バンクーバーの治安は悪い?現地で気をつけたいエリア・トラブル対策まとめ【2025年版】

最終更新日:2025/08/24

バンクーバー 治安

バンクーバーは日本人に人気の留学先であり、比較的治安の良い都市として知られています。治安が安定している地域には、語学学校が集中するダウンタウンの中心地や閑静な住宅街のウェストランド、レストランやバーが並ぶイェールタウンがあります。そうした場所では、日中に危険を感じることも少ないでしょう。

しかし、どのエリアであっても夜間に出歩く際は注意が必要です。近年、バンクーバーの犯罪率は低下しているものの、日本と比較すると依然として割合は高い傾向にあります。

本記事では、気をつけるべき具体的な地区やトラブル事例などバンクーバーの最新の治安状況をまとめていきます。2025年以降にバンクーバーへ渡航する予定のある人は、ぜひ記事を読んで安心して現地生活をスタートできるよう備えていきましょう。

なお、バンクーバー留学について、費用やおすすめの都市、語学学校などは下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
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バンクーバーの治安は悪い?傾向と注意すべき犯罪

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バンクーバーは、エリアによって治安の良い場所・悪い場所が明確に区別されています。例えば、バンクーバー中心地のダウンタウンはエリアごとに以下の特徴があります。

スタンレーパーク周辺 自然に溢れて綺麗な夜景を見られる場所だが、夜間は治安が悪化傾向
ウェスト・エンド スーパーや飲食店が豊富で日本人も住みやすい
イエールタウン おしゃれなカフェやレストランが立ち並び比較的治安が良い
ガスタウン 日本語学校があるが、E.Hastings St(ヘイスティングスストリート)周辺はホームレスが多く治安が悪い
チャイナタウン 全体的に治安が悪く、夜の一人歩きは避けた方が無難

バンクーバーでは、エリアごとの特徴を理解して行動することが重要です。安心して生活を送るためにも、日頃から周囲への注意は忘れないようにしましょう。

昨年は犯罪数が減少

下記の分類で罪種別の犯罪件数をお伝えします。

凶悪犯罪:殺人、性犯罪、強盗、暴行・傷害、放火
窃盗犯罪:侵入盗、非侵入盗、乗り物盗

バンクーバーの2024年の犯罪数(※1)は以下の通りです。

凶悪犯罪 5,928件
窃盗犯罪 21,716件

2023年と2024年の犯罪発生件数と比較(※2)すると、以下の傾向が見られます。

2023年 2024年 減少率
暴力犯罪 6,288件 5,860件 ‐6.8%
殺人 15件 11件 ‐26.7%
住居侵入 2,985件 2,233件 ‐25.2%
自動車盗 778件 664件 ‐14.7%
車両内窃盗 7,185件 5,741件 ‐20.1%
軽微窃盗(5,000ドル未満) 12,551件 13,108件 0.044
武器関連 740件 849件 0.147
全犯罪件数(表に記載以外の犯罪も含む) 46,294件 43,073件 ‐7.0%

暴力や住居侵入、自動車関係など、多くの主要犯罪カテゴリで減少が見られました。一方で、軽微窃盗(5,000ドル未満)や武器関連犯罪は増加傾向です。日頃から貴重品管理を注意深く行い、危険な場所には近寄らない意識を持つことが重要です。

日本やカナダ全体との比較

バンクーバー市とカナダ全体、日本全体で犯罪数を比較した場合の平均数値(10万人あたりの犯罪発生件数)は以下の通りです。

凶悪犯罪 窃盗犯罪
バンクーバー市 625.7件 2,293.4件
カナダ平均(2023年度)(※3) 804.0件 1,951.4件
日本平均(※4) 57.54件 404.4件

※カナダ以外は2024年度のデータです。

バンクーバーはカナダ全土と比較して、凶悪犯罪は少ない一方で窃盗犯罪は多い都市です。バンクーバーでは、街中でのスリや民家への侵入による窃盗被害が発生しやすい傾向にあります。

日本と比較すると、バンクーバーは凶悪犯罪が10倍以上、窃盗犯罪が5倍以上の割合で発生しています。バンクーバー含むカナダへの滞在時は日本の常識を捨て、戸締りや貴重品管理など、自分の身は自分で守るという意識を持つようにしましょう。

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バンクーバーで気をつけるべきエリア

バンクーバーでどこが危険かを知っておくと、未然に多くのトラブルを防げます。ここでは、バンクーバーで気をつけるべきエリアを紹介します。

地域(1)麻薬中毒者やホームレスが多いE.Hastings St(イースト ヘイスティングストリート)

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photo by:Oleg Mayorov / Shutterstock.com

E.Hastings St(イースト ヘイスティングストリート)は、バンクーバーで一番危険といわれるエリアです。路上にはcrack head(クラックヘッド)といわれる麻薬中毒者やホームレス、AIDS保持者、売春婦が大勢います。

また、近年社会問題にもなっている合成麻薬「フェンタニル」の中毒者が多くいるエリアでもあります。予期しないトラブルに巻き込まれる可能性もあるため、よほどのことがない限り昼間でも歩かないようにしましょう。

E.Hastings Stは観光地としても有名なウォーターフロントからチャイナタウンに向かう途中にあります。観光気分で歩いていると迷って足を踏み入れてしまうこともあるため、周囲の雰囲気が変わったらすぐ元いた場所に戻るよう心がけてください。

地域(2)イーストヘイスティングストリートに近接するGastown(ガスタウン)

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photo by:FunGuy Photos Videos / Shutterstock.com

石畳の道や蒸気時計など見所も多く観光地として人気のガスタウンですが、夜は治安が悪化する傾向にあります。E.Hastings St(イースト ヘイスティングストリート)のすぐ近くに位置しており、夜になると店は閉まり人通りが少なくなります。

また、ホームレスが多いエリアとしても知られています。観光地には日中に訪問するようにして、夜になったら近づかない方が無難です。

地域(3)ギャング同士の抗争が多いSURREY(サーレー)

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photo by: EB Adventure Photography/ Shutterstock.com

SURREY(サーレー)はブリティッシュコロンビア南西岸にある都市で、E.Hastings St(イースト ヘイスティングストリート)に次いで危険な地域といわれています。2007年にはギャング同士の抗争が発生して、殺人事件が発生したこともありました。

SURREYは、ヨーロッパ系とインド系の移民が多く暮らすエリアです。特にスリや空き巣などの窃盗事件が多く、現地に訪問する際は貴重品管理などに注意が必要です。

地域(4)2大夜景スポット夜のスタンレーパーク

バンクーバー屈指の夜景スポットであるスタンレーパークは、夜にホームレスや薬物中毒者が多く確認されるエリアです。夜にはバンクーバーの高層ビル群やライオンズゲートブリッジが一望できますが、海沿いの道や森の小道は真っ暗になるため一人歩きは避けるべきです。

夜景を楽しむ際は、入り口付近や駐車場周辺など明るく人の多いエリアに限定しましょう。また、できるだけ複数人で行動することも安全対策となります。

バンクーバーでの犯罪・トラブル事例

すり

バンクーバーで犯罪・トラブルに遭わないために、事例を知っておくことが重要です。ここでは、主な犯罪・トラブル事例を8つ紹介していきます。

トラブル(1)スリや置き引き

バンクーバーでは、空港やスカイトレインの駅、ナイトクラブ、ホテルのロビー、レストランなど、さまざまな場所でスリや置き引きが多発しています。

また、一見安全と見られる公共の図書館や大学のキャンパス内などでも注意が必要です。こうした場所では、トイレや友人との会話などで少しの間だけ目を外した隙に、パソコンや貴重品が盗まれるケースが報告されています。

トラブル(2)性犯罪・日本人女性を狙った詐欺

現地の日本人女性を狙った性犯罪や、金銭目的の詐欺事件が後を絶ちません。こうした事件の背景には、日本人女性の断れない性質やトラブルが起こっても騒がず、性犯罪にあっても警察に通報しない、という国民性があるとされています。

過去に報告があった事例を紹介します。

  • ・日系インターネット掲示板に「女性だけの部屋で安全!」と掲載し、応募してきた日本人を貸主やシェアハウスの同居人が襲う
  • ・易しい英語や片言の日本語で声をかけて信頼関係を築き、女性が心を許した時点で金銭関係の相談をもちかけ、お金を払うと姿を消して音信不通となる

まだ現地の生活に慣れていなくて心理的に不安定な時期には、特に注意するようにしてください。

トラブル(3)違法な雇用契約

バンクーバーでワーキングホリデーを行う際、雇用契約が原因となるトラブルも少なくありません。具体的には以下の通りです。

  • ・残業代がでない
  • ・給与明細がない
  • ・労災の手続きを拒否される
  • ・最低賃金を下回る時給で働かされる
  • ・休憩や休みがもらえない

雇用主の中には「税金を払わずに働けるから得だよ」などと甘い言葉で契約書なしに働かせ、最低賃金以下の時給で長時間労働をさせるケースもあります。

また、違法労働の兆候の一つとして給与明細が渡されないことがあります。そのような状況下では、労働条件に不満があっても正規の機関に訴えることができません。

仮に訴えたとしても自分自身が不法就労者とみなされ、最悪の場合は強制送還されるリスクがあります。そのため、雇用形態や給与の支払い事項は契約前に念入りに確認することが重要です。

トラブル(4)住居侵入・窃盗

住居侵入・窃盗はバンクーバーでもっとも多い犯罪です。ワーキングホリデーや留学生の長期滞在者向けのシェアハウス・ルームシェアなど、複数人が出入り可能な場所で特に多くの被害が報告されています。

ほとんどの手口で、強引に鍵や窓ガラスを壊して侵入します。そのため、自身の心がけではどうにもならないことも少なくありませんが、なかには戸締りの不徹底で被害に遭うケースもあります。普段から自分ができる対策は万全に行うようにしましょう。

トラブル(5)金銭に関する詐欺

バンクーバーでの金銭に関する詐欺は、主に賃貸に関連することが多いです。具体例は以下の通りです。

  • ・入居時に支払ったデポジットが退去時に戻ってこない
  • ・好条件の詐欺広告を出し、家賃やデポジットを振り込んだ時点で音信不通となる
  • ・事前に通知されていた条件と実際の条件が異なる

バンクーバーの賃貸に住む際は、基本的に契約書が必要です。ただし、シェアハウスやルームシェアなど格安で住める物件には契約書を交わさないこともあります。そうした物件の場合、退去時に修繕・清掃費用がかかるなどの理由をつけてデポジットが満足に戻ってこないことも少なくありません。

また、ウェブサイトでも詐欺の広告が確認されています。インターネット上で契約を済ませ、被害者が家賃やデポジットを振り込んだ時点で音信不通となる手口が横行しています。

トラブル(6)マリファナ問題

バンクーバーでは、マリファナに関連するトラブルにも注意する必要があります。カナダでは、2018年10月から医療目的だけでなく娯楽目的のマリファナ使用も解禁されましたが、乱用者からの暴力や口論、交通事故などに巻き込まれる恐れがあります。

日本では、法律によってマリファナ(大麻)の所持・譲受は禁止されています。海外のカナダで使用した場合であっても処罰の対象になる可能性があることは、必ず覚えておきましょう。

”カナダにおける大麻の合法化について
平成30年10月4日
 本年6月21日に成立しました「カナダにおける大麻に関する法律」が10月17日より施行されることに伴いまして、邦人の皆様に対し以下の注意点について改めてお知らせいたします。
1.カナダでは、本年10月17日から、大麻(マリファナ)の所持・使用が合法化されます。
2.一方、日本では大麻取締法において、大麻の所持・譲受(購入を含む)等については違法とされ、処罰の対象となっています。
3.この規定は日本国内のみならず、海外において行われた場合であっても適用されることがあります。
4.在留邦人や日本人旅行客におかれましては、これら日本の法律を遵守の上、日本国外であっても大麻(大麻を含んだ食品・飲料についても同様)に手を出さないように十分注意願います。”
引用:在バンクーバー日本国総領事館(※5)

トラブル(7)車上荒らし

カナダでは車上荒らしが頻発しています。車上荒らしは現地生活に慣れ始めた日本人が遭いやすく、車の鍵をドリルで素早くこじ開けたり、窓ガラスを割って車内のものを短時間で盗んでいきます。

日本と異なり、車内の見えるところに貴重品や買い物袋を放置しておくことは危険です。短い時間の停車であっても、なるべく持ち出すようにしましょう。

トラブル(8)ホームレス問題

バンクーバーにいるホームレスは年々増え続けており、ときに犯罪やトラブルを引き起こすことがあります。ホームレスに小銭を渡そうと財布を出したり、煙草をあげようとカバンをおろしたりしたときに、そのまま財布やカバンごと持っていかれた事例が報告されています。

また、バンクーバーのホームレスの大半はアルコールや薬物中毒者です。そうした人達は情緒が安定していないことも多く、急に攻撃的になり危害を加える危険性もあるため注意してください。

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バンクーバーで犯罪やトラブルから身を守るポイント

指を立てる女性

ここでは、今まで挙げてきた犯罪やトラブルから身を守るポイントを7つ紹介していきます。

ポイント(1)貴重品の入ったカバンは肌身離さず持ち歩く

バンクーバーでは、財布や携帯電話はズボンのポケットにはしまわず、カバンに入れて肌身離さず持ち歩くようにしましょう。特に駅やイベント会場など、人が多く集まる場所では注意深く行動することが重要です。

また、交通機関利用時の居眠りは禁物です。荷物から注意が逸れるのを避けることで、スリの被害に遭う確率は大幅に下がります。

ポイント(2)契約書を取り交わす

バンクーバーで働く際は、必ず契約書を取り交わすようにしてください。契約書なしで働いている場合、知らないうちに不法就労に巻き込まれている可能性があります。

雇用主の中には「契約書を取り交わさないなら税金の負担がなく手取りが増える」と誘ってくる人がいます。しかし、カナダに税金を払わないで働ける職場はありません。こうした誘いには決してのらないようにしましょう。

また、契約書を交わしていても、給与が不払いになる、職場で不当な扱いを受けるなどのトラブルに遭うことがあります。そうした場合は、速やかに以下の行動を取るようにしてください。

1.雇用主に口頭で問題を直接伝える
給与の未払い、有休が取得できない、労働条件が契約内容と異なるなど問題があれば、まずは雇用主やマネージャーに直接相談し、改善を求めてみましょう。口頭ではなく、メールやメッセージなど記録に残る形で伝えることが効果的です。

2.政府機関 Employment Standards (雇用基準管理局) へ苦情を申し立てる
雇用主が対応しない場合は、ブリティッシュコロンビア(B.C)州の雇用基準局(Employment Standards Branch)に苦情を申し立てることが可能です。雇用基準局の公式サイトにあるセルフヘルプ・キットをダウンロードして、問題内容を整理した上で雇用主に提出します。

雇用主が何の対応もしない場合、正式に苦情を提出して雇用基準局による調査が始まり、仲裁や是正命令を出します。多くはこの時点で問題が解決しますが、それでも是正されない場合、最終的に裁定に進んで法的判断がくだされます。

ポイント(3)安易に見知らぬ人を信用しない

バンクーバーで人と知り合った際は、始めから信用しすぎず、一定の警戒心を持つことが重要です。警戒しすぎる必要はないですが、家の鍵やお金の貸し借りなど、後でトラブルにつながる可能性があることは極力避けるようにしてください。

特にバンクーバーに来てすぐで心理的に安定しないうちは、親切な人を信じてしまいがちです。もちろん親切な人全員が危険ではありませんが、犯罪の手口として、そのような態度をとって近づいてくる人もいることは覚えておく必要があります。

カナダを含む海外の国々では、現地の日本人が日本人を騙してトラブルになる事件も発生しています。見知らぬ人と会う際は人目が多い場所を選ぶようにし、違和感があればその場からすぐに離れる気持ちを持って接しましょう。

ポイント(4)住居には安全な地域のセキュリティのしっかりした物件を選ぶ

安全なエリアでセキュリティのしっかりした物件を選ぶことが、盗難被害の最大の対策になります。家賃の安さだけを見て治安の悪い地域の物件を選ぶと、窃盗被害に遭う確率を高めてしまうことにもつながります。

物件を選ぶ場合には、以下の点に着目し、確認した上で契約しましょう。

1. 周辺地域の治安状況を知る
2. 鍵が新しいものに変わっているか
3. 玄関鍵の他にチェーンがあるか
4. シェアハウスなど共同物件の場合、入居者以外の出入りが規制されているか
5. 緊急時の連絡体制
6. 物件や周辺の夜間街灯の有無
7. のぞき穴、インターフォンなど来客者が確認できる設備の有無
8. 警報装置等の防犯機器の有無

上記の項目は、その物件のセキュリティ度を調べる上での指標となります。

ポイント(5)日本人だからと言ってむやみに信用しない

カナダを含む海外では「日本人だから」ということは、安心できる材料にはなりえません。一部ですが、日本人が日本人を騙してお金を取ろうとすることもあります。

バンクーバーで特に多いのは、賃貸契約の場面で金銭を騙し取られるという被害です。契約を結ぶ際は以下のような対策を取りましょう。

簡易版の契約書を作成し、デポジットは証拠が残る方法で支払う

シェアハウスや個人での賃貸契約の場合、契約書がない場合もあります。簡単な手書きでもいいので簡易版の契約書を作成しましょう。

また退去時にデポジットが返却されないケースが相次いでいます。デポジットは証拠が残る方法で支払うよう心がけてください。

必ず請求書に金額が記載されているか確認してサインする

クレジットカードで契約料を支払いをする場合、必ず請求書に金額が記載されているか確認してサインしましょう。金額が空の状態でサインしてしまうと、後から都合のいい値段で書き加えられて、高額の請求をされる可能性があります。

万が一金額が記載されていない請求書を渡された場合は、修正を依頼して必ず再発行してもらいましょう。そして、金額と内容を確認した上でサインするようにしてください。

ポイント(6)断るときはちゃんと断る

パーティーや友人の集まりでマリファナや度数の高いお酒など、滞在中にはさまざまな誘いがありますが、自分に不要なものははっきりと断りましょう。少しの好奇心が後で大きなトラブルを招くことがあります。

カナダではマリファナは合法ですが、日本人が外国で行った犯罪も処罰できる「外犯処罰規定」によって罰則を課せられる可能性があります。現地でも自分が日本人であることを忘れず、節度を持って行動するようにしてください。

ポイント(7)車を停める際は外から見えるところに荷物を置かない

車上荒らしによる被害が後をたたないバンクーバーでは、車の外から見えるところに荷物は置かないようにしましょう。ちょっとした買い物やトイレなど、短い時間だけ車から離れる場合であっても注意が必要です。

現地では買い物袋だけでなく、ジャケットやサングラスなどの身の回り品もすべてトランクに入れてから車を離れる人も多いです。ただし、なかには、荷物をしまうところを見てから犯罪におよぶ人もいるため、普段から車を離れる際は近くに怪しい人物がいないか確認するようにしましょう。

ポイント(8)ホームレスの多い場所に行かない

ホームレスには薬物やアルコール中毒者も多く、興味本位で近づくことは禁物です。バンクーバーでの生活に慣れてくると、肝試し感覚でホームレスの多い場所に行く人がいますが、トラブルに巻き込まれないためにもそのような行動は控えましょう。

ホームレスが集中するエリアは年々治安が悪化しています。少し前までは多くの居住者がいて安全だったエリアでも、現在は治安が悪化して近づけないという事態が多々あるので、常に最新の情報を知ることが必要です。

実際にバンクーバーでトラブルに巻き込まれたら

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photo by:Margarita Young / Shutterstock.com

海外では自分がいくら気をつけていてもトラブルに巻き込まれてしまうケースがあります。バンクーバーは比較的治安の良い都市ですが、万が一トラブルに巻き込まれた場合には、警察や政府機関、総領事館などへの助けを求めざるを得ないことがあるかもしれません。

傷害や窃盗、火災や怪我人がいる場合、まずは自身の安全を確保した上で「911番」に連絡しましょう。カナダでは警察、救急、消防すべての緊急連絡先が911(nine-one-one)になります。

警察、救急、消防以外の場合、内容に応じて以下へ連絡するようにしてください。

トラブルの内容 連絡先 電話番号
労働関係 労働基準局(Employment Standards) 833-236-3700
性犯罪、DV、ストーカーなど ①バンクーバー市警
②YWCA Japanese Outreach
③VLMFSS(Vancouver and Lower Mainland Multicultural Support Service Society)
①(604)875-2424
②(604)895-5800
③(604)436-1025
住居 B.C州 住宅賃貸法事業部(RTB) (604)660-1020
パスポート紛失など 在バンクーバー日本国総領事館 (604)684-5868

犯罪被害に遭った際の具体的な対応の流れは下記の記事でまとめているので、慌てず行動するために、参考にしてみてください。
留学で気をつけたい犯罪は?防犯対策や防犯グッズ、犯罪に巻き込まれた時の対応手順について紹介!

バンクーバーでトラブルに巻き込まれないために

バンクーバーでトラブルに巻き込まれないようにするためには、どこが危険なエリアで、どのような犯罪が発生しているかを把握しておくことが重要です。要点を把握すれば、トラブルを未然に防ぎ、快適な生活を送ることにつながります。

在バンクーバー日本国総領事館が発行する「安全の手引き」には、現地の犯罪発生状況や滞在時の注意事項、緊急事態の対処マニュアルなどが掲載されています。現地で安全に過ごすためにも、バンクーバーへの渡航前に一度目を通しておくといいでしょう。

在バンクーバー日本国総領事館「安全の手引き」

また、バンクーバー警察では直近の犯罪発生状況が分かる「CRIME MAP(犯罪マップ)」を発信しています。、一目で今どこで犯罪が発生しているかが分かるので、現地生活が不安な方は一度確認してみてください。

CRIME MAP

まとめ|バンクーバーでは治安に注意して楽しく過ごそう

バンクーバーは世界的に見ると治安の良い都市ですが、日本よりも犯罪件数が高く、スリや住居侵入、暴力などの犯罪は日常的に発生しています。過度に不安になる必要はありませんが、戸締りを徹底する、外出時には貴重品を管理する、危険なエリアには近づかないなど、基本的な防犯対策を心がけることが大切です。

万が一トラブルに巻き込まれてしまった場合は、警察や救急、消防、労働基準局などへ速やかに連絡するようにしてください。バンクーバーの生活を十分に楽しむためにも、日々の安全対策を怠らずに滞在を満喫しましょう。

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