最終更新日:2025/07/11
1カ月のフィリピン留学の費用について調べてみても、実際にいくら必要なのかわからないという方も多いのではないでしょうか。実際に、フィリピンにある語学学校の数は多く、学校によって授業料も変わるため一概に料金を出しづらいのが現状です。
そこで今回は、スクールウィズがご案内している語学学校の中央値を元に、1カ月のフィリピン留学の費用目安や内訳、費用の節約方法などをご紹介します。
フィリピン留学について検討している方は、留学カウンセラーが個別でご相談に乗るのでぜひ下のボタンよりLINEを登録し、ご相談にお進みください。
フィリピン留学行きを検討している方はぜひ本記事を参考にしてみてください。
なお、期間別のフィリピン留学の費用については下のページでまとめているので、チェックしてみてください。
期間別フィリピン語学留学の費用まとめ
本記事は2025年5月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。
なお、記事内ではフィリピンペソをPHPと表記、為替レートには2025年5月1日時点での情報を参照し、1PHP=2.7円で計算しています。
[目次]
【留学行くか迷っているなら、まずはLINEで相談!】
いつかは留学へ行ってみたい。そう思ったら今すぐ留学相談!
スクールウィズのLINE相談なら、ちょっとした疑問から具体的な留学先の検討、見積もり・申込手続きまで留学カウンセラーが一人ひとりのご相談に対応しているので、検討が一気に前に進みます。
【LINE相談で知れること】
1. 目的を叶えるための留学プランづくり
2. 学びたいことや学習・生活環境など希望に合った留学先のご紹介
3. 想定する期間や留学先で実際にかかる費用
4. ビザや航空券などの準備の流れ
LINEだからいつでも思い立った時に、自分のペースで聞ける。憧れの留学に「あなたにピッタリなプラン」を見つけてみませんか?
まずはフィリピン留学にかかる費用について、モデルケースをもとに目安をご紹介します。
【費用計算の条件】
コース:ESLコース(一日あたりの6〜8コマ)
滞在方法:寮の2人部屋
留学費用は選択する学校やコース、滞在方法によって大きく異なります。また、交際費や雑費は個人差が大きいため、ここでは一般的な目安として算出しました。
1カ月のフィリピン語学留学のモデル費用は下の通りです。
費用目安は想定していた金額の範囲内でしょうか。計算に使った費用の内訳は下の通りです。
カテゴリ | 費用項目 | モデル費用 |
---|---|---|
学費 | 授業料・滞在費・食費 | 23.5万円 |
学校支払い諸費用 | 4.2万円 | |
渡航費 | 航空券購入費 | 3.8万円 |
海外旅行保険加入費 | 1.6万円 | |
ビザ関連費 | 3万円 | |
生活費 | 通信費 | 0.2万円 |
交通費 | 1万円 | |
娯楽費 | 4万円 | |
雑費 | 1万円 | |
総額 | 42.3万円 |
次では、他の都市と比べた留学費用をご紹介します。
1カ月のフィリピン語学留学の費用は、他の国とどれほど違いがあるのでしょうか。国ごとのモデル費用を比較します。
1カ月のフィリピンでの語学留学は、この中で一番高額なアメリカ留学と比較すると、費用が半額以下であることがわかります。他の主要な留学先と比較しても、およそ半額程度におさまります。
もちろん学校やコースによって差はありますが、フィリピン留学がいかに欧米留学に比べ費用が安いかわかるかと思います。
何より、驚くべきなのはそのコストパフォーマンスの高さです。低予算にもかかわらず、1日のコマ数は平均7〜8コマ。そのうえほとんどの語学学校で、マンツーマン授業を提供しています。
photo by:Richie Chan / Shutterstock.com
欧米に比べ圧倒的に費用が安いフィリピン留学。その理由を詳しく見てみましょう。フィリピン留学の安さには主に2つの理由があります。
欧米圏では、一般的に物価レベルが日本よりも高めです。
一方フィリピンは途上国にあたり、全体的に物価が日本よりも低めです。そのため人件費が安く済み、授業料や滞在費、食費などを抑えることができます。
世界中の国、都市の生活情報を記録するデータベースNUMBEOでは、146カ国中フィリピンは109番目の物価指数を示しています(※1)。
なお、同サイトの主要な英語圏の留学先と日本の順位は下の通りです。
国名 | 順位 |
---|---|
アメリカ | 14位 |
オーストラリア | 15位 |
アイルランド | 18位 |
イギリス | 19位 |
カナダ | 22位 |
ニュージーランド | 28位 |
マルタ | 39位 |
日本 | 44位 |
フィリピン | 109位 |
しかし、フィリピンでは年々物価が上昇しています。今後も上昇することが予想されるため、もし今の物価で留学したい場合は、早い段階で留学を決める必要があります。
ただ、物価が安いフィリピンでも水道光熱費は比較的高い傾向にあります。寮やホテルではなく自分でアパートなどを借りる際にはご注意ください。
フィリピンの物価について詳しく知りたい方は下のページをご確認ください。地域ごとの物価の違いや現地での節約術などを紹介しています。
フィリピンの物価って実際安いの?現地の物価事情を項目別にまとめて解説!
留学費用の中でも多くの割合を占めるのが渡航費です。
航空券はおもに、渡航先との距離によって価格が変わってきます。
欧米圏への留学の場合、日本からの距離が遠く、燃料費がかさみやすいため航空券の値段も高くなりがちです。一方フィリピンは日本からの距離が近く、欧米に比べ渡航費を安く抑えられます。
フィリピンでは、ほとんどの語学学校で寮の家賃や食堂での食費など、滞在費が学費に含まれています。その分トータルで費用を見ると、格安に抑えられるのが特徴です。欧米圏と費用を比較する際には注意しましょう。
フィリピンの状況がわかったところで、続いては先ほど紹介したモデル費用の内訳をご紹介します。まずは学費に含まれる授業料・滞在費・食費と、入学金、空港送迎費をはじめとする学校支払い諸費用です。
フィリピンの語学学校が提供している授業料・滞在費・食費の目安には、1カ月で23.5万円ほどを想定ください。
フィリピン留学費用の大部分を占めるのが授業料・滞在費・食費です。
特徴的なのはフィリピンの語学学校では基本的に授業料と滞在費、食費が一つの料金になっていることです。そのため、欧米の留学費用と比較する際には注意してください。
授業料は、授業のコマ数、授業の専門性などによってかかってくる料金が変わってきます。特にフィリピン留学では、マンツーマンレッスンをどれくらい入れるかによっても費用が大きく変わるので慎重に考えましょう。
最も安い価格帯だと週3万円台から、高い価格帯だと週10万円台まで幅広くあります。
滞在費については、フィリピンの場合、滞在先に学生寮、ホテルなどの選択肢があります。多くの場合学生寮の方が費用が安いのを選ぶのですが、学生寮を選んだ後に、さらに何人部屋を選ぶかを決めなければいけません。
フィリピンの学生寮では1人〜6人部屋などの種類があり、特に6人部屋を選ぶと1人部屋、あるいはホテルと比べ大幅に費用を抑えることができます。
なお、食事についてはあまり料金の違いは発生しませんが、食事がどうしても合わないという留学生は外食をすることもあります。そうなると追加で食費がかかってくるので注意が必要です。
語学学校、コースを決める際には、スクールウィズのLINE相談をご利用ください。
スクールウィズのLINEでは、留学カウンセラーが無料で留学相談に乗っています。
留学の目的、日本人比率、生徒規模、学校の雰囲気、日本人スタッフの有無などの条件をもとに、希望がかなうベストな語学学校を無料で提案いたしますので、ぜひご利用ください。
フィリピン留学では授業料以外にも、入学金、教科書代、空港送迎費などの費用が発生してきます。こちらは学校によってあまり金額に違いはなく、留学する際には必ず発生する費用として認識してください。
おおよその目安として、1カ月に4.2万円ほどを想定しておきましょう。
【主な諸費用】
・入学金
・空港送迎費
・教材費
・水道光熱費
・宿泊先のデポジット費
・送金手数料
入学金や水道光熱費は学校による違いはあまり大きくありません。ただ管理費、水道光熱費は留学期間に応じて費用が変わってくるので注意しておいてください。
photo by:MDV Edwards / Shutterstock.com
日本からフィリピンへ渡航する際には、航空券購入代、海外旅行保険加入費、ビザ申請費などの費用が発生します。
航空券購入費は金額の変動が激しく、一概に金額を案内しづらいですが、目安としては3.8万円ほどを想定してください。
なお、航空券購入費には、渡航時期、航空券の購入タイミングの2つが大きく影響を与えます。
仮に利用者が増えるゴールデンウィークなどの休暇シーズンに渡航する場合、あるいは渡航する直前に航空券を購入する場合には、航空券購入費は3.8万円よりもかなり高い金額になることが多いので、少しでも費用を抑えたい方は2つの点を踏まえ購入タイミングを検討してください。
海外旅行保険加入費は、プランによって大きく金額が異なりますが、1カ月の留学では目安として1.6万円ほどを想定してください。
フィリピン留学での保険の選び方を解説!おすすめの保険や費用比較
フィリピンでは滞在期間にあわせてビザやSSPなどの申請が必要です。1カ月未満の短期であればビザの申請は必要ありません。
ただし、ビザではありませんが語学留学をする場合、SSP(Special Study Permit)と呼ばれる就学許可証を発行する必要があります。こちらは滞在期間にかかわらずフィリピン国内で就学するには必ず必要な許可証となっています(※2)。
留学期間 | 支払い金額 | 支払い金額(日本円換算) |
---|---|---|
1カ月(30日)以内 | ・SSP申請費:約7,000PHP ・SSP E-CARD申請費:約4,000PHP |
約29,700円 |
なお、フィリピン留学の場合、ビザの申請は語学学校が代わりに行う場合が多いので、申請の手間についてはご安心ください。ただし学校によって申請の手数料が異なってきますので、上でご紹介したビザ費用はあくまで目安として出しています。
フィリピン留学で必要なビザについては、下の記事で詳しくまとめているので、実際にどのような準備が必要かなどを知りたい方は参考にしてください。
【2025年版】フィリピン留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
photo by: SujanGurung / Shutterstock.com
生活費は、留学中の過ごし方によって大きく金額が変動する費用です。
海外での生活で気になるのが通信費ではないでしょうか。
留学の場合、渡航先でインターネット通信を利用するには、
・現地通信会社のSIMカードを使用する
・学校やカフェなどで無料Wi-Fiを利用する
・日本からポケットWi-Fiを持ち込む
・日本で使用していたSIMカードでデータローミングを利用する
などの選択肢があります。
学校やカフェなどでWi-Fiを利用する場合には、基本的に通信費は発生しませんが、通信できる状況が限られ、かつ接続が安定しない恐れがあります。
快適にインターネットを利用したい方、特に滞在が長くなる場合には、フィリピンのSIMカードを利用して通信することをお勧めします。
プリペイド式であれば、留学生でも気軽に買え、トップアップ(使用可能なデータ量などのチャージ)すれば、期間に応じた柔軟な形で通信が可能です。
フィリピン大手の通信社である「Globe」と「Smart」のSIMカードは、お得なプランもあることから留学生に人気です。月に5GBほどのデータ量のプランに申し込む場合、通信費の目安は1カ月に2,000円です(※3、4)。
photo by: Al.geba / Shutterstock.com
フィリピンでは、日本と比べて交通費がかなり安いです。
特にジプニーやトライシクルは、フィリピン人も気軽に利用する交通手段なので、料金はかなり安いです。ただし、料金が安い反面、現地の人が利用する交通手段は、事件などに巻き込まれる可能性も少なくありません。
窃盗などの被害にも遭いやすいため、より安全に移動したい方はタクシーの利用がおすすめです。
フィリピンの場合、多くの学校が学校の敷地内に滞在先を用意しており、交通費が発生するのは休日や放課後に遊びに出かける際に限られますので、ここでは観光などで出かける際の費用を想定して1万円としています。
留学中の娯楽費は、個人の観光スタイルによって大きく変わります。
外食や買い物、旅行の機会が多ければその分出費が多くなります。1カ月で4万円程度を目安にしましょう。
photo by: Mihai_Andritoiu / Shutterstock.com
留学中には、生活用品や衣料品の購入などで雑費も発生します。
滞在先で使うシャンプーやボディーソープ、歯磨き粉。文房具も持参したものが壊れてしまった場合、現地で購入する必要があります。
また、現地到着後にTシャツなどの衣類を買い足すこともあるため、雑費として多少の費用がかかることを想定しましょう。1カ月で1万円程度を目安にしましょう。
フィリピンの語学留学の費用は、都市によって異なります。特に授業料や滞在費、食費などに差があり、都市によっては1年で数十万ほど費用に差が生まれます。特に、セブ島やクラークなど都市部では費用が高くつきやすいです。
フィリピンでの語学留学で人気の都市でのモデル費用は下の通りです。
他の都市も含め、フィリピン国内の主要な留学先のモデル費用は下のページでそれぞれ紹介しているので、参考にしてみてください。
都市名 | ページ |
---|---|
セブ島 | 【2025年版】期間別セブ島留学の費用まとめ |
マニラ | 【2025年版】期間別マニラ留学の費用まとめ |
バギオ | 【2025年版】期間別バギオ留学の費用まとめ |
クラーク | 【2025年版】期間別クラーク留学の費用まとめ |
イロイロ | 【2025年版】期間別イロイロ留学の費用まとめ |
バコロド | 【2025年版】期間別バコロド留学の費用まとめ |
ドゥマゲッティ | 【2025年版】期間別ドゥマゲッティ留学の費用まとめ |
ここまでフィリピンでの1カ月の留学費用について、総額と内訳をご紹介してきました。実際にかかる費用は予算にあったものでしょうか。
もし予算が足りない場合は、次の方法を検討してみてください。
期間を検討するだけでなく、コースの変更も検討してみてください。
語学学校の授業数は週20コマ前後が一般的ですが、中には授業数を10〜15ほどに抑えたライトコースが用意されています。授業数は授業料に直結する部分なので、もし費用を抑えたいなら検討してみてください。
ただし注意点としては、授業を減らした分勉強時間が減ることです。減った分自習に当てられるモチベーションの高さがあれば問題ないものの、なるべく授業を受けて英語力をアップしたいなら、授業数は減らさない方が無難でしょう。
授業数が減る分観光やアクティビティを楽しんでいると逆に費用が高くなってしまうので、費用を抑えるために授業数を減らす場合は気をつけましょう。
費用が予算と合わなければ、渡航先を変更することも考えてください。
留学の目的をもう一度考え、フィリピン以外の国への留学を検討したり、より短期で旅行目的で訪れることにしたりして、渡航先の検討を行いましょう。
留学前だけでなく、留学中にもできる節約術がたくさんあります。節約術のアイデアは、以下の記事もぜひご覧ください。
留学中の節約術まとめ。たくさんお金を貯めなくても生活できる?
スクールウィズでは語学学校の割引キャンペーンの共有や、留学カウンセラーによる留学プランの見直しなどを実施しています。気になる方はLINEを友達登録し、無料相談を予約してください。
今回ご紹介した授業料は、フィリピンにある各語学学校の提供する一般英語コースを参考にしたものです。学校やコースによって、留学費用は変わります。
ただし、学校選びを自分だけで決めることはあまりおすすめしません。自分だけで集められる情報には限りがあり、実際の語学学校の雰囲気や留学生の国籍比率、年代などを把握するのは難しいからです。
限られた情報だけで判断すると後悔する恐れがあります。
留学には多くのお金がかかります。せっかくなら、費用を抑えるだけでなく自分に合った語学学校やコースを選んで、充実した留学生活を送りたいものです。
スクールウィズでは無料で留学カウンセラーによる留学相談を受け付けています。
これまで多くの留学生をサポートしてきたカウンセラーが、あなたに合った形での留学を提案します。費用を抑えながら、フィリピン留学を成功させたいならLINEからお気軽にご相談ください。
今回はフィリピン留学にかかる留学目安とその内訳などを紹介しました。改めておさらいすると、1カ月のフィリピン語学留学でのモデル費用は42.3万円です。
ただし、今回ご紹介した費用はあくまでも一例です。語学学校やコース、滞在先によって費用は大きく変動していきます。費用の目安が把握できたら、次は具体的な学校選びに進みましょう。
スクールウィズのLINEでは、留学カウンセラーが無料で留学相談に乗っています。
語学学校選びや準備の流れ、費用イメージや各種手続きなど、留学準備を進めるなら、ぜひご利用ください。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
留学前の英語スクール「プレ留学」×「カスタム留学プラン」であなたの留学を、経験豊富なカウンセラーが万全の体制でバックアップ致します。
せっかくの留学を失敗してほしくない想いから、英語力を伸ばす独自のサポート、納得いくプランづくりに力を入れています。
いま英語力に不安があっても、しっかり準備するから大丈夫。留学で、憧れだった「英語を話せる理想の自分」を私たちと一緒に実現させましょう!
留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
※1...NUMBEO「Cost of Living Index by Country 2025」(参照日:2025-05-01)
※2...Bureau of Immigration Philippines「Special Study Permit」(参照日:2025-05-01)
※3...Globe「Postpaid | Phones and Devices」(参照日:2025-05-01)
※4...Smart「CUSTOMIZE YOUR PLAN - Smart Online Store」(参照日:2025-05-01)
1週間の留学が4万円?
フィリピン留学では授業料、滞在費、食費込が1週間4万円から!しかも授業スタイルはマンツーマンが基本なので、初心者でもたくさん英語を話せます。
フィリピン留学について見るフィリピン留学ガイド | |
---|---|
英語力を伸ばす「あなたにピッタリな留学プラン」を一緒に見つけましょう
\直接話を聞いて相談したいなら/
\まずは気軽に相談したいなら/