ワーキングホリデーをしたいものの、長期で海外に行くことに不安を感じている人もいるのではないでしょうか。
ワーキングホリデーは語学学校に通ったり働いたり、一年自由に過ごせることが魅力の制度です。そのため「英語を使って働くことができた」など良い体験談が多いものの、帰国後に後悔したといったエピソードを聞くこともあります。
ワーキングホリデーは充実した生活を送れる一方、目的や目標を持って過ごさないと後悔しやすい部分もあるのです。
しかし、しっかりとプラン作りや準備に取り組めば充実した滞在にもなります。
そこで今回はワーキングホリデーでよくある後悔と原因、後悔しないための対策を解説します。そのほか、ワーキングホリデーの魅力も紹介するので、ワーキングホリデーへ行こうか迷っている方は参考にしてみてください。
なお、ワーキングホリデーの概要はこちらにまとめました。まずワーキングホリデーについて知りたい方はこちらからお読みください。
ワーキングホリデー
監修者
留学カウンセラー:小野 勢希
高校時代にニュージーランドに2年の長期留学、オーストラリアでは短期留学の経験あり。フィリピンでは30校以上を訪問。「2ヵ国留学」「ワーホリ」など、オセアニア圏の留学を得意としている。
[目次]
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まずは自分が後悔しないためにも、ワーキングホリデーでよくある後悔を紹介します。
ワーキングホリデーに語学力アップを期待したものの、一年経っても語学力が伸びず後悔したというケースがあります。
この後悔には「海外に行けば勝手に語学が身に付くと思っていた」という勘違いが関係しています。語学力は事前学習で基礎を身に付けること、現地で積極的に現地の言葉を話すことで伸びるものです。
海外で生活するだけで語学力が伸びることはなく、基本的な単語や文法を理解していなければ学校での授業や日常会話もわかりません。相手の発言を理解して返すといったことも難しく、会話の機会が得られないために語学力が伸びず、後悔してしまうのです。
また海外に住んでいることに満足し、語学学習の時間を十分に設けられなかったパターンもあります。語学学校に通うにしても、授業に加え一人で予習・復習をしたり、友達との会話で覚えたフレーズを使ってみたり、インプットとアウトプットの時間をしっかりと作る必要があるのです。
前述の通り、友達との会話は英語力アップに役立ちます。何よりも現地で出会った友達と出かけたり遊んだりすることで思い出もでき、海外生活がより楽しくなります。
原因は語学学校で積極的に話しかけない、そもそも語学学校やシェアハウスなど友達を作りやすい場に出向かなかったこと。友達ができないと英語を使う機会も少なく、慣れない土地でリフレッシュもできず心細く、楽しくない毎日からワーキングホリデー自体を後悔しやすいです。
ワーキングホリデーの魅力の一つに現地で働ける点があります。学生ビザでも働ける国はありますが、ワーキングホリデーはフルタイムで働ける点が大きな魅力です。国によっては時給も2,000円前後と高く、収入を得たいとワーキングホリデーを選ぶ人もいるでしょう。
しかし海外で働くには、語学力が必須です。働けるレベルの語学力がないために、求人に応募しても採用されず、結局仕事が見つからなかったというケースもあります。
仕事を辞めてワーキングホリデーをする社会人の場合、帰国後すぐに転職活動を始めることになります。個人差はありますが、すぐ決まる人もいれば時間がかかる人もいます。
前職の経験やワーキングホリデー中に身に付けた語学力があれば比較的決まりやすいですが、「なんとなくワーキングホリデーをして特に何も身に付かなかった」という場合は難航しやすいです。「とりあえず行けばなんとかなるだろう」という軽い気持ちでの渡航も、現地でのスタートダッシュが遅れて何もしないまま時間が過ぎてしまい、帰国後に困ることがよくあります。
そうして帰国後に希望していた職種や企業に正社員としての内定が決まらず、アルバイトを続けることになった、または年収が下がってしまったという人もいます。
長いとはいえ滞在期限がある制度のため、事前にある程度の計画を立てないと留学の目的が果たせず、ワーキングホリデー自体を後悔する原因になります。
ワーキングホリデーは、実際の生活が自分の思い描いていたものと違ったことが後悔の原因となることもあります。
具体的には、これまでの内容と被りますが「すぐ仕事が見つからなかった」「現地の生活に馴染めなかった」「思ったよりお金がかかった」など、事前にイメージしていたワーキングホリデー生活にならなかった状態。これはワーキングホリデーがどんなものか調べずに渡航してしまったことが原因です。
特に現地でネイティブと働けると思っていたのに、日本食レストランで日本人と仕事をしていたなど、仕事や働く環境に対するギャップはよく聞きます。
あまりリサーチせずになんとなくワーキングホリデーを選ぶと、ギャップを感じて落胆し、後悔することになるでしょう。
ワーキングホリデーで気を付けるべき点や対策を知っていれば、後悔することを防ぐことは可能です。そこで次は、後悔しないための対策を紹介します。
まずワーキングホリデーは、準備の段階で気を付けるべき点がいくつかあります。
特に目的の整理は重要。自分が英語を学びたいのか、働く経験がしてみたいのか、リフレッシュしたいのかで現地での過ごし方は変わります。現地の過ごし方で帰国後の転職活動なども変わるので、まずはしっかりと目的と計画を整理しましょう。
また出発前からできることに取り組むと、良いスタートダッシュを切ることができます。最近はオンラインで求人検索することも可能なので、検索だけでもしてみてください。
なお、ワーキングホリデーは費用も重要。実際にどれくらいの費用が必要か、こちらの記事にまとめたので参考にしてみてください。
ワーキングホリデーの費用っていくらかかるの?国別の1ヶ月の費用と予算を徹底解説
滞在中もできることはしっかり取り組みましょう。例えば次の通りです。
ポイントは人と出会える場所やコミュニティに積極的に入り、コミュニケーションを取ること。語学学校やシェアハウスは人との出会いが多く、英語初心者でも日本人と出会い、友達ができることもあります。
そこで生活するなかで英語を少しずつ学び、英語力を高めてからネイティブと仲良くなることも可能です。
そうしてコミュニケーションを取り、息抜きにもなる機会を作りましょう。そうすることで学校や仕事を頑張ることもできるはずです。
帰国前は、転職活動の準備をするのがおすすめです。近年はオンラインで履歴書作成や求人検索、応募、転職エージェントとの面接などができるようになりました。帰国してすぐ正社員で働きたいなら、より早めの行動が必要。ワーキングホリデー中からスタートした方が安心です。
退職してワーキングホリデーをする社会人は、帰国の数カ月前から転職活動のことを考え始めましょう。
ここまでを読んでワーキングホリデーを後悔しそうな気持ちは薄れたものの、しっかりと計画を立てられるか不安を感じた人もいるのではないでしょうか。
ワーキングホリデーは自由度が高いゆえに、事前のプラン作りが非常に重要です。しかしパターンが多い分、一人で考えるより留学エージェントなどプロに頼りながら計画を立てる方が後悔しないワーキングホリデーになります。
スクールウィズでも留学経験のあるカウンセラーがあなたの希望を聞きながら、一緒に最適なプランを考えます。そもそもワーキングホリデーで良いのか、自分は語学学校に通うべきかなどから相談することも可能です。
スクールウィズではLINEから相談を受け付けています。アンケートに回答後、担当カウンセラーからご連絡しますので、まずはご登録ください。みなさまからのご相談お待ちしております!
ここまで後悔の原因や対策などをお話しましたが、ワーキングホリデーは大変なことも多い一方で楽しい瞬間もたくさんあります。そこでワーキングホリデーの魅力と経験者の体験談を軽く紹介します。
photo by:Shutoさん
ワーキングホリデーは海外で働く経験ができることが他の留学との違いであり、魅力です。「将来海外で働いてみたい」といった人は特に、自分にできるのか、確かめられる点がおすすめです。
加えて、現地で稼ぎながら生活できる点もメリット。日本より時給が高い国でフルタイムで就労できるゆえに、一カ月生活できるだけの収入をちゃんと得られます。英語力は必要ですし、物価が高いと出費も増えますが、最初の半年分の生活費だけ貯金で用意して残りの半年分は現地で稼ぐといった計画も立てられます。
海外で働ける上に収入を得られるのは何よりもの魅力でしょう。
実際に大学生でワーキングホリデーをし、将来気になる仕事をオーストラリアで体験した人もいます。体験談はこちらからお読みください。
農場での職業体験と語学留学を同時に実現!オーストラリア・シドニー「ラリンガランゲージスクール」【みんなの留学体験記】
photo by:舞子さん
前述の通り、ワーキングホリデーは滞在中に就学や就労、観光など自由に過ごすことができます。ビザの申請自体は英語力の条件もないため、渡航のハードルも低いです。
一年という自由時間は仕事をしているとなかなか確保できません。これくらい長い間自分の自由に過ごせる期間はなかなかなく、昇進や結婚、育児などライフイベントの少ない20代だからこそできることでもあります。
海外で自由に過ごせる一年を手にすることができるだけでも、十分なメリットでしょう。
実際にワーキングホリデーをした体験談や振り返りも参考にしてみてください。
英語力0からニュージーランドへワーホリ!自分の弱さに向き合った初めての海外生活
ワーキングホリデーの振り返りまとめ!後悔しないために必要なこととは
ワーキングホリデーは自由に過ごせるがゆえに、なんとなく選ぶと後悔しやすい制度でもあります。後悔しないためには自分がなぜワーキングホリデーをしたいのか? ワーキングホリデーで何をしたいのか? をしっかりと整理しておきましょう。
プランに迷ったら留学カウンセラーに相談するのもおすすめです。スクールウィズでもLINEから相談を受け付けているので、少しでも悩んだらまずは登録だけでもしてみてください。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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