
アメリカはエンターテイメントや政治、産業などあらゆる面で世界を牽引する国の一つとして知られています。チャンスや刺激を求めて渡米する人が多く。留学先としても根強い人気があります。
アメリカと日本は関係が深い国ですが、文化は異なります。ほぼ単一民族で構成される日本人と、多数の移民が渡り住んで誕生したアメリカでは国民性も違うため、初めてアメリカに行くと考え方や文化の違いに戸惑うこともあるでしょう。
今回はアメリカと日本の違いについて、押さえておきたいポイントを厳選し、解説します。
なお、アメリカの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
アメリカのおすすめ観光スポットやイベント、グルメなどを紹介
[目次]
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まずは、アメリカがどのような国なのか、その特徴を確認していきましょう。アメリカと日本の違いを考える前に知っておくとわかりやすいはずです。
アメリカは多くの民族で構成された国家です。イギリス・フランス系の白人や中南米系(ヒスパニック)、黒人やアジア人などさまざまな人種がともに暮らしており、ほぼ単一民族で構成されている日本とは異なります。
アメリカの国勢調査局の2020年の調査によると、白人の人口の割合は1790年の調査開始以来初めて減少しました。逆にヒスパニックやアジア人など、それまでマイノリティーとされていた人種の人口が増加し、現在もアメリカ社会の多様化が進んでいることが伺えます。(※1)
アメリカ人の多くに共通するのは、自分の意見をはっきりと主張する点です。いわゆる「周りの空気を読む」ことが大事にされている日本とは違います。個性(individuality)を重んじ、権利や主張、夢などをしっかり語る人が多いのが特徴です。
アメリカの大学や語学学校に留学した場合にも、授業でグループワークやプレゼンテーションを通して自分の意見を伝えることを求められる場面が多々あるでしょう。また、自分だけでなく相手の意見や個性も尊重する特徴があります。

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まずは、アメリカと日本の生活面での違いについて紹介します。

アメリカに行く際に注意したいのがサマータイムです。日照時間の長い春〜秋にかけて時計を1時間早める施策(2026年は3月8日から11月1日)で、英語では”Daylight Saving Time(DST)”と呼びます。日本とアメリカ各地の時差も-1時間になります。
サマータイム中にアメリカに行く場合には、腕時計やスマートフォンの設定を忘れないようにしましょう。ちなみに、ハワイにはサマータイムはありません。サマータイムに突入していることをすっかり忘れていて、大切な予定に遅れてしまうことがないようにくれぐれも注意してください。
サマータイムの開始や終了によって生活のリズムが狂ったり、不便だと感じている国民もいるとして、2025年1月に大統領に就任したドナルド・トランプ氏はサマータイムの廃止について言及しています。世論や世界情勢によっては今後廃止される可能性もあるかもしれません。
東西に長いアメリカでは、日本とは異なり同じ国内に時差があります。本土に敷かれた4つのタイムゾーンにアラスカ、ハワイを加えた合計6つのタイムゾーンが1時間ごとに設定されています。サマータイム中でない場合、日本と14~19時間の時差が存在します。
州や地域によって日本との時差は異なるため、行きたい街の時差はあらかじめチェックしておきましょう。短期の旅行や留学の場合、滞在中や帰国後の生活リズムがなるべく狂わないように、あえて時差の少ない街を選ぶ人もいます。

日本とは違い、アメリカ人は家の中でも土足で生活している人が多いです。アメリカのドラマやアニメなどで、ベッドやお風呂以外は土足で過ごしている姿を目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
ただし、最近は家の中でも靴を脱いで生活している家庭も増えています。アメリカの家庭を訪れる際は、靴を履いたまま入ってもよいか声をかけて確認してみましょう。
アメリカでは厳しい喫煙制限が課されています。例えばホテルのロビーやレストラン、バーやカフェなど、屋内の公共エリアはほぼ全て禁煙です。全館禁煙のホテルも近年増えてきているので注意してください。ちなみに、アメリカで喫煙が可能になる年齢は、連邦法で21歳からと決められています。
アメリカはレディファーストの文化が根付いている国です。男性が女性に対してホテルのドアを開けたり、エレベーターでは女性に先に降りてもらったりして、女性を優先する場面を目にします。
古くから存在する文化ですが、行き過ぎたレディファーストにならないように注意することも大切です。時代が進むにつれ、アメリカでは日本よりも男女平等の意識を持つ人が増え、人によってはレディファーストのような性差のあるマナーを嫌がることも。レディファーストはTPOや相手に合わせて実践するのが良さそうです。
アメリカは日本の約26倍の面積を持つ大きな国。そのため州によって時差があるだけでなく、気候や法律も異なることがあります。
例えば、ロサンゼルスのある西海岸側は年間を通して暖かく乾燥した気候ですが、ニューヨークのある東海岸側では冬の冷え込みが強いのが特徴です。法律や教育制度についても州単位で決められ、独自のものが存在することがあります。
同じアメリカ国内でも州によって異なるため、驚いてしまうのもよくある話。訪れる予定の州については事前によく調べておくと安心できるはずです。
他にもアメリカには日本にはない生活の文化があります。詳しくは下の記事で紹介していますので、もっと知りたい方はぜひ読んでみてください。

続いて、食事面での違いを確認してみましょう。
アメリカは日本よりもTPOに厳しい国です。特に高級レストランは食事だけでなく、豪華なインテリアやその場の雰囲気を含めて楽しむものという考えがあります。ジーンズやTシャツ、サンダルなどラフな服装はつつしみましょう。
アメリカのドレスコードは細かく分かれています。高級レストランでは男性はタキシード、女性はカクテルドレスなどがおすすめですが、レストランやシチュエーションによってはフォーマルすぎないスーツやワンピースでもかまわない場合があります。
レストラン以外でも、パーティーやバー、高級ホテルなどでもドレスコードが決められている場合があります。ドレスコードの有無や詳細は、事前にホームページで確認するか、予約時に問い合わせるのがおすすめです。

アメリカに根付くチップ文化にも関係しますが、レストランではテーブルごとに担当のウェイター・ウェイトレスが決まっています。注文や会計をする際には、自分の担当を呼ぶようにしましょう。
なお、ウェイターを呼ぶ際に手を上げたり、声をかけたりして呼ぶのも欧米ではマナー違反です。テーブルに来るまで気長に待つか、目を合わせて呼ぶようにしましょう。
アメリカでは食事をする際、左手は膝の上に置くのがマナーとされています。レストランに行くと、左手を膝の上に置いて片手で食事をする光景に驚くかもしれません。
両手を使うのは、ナイフとフォークを使って料理を切る際のみ。切り終えたら右手だけで口に運ぶのがマナーとされています。
スープをすするのは日本でもお行儀が悪いとされる行為です。特にアメリカでは、スープを飲む際に大きな音をたててすするのはマナー違反にあたります。
加えて、スープはお皿の奥から手前側にスプーンですくって飲むのがマナーなので覚えておくといいでしょう。お皿を手に持って持ち上げて食べるのもマナー違反です。
日本と比べてボリューム満点なメニューが多く、想像以上にお腹いっぱいになってしまうというのもアメリカ滞在あるあるの一つです。日本でもおなじみのマクドナルドでも、日本の店舗のLサイズがアメリカではMサイズ相当の量だったり、イートインの場合はドリンクがおかわり無料だったりします。日本ではなかなか見かけないボリュームに驚くことでしょう。
量が多いと感じたら、無理して全部食べようとせずに、テイクアウトできないかお店側と相談するのも一つの方法です。

次は、買い物に関するアメリカの文化をチェックしましょう。
アメリカでは、日本よりも現金を使わないキャッシュレス支払いが一般的です。一般社団法人キャッシュレス推進協議会の発表によると、アメリカでは約56%がキャッシュレス決済を利用しているというデータもあるほどです。(※2)コロナ禍を経て、直接現金のやり取りを手渡しで行うよりも感染リスクが抑えられると、急速にキャッシュレス決済が普及しました。
クレジット・デビットカードに加え、Apple PayやGoogle Payといったスマートフォンでの支払いアプリも一般的です。現金だけでなく、カードやアプリ決済もできるように用意しておくと防犯面で安心できるでしょう。
留学生活のクレジットカード選びに迷っているなら、次のページを参考にしてみてください。
留学でおすすめのクレジットカードを徹底解説!選び方やよくある疑問にもお答えします
アメリカではレストランやカフェなどでチップを支払う文化があります。英語では”Tip(ティップ)”、”Service Charge(サービスチャージ)”、”Gratuity(グラテュイティ)”などと呼ばれています。
この中でもアメリカで使われる機会が多いのが、日本人になじみの薄い英単語である”Gratuity”。例えば、伝票に”Gratuity Included”と記載されているケースがあります。合計金額にチップが含まれているという記載なので、この場合はチップ不要です。
現金でチップを支払う際、余った小銭を使うのはマナー違反です。失礼にあたるので、お札で渡すようにしましょう。アメリカを訪れる際には1ドル札を多めに持っていくと重宝します。
チップが必要なサービスや金額は、下記を参考にしてください。
・ポーター
ホテルのロビーから客室まで荷物を運んでくれるポーターに対しては、荷物1つにつき1ドル。
・ハウスキーピング
ホテルのシーツの張替えや清掃などのハウスキーピングサービスに対しても、1ドル程度が相場。毎朝、ベッド横のテーブルに置いておくのがマナーです。
・タクシードライバー
料金の15〜20%がタクシードライバーに対するチップの相場。重い荷物を手伝ってくれた場合は荷物1つにつき1ドルを加えて渡すと良いでしょう。チップは「気持ち」なので、良いサービスを受けた際はチップに還元するのがマナーです。
・レストランのウェイター・ウェイトレス
レストランのランクによってチップの金額は増減します。例えば、高級レストランの場合だと、25%以上チップとして支払うのがマナーなのに対し、一般のレストランだと、15〜20%程度が相場です。
アメリカのレストランでは、支払いは席で行うのが一般的。支払いの際にチップを担当のウェイター・ウェイトレスにわたすようにしましょう。ファストフード店やフードコートはチップは不要です。
チップを支払う文化は日本には根付いていないため、うっかり支払いを忘れて退店してしまうのもアメリカ滞在ではよくある話です。
しかし、アメリカのサービス業で働く人たちにとってチップは支払われて当たり前のもの。実際に支払いし忘れてしまい、受けられるサービスの質が低下する、ぶっきらぼうな接客態度を取られるなどの例があります。アメリカにはチップを支払う文化があることを知り、なるべく支払いを忘れないようにしましょう。
チップの相場や支払い忘れた際の対処法など、アメリカのチップ文化については以下も参考にしてください。

アメリカでは、交通事情も日本と大きく異なる点があります。
アメリカの道路は右側通行・左ハンドルです。国際免許証があればアメリカでも自動車の運転ができますが、日本の左側通行・右ハンドルの通行ルールではないため、交通事故にはくれぐれもご注意ください。
旅行の際には、交通事故までカバーする海外旅行保険に入ることをおすすめします。短期滞在の場合はクレジットカード付帯の海外旅行保険でカバーするのも一つの方法です。詳しくは以下の記事をご覧ください。
クレジットカード付帯の海外旅行保険についてメリットや注意点を解説してみた
アメリカでは距離・速度の単位はマイルです。日本ではメートルが主流ですが、1マイルあたり約1.6㎞となっています。現地では㎞とマイルを混同しないように注意しましょう。

アメリカでのコミュニケーションで気を付けたいポイントを紹介します。特に代表的なコミュニケーションのハグと握手について、使い分ける方法も解説します。
アメリカでは異性・同性関係なく、親しい人同士でハグ(抱きしめ合う)をします。フレンドリーなアメリカ人の間では、あいさつ代わりにハグをするのが普通です。ハグをする際は強く抱きしめすぎないようにするのがコツです。
注意したいのは、男性から女性へのハグは基本的にマナー違反ということ。女性からハグを求めてきた場合のみ応じるようにしましょう。自分からハグをする場合、両手を広げながら相手に知らせるのも一つの方法です。
握手の起源は、中世ヨーロッパにおける挨拶の方法と言われています。右手で握り合うことで武器がないことを意味し、互いに仲間だと知らせるジェスチャーです。
ビジネスの場面ではハグではなく握手をする場合がほとんど。特に、はじめましての挨拶の際や別れ際に行われます。
英語でのコミュニケーションはジェスチャーを上手く活用することがカギを握ります。アメリカと日本のジェスチャーの違いについて、知っておきたいポイントを解説します。
アメリカで注意したいのが、手招きをする際のジェスチャーです。日本風に手のひらを下にして「招き猫」のように手招きをすると、アメリカではまったく逆の”Go away!(あっちに行け!)”という意味になります。
手招きをする際は、手のひらを上に向けて指を手前に動かすようにしましょう。
人差し指と中指を交差させるジェスチャーは、”Good luck(幸運を)”という意味です。アメリカでは一般的なジェスチャーで、幸運のしるしとして絵文字やTシャツのデザインとしても使われています。
このような、スラングとも言えるようなジェスチャーは他にも存在するので、調べておくと話のネタになるかもしれません。英語ネイティブが使う最新英語スラングについては、以下の記事にまとめています。
【2025年版】ネイティブが使う最新英語スラング57選!意味・例文つき

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アメリカでは独自の学校制度や授業があります。日本にはない教育面の違いについて見ていきましょう。
アメリカでは州や学区によって、独自の学校制度や教育制度が存在する国です。例えば義務教育について、テキサス州は6歳~19歳までとなっていますが、カリフォルニア州やニューヨーク州は16歳までという違いがあります。
また、アメリカの公立学校の予算は地域住民の固定資産税を使って運営されているため、教育資金が住民の収入状況に左右されやすい一面も。よって、教育カリキュラムも学区ごとに異なることを覚えておきましょう。
学年制度も日本と異なり、独特です。ほとんどの州で幼稚園から12年生までをK-12とし、その中で学年ではなくグレードという呼び方で区分しています。例えば日本の小学校1年生はアメリカはグレード1で、高校3年生はグレード12という呼び方がされています。
アメリカの大学ではGPA(Grade Point Average)で成績を評価するのが一般的です。成績を0から4の5段階の数字で判断し、その平均値を計算します。GPAの数値が著しく低いと、卒業できなかったり退学になってしまうこともあるようです。
日本からアメリカの大学に留学する際も、GPAの数値で成績を提出するよう求められることがあります。
人種も民族も多様なアメリカでは、多様性を重んじた教育が展開されています。その中の代表的な例がギフテッド教育です。ギフテッド教育とは、算数や芸術、文章など、生まれつき特別な能力を持つ子どもに対し、その能力をさらに伸ばすための教育です。実施している教育の内容は、ギフテッドの子どもだけのクラスを作る、他の子どもと別の教材を用意する等学校によって異なります。
日本の授業といえば、先生が黒板に板書したり、説明を1時間〜1時間半聞くことがメインです。対してアメリカは、学生が主体となってディスカッションやプレゼンテーションを行うことが多い傾向にあります。ちなみに、この傾向は留学生の通う語学学校にも存在します。ディスカッションやプレゼンテーションに慣れていないと戸惑うかもしれませんが、自分の主張をはっきりと伝えることが大事です。
アメリカでは自分の年齢よりもさらに上の学年や学校に進学する、いわゆる飛び級も一般的です。これもギフテッド教育の一部といえます。
日本からアメリカの高校や大学に留学したら、自分よりも年齢の低い同級生と一緒に学生生活を送ることになってカルチャーショックを受けるのもよくある話。年上の学生に交じって教育を受ける姿にパワーをもらい、自分自身も学生生活をがんばるモチベーションにしましょう。

ビジネスにおいても、世界の中で重要な役割を担うアメリカ。次はアメリカと日本のビジネス面での違いを紹介していきます。
アメリカのドラマや映画で、登場人物が急に会社を解雇され、荷物を整理した段ボールを持って会社を去るシーンを見たことがある人も多いのではないでしょうか?
まず、アメリカには日本でいう終身雇用制度はほとんど存在しません。定年まで同じ会社でずっと働くことを想定していないため、一生のうちに何回も転職を重ねている人がたくさんいます。また、就職した後も会社に利益をもたらしているかどうかを重視する成果主義が浸透しています。
終身雇用制度がなく、成果主義が当たり前のアメリカでは、なかなか利益をもたらすことのできていない人材だと判断された場合は急に解雇されることもめずらしくありません。アメリカで就職したいと考えているなら、日本の会社と比べて大きく異なる環境であることを知っておきましょう。
アメリカの公正労働基準法では、従業員が週40時間を超えて労働した場合に、40時間を超えた分に対して基本の時給に50%を割増して賃金を支払わなければならないと決められています。そのため、アメリカの会社ではなるべく残業をせず、決められた時間内できちんと仕事を終えることが求められます。時間内に仕事を終えることができれば、時間よりも早めに切り上げて帰宅することができます。

アメリカに滞在する際は、万が一の際に備えて医療についても知っておくと安心できるはずです。次は、アメリカと日本の医療面の違いを解説します。
日本では居住する国民すべてが公的医療保険に入ることを義務付ける国民皆保険制度がありますが、アメリカでは受給資格がある人のみが公的医療保険制度に加入できます。対象となるのは低所得者や65歳以上の高齢者、身体障害・重度の腎臓障害を持つ人などです。対象外の人は民間の保険への加入を検討する必要があります。
公的医療保険制度にも民間の保険にも加入せず、重度の病気にかかってしまい高額な医療費の支払いができずに自己破産してしまう例もめずらしくありません。
アメリカでは救急車を呼ぶのにもお金がかかります。電話で呼ぶことができますが、タクシーのように走行距離によって金額が変わります。行き先の病院も指定できません。救急車を呼ぶほど状況がひどくなる前に自力で病院に行くことをおすすめしますが、万が一の際は我慢せずに救急車を使いましょう。
日本人がアメリカを訪れた際、医療費の高さに驚くのもよくある話です。
アメリカは医療技術の高い国として知られていますが、自由診療制度を採用しているため、かかる医療費は病院側が決められます。お金を出せば最新の医療を受けることも可能です。医療機関の間で技術競争があり、医療費も比例して高くなりやすい傾向にあります。
このように、日本とアメリカでは医療制度や医療費が大きく異なります。日本から旅行や留学でアメリカに滞在する場合は、万が一の際に備えて海外旅行保険に入っておきましょう。
次に紹介するのは、アメリカに留学して日本との違いに驚いたことがある人の体験談です。どのような点に驚いているのか知ると、アメリカ滞在のイメージをしやすくなるはずです。

ボストンに10ヶ月間交換留学していたMayukoさん。現地の大学生と同じように英語でビジネスについて学んでいました。
アメリカで暮らすことに憧れ、文化や生活に興味を持っていたMayukoさんは、実際に暮らしたからこそわかる現地の文化に驚きを隠せませんでした。例えばアメリカの個性を大事にする面の良さを発見した一方、格差社会にショックを受けたことも。アメリカと日本の違いに気づいた結果、日本の制度や社会的規範への疑問や、両国の政治・国際情勢への興味につながったそうです。
Mayukoさんがこのような違いに戸惑ったとき、周囲の友達に相談して解決していたのも印象的です。日本とアメリカの違いについて話していくうちに、両国の文化への理解を深めることができたんだとか。
ほかにも、Mayukoさんはボストン交換留学をとおしてたくさんの学びを得ていきました。詳しい留学生活や将来のビジョンについて、詳しくは以下の記事をご覧ください。
留学して実際良かった?10ヶ月のアメリカ留学生活で得られた成長と変化総まとめ | ボストン交換留学#12

お笑い芸人の長井秀和さんは、1年間アメリカ・ニューヨークに留学していました。世界に通用するコメディアンになるため、ニューヨークでは英語だけでなくアメリカのお笑い文化についても学んでいました。
現地の舞台でネタを披露する中で感じたのは、日本とアメリカでは観客にウケるネタが異なるということ。アメリカでは政治や人種、宗教や下ネタなど、日本では普通オープンにしないような内容がウケると感じていたそうです。この違いを踏まえて、自分がアジア人であることを武器にしたネタも実践していました。
帰国後はお笑い芸人だけでなく、英語講師としても活躍する長井さん。留学生活で辛かったことや帰国後の英語学習についても知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
「間違いない!」で一世を風靡したお笑い芸人、長井秀和さんにインタビュー!自身が語るNYでの留学経験や英語学習方法とは

アメリカと日本は、生活や食事、教育やビジネスなどあらゆる面で違いのある国です。自分の視野を広げて理解を深める良いチャンスととらえ、両国の違いについて積極的に学んでいきましょう。
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留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。

留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
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