カナダへの留学やワーキングホリデー(ワーホリ)が決まったら、どの都市に滞在するか検討しましょう。私はカナダに来て、これまでにカナダ西部のバンクーバーとウィスラーの2都市に滞在しました。
カナダは同じ国内で時差があるほど広大な面積の国なので、都市によって街の雰囲気や歴史、文化が全く異なります。特にバンクーバーは語学学校の数も多く、移民を積極的に受け入れてきた歴史があるため、留学やワーキングホリデーに人気です。
この記事では私がバンクーバーで体験したことをもとに、留学やワーキングホリデーの様子を紹介します。
カナダで留学やワーキングホリデーを考えている方は、滞在先探しの参考にしてみてください。
バンクーバーが留学先にぴったりかどうかわからない方は、バンクーバー留学のメリット・デメリットもチェックしてみてくださいね。
[目次]
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私はカナダでワーキングホリデーを開始した当初、最初の半年間はバンクーバーで語学学校に通い、現地でいくつかの仕事も経験しました。
バンクーバーは過ごしやすく気に入っていたのですが、1年間という限られた生活の中でいろいろな経験をしてみたいと思い、その後ウィスラーに引っ越し。
ウィスラーで新しい仕事も見つけ、ワーキングホリデー後半の期間を満喫しています。
バンクーバーとウィスラーは車で2時間半ほどと比較的近い距離にありますが、都心部とスキーリゾート地と環境が大きく異なるためそれぞれで違った経験ができています。
photo by:Jeff Whyte / Shutterstock.com
カナダ留学やワーキングホリデーに人気のバンクーバー。今回は、
・実際に生活してみて感じた街の特徴
・ワーホリ希望者必見の仕事情報
・気になる英語環境について
の3点について、紹介します。
バンクーバーはトロントやモントリオールに並ぶ、カナダ3大都市の一つです。
地理的にトロントやモントリオールよりも日本に近く、アクセスしやすい街。日本と比べて気温は低いものの、西海岸にあるため一年をとおして温暖で、冬でも雪はあまり降りません。
もともと移民の国であるカナダは、英語を第二言語として話す人も多く、英語が流暢ではない人にも理解があります。
カナダの中でもアジアに近いバンクーバーは、とくにアジアからの移民者が多い街です。ジャパニーズマーケットを含めアジア系のお店が多くあり、日本の食材やアジア料理を見つけやすいところも魅力的です。
また、バンクーバーはGreenest Cityと言われるほど緑豊かな街です。
ダウンタウンは賑わっていますが、公園や植物園が点在し、気軽に緑を感じられます。少し足をのばせば海岸や森林などの自然があるのも魅力です。都会にいながらリフレッシュできるような環境を探している人にもおすすめです。
ワーキングホリデーの場合、仕事が見つかるかどうか不安な人も多いかもしれませんが、バンクーバーはカナダの中でも仕事探しがしやすい都市だと思います。
特に夏は観光客が多く人手が必要になる店が多いので、街中でよく「Hiring」という求人チラシを見かけます。インターネットの求人サイトでも多くの求人が出回ります。
ジャパニーズレストランはもちろん、ローカルのお店であっても熱意をみせれば英語が多少苦手でも雇ってもらえたという成功談も。ワーキングホリデーが目的の人はバンクーバーを検討してみましょう。
バンクーバーは人気都市のため、日本から働きに来ている人や留学生を多く見かけます。夏のピークシーズンには街を歩いていると日本語が聞こえてくることも珍しくありません。
そのため、英語を話す機会を自分で積極的に作る努力が必要です。語学学校やシェアハウスが日本人の多い環境であれば、アルバイト先や街中で積極的に英語を話すよう意識してみましょう。
その一方で、日本人向けのサービスが充実しているというメリットもあります。たとえば、銀行口座開設や携帯電話契約などが日本語で行える店舗もバンクーバーにはあります。
海外での生活が初めてで不安な人にはおすすめの都市です。
実際にバンクーバー留学をした人の体験談を紹介します。参考にして、バンクーバー留学についてのイメージを膨らませてみてください。
元自衛隊員の増田さんは、海外で働くことを目指してCo-opプログラム(就労プログラム)に参加していました。自衛隊で20カ国語を話す同僚に出会ったことや、海外には日本と違った働き方があるのではないかとの期待が、自衛隊を辞めて留学を決めた理由でした。
バンクーバーでは、人々のフレンドリーな距離感に驚きながらも、初対面の人と一から関係性を英語で作る難しさを感じていたそう。毎週末のように海辺のバーに通い、どんどん英語を話していくことで英語力の向上を実感できていました。
バンクーバーで英語を学ぶうちに、海外の大学で学んでみたい!という気持ちが強くなった増田さんは、海外就労ではなく海外大学への進学を目指すことに。オンラインで授業を受けることのできる、アメリカのUniversity of the peopleに入学を決め、興味のある国を転々としながらオンラインで学ぶことにしました。
増田さんのバンクーバー滞在の様子や意識の変化については、ぜひ次の記事をお読みください。
「10年間の計画を3日間で書いてこい!」元自衛隊員がカナダ留学を経て通信制大学への進学を決めた理由
成松さんは、有給休暇や仕事の休日を活用して約2カ月間のバンクーバー留学を実現しました。もともとは1年間のワーキングホリデーを考えていましたが、会社を辞めたくなかったため、ためしに2カ月の留学をして英語を学ぶところからスタートしようと思ったそうです。
成松さんが滞在したバンクーバーの街は、一言でいうと「自然と都会さが融合したとっても過ごしやすい街」。夜遅くまで働くことが多かったためか、自然が多いところで癒されたいと思っていたそうです。放課後にはバンクーバー市内の散策や、週末には遠出をして観光をして楽しんでいました。
バンクーバーでの留学中、自分の人生について考えたり、座ってぼーっとしたりする時間に幸せを感じていたそう。留学を通して、価値観や今後やりたいことにも変化がありました。
成松さんのバンクーバー留学について、詳しくは次の記事をご覧ください。
社会人こそ留学すべき!入社5年目の私が2ヶ月休職、カナダへ英語語学留学した話【留学経験者インタビュー】
バンクーバーにはたくさんの語学学校があります。立地はさまざまですが、特にダウンタウン内やバンクーバー港沿いに集まっています。
費用の目安は留学エージェントのスクールウィズで紹介している語学学校の場合、学校にもよりますが1週間の短期留学で学費10万円台からが目安。1カ月の留学なら、20~30万円程度が相場です。
次は、実際にスクールウィズで紹介している中から、おすすめの語学学校をピックアップして紹介します。
バンクーバーにどのような語学学校があるか詳しく知りたい方は、次のページも参考にしてくださいね。
バンクーバー留学
ILAC バンクーバーは世界75カ国以上から学生が集まるグローバルな語学学校です。学んだ英語を実践しながら、国際交流も楽しむことができます。新しく入学した留学生のためのウェルカムパーティーや、独自にアレンジされたアクティビティなど、授業以外の面でも楽しみが盛りだくさん!
入学時のテストによって17段階にレベル分けを行い、自分にあった授業を受けられるのが魅力。同じレベル内でクラス変更も可能なため、自分にあったクラスや講師を見つけることができるはずです。
また、学校には複数の日本人スタッフや専門知識を持つヘルスケアチームも在籍してるので、何かと不安な留学中にも心強い存在になるでしょう。
EC バンクーバーは中心部のダウンタウンに位置し、アクセスに便利な語学学校です。放課後にショッピングや映画を楽しんだり、街中で学んだ英語を実践しやすい環境です。
通常の授業に加え、午後には選択科目や、ほぼ毎日無料の英語ワークショップが開催されるなど、一般英語のコースでもプラスで英語を学ぶことができます。さらにカフェ会話や発音クリニックなど、ユニークなカリキュラムも豊富です。
また、EC バンクーバーは長期留学にもぴったりな環境です。6ヶ月以上留学する学生に対して、定期的なカウンセリングを行っています。定期的に自分を見つめ直すことで、モチベーションが下がりそうな時期も乗り越えやすいでしょう。
VanWest College バンクーバーには母国語禁止ルールがあり、英語を徹底的に実践するにはぴったりの環境です。授業内外で、英会話力を磨くことができます。
月~木曜日は毎日予習・復習の宿題が出され、毎週のように確認テストが行われるのも特徴。日々の勉強に真剣に向き合える環境で、英語力が着実に伸びていく実感があるでしょう。
また、学校にはCollegeが併設されているため、Co-opプログラムを追加受講できるのも魅力的です。将来の就きたい職業に合わせて、仕事に必要な英語力を身に着けることができます。
最後に、バンクーバーで留学やワーキングホリデーをする前に知っておきたいポイントをまとめます。
留学生や移民を積極的に受け入れてきた歴史を持つバンクーバーには、たくさんの語学学校があります。世界中の国から留学生が集まる大規模校から、College併設で就労を意識した英語学習ができる学校まで、学校の特徴もさまざまです。
バンクーバーで語学学校が特に多いのは、中心部のダウンタウンやバンクーバー港に近いエリア。地下鉄の駅やバスの停留所から徒歩圏内の学校を選べば、通学に便利で放課後もディナーやショッピングを楽しむことができます。
語学学校の選択肢が豊富なため、中には選ぶのに迷ってしまう人もいるかもしれません。もし語学学校選びに悩んだら、留学エージェントのスクールウィズにご相談ください。
丁寧なヒアリングをもとにあなたにあった語学学校を提案します。留学の際に気になる予算や手続きなどの相談にも対応しているため、心強い存在になれるはずです。
バンクーバーは、Co-op留学で就労経験を積みたい人にもおすすめの留学先です。Co-opプログラムとは、カナダのCollegeや大学などが実施するプログラムのひとつのこと。仕事に関する専門分野を英語で学ぶことで、その後Co-opという就労実習(インターンシップ)を受けられます。
バンクーバーにはCollege併設の語学学校もあり、英語学習と並行してCo-opの追加受講も可能です。英語を使って海外で働く経験を積みたいならぜひ検討してみましょう。
photo by:Stefan Malloch / Shutterstock.com
バンクーバーを含むカナダ全域で、物価は日本とほぼ同じかやや高めと考えてよいでしょう。食費を節約するなら、なるべく外食をせずに、自炊をするのがおすすめです。スーパーのビニール袋は完全有料化されているため、買い物の際にはマイバッグを持っていくのも忘れずに。
もしワーキングホリデーや数カ月~数年にわたる長期留学をするなら、家賃や滞在費から見直すのもおすすめです。最初は学校のレジデンスやホームステイに滞在し、生活に慣れてきたら自分でアパートやシェアハウスを探す方法もあります。
バンクーバー国際空港の周辺やダウンタウンから西に離れたバーナビーというエリアは、郊外ではあるもののダウンタウンへのアクセスが便利で、家賃も抑えやすい場所として知られています。自分で滞在場所を確保して節約につなげたい人は参考にしてください。
また、バンクーバー生活で私が実践していた節約方法については、次の記事もぜひ参考にしてくださいね。
バンクーバーで賢く節約! 今日から使えるおすすめ買い物術と節約方法を現地からレポート
カナダ留学やワーキングホリデー先として人気のバンクーバーを紹介しました。
語学学校や仕事の選択肢が多く、移民を受け入れてきた歴史があり留学やワーキングホリデーにおすすめのバンクーバー。漠然とカナダ留学を考えているものの、まだ都市まで決められていないならぜひバンクーバーを検討してみてください。
バンクーバー留学について疑問や不安があれば、留学エージェントのスクールウィズに相談してみませんか?
あなたの留学の目的や予算にあわせて、留学プランを一緒に考えます。語学学校や滞在先を選ぶのに迷っているなら、心強い存在になれるはずです!まずは初回の無料カウンセリングから、留学準備を始めましょう。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
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