最終更新日:2024/04/28
セブ島への渡航の際に多くの人がすることになるのが通貨の両替。両替は日本とセブ島のどちらでも行うことができ、必要に応じてすぐに日本円を現地通貨に替えることができます。
しかし両替方法はさまざまであり、実際のところどこで両替をするのが一番お得かわかりづらくなってしまっているのが現状です。
そこで今回は両替をする際のポイント、セブ島へ渡航する際におすすめの両替方法などを紹介します。これからセブ島へ渡航する予定のある方は、ぜひこの記事で紹介する情報を踏まえ、お得に両替してみてください。
[目次]
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フィリピンの通貨はペソです。ペソよりも小さい硬貨の単位はセンタボと言います。
通貨の単位は、1966年までがPESO(ペソ)とCENTAVO(センタボ) 1 PESO=100 CENTAVOでしたが、1967年以降はタガログ語表記のPISO(ピソ)とSENTIMO(センチモ) 1 PISO=100 SENTIMOです。
センチモと書きますが、現在もセンタボと発音しています。
以下6種類の紙幣とコインがあります。
・紙幣:1000ペソ、500ペソ、200ペソ、100ペソ、50ペソ、20ペソ
・コイン:10ペソ、5ペソ、1ペソ、25センタボ、10センタボ、5センタボ、1センタボ
日本円からフィリピンペソへの両替は、空港、銀行、市内の両替所、ホテルで行うことが可能です。場所によって交換レートが異なります。
セブ島でお得な決済方法は、現金支払いの方がカード支払いよりもお得な傾向があります。
その理由の1つとして、セブ島ではカード支払いに対応しているお店がまだ少ないという点があります。観光客が多く訪れるような所では、カード支払いに対応している所もありますが、それ以外の所ではまだまだ普及しきっていないというのが現状です。
さらに現金の方がお得という大きな理由の1つに、フィリピンではカード支払いの際5%から10%程度の手数料を取るという事が法的に定められています。レートが良い時であっても、この手数料がネックになるため、手数料のかからない現金支払いの方がお得と言えるのです。
ただ、クレジットカードが不要かと言われるとそうではなく、現地のATMで両替を行う際にクレジットカードがあると便利ですし、多くの現金を常に持ち歩くという事は防犯上良くありません。
現金支払いとカード支払いをする場面を上手く使い分けると良いでしょう。
ここでは、両替をする際に見るべき観点として、「レート」と「手数料」をご紹介します。
円を現地通貨のペソに両替する際に必ず確認しておきたいのが両替レートです。円をペソに両替したい時には、購入レートを、その逆の時には売却レートというように、場合に応じて確認すべきレートを見間違わないようにしましょう。
渡航前に両替をしておきたいという場合には、ペソの為替レートも確認するとなお良いです。通貨の価値は、その国の情勢や世界情勢の変化で常に変化します。
1カ月前に良いレートだったから大丈夫、と思っていざ両替しようとすると大幅に為替レートが変化していて、1か月前の時点で両替しておけば良かった、と後悔してしまうこともあります。
そのようなことがないように、渡航をすることが決まったらその国の通貨の為替レートもチェックしましょう。
レート以外にも注意しておくべき点は、手数料です。レートがよく見えても、手数料を差し引くとあまりお得では無かったという例も多々あります。さまざまな角度からその両替所を確認し、よりお得に両替をしましょう。
外貨両替ドルユーロやエクスチェンジャーズなどが有名なこのサービスは、必要な外貨を自宅などまで宅配してくれるサービスです。比較的良いレートが設定されており利便性も良く、銀行の窓口で取り扱いのないような外貨を取り扱っていることも多いという利点があります。
国内では取り扱っている所が少なく、手数料もかかってしまうためあまりおすすめはできません。
こちらも取り扱い自体がある所が少なく、レート面に関してもおすすめしにくい方法です。
手軽さはありますが、レートや手数料といった点はあまり良くないことが多いです。
世界的に見て、円の方がペソより為替変動に強い通貨になるので、国内よりお得に両替できることが多いです。手数料に関しては要確認です。
高いレートを提示している所が多いので、おすすめの方法の1つと言えます。
信頼感や手軽さは良いですが、レートや手数料面で若干劣る所が多いです。
レート面、手数料面でお得なおすすめの方法の1つです。ただ、両替の最低金額が設定されている場合もあります。
セブ島への渡航の際、おすすめしたい両替方法はセブ島現地の両替所で両替をする方法です。
レート面でいうと現地のATMでの両替もおすすめできますが、先述の通り両替の最低金額が設定されています。それ以下の場合はATM使用料以外の手数料がかかってしまうためそうした点で両替所の方がおすすめという結果になりました。
さらにタクシーなどでは高額の紙幣を、お釣りがないなどの理由で拒否されてしまう恐れもあるため、硬貨を含めた両替にも対応できる両替所などでの両替の方が良いという側面もあります。
ただ、両替所には適正で良いレートを提示してくれるところもあればそうでない所もあります。
できるならば現地で評判の良い両替所をあらかじめリサーチしておき、渡航の際のスケジュールにその両替所に訪れることを付け加えておくとより現地で安心・安全に過ごすことができる可能性が高くなります。
最後に現地で両替におすすめのスポットを紹介するので、すでに現地にいて両替所での両替が必要な方は参考にしてみてください。
Core Pacific Money Exchangeは、セブ島の中でも良いレートの両替所です。ショッピングモール内にあるという利便性も相まって、普段から観光客や留学生などで賑わっています。
モール内の比較的わかりやすい所にありますし、店内の電光掲示板でレートをすぐに確認できます。
月〜木曜 10:00-20:00
金〜土曜 10:00-21:00
日曜 10:00-20:00
Ayala Center Cebu, 176 Archbishop Reyes Ave. Cebu Business Park, Cebu City, 6000 Cebu
Mim's Money Changerは、セブ島の市街地にある両替所です。繁華街にある両替所ですがレートは良く、お得に両替できるおすすめスポットです。ただ、地下にお店があるため若干見つけにくいという点に注意が必要です。
月〜日曜 8:30-18:30
Gorordo Ave, Cebu City, 6000 Cebu
X changeは、ショッピングモールの中にある両替所です。レートも良い傾向にありますが、時間によっては混雑することもあるので、時間に余裕をもって両替に行くと良いでしょう。
月〜木曜 10:00-21:00
金~土曜 10:00-22:00
日曜 10:00-21:00
The Terraces, Level 3, Ayala Center Cebu, Archbishop Reyes Avenue, Cebu Business Park, Cebu, Cebu City, 6000 Cebu
いかがでしたでしょうか。
今回はセブ島の両替事情について、渡航する際の両替スポットを中心にご紹介しました。紹介した両替スポットの中で一番お得に両替ができるのはセブ島現地の両替所です。
これからセブ島に渡航する予定のある方は、ぜひこの記事の情報を参考にし、お得に両替をしてみてください。
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