初めての留学は、ワクワクする一方で「きちんとコミュニケーションを取れるだろうか」と会話面で不安を感じる方も多いと思います。留学を思いきり楽しむためには、日本にいるうちから会話力を高めておくことが大切です。
そこで今回は、特に留学に向けて英会話力を伸ばすためにおすすめの本をご紹介します。
留学前はもちろん現地で役立つ本も多いので、これから留学を控えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
[目次]
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選ぶべき教材は、求める英語力や留学方法によって異なります。そこでまずは、留学目的別に英会話本の選び方をご紹介します。
語学留学は現地で英語を学ぶため、渡航前にそこまで高い英語力は求められません。そのため、空港や道中、スーパーなどの日常生活で使える英語力があれば十分です。
ワーキングホリデーも同様で、アルバイト探しや家探しなどを英語で対応できる、基本的な英語力を身につけておけば大丈夫。英会話教材は「日常会話レベル」などと記載されているものを選びましょう。
高校留学に行く場合は、高校中級程度の英語力を身につけておくと良いでしょう。英検でいうと準2級程度、単語力は3,600語ほどが目安です。
高校留学では、授業に参加する英語力はもちろん、現地の生徒や先生ともコミュニケーションを取らなくてはなりません。現地の学校でたくさんの思い出を作るためにも、基礎英語はマスターしておきましょう。
大学では専門的な内容を学ぶため、英会話力はもちろん、論文を読むリーディング力、レポートを書くライティング力、講義を聞くリスニング力と4技能すべてが必要とされます。
海外大学ではディスカッションをすることも多く、アカデミックなトピックについて議論をする力が求められます。さらに大学院となると、授業や学会などでプレゼンテーションをする機会が増えるため、会話力だけでなく専門分野で必要な英単語などもマスターしておきましょう。
初心者が英会話スキルを高める上で大切なのが、単語学習・中学英文法の復習・基本的なフレーズの反復練習の3つ。どれも発音とともに覚えることが重要となるため、英会話本は音源付きのものを選ぶのがポイントとなります。
そこで次は、語学留学・ワーホリに挑戦する英語初心者におすすめの英会話本を3つご紹介します。
中学レベルの単語をマスターしたい時におすすめなのが、高校入試用の単語帳。なかでも「高校入試 でる順ターゲット 中学英単語1800」は、中学で学ぶ英単語のうち、高校入試で頻出の1800語を収録しており、基礎固めにぴったりな一冊です。
一般的に日常会話では3000〜4000語ほどが使われるといわれています。つまり、この本をマスターすれば、そのうちの約半分を網羅できるということ。絶対に知っておくべき単語を習得できるでしょう。音源を無料でダウンロードできるのもポイントです。
大人気の「起きてから寝るまで」シリーズの単語帳。2800語を日常のシーン別で頻出単語をまとめて掲載しているので、実際の生活や単語を使う状況をイメージしやすいのが特徴です。
シーン別の単語と例文を見て、会話のなかでどのように使われるのかをステップに分けて学ぶことができます。音声はダウンロードできるので、移動中などスキマ時間に学習できるのもメリットです。
中学校の3年分を1冊にまとめた参考書で、英語の超基礎から学習し直せるのが特徴です。音読CD2枚付きなので、英語の正しい発音やリスニング力を身につけられるのも嬉しいポイント。
見開きで左半分は文法の解説、右半分は理解を深めるための問題が記載されています。文法はイラストでわかりやすく、英語初心者の入門編として最適です。文法問題は、簡単にサクサク解けるので、途中で挫折する心配もありません。
『総合英語Evergreen』は、英語参考書の定番ともいえる『Forest』の最新版。学習の進度に応じて無理なく英語の文法力を高められます。文法を視覚的に捉えて理解できる解説図やイラストも豊富なので、英語初心者でもわかりやすい内容にまとめられているのもポイントです。
留学先では英語で書かれた教科書を使用するので、授業を受けてもいまいち理解できないことも多いですよね。しかし、この参考書を持参すれば、英語で理解できなかった箇所も日本語で確認できますよ。
YouTubeチャンネルの登録者数56万人を誇る、人気英会話講師のニック氏が手がけた英語学習本です。シートを見て発音を繰り返すだけで、ネイティブに伝わるフレーズが習得できます。
特別な文法の知識がなくても、自分が言いたいことをとっさに英語で言えるようにまとめられているのが特徴です。日常会話で使える便利なフレーズも紹介されているので、留学当初から活躍すること間違いなしです。
『カンタンなのになぜか伝わる こあら式英語のフレーズ図鑑』は、日常で良く使う表現を図解とともに覚えられる一冊。例えば、“感謝を述べる単語”であれば、感謝の度合いと表現の丁寧さの2軸で各単語のニュアンスの違いを説明しています。
このように、日本人には分かりづらい英語の微妙なニュアンスも図式で表現しているので、理解しやすいのがポイント。音声もダウンロードできるため、シャドーイングや音読の練習にもおすすめです。
高校に留学すると、英語はもちろん数学、化学など各分野のレベルも一段階難しくなります。現地での授業についていけるように、日常生活や授業で使われるフレーズを覚えておくと安心です。おすすめは、次に紹介する4冊。各教材の特徴を見ていきましょう。
前述のとおり、高校留学には準2級レベルが必要になるので、まずはこのレベルの単語をきっちり習得しておきましょう。
『ランク順英検準2級英単語1550 新装版』は、覚えた単語を確認する無料アプリを提供しているのが特徴。スキマ時間を有効活用して暗記&復習を繰り返し練習できます。
もし、この本の単語がわからない、レベルが高いと思った場合は、1つ下の「3級」向けの単語帳から復習してみてください。
現地で英語で授業を受けることを考えると、大学受験レベルの単語も知っておくと便利です。本書は、大学受験レベル、つまり高校で覚えるべき英単語2000語と多義語180語を収録した一冊。
「ミニマルフレーズ」というセクションがあり、文脈から単語の意味を覚えられるのが特徴です。必須英単語から順序立ててレベルアップしながら学べるため、効率よく学習できますよ。
日常生活では、授業で習わないような単語を耳にする機会も多いもの。『日本語のように話せる キレッキレ英語』には、そんな“授業では習わないけれど日常生活ではよく使うフレーズ”が多数収録されています。
日本語から英語を引くことができるので、「これは英語でどう言うんだろう?」という疑問をそのまま解決できるのが嬉しいポイント。第2弾の『リローデッド』もネイティブの会話でよく登場するフレーズが掲載されているので、順を追ってチェックするのもおすすめです。
“話す”トレーニングとしておすすめなのが、この『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』。中学1年、2年、3年とレベルに分けてトレーニングしていくので、基礎からしっかり固めたいという人にもおすすめです。
現地に行くと、英語の聞き取りや相手の言っていることは理解できたとしても、自分の思いを英語で言語化できないと悩むことも珍しくありません。そのためにも、自分の英語知識を最大限使って相手とコミュニケーションを取れるように練習しておきましょう。
次は、大学・大学院レベルを目指す際におすすめの英会話本を紹介します。大学留学以上だと授業内でのディスカッションなどすることもあるので、分野別に知っているべき単語数が増えます。自分の専門分野の英単語もチェックしておきましょう。
『Distinction 2000』は、Atsuigoで知られているAtsuさんによる英単語帳。日常会話はもちろん、ビジネス、アカデミックシーンで使える単語まで網羅しています。音声を合わせて聞くこともできますよ。
すべてのページにイラストが描かれているので、英文を感覚的に理解できるのもポイントのひとつ。経済から環境学、音楽までさまざまなトピックが扱われているので、幅広い知識を身につけることができます。
Z会出版が出している『テーマ別英単語ACADEMICシリーズ』は、アカデミックな文章をベースにレベル別で単語を学べる一冊です。アカデミックなテーマに対して分野別で収録されており、大学生はもちろん社会人が教養を身につけるためにも役立ちますよ。
TOEICやTOEFLなどの長文対策で活用する人も多く、音源もついているため長文リスニングに慣れたい人にもおすすめです。
海外大学は日本の大学と比べ、ディベートをしたり授業中に発言を求められたりする機会が圧倒的に多く、自分の意見を述べることが重要視されます。日常会話は問題がなくても、ディベートの場で自分の意見を述べるとなると、なかなかスムーズに話せなくなることも珍しくありません。
話すべきタイミングの時に自分の意見をしっかり伝えるためにも、話す順番や使うべき単語など、ディベート用の話し方を身につけておきましょう。
本書では141のサンプルスピーチが収録されており、さらに賛成・反対・中立の3視点のサンプルスピーチが網羅されています。例文を音読したりシャドーイングしたりすると、効率的にディベート会話力を身につけられますよ。
CD3枚付 英語で話す力。141のサンプル・スピーチで鍛える!
ディベートだけでなく、プレゼンテーションの機会が多いのも大学・大学院の特徴。『ロジカルに伝わる 英語プレゼンテーション』は、そんな時に知っているべきノウハウが集められた一冊です。
プレゼンテーションでは、単語力や会話力はもちろん、話の構成力も大切になります。本書では、単語やフレーズのほかにも“プレゼンテーションの心得”なども解説。テンプレートをダウンロードして使用できるのも魅力のひとつです。
本を購入しても、実際に使わないと英語力は伸びません。そこで次は、これらの英会話本を使ったおすすめの学習方法をご紹介します。
まずは、選んだ本の内容をどれくらい把握できるかをチェックしましょう。その内容が自分にとってレベルの高いものなのか、それとも簡単すぎるものなのか、自分の現在の英語力を確認するのがおすすめです。
手にした本の内容がほとんど理解できない場合は、レベルを下げたものから始めるのもひとつの手。“使える英語力”を培うためには、基礎から土台固めをおこなうのが大切です。自分のレベルに合った学習本を利用しましょう。
Step1で自分の弱点やレベルを把握したら、苦手な部分を克服する作業に入ります。特に注力したいのが、単語力と文法力です。
特に重要なのが単語力。簡単な文法を使って意思疎通を取ろうと思っても、単語が分からなければ上手く伝わらなかったり、相手の言っていることが理解できなかったりします。
そのため、初心者・中級者・上級者とレベルを問わず単語の勉強は必須です。選んだ英会話本を2周したり、定期的に毎日数ページ前の単語を復習したりなどルールを決めて、何度も単語に触れるのがおすすめです。
文法もきちんと確認しておきたいところ。友達との会話では文法が正しくなくてもコミュニケーションが取れますが、学校でレポートを書いたりディベートをしたりする際には、正しい文法を使用しないとこちらの意図が正しく伝わらないことがあります。
また、文の構成を知らないがために、聞き取っても意味がわからない、発話することができないということも。必ずしも難解な文法まで網羅している必要はありませんが、中学レベルの英文法など、基本はきちんと身につけておきましょう。
ちなみに、英文法を勉強する際はあまり多くの本には手を出さず、1つこれと決めたものを反復するのがおすすめです。
英会話において、単語やフレーズを身につけるために大切なのが、声に出すこと。知識はあっても、実際に口を動かしていないと実戦で使うのは難しくなってしまいます。本で覚えたフレーズをスムーズに言えるようになるまで、繰り返し練習しましょう。
単語帳の場合は例文も含めて声に出して覚えたり、本に付属されている音声のシャドーイングをしたりするのがおすすめです。フレーズを覚えたら、オンライン英会話などで実際に使ってみましょう。実践練習になりますよ。
今使っている本の内容をすべて暗記してしまうくらい読み終えたら、レベルを上げるタイミングです。現在のレベルから一段階上の英会話本にステップアップしましょう。同一シリーズがある場合は、使い慣れている同じシリーズのものを選ぶのがおすすめです。
また、ビジネス英会話の本やアカデミック英会話の本に挑戦するなど、段階的に使用する本のレベルを上げていくのも有効です。ポイントは少しずつレベルを上げていくこと。各レベルの本を何度も読み込むことで、時間はかかるかもしれませんが、着実にレベルアップできますよ。
留学先にお気に入りの本を何冊か持っていきたい場合は、まず数冊に厳選しましょう。留学先に持参したい本が絞りきれないときは、電子書籍の購入を検討するのもおすすめです。
電子書籍であれば、重量オーバーも気にせずお気に入りの本を留学先に持参できます。自分に適した方法で留学先に本を持っていきましょう。
本記事では、英会話力を身につけるのにおすすめの本についてご紹介しました。授業を受けたり友達を作ったりなど、留学生活を充実させるためには会話力は必要不可欠です。
とはいえ、完璧に話せるようになっておく必要はありません。よく使うフレーズや単語を身につけておくだけで、コミュニケーションがグッと取りやすくなりますよ。
今回ご紹介した英会話本は、どれも音源付きでリスニングやシャドーイングにも便利なものばかり。ぜひレベルや自分の目的に合ったものを選んでくださいね。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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