただし現地就職は難しくても、ワークビザを活用すれば一定期間カナダで働く「体験」はできます。ただ働くだけではなく、大学やカレッジで専門分野を学んでから就労するため、専門職や英語を活かした職につける可能性も上がります。

現地就職が気になるけれど本当にできるか不安な人でも、制度を使ってチャレンジする機会があります。

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カナダ留学のデメリット

カナダ留学には多国籍で留学方法が多様などのメリットがありますが、もちろんデメリットも存在します。

留学先としてカナダを選ぶ場合は、今から紹介するデメリットも理解した上で留学先を決めましょう。

デメリット1.日本人が多く、日本語で話しやすい

カナダ留学のメリットとデメリット

カナダは日本人から人気の留学先であるため、現地で日本人と出会う可能性は高いです。

文部科学省の調査データによると、コロナ前の2019年度には1年で約9,300人の日本人がカナダに留学していました(※7)

近年日本人から人気のフィリピンは日本人留学生の数が約4,500人と半分のため、カナダのほうが日本人は多いことが分かりますね。

特に語学学校内では、春休みや夏休みなど学生の長期休暇と重なると日本人と出会う確率が高まります。

日本語が通じる環境に甘え、英語力が伸び悩む人もいるようです

せっかく海外に滞在する時間を無駄にしないように、日本人同士でも英語で話す、日本人の少ない語学学校を選ぶなど、日本語から離れる努力はしましょう。

デメリット2.一部エリアは冬の寒さが厳しい

カナダ留学のメリットとデメリット

photo by:Catherine Zibo / Shutterstock.com

都市によって気候は変わりますが、秋から冬にかけてバンクーバーは雨の日が続きます。気温が氷点下にならない限り雪が降ることは少ないですが、雨が多い時期が半年ほど続きます。

また東側のトロントやモントリオール、ケベックシティは寒さが厳しい上に、雪が積もります。実際に冬の降水量は150〜200mmになることもあり、雪の多さを物語っています。

寒さが苦手な人にとっては、せっかくの留学生活なのに外出や観光が億劫になるほど辛いかもしれません。

冬しか留学できない場合はヒートテックやダウンジャケットといった防寒具を持参する、カナダの中でも温かい地域に留学するなど、寒さ対策を考えましょう。

カナダの冬の気温や寒さ対策について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
カナダの気候とおすすめの服装を解説!

デメリット3.日本より物価が高い

カナダ留学のメリットとデメリット

photo by:Studio Specialty / Shutterstock.com

日本の物価に比べると、カナダの物価は高いと感じます。

世界中の物価・経済力を比較するためにマクドナルドのビックマックの価格を用いる「ビックマック指数」がありますが、カナダは上から12番目の価格です。

基準となるアメリカの価格よりは下がるものの、日本とは40%近い差が見られます(※8)

さらに世界の物価や治安レベルをまとめたNUMBEOのデータによると、カナダでは1ヶ月の生活費として、1,356CAD(約14万7,983円)が必要と発表されました(※9)

実際に、期間ごとに必要な留学費用は次の通りです。

カテゴリ 費用項目 1週間 1ヶ月 3ヶ月 半年 1年
現地生活費 滞在費 2.6万円 10.2万円 33.2万円 66.3万円 132.6万円
食費 0.8万円 3.4万円 10.9万円 21.8万円 43.7万円
通信費 0.4万円 0.4万円 1.2万円 2.4万円 4.8万円
交通費 0.3万円 0.9万円 2.7万円 5.4万円 10.9万円
娯楽費 2万円 6万円 18万円 36万円 72万円
雑費 0.5万円 2万円 6万円 12万円 24万円
総額 6.6万円 22.9万円 72万円 143.9万円 288万円

また円安の影響もあり、2019年には81円だったカナダドルは2023年10月には109円まで上がりました

物価の高さや円安によって、留学費用はどうしても高くなりやすいです。

カナダ留学の具体的な金額については、こちらに期間別にまとめました。
【2022年版】期間別カナダ語学留学の費用まとめ

デメリット4.日本からの移動時間が長い

カナダ 留学 デメリット 移動時間がかかる

カナダは日本と8,078kmの距離があることから、フライト時間は長いです。成田や羽田から直行便を使っても10〜13時間のフライトとなり、移動に1日は必要です。

1週間の短期留学であれば、もともと時間に限りがあるところ、さらに移動で貴重な時間を消耗してしまいます。移動の前後はスケジュールに余裕を持つよう意識することをおすすめします。

デメリット5.税金が高い

カナダ 留学 デメリット 税金が高い

カナダは物価に加えて一部の税金、特に消費税が高いです。

そもそもカナダには、一般的な消費税であるGSTPSTの2種類があります。GSTは一律5%と決められていますが、PSTは州によって変わります。

  • ・サスカチュワン(6%)(※10)
  • ・ブリティッシュコロンビア(7%)(※11)
  • ・マニトバ(7%)(※12)
  • ・ケベック(9.95%)(※13)

さらに州によってはGSTとPSTを合わせたPSTで計算するところもあり、税率が次のようにバラバラです。

  • ・オンタリオ州(13%)(※14)
  • ・ノバ・スコシア州、ニューファンドランド・ラブラドール州、ニュー・ブランズウィック州、プリンス・エドワード・アイランド州(すべて15%)(※15)

どの州も11〜15%の税が加算されるため、消費税が10%の日本よりお会計時に高いと感じやすいです。

また税率が低くても、物価が高い都市もあるので要注意です。例えば、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビアはPSTが7%と一見低く見えますが、物価が他の都市より高いため、税率は抑えられても総合的な出費は他の都市とあまり変わりません。

予算をなるべく抑えたい場合、都市ごとの税率と毎月の生活費を比較しながら滞在先を決めるのが賢い決め方と言えるでしょう。

カナダ留学をおすすめする人の特徴

カナダ留学のメリットとデメリット

photo by:Mark-Wu / Shutterstock.com

ここまでカナダ留学のメリット・デメリットについて紹介しました。なんとなく良いところや悪いところは理解したものの、自分が留学先に選ぶべきかはまだ迷うかと思います。

カナダ留学がおすすめな人の特徴をまとめると、次の通りです。

  • ・初めて海外留学する人
  • ・短期の語学留学を考えている人
  • ・高校留学を考えている10代
  • ・勉強や観光、就労など体験したいことが幅広い人
  • ・自然に囲まれた落ち着いた環境を探している人

カナダでの留学をより具体的に検討するなら、都市、語学学校の検討に移りましょう。スクールウィズのLINE相談では、留学生ごとの希望がかなうおすすめの都市、語学学校を無料で紹介しているので、ぜひ検討を進める際にはご利用ください。

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一方で都市によっては日本人が多かったり物価が高かったり、留学においてハードルとなる面もあります。「英語力アップ」など自分が留学する理由にあわせて都市選びや学校選び、期間の設定をしないと、せっかくの留学が失敗に終わる可能性もあります。

自分が留学する目的の整理と都市・語学学校をしっかりと吟味した上で、それでも合うと思ったら留学先をカナダにしましょう

カナダ留学の不安はカウンセラーに相談を

カナダ留学のメリットやデメリット

ある程度カナダ留学についてわかったものの「結局自分はどんなプランで留学すれば良いんだろう」と疑問が消えない人もいるのではないでしょうか。

カナダ留学は自分でプラン作りから手配まですることも可能ですが、不安な場合は留学エージェントに依頼するのもおすすめです。

留学エージェントとは留学手配の代理店で、語学学校への入学手続きやビザの手配はもちろん、プラン作りから相談に乗ってくれます。

担当カウンセラーも自分が留学経験があったり現地の語学学校から情報収集していたり、信頼できる人が多いです。豊富な経験をもとにアドバイスしてくれるため、失敗しにくいプラン作りが実現します。

多くの留学エージェントが初回の相談は無料で受け付けています。無料相談だけでも自分に合うプランが見つかることもあるため、気軽に利用してみてください。

スクールウィズでも無料相談を受け付けています。カナダ留学について聞きたいこと、相談したいことがあれば、下記のLINEからお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

カナダ 留学 まとめ

今回はカナダ留学の特徴、メリットやデメリットを紹介しました。

おさらいすると、カナダ留学のメリットは次の6つです。

  • ・留学の選択肢が充実している
  • ・多様性を認め合う文化がある
  • ・訛りのないキレイな発音が身に付く
  • ・治安が良い
  • ・観光スポットが充実している
  • ・一部都市ではフランス語を学べる
  • ・大学やカレッジ留学は卒業後に現地で働く体験ができる

日本人が多い、留学費用が高いといったデメリットもありますが、その分初めての留学では安心材料となったり、期間を工夫すれば予算の範囲内で留学できたりすることもあります。

不安な場合は留学エージェントに相談しながら、自分にとってより良いプランでカナダ留学を実現しましょう。

スクールウィズでも留学経験のあるカウンセラーが相談を受け付けています。カナダでの滞在都市や学校など、あなたの希望をしっかりとヒアリングしながらご提案します。

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留学 ステップ

留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。

  • ポイント1. 留学の目的
  • ポイント2. 生徒規模や雰囲気
  • ポイント3. 日本人留学生の比率や日本人スタップの有無
  • ポイント4. 立地
  • ポイント5. 滞在方法、滞在先の希望
  • 特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
    より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。

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    【参考文献一覧】

    ※1...Statistics Canada「The Canadian census: A rich portrait of the country's religious and ethnocultural diversity」(参照日:2023-10-21)

    ※2...Statics Canada「Census Profile, 2016 Census」(参照日:2023-10-21)

    ※3...Vision of Humanity「Global Peace Index」(参照日:2023-10-21)

    ※4...The Economist「Safe Cities Index 2021」(参照日:2023-10-21)

    ※5...外務省「カナダ安全対策基礎データ」(参照日:2023-10-21)

    ※6...Goverment of Canada「Work in Canada after you graduate: About the post-graduation work permit」(参照日:2023-10-21)

    ※7...文部科学省「「外国人留学生在籍状況調査」及び「日本人の海外留学者数」等について」(参照日:2023-10-21)

    ※8...The Economist「The Big Mac index」(参照日:2023-10-21)

    ※9...NUMBEO「Cost of Living in Canada」(参照日:2023-10-21)

    ※10...Saskatchewan「Provincial Sales Tax (PST)」(参照日:2023-10-21)

    ※11...BRITISH COLUMBIA「B.C. provincial sales tax (PST)」(参照日:2023-10-21)

    ※12...Manitoba「Retail Sales Tax」(参照日:2023-10-21)

    ※13...REVENU QUEBEC「BASIC RULES FOR APPLYING THE GST/HST AND QST」(参照日:2023-10-21)

    ※14...Ontario「Harmonized Sales Tax」(参照日:2023-10-21)

    ※15...bdc「Goods and Services Tax (GST) / Harmonized Sales Tax (HST)」(参照日:2023-10-21)

    ※16...NUMBEO「Cost of Living in Vancouver」(参照日:2023-10-21)

    ※17...NUMBEO「Cost of Living in Toronto」(参照日:2023-10-21)

    ※18...NUMBEO「Cost of Living in Ottawa」(参照日:2023-10-21)

    ※19...NUMBEO「Cost of Living in Calgary」(参照日:2023-10-21)

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